2008/10/15 - 2008/10/16
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SUOMITAさん
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10/16 小樽観光を小樽駅より徒歩で840開始する.まず北運河に沿って,運河公園,旧日本郵船小樽支店,小樽市総合博物館にむかった.後で「小樽運河」のメイン観光コースに行ったが私は「北運河」のほうがよかった.古い運河の風情は北運河の方が残していると思う.旧日本郵船小樽支店は豪華絢爛だった.明治の港,ロシア貿易などの拠点,さらには樺太,千島への拠点,道内開発の中での小樽港の繁栄がわかった気がした.小樽市総合博物館の鉄道展示はとても優れたものだった.旧手宮駅構内に展示してある機関車,電車などの静態展示は,メインテナンスが悪く,錆びているものが多かったのがさびしかった.でも往年の82系などにあえて感激.小学校,中学校の頃に乗った列車の数々を思い出した.(小中学生のころは鉄道ファンで,地理研究会でさんざん列車に乗ったものだ).
鉄道ファンでなくても一見の博物館である.また私は「北運河」が一番印象に残った.
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0840に小樽駅を立ち,中央通りを色内2・港町交差点へ.途中旧手宮線跡があった.
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1962年旅客営業廃止,1985年貨物廃止,廃線.
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色内2・港町交差点.ここから運河沿いに北運河へ行くことにした.
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北運河の先には赤岩山が見える.ガス灯がたつ.
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北運河では小樽運河は少し広くなる
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運河は海側を埋め立ててできたので,ところどころ海に通じている.
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旧澁澤倉庫
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北浜橋,運河にはところどころ芸術作品がある
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船が係留されている,漁船もクルーザーボートもある
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クルーザーが通った.北運河の40m幅が本来の小樽運河とか,南の方は20mにせばめられたという.
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運河公園についた,噴水は水は全くない.経費がかかっていて中止したのかな.
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木造石造りの倉庫を復元した休憩棟
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中の木の枠組みが湿気対策なのだろう.非常にしっかりした倉庫だ.
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公園と旧日本郵船小樽支店の建物の間の道.古い町並みが懐かしい.
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旧日本郵船小樽支店,重厚な建物だ.
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1回の執務室,華やかなりしころをほうふつとさせる.柱は最初はなかったと
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当時の航路,今の日本航空と同じような役割だろう.
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1932-1933年の時刻表
KASHIMAMARUは8/29ロンドンを出発,マルセイユ9/3,ナポリ9/6,スエズ9/11,コロンボ9/22,シンガポール9/27,香港10/3,上海10/6,神戸10/10,横浜10/14
1年間に21往復か.それでも片道1.5カ月の旅か. -
2等船室は船底で狭い,食堂も狭い.しかし食べることぐらいが楽しみだったろうな.
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金庫室,正面の小さな扉の解説が面白い
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2階に上がる,目の前が貴賓室.
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一番端の部屋,国境策定時の樺太資料室.ポーツマス条約で南樺太を手に入れた日本.目の前の石は国境におかれた標石.日本側は菊の紋章.
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反対側がロシアの紋章,国境はまっすぐひかれたようだ.地図があったがどこにも細かく日本語の地名が付いていたのだな.
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国境策定会議が明治39年に開かれた由緒ある会議室,ヨーロッパにいると錯覚するような部屋だ.
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貴賓室,豪華だ!ちょうどパンフレット用の撮影が行われていたのであわてて撮ってピンボケになってしまった.
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2階の廊下
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2階から下に降りる,階段も気品がある
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裏の職員棟へ,これはさすが明治時代の建物,古い学校見たい.これがその当時の標準だろう
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職員棟から支店を眺める.
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旧日本郵船の隣の建物も由緒ある.
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今でも会社事務所につかわれ,倉庫としても使われている.小樽の建物の良いところは古い建物が今も使用されているところだ.このようなところは木造が中心の日本では,第二次大戦の空襲もあり,きわめて珍しいのではないか.
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旧手宮線手宮駅跡地にある小樽総合博物館本館に行く
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入口はレトロな駅のイメージ,保育園児や小学生の団体見学がたくさん来ている.
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有名な静号,1880年の官営幌内鉄道の開業にあわせ輸入された.新橋横浜間の開通からわずか7年後,北海道開拓の意気込みが伝わる
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1等客車,ソファーは簡易なものだった.1等でもこの程度だったのだろうな.ストーブがあるのがいい.
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なつかしいサボ.ここの展示は洗練されていて子供たちにも,鉄道の歴史と北海道開拓の歴史がわかるように,動く模型などをもとに展示されている.これはいい社会科の勉強になるだろう.展示の質の良さに感心する.
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屋外には列車が静態保存されているが,雨ざらしのため錆びているのが多い.中の展示に比べぞんざいだ.予算がないのかな.また修理には莫大な費用がかかるのか.その中で82系は塗りなおされていた.白鳥,おおぞら,つばさ,まつかぜなど往年の花形特急だ.白鳥に乗った時のうれしさをおもいだす!
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なつかしい普通車,何度乗ったことか.エアコンの形も懐かしい.
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キシ8012 食堂車も残されていた.気動車特急は非電化区間をも走るので,長距離長時間となり,食堂車が必須であった.白鳥は青森―大阪,まつかぜは京都ー博多間を走っていた.私はJNRの黄金時代は昭和36年10月改正から昭和43年10月改正までと思う.新幹線がどんどんと往年の名特急を奪っていった.
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急行「利尻」のサボがはいったスハ43系,客車の優等列車に使われていた.
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懐かしい座席,急行「みちのく」「津軽」にのって青森まで行った時を思い出す.中学のころだ.
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とても珍しい気動車がほかにもあったが,塗装がさびていて「かわいそう」で撮影できなかった.もう少しメインテナンスしてくれてもいいのにとおもった.
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本館では「特別展ピリカモシリ 現代に生きるアイヌ工芸」をやっていた.アイヌのデザインを現代に生かした作品が出品されていたが,斬新なデザインで感激した.なお本館の2階は「科学展示館」になっていて物理化学現象をわかりやすく説明する実験展示(東京科学博物館やフィンランドオウルのTietomaa 知識の国と同様の展示)になっていたが,メインテナンスもよかった.(よく故障中のものがあるがここにはなかった)
これから南へ「小樽運河」「境町通り」に向かう.時刻は1030.
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