2008/11/07 - 2008/11/08
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旅人のくまさんさん
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天竜川の川下りを終えた頃は、雨は殆んど上がっていました。電車で飯田駅まで戻り、飯田城址などを撮影しました。飯田城は、中世に構築され、明治維新まで存続したとされ、長姫城の呼び名もあります。
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天竜峡ライン下りの後、飯田線の電車で飯田駅まで戻って来ました。この後は飯田市内散策と、飯田城址の見学です。飯田駅から市内散策をしながら歩いて飯田城址に向かいました。その途中で目にした、銘材店です。
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同じく銘材店の光景です。ログハウス風の木造建築の建物自体が、お店の看板のようなデザインでした。飯田市のHPからの引用です。『飯田市の総面積は、65,876haです。その内、森林面積は55,641haで、総面積の84%を占めています』と紹介されていました。
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雨も上がり、しっとりとした秋の光景になっていた街並み光景です。水路がある場所に差し掛かって来ました。河川の支流が整備された水路のようでした。
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小さな橋の上から眺めた用水の光景です。こちらが上流側で、少し先で右に屈曲した水路でした。飯田駅から飯田城址への方角は、東南方面でした。
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イチオシ
赤く染まった桜並木の光景です。昨日、飯田駅から宿に向かう途中でも目にしましたが、見事な紅葉の並木でした。
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正面に青色の目立つベンチが置かれていた石碑の光景です。石碑には、『石井先生の碑』の文字が刻まれていました。碑の謂れについてネット検索しましたが、参考になる情報はヒットしませんでした。青いベンチに『大宮通りさくら保存会』の文字がありましたから、大宮神社の参道に相当する通りかもしれません。
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同じ碑の裏面の光景です。ブロンズ製の説明プレートがありましたが、風化で読み難くなっていました。冒頭に生年らしい『明治11年』、末尾に『石井虎松』らしい名前が判読できましたが、こちらの文字をキーワードにしても人物像は浮かびませんでした。碑から拾い読みした文字からは、『飯田藩臣の家に生まれ、東京帝大に学んだ、自然科学などに見識があり、昭和41年に90歳で亡くなった人』といった人物像でした。
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同じく、『大宮通り』の桜並木の光景になるようです。染井吉野の木が、たっぷりと紅葉の葉を樹上に残していました。
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この辺りも、中央分離帯の緑樹帯の桜並木が続いていました。左手に見えるのは歩道の緑樹帯の光景です。紅葉のほかに、木立朝鮮朝顔の花も咲いていました。エンジェル・トランペットや、ダチュラの呼び名もあります。
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真っ赤に紅葉した樹のズームアップ光景です。小さな赤い実が生っていました。『ハナミズキ(花水木)』のようです。
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通りすがりに眺めた、『浄土宗・西教寺』の山門とナマコ塀、それに門から見えた境内と堂宇の光景です。ネット情報では、住所は飯田市伝馬町2丁目、駅から300メートルと表示されていました。
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まだ緑の葉が残っていた、街道筋の公孫樹の黄葉の光景です。県道15号線、飯田市桜町の道路標識があった通りの光景です。
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公園広場になるのでしょうか、立派な噴水の光景がありました。丸い噴水の中央にエンジェル像があり、その周りを獅子像が取り囲んでいました。
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エンジェル像が立つ、中央の噴水塔からは間欠的に水が噴き出ていました。その噴出した時の光景です。
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すべての噴水が停止した時間帯での撮影です。後方には、遊戯用具が見えていましたから、飯田市市街地に位置する公園のようです。
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飯田城近くの飯田市街の光景です。一直線に街路が伸び、その両脇は旧市街ではなく、ビル街でした。
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前方に見えてきた白壁と入口門の光景です。旧ニの丸のエリアを示しているようでした。その手前は駐車場で、門に向かって遺跡らしい石畳の道がありました。
