日本国際切手展　2001

2001/08/02 - 2001/08/03

十年に一度日本の「国際切手展・2001」（名誉総裁・高円宮親王殿下）が8/1〜8/7まで東京国際展示場「東京ビッグサイト」で開催された。組織委員長・総務大臣片山虎之助　顧問　野中広務　等の有力政治家を筆頭に　我が国の世界的に著名な切手収集家、切手研究家　郵趣団体等が総力を挙げて開催したものである。

切手収集は　かって、「趣味の王者　王者の趣味」と云われ、英国のエドワード?世　ジョージ?世　ルーマニアのカロル?世　エジプトのファルーク国王　アメリカのＦ．ルーズベルト大統領　等が競って切手コレクションに力を入れた。

2001年は既に浪人隠居の身であったので、ホテルに一泊してじっくりと世界の名品を鑑賞し、各国郵政のブースを廻り、更には世界各国から参加した64の切手商のブースに立ち寄って何がしかの切手を買い求めた。この時は2011年と比べて海外の切手ディーラーの参加が多く、更に大変多くの切手を持ち込んで来たのでその物色に多くの時間をさいて楽しんだ。

エリア お台場(東京)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 新幹線
• 旅行の手配内容: 個別手配

切手展入り口

右側　膨大な作品の展示　左側　各国郵政と切手商のブース

Court of Honor

世界の著名な収集家10名の秘蔵の作品の展示
ここの作品は何度も国際切手展で最高位の賞を得ているもののみが招待展示される。

展示品は当然直接撮影禁止　

日本郵政のブース

この時　世界108カ国の郵政がブースを出し、参加した。

会場風景

左側には切手商ブースが建ち並ぶ。

コレクター達で世界の切手商ブースが賑わっている。

ドイツ郵政のブース

アルゼバイジャン郵政

チェコ郵政とスロバキア郵政

クロアティア郵政

タジキスタン　ウズベキスタン　グルジア　トルクメニスタン　各郵政の共同ブース

ロシア郵政

スペイン郵政

イタリア郵政

リンドナー/Lindner 世界的に有名なドイツのコイン・切手収集用品のメーカー

Christoph Gaertner ドイツの切手商

クリストフ・ガートナー（独）

Richardson and Copp（英）

Collecters Connection of California（米）

このアメリカの切手商ブースも多くのコレクターが

どこの国の切手商も沢山の切手を持ってきた。

ドイツの記念カヴァー　各国の郵政のブースを廻って、その国の記念切手を貼り、記念印を押してもらうのも楽しみの一つである。

ドイツの記念カヴァー（シュウェーリン城）

デンマークの記念カヴァー

フランスの記念カヴァー

チェコの記念カヴァー

イタリアの記念カヴァー

オーストリアの記念カヴァー

フィンランドの記念カヴァー

日本の記念シート

日本の記念シート

日本の記念シート

独逸の切手商ブースで見つけて購入した「バイエルン王国」の未整理のコレクションの一部。バイエルン王国は1862年一番切手発行以来、1871年ドイツ帝国統一後も独自の切手発行が認められ、第一次大戦後で帝国崩壊後も1920年迄194種類の切手を発行した。

ニュルンベルクの交通博物館の切手部門では膨大なバイエルン切手のコレクションが見られる。

スコット・カタログの1911年版　以前どこかの切手展見学の際、アメリカの切手商で見つけ購入。出版元オーナーの変遷が何回もあったようだが、現在でもアメリカで発行され、世界的にコレクターの指針となっている。

表紙には Sole Agent for Great Britain. W.Ｔ.Wilson Birmingham.としてあるが、発行はThe Scott Stamp & Coin Co., 127 Madison ave., New York.

初めてこのカタログがニューヨークで発行されたのは１８６８年９月　

同誌の内部　独逸帝国の最初の頁 1911年（明治44年）すなわち今から（2011）100年前、独逸帝国の一番切手の価格は　1/4グロッシェン未使用が50セント（2011年版　1750〜280ユーロ）　使用済25セント（同じく・125ユーロ）