スペイン周遊の旅（7）アルヘシラスからタリファ港、ジブラルタル海峡を渡りモロッコのタンジールへ。

1998/09/11 - 1998/09/28

アルヘシラスで１泊してホテルで申し込んだ日帰りツアーでタンジールに行きました。本当は戻ってきた足でそのままカディスへ移動する予定でしたが、船に乗るのがアルヘシラスでは無くタリファだったのでバスの移動が１時間ほど余計にかかったのとスペインとモロッコで１時間の時差がある事を計算に入れていませんでした。アルヘシラスに戻るバスの中でカディスに行く最終バスとすれ違いアルヘシラスにはもう１泊することになりました。

エリア タリファ(スペイン)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 観光バス 船
• 航空会社: アエロフロート・ロシア航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

アルヘシラスのホテルの前で待っているとバスが迎えに来ました。港は直ぐ目の前なのにサービスがいいなと思っているとそのまま１時間、スペイン最南端の街タリファに到着です。港の小屋で手続きをして船に乗り込みます。何やら簡単すぎてアフリカへ密入国する気分になりました。

ツアーは欧米人ばかり２０人くらいでした。
タンジールに港にガイドがいるから後は彼の指示で観光してください。夕方には迎えに来ますと言い残してガイドはバスで帰っていきました。

いよいよジブラルタルを渡ります。

フェリーが出航して振り返るとタリファの港は遠ざかっていました。

大西洋から地中海へ入っていく貨物船と直角にすれ違います。この歳の早春、立待岬で津軽海峡を望みながら「今年はマイ海峡イヤーだ！」と心に決め、春にイスタンブールに飛びボスポラスを渡り、今こうしてジブラルタルを渡っていると思うと感無量でした。
船の中で出入国手続きの両方を済ませるのは時間の節約になって理に適っているなと思いました。

ツアーが終わってタリファに戻ってきました。この時点で今日中にカディスへたどり着けない気にはなっていました。アルヘシラスへ戻るバスはしばらくするとカディス行きの最終バスとすれ違いました。バスはタリファ経由の表示があったので、荷物をホテルに預けずに置けばタリファからカディスに行けた事になります。まあ旅なんてこんなもんでしょう。