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『飯田城二の丸大通り跡』のタイトルがあった、『飯田市美術博物館』の近くの説明パネルです。博物館自体が、旧二の丸址に立地しています。かつては、この二の丸大通りに白壁の土塀が続き、飯田藩の重臣の屋敷の門があったと紹介されていました。
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『飯田城二の丸・御用水跡』のタイトルがあった説明パネルです。この用水は、発掘調査で発見された御用水を再現したものと紹介されていました。高さ1535メートルの風越山麓の松川で取水され、城突端の山伏丸の池まで引かれていたと説明されていました。
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発掘調査を基に再現された『御用水跡』の光景です。白壁通りの道は幅5メートルほどあり、その北側にあった水路の遺構とされますが、少し場所を変えて再現されたようです。
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『飯田城本丸跡(飯田市おいて町長姫神社)』のタイトルがあった、立て看板の光景です。平成4年に飯田市観光協会で建てられたものでした。少し拾い読みしますと、広さは南北共に100メートル、遺構は空堀址、石積土塁址と観耕亭碑のみと紹介されていました。
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鬱蒼とした樹木と、その中に建つ長姫神社の光景です。長姫神社の創建は明治13年(1880年)、旧飯田藩士の発願により旧飯田城二の丸に堀秀政(親良の父)、堀親良(堀家初代藩主)、堀親昌(同2代)の御霊を勧請し、社殿を建立したのが始まりとされます。堀秀政(ほり・ひでまさ)は、戦国時代から安土桃山時代にかけての武将で大名、信長の側近でした。長男の秀治は越後福嶋藩の初代藩主、飯田城初代藩主の親良は次男です。
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杉木立でしょうか、長姫神社の鎮守の杜の光景です。長姫神社は、元々は堀家の氏神として江戸の菩提寺である東江寺(東京都渋谷区広尾)の境内に祀られていましたが、嘉永3年(1850年)、11代藩主の堀親義により飯田城の山伏丸に建てられた宝蔵に移され、その後、堀家の祈願所で飯田城の鬼門鎮護として寺領50石を安堵するなど庇護していた月山寺普門院(飯田市仲ノ町)の境内に社殿を設けて遷座しました。
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上の方は黄葉と雇用、下の方は、まだ緑の楓の光景です。明治時代初頭に発令された神仏分離令により普門院が廃寺になりますと、3神は堀家邸内(飯田市松尾久井)に移されました。その後、長姫神社建立の機運が高まり、明治13年(1880年)に社号許可を得て社殿が造営され、明治33年(1900年)、飯田小学校校舎新築に伴い現在地である飯田城旧本丸の地に遷座しました。
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こちらにも紅葉の樹がありましたが、周りは常緑樹が目立ちました。左手と右手後方には、既に葉を落とした冬木立と、様々な装いのこの時期でした。
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常緑の木々をバックにした、紅葉の樹の光景です。紅葉の樹は、濃い赤色に染まった楓の木でした。
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鬱蒼とした木立の下に置かれた観光案内パネルの光景です。『飯田城址・観耕亭碑』のタイトルがありました。
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『飯田城址・観耕亭碑』のタイトルがあった説明パネルのズームアップ光景です。飯田城主の堀親義公に対する讃文です。堀親義(1814~1880年)公は、江戸時代後期の信濃飯田藩の第11代藩主で、信濃飯田藩堀家12代です。ケチで有名な藩主とのエピソードもあるようです。
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安政6年(1859年)に建てられた『観耕亭碑』の石碑光景です。飯田市の史跡に指定されています。『八十二文化財団』の説明文の紹介です。『飯田城本丸跡、長姫神社境内に立つ碑で、藩主堀公の勧農仁政をたたえたもの。篆額は安藤正宜、撰文は安積信、揮豪は高橋豊珪による。』と記されていました。横書きで上に記された、『観耕亭記』の文字は読み取れましたが、それ以外の漢文は読み取り難くなっていました。
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大きく『甲子』の文字が刻まれた石碑の光景です。『甲子(きのえね、こうし、かっし)』は、干支の一つで、干支の組み合わせの1番目です。60年に一度ですから、例えば江戸時代では1624年、1684年、1744年、1804年と1864年が『甲子』の年でした。大正13年(1924年)に兵庫県西宮市に作られた野球場は、この年の干支から『甲子園大運動場』(現在の阪神甲子園球場)と命名されました。
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