１８切符で行った群馬（草津、富岡）日帰り旅行（２０１０年１月）

2010/01/11 - 2010/01/11

２０１０年の冬、青春１８切符で、群馬県方面に行き、草津温泉と富岡製糸場の２ヶ所に寄りました。

日本一の温泉地と、明治時代の殖産興業を代表する地を訪れることができて、群馬県の豊かさを感じることができました。

エリア 群馬

• 交通手段: 高速・路線バス JRローカル

１８切符での旅。ＪＲの在来線の車窓から、榛名山を眺めます。

高崎から、吾妻線（あがつません）に乗って、草津温泉方面に向かう途中です。

民主党政権での八ツ場ダム中止騒動で有名になった、湖面３号橋です。ニュースになったときは、橋がつながっていませんでしたが、ずいぶんと繋がってきてます。

吾妻線を長野原草津口という駅で降り、そこからＪＲバスに乗り草津温泉に向かいます。

長野原草津口駅 駅

草津温泉に到着です。これが有名な湯畑です。

湯畑 自然・景勝地

湯畑です。源泉が熱すぎるから、野ざらしにして冷ますという工夫をしています。

湯畑 自然・景勝地

草津温泉の「湯もみ」の実演です。熱すぎる湯を冷ます工夫だそうです。

熱乃湯 名所・史跡

今回、時間の関係で温泉には入らずに、草津温泉から、長野原草津口の駅まで戻ります。
ちなみに、１月１１日の風景は、道路以外雪景色です。この時期、天候が悪い時に訪問するときは注意が必要ですね。

バスからは、浅間山が見えました。

これが、ＪＲの吾妻線の電車です。

長野原草津口駅 駅

再び、湖面３号橋の下をくぐります。

電車から、「八ツ場ダム建設予定地の看板が見えます。」もともと、ここにある吾妻渓谷を散策する予定でしたが、冬季は立ち入り禁止だそうです。

お昼は、地元駅弁の鶏弁当です。

次の目的地は富岡製糸場。
高崎から上毛電鉄に乗って向かいます。

上州富岡駅 駅

駅から歩いて１０分ほどで、富岡製糸場へ着きます。

富岡製糸場 名所・史跡

建物は、改修等がされていますが、基本的には建設当時のものです。
これは、倉庫だそうです。

富岡製糸場 名所・史跡

これが、工場です。
太陽光を十分に取り込めるように、そして製糸工場内部の湿気を外に出せるような構造の建物です。

富岡製糸場 名所・史跡

工場内部の写真です。

富岡製糸場自体は、昭和６０年頃まで現役だったので、中にある機械は、明治のものではなく、閉鎖直前のものです。

富岡製糸場 名所・史跡

ところで、初期に作った倉庫のレンガは、色もまちまちで、形も若干不ぞろいです。

富岡製糸場 名所・史跡

これに対して、後にできた建物のレンガは、色や形も揃っています。
当時のレンガ作成技術の進歩を示しております。

富岡製糸場 名所・史跡

これが寄宿舎です。
なお、富岡製糸場は、官営であったため、労働条件がちゃんと守られていたようです。民営の製糸場はひどい労働環境という印象ですが、ここはそうではなかったようです。

富岡製糸場 名所・史跡

富岡製糸場にある煙突です。煙突自体は昭和のものです。
絹糸にスス等がつかないように、高くしているそうです。

富岡製糸場ではボランティアガイドの方が無料で案内してくれて、非常によかったです。

ぜひ、活用しましょう！！

完）

富岡製糸場 名所・史跡