2008/07/19 - 2008/07/19
387位(同エリア525件中)
まみさん
2008/07/19土 ソフィア観光
【宿泊:Hotel Slavyanska Beseda(ソフィア泊)】
・聖ニコライ・ロシア教会再訪&ミサ見学
・アレクサンデル・ネフスキー寺院地