2006/08/19 - 2006/09/19
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こまちゃんさん
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8月26日。
敦煌にしては珍しい曇りの日。
天気予報は晴れと言っているので、砂曇りなんだろう。
今日の最初は、一昨年莫高窟の駐車場で知り合った「老余」のお宅へ訪問。
(出会いの記録→http://www.ChinaART.jp/koji02_mogaokulife.htm)
彼の長男が、今年買ったと言う軽のワゴン車でホテルまで迎えに来て呉れた。
価格は3万元(45万円)だそうだが、田舎である敦煌の物価指数では、
600万円以上の価値になってしまう・・・
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向かう道中、昨年の最終日に老余親子にお世話になった事を始め、色んな事を思い出しながら、綿花や玉蜀黍畑が続く、素朴で美しい砂漠の田舎風景を眺めていた。
軽ワゴンが舞上げる砂煙りが、思い出したシーンの1つ1つを、上手いタイミングで閉じて行く。ダイジェストビデオを観るように、次から次へと思い出を味わいながらドンドン進んで行った。 -
空港路の東面に平行する砂利道を、東へ約8km進んだ所の左手に有る小径へ入り、一つめの疎水溝を越えた最初の間口を右へ入ったら、その住居庭右手に有るのが老余の家だ。
懐かしのお宅は、今もいじられている敦煌市内の町の変貌とは裏腹に、何の変化もなく、去年の儘の姿で佇んでいた。
またまた思い出に浸り懐かしんでいたので、玄関先などで写真を撮るのを忘れていた事に、帰ってきてから気付くのだった。
去年、ちっこいちっこい子供だったトラジマ小猫は、もうこんなに大きくなっていた。
もう去年のような愛想は振って呉れない。。。
(去年の小猫参考→http://4travel.jp/traveler/chinaart/album/10034288/) -
老余のお宅のリビングは、オーソドックスな四合院式住居の広間。
奥の隅っこにはご夫婦のベッドがあり、普段は来る人達が腰掛けるソファー代わり。
部屋の一角に置かれたソファーとテーブルに腰掛けた。 -
頂いた可愛くて甘い西瓜。
小振りの品種らしく、かなり小さいが兎に角甘い。
西瓜を頂きながら、暫く部屋で話しをした後は、クニクニに、中国乾燥地帯の田舎の様子を見て貰おうと、ウラ庭から畑へ出た。 -
木に成っていた棗を1つもいで囓ると、まだ余り実って無かったようで、ちょっとカスカスな感じのヤツに当たった。
ハズレ・・・ -
トマトを囓ると、とことんまでにも真っ赤な果肉と、その甘い風味に感動!!
クニクニは、日本で売っている高級品の姫何とかと言うヤツよりも、はるかに美味しいと歓喜を揚げていた。
ここのトマト、決して贔屓目ではなく、本当に同じ舞台で比較して言える旨さなのだ。
中の「ズ」までもが赤くなっているし、果肉の味わいには一片の淀みもない。 -
トマトととうもろこし畑。
-
老余のお孫さん達も一緒に、畑のある方向へと向かう様子は、まるでハイキングみたいだ。
-
昨年も見付けたが、綿花畑に自生する「朝顔」を、今年も同じ所で発見した。
砂漠のオアシスに咲く原生原種の可憐な花は、大輪の様なモノでなくても充分素晴らしい。
人が手を加えて作った大輪より偉大に見えるのは環境のせいだろうか。 -
爺ぃが指さすその先には綿の実が開いている。
(こちらに綿花の綿が載せてあります→http://4travel.jp/traveler/chinaart/album/10034288/)
あ!みんな危ない!!
伏せろ!!
目をやられるぞ!?
