スペイン周遊の旅（13）トレドでエル・グレコに陶酔するも時間足らずでマドリッドへ戻り再訪を誓う。

1998/09/11 - 1998/09/28

スペイン最後の訪問地はトレドでした。マドリーの南のバスターミナルからトレドに入ります。この旅の前に日本のツアーバスが事故を起こして何名か亡くなられた方がいらっしゃいました。そんな事を思い出しながら高速を走ります。トレドのバスターミナルは峡谷を挟んだ反対側にあり、街まで行くのは大変ですが素晴らしい景色でした。そんな景色を眺めながらブラブラと歩き始めました。大聖堂を見学して次に向かったのはサント・トメ教会 。モスクを改装した教会ですがエル・グレコの代表作『オルガス伯の埋葬』を見る為です。トレドではこの大作を含めグレコの絵を見るのが目的でした。そのためか非常に写真の少ない日でした。日本人の一人旅の女の子に出会い、民宿の部屋を見せてもらって宿の人にお茶をご馳走になったり、土産物屋で地下室を見せてもらったり楽しい時間を過ごしました。バールでタパスとワインで食事をして採集のバスでマドリーに戻りました。

エリア トレド(スペイン)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 高速・路線バス
• 航空会社: アエロフロート・ロシア航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

何故か街の全景の写真を撮っていませんでした。と言うかこの日は写真をほとんど撮らなかったようです。
それくらいエル・グレコの絵ばかり見ていました。

この雨樋いは最高でした。雨樋ばかり撮った「HOLLY TERRORS」という写真集も持っていますが、これは最高に面白いと思います。鯉の頭に乗ったカエルなんて。

トレド名物のマジパン？ドラゴンの形がユーモラスです。

修道女が作っているそうです。現在も？

ユダヤ人地区だったと思います。人気の無いと言うか建物は残っていても生活している人がいるような雰囲気はありませんでした。

グレコの絵を満喫した一日でした。撮影禁止の所ばかりだったので当然絵の写真はありません。その後の楽しかった思い出は残っていますが･･･。