ほら、爺ぃが帽子を被ってない!(^o☆)\バキッ! -
クニクニも畑に下りてみた。
バキッ!と枝の折れる音がした。
爺ぃ:「唉!你塞了棉花」
クニ:「おおお、ごめんごめん!」
爺ぃ:「走這辺好」
クニ:「(言葉が不明で反対側へ歩き出す)」
ほのぼのとした光景である。 -
もう何年くらい、こう言った所に足を踏み入れて無かっただろう・・・と言った感じがこの表情から窺われる。本人は、「凄いねぇ〜・・・」と言う言葉を連呼しているだけだったが、何かを受け止めているような様子も感じられた。
普通の自然ではなく、更に厳しさを有する自然だからなのか、直感的に寂しさを感じさせられてしまう敦煌の土の「色」が、人に何かを考えさせる作用をもたらす気がする。
それとも、仏門に仕えて来た聖霊達の成せるワザなのか。。。? -
部屋に戻って来ると、昨年爺ぃが大喜びして食べた、奥さん手製の「鶏蛋薄餅子」が出て来た。
伺う前に電話した際、老余が食事を勧めるので、今回の訪問では、連れてきたお客さんの観光があるので・・とお断りした。
そこで奥さんが思いついたのがこの餅子。
老百姓(一般市民)の素朴な食べ物だが、奥さんが作るこの味は、昨年と変わらず大変美味しく、店で売られているモノよりも、味わいも口当たりも良くて本当に美味しい。 -
玉蜀黍、胡瓜、冬瓜、西紅子、白菜・・・
老余んちにいっぱい有った田舎の素朴な味わいは、野菜達とそれを育む人間の温かさだ。 -
最後に老余一家の記念写真。
あ!
これは記念写真を撮っている、爺ぃの後頭部でした・・・(^^; -
若者世代の奥さん達は、みんな綿花摘みで畑に出掛けているので不在。
田舎町では、老夫婦が孫の面倒を見るのが通常になっている。 -
今日来ていたお孫さん達。
真ん中の子供が銜えているものは、タバコじゃなくて、紙を巻いたモノを銜えてマネしているだけ。 -
撮影終了後、老余のお宅を後にした。
帰りも、また長男が送って呉れる事になった。
四合院式住宅の中庭で。 -
帰りの風景を見つめながら、天気のグレートーンと同じように、こまの心も複雑だった。
「次、来られる時って有るのかな?・・・」
昨年も同じ事を思ったのだが、次こそ何時来られるか判らない。 -
町に戻ってくると、最初に出会う「敦煌賓館」
今では控えめな存在だが、以前は敦煌一の大ホテルだった。 -
市政府前を通過、やはりやっていたのが「新市政府庁舎建設」。。。
天津と言う都会からやって来た人間がトップに座ったと聞き、その後、就いた早々好き勝手に町を弄くる人間と判った時、すぐに思い浮かんだのが「自己職場環境の改善」。
改善と言うのは名ばかりで、須く自分の都合に合わせて好き放題やるだけなのだ。 -
人口10万人少々、中国では村レベルの敦煌市。
必要以上の設備建設に、国民の金を使っている事になる。こう言った部分に関しては、規模にそれぞれ差は有れ、多かれ少なかれどの国も同じだが、目に見えて露骨に行われるここ中国は、自国の統制「民主共和制」とは全く別の世界を垣間見る事が多い。
北大橋へ向かう。
橋を通り抜け町の郊外へ出ると、昨年家具購入などでお世話になった「旧貨市場」が有る。
そこの「小賀(賀先生)」に会う為だ。 -
彼にも、昨年の最終日にはとてもお世話になった。あれからも時々電話で話をしているが、他の中国人とは違う中々の人間だ。我々が助言した事がきっかけで、自分なりに色々考え、北京まで出掛けて何か仕入れてきたらしい。
「皆さんにお会いしていなかったら、そのまま中古家具売りで終わっていた」
が、今の彼の口癖。
こま達は、単に思いつくまま世間話しをしただけだ。それを行動に移す頭と度胸は、その人次第なのだから。 -
旧貨市場は、改装を初めて3年目の、この「沙州大酒店」前を通過し、北大橋を越えて1kmほど先に有る。
-
こちらは、北大橋の通りから北へ逸れた側の、旧貨市場(中古雑貨ストア)入り口。
-
交差点では、勤務中でも携帯自由な「現代中国」が見られる。
ここに居ると別に珍しくはない光景だが、知らない人の為にワンシーン入れておいた。
運転中の携帯、仕事中の携帯、公共バスでもタクシーでも平気だ。
「架けてはいけない」事に関する概念が皆無だからだ。
今年政府から、海外旅行が増えた中国本国人客に対し、「国外でのマナーを考えろ」と言う言葉が称えられた。
今更ながら・・と言った感じだけど、残念ながら、彼らに急にそんな事を言っても、「何がどう悪い」のか、良くても「何をどう注意したら良い」のか、こんなに多くの「乱れたモラル」が見える国だが、実は彼ら自身、何にも判っていないのだ。
他人を思い重んじる「道徳」は、先代から受け継がれていない。
しかし、文化大革命以前の中華民国時代やそれ以前はこんな事はなかった筈だし、文化源流は日本と同じ国なのだ。
文化大革命によって、人々の「道徳感」がリセットされた、いや悪い方向に定着し、身勝手になった中国人は、その「无道徳」な下地が根付いたまま3世代目に入っている。
この崩れた基礎道徳教育が元に戻り、国の道徳水準として確立され、世界から認められるまでには、果たして何世代必要なのだろうか。
クニクニと2人で、「中国検定」規定を作った。
クニクニの検定結果は、、、
===============中国人検定規定===============
四級/合格: 芋などの食べものの皮を車窓から捨てる。道に痰を吐く。
三級/合格: タバコの火を食器で消す。
二級/不合格:人の顔を、ビデオカメラで撮影するようにパンして見る。
一級/不合格:間に他人を挟んでいても、平気でくだらない会話を大声でする。
卒業検定:乗り物の窓から、飲食後の容器などを「何のためらいもなく」捨てられる事。
概念:家以外はゴミ箱と「理解」する事。
博士検定:他人の権力も自分の権力のように使える事。
概念:得た権力を、公私混同して使い捲る事。
=====================================
こんなの合格出来ないし要らない。。。クニクニは日本人。当然こまも日本人。
旅行中、こんなくだらない「検定ごっこ」をしながらも、冗談のようで、事実平然と行われるこれらの行為を見る度に、眉をしかめる事数十回・・・。特にクニクニ、絶句である。 -
賀さんの倉庫。
看板が上がっていた。
田舎町のみんなが無駄と思う事でも、北京で見てきた「見習うべき点」は、尽く導入する意気込み。
ここには50程の店が入っているが、玄関以外で「看板」が有る店はここだけ。 -
敦煌の城壁跡。
本当の「沙州古城」の成れの果てだ。
現在は小さな公園になって、この塊だけが保存されている。 -
沙州大酒店の全貌。
(西方向から。玄関はこの裏手、東側になる) -
玄関方向の様子。
巨大要塞の如く、収容力の有りそうな構えだ。
しかし風格というか品が感じられない。(こま主観) -
この方向から戻ってくると、路地にあるのが「宏泰批発市場」。
市民の為の家庭雑貨のお店が建ち並ぶ通りだが、兎に角偽物が多い。九分九厘そう思っている方が良いだろう。
食品は名の通ったブランド、しかも良く吟味して買うに越した事は無いと思う。
一般旅行雑誌や一人歩きのバイブル本なら、「家庭雑貨のお店が建ち並ぶ賑やかな問屋街。時間があれば是非ぶらついてみたい」の様な感じで書かれてしまうだろうが、こまの実録旅行ブログではそうは問屋は卸さない! -
「反弾琵琶飛天像」が見えてきた。
敦煌では、有る意味陸路の灯台的存在だ。 -
旧貨市場から戻ってきたら、ホテルの前で三輪自転車に乗る老許ご夫婦を見付けた。
「你們干啥去?」と一声掛けると、
「我們去菜市場買菜!!」と奥さん。
リアシートでにっこり微笑む許爺さんが、かわいいお年寄りの代表みたいだった。
彼は爺ぃと同い年。干支は龍年、御年66歳だ。
殆ど「チャーミーグリーン」夫婦である。(*^ー^*
(話しをしていて写真を取り忘れ、走り去るところを慌ててパチリ!) -
部屋に戻ったら、もう殆ど夕食の時間なので、今日は、いつも国際電話でお世話になっている、「太陽大酒店」で食事をする事にした。
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太陽大酒店に着くと、クニクニは早速逃げられた奥さんへ電話。
泊まり客でなくても、このサブ・フロント(ビジネスセンター側)で電話させて呉れる。
クニクニが、自分で使うタバコ代として、日本円1,000円だけでも両替が出来た。
そうのこうのしているウチ、電話を数回トライしてみるも、呼び鈴は鳴りっぱなしで奥さんは出ない。
「東京の娘さん家へ行く」と言っていたと言うが、爺ぃは「太太跑走了!」と繰り返す。(^^;哈哈・・ -
太陽大酒店は、現在(2006.08)敦煌で一番便利で整った4星ホテル。
(香港系の敦煌山荘もあるが、鳴沙山近くで不便)
先程の沙州大酒店は、完成すると5星ホテルになるそうなので、そうなればここは、一番の座から下ろされてしまう事になる。
しかも、更に空港路上には、香港系や台湾系も続々出来るので、うかうかしていると一番の座だけではなく、ベスト5からも外れ兼ねない。
ロビーの商場(ショップ)で、似せブランドモノのカバンなどを平気で売っている限り(本物の半額前後もする)、その道は拭いきれないと思う。
ビトンやプラダのコピーモノは健在で、昨年、展示コーナーが入り口の脇に有ったが、今年は店内の中心に堂々と置かれていた。
このホテルの一階には、綺麗で味も調った川菜館(四川理店)がある。
昨年も時々使っていたので、料理内容も少々知っていた。 -
フロアには「群鷹圖(鷹が木に群らがって停まっている図)」の絵が掛かっていたり、入り口にも、床の間設計の様な凝った壁に書が掛けられていたりと、学のある人が設計したのだろう、雰囲気の良い所だ。
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爺ぃ撮影。
正面から望遠気味で撮ってよ!
斜めに撮ってあったので、画像加工で正面気味にしてみた。
広角のラウンドは補正出来ず。(・・ちゅうか必要なし) -
明るい位置のテーブルに腰掛け、まずはクニクニの為にビール。
冷えた青島にした。
ビールが来ると、爺ぃの人間観察が始まる。
クニクニの顔をジッと見つめて、小姐によってビールが注がれる度に、目が輝き、喉が鳴っているのを見逃さなかった。
外のレストランで、こんなに冷えたビールに出会う事は中々ないので、その気持ちも判らないでもない。(^^;
ビールを観察してみると、コップ外壁が注がれたビールで程よく白くなり、細かい水滴がちらほら。ビールの表面に立った泡も細かく、綿のようにふんわりと乗っかっており、暫くは目でも楽しませて呉れる。
・・と、こんな事を書いても、日本では当たり前の事なのでつまらないかも知れない。
しかし、一度中国に来て、或る一定期間滞在された事のある方なら、この心情は痛くお判り頂けると思う。 -
料理はこんな感じで結構頼んでしまった。。。(~_~;ゞ
まずは、ビールのつまみにピッタリの、とうもろこしの黄味衣揚げ。 -
洒落た入れ物に乗ってきた塩椒排骨、塩胡椒した骨付き肉。
食べ物は同じだが、メニューのサンプル写真と出てくるスタイルが違うのも面白い。 -
酢豚。中国では「咕佬肉(ぐぅらぉろう)」と言って、日本のもの程酢が効いてなくて甘味が強め。
酸味はパイナップルで補うのが定番だ。
ところがだ!!写真をよく見て頂きたい。
な、な、何と!!?定番のパイナップルの変わりに「スイカ」が入っていた。。。(赤い切り身に注目!)
最初は人参か何かの野菜かと思ったけど、質感が透き通っているので違うと思い、食べてみると納得した(決して味にではない)。
西瓜だった場合、酸味が効かず良くないんじゃ?・・・
食べてみると、、、期待通り(?)美味しくはなかった。(一.一;
知人に「酢豚にパイナップル同盟」を作っている人が居るが、コレを食べたら怒るかも知れない。
はっきり言って、彼に報告せずとも、これは完璧に邪道だと思った。
パイナップルの場合、味だけではなくその酸味が肉を軟らかくする効果がある。
スイカを使う理由が、パインを使う理由程通らない。。。と思うが。
実際、単に甘ったるいだけで呆けた味だったし、最後まで残っていた料理もコレだった・・・。 -
蔬菜には白菜を。
これも、サンプル写真よりも良い盛りつけで出てきた。
ホテル競争に備えてグレードアップしたのか!? -
ご飯。
ここのご飯は、こんな風に素焼きの茶碗に入って出てくる。
付け合わせの黄色いモノは、日本人なら誰もが期待するだろうけど、残念ながらその期待の「沢庵」ではない。 -
スープは超オーソドックスな西紅子蛋湯。
サッパリ卵のスープにトマトと中国菠薐草が入っているヤツ。 -
暫くして、30人程の日本人団体が入ってきた。
ここは日本人団体のお墨付きのようなホテルだった事を思い出した。
鼻くそをほじくってる人が居るものの、このテーブルから左へ、モニターテレビ前の3テーブルが日本人団体客である。
モニターで今日の旅行シーンを見せてくれる。しかも「自分の出演している」ビデオ。
食事までに編集して持ってくるのだが、きちんとそれらしい雰囲気のムード音楽まで入っている。
これには脱帽。
誰も買わなかったら亏了很大!(大損害)?
彼らから見て、こまはどう見えるのか・・などとくだらない事を考えたり。。。(~~; -
食事が済みレストランを出た。
このホテルのロビーは、天井が高くて結構出来が良い感じだ。
(天井の傘は、砂漠地帯なので雨乞いのおまじないか?) -
やはり大御所ホテル。
広めでキラキラした感じのロビーが、気分を充分ときめかせてくれる。
(奥ショップのコピー製品は処分しようね) -
ホテルへ戻る前に、もう一度逃げた奥さんを探す電話。(^o☆)\バキッ!
やはり出ない。。。
居ないだけなのか、本当にお逃げになられたのか・・・(^ω☆)\バキッ! -
ホテル前は商店街。
見てみると・・・ロータリーから北ヘ直ぐのこの辺りは、やはり商店の看板が既に「クリーム色」化していた。
でも、写真奥のビルにそうでない部分も混ざっているのは何故?(そこがチャイナミステリー)
食後は一旦ホテルへ戻り、クニクニはお疲れのご様子なのでそのままお休み頂いた。 -
ホテルでゆっくりした後、司馬義おやじに会いに出掛ける。
井井珈琲屋の近くを通り掛かった時、爺ぃが「あの自転車青年も居たら誘えはどうじゃ?」と言うので、店に立ち寄り覗いてみると、O友さんは中でメロンを食べていた。果肉がオレンジ色の哈密瓜ではなく、緑色の柑瓜だ。
彼を待つ間珈琲を飲んでいた我々は、明日の雅丹地貌行きの車を予約する事にした。
井井珈琲屋前、商業一条街の南牌坊下には、丁度タクシーが沢山たむろしているのだ。
サンタナが見つかりにくい敦煌では、それ以外は殆どシャレードセダン。その中の1人が「5速変速」のシャレードを持っていると言うので、この日サンタナの客待ち司机が居なかった事もあり、それに決めて時間を「6時半(ーー;」と約束した。
O友さんにも声を掛け、思いがけない誘いだったらしくきょとんとしていたが、我に返って承諾。
自転車疲れで眠たいだろうが、時間的な問題は無いだろうか心配。
でもご本人、考えもしなかった事なので、「必ず起きて待ってます!」と張り切っていた。
井井珈琲屋を出て、司馬義おやじの店へと急ぐ。 -
O友さんに、シシカバブはいける口かどうかは判らないけど、ちょっと食べて貰う。
結構気に入った様子。
今回の自転車強行スケジュール中は、屋台モノを食べないように決めていた彼であったが、こまが問題なく食べていると聞いて、ドンドン串が進んだ様子。
一応こまの胃は「日本人仕様」のつもりだから、彼の判断は正解だ・・・と思うが。(^^;ゞ
維吾爾人との接触記念と言う事で、折角なので写真を撮って上げる事に。
ご覧の通り、司馬義おやじは来年が危ない。。。
お腹にハレーションが出て光って仕舞う程出っ張ってきている(西瓜腹と呼ぼう)。
過去2年の写真では、こんなに目立たなかったが・・・。 -
あと、彼は夜光杯が気になっていたと言う事なので、英英さんの親戚の店で卵大のペアを購入した。
彼の場合、価格以前に購入出来ない理由があった。
自転車での強行スケジュールなので、固形の、しかも割れ物系統のお土産は避けていたのだ。
その事情を聞いてちょっと提案をしてあげた。こまが今回広州へ来る時、頼まれものを持ってきたカバンが大きい事と、帰りは空きがあるので結構ものが入ると言う事で、ここはこまが、日本帰国時に家から送って上げようかと。
実際に空きだらけなので、遠慮不要と念を押して上げた。そして彼自身気になっていた夜光杯を買う事に決めたと言う訳。
(お代支払い中のO友さん) -
明日は雅丹地貌行きを決めている我々、出発は6時半だ。O友さんもお誘いしているので、合計4人でのお出かけだ。(車が窮屈かも知れない・・・)
時間も遅いので、司馬義おやじの店を出てからは、歩かずにみんな一緒にタクシーに乗って帰る事にした。O友さんを飛天賓館で降ろし、「明日の6時半にまた迎えに来るね」と言って、我々は葯業接待中心へと戻った。
今は夜中の1時。。。
明日は6時起きなので早く寝てしまおう・・・。zzz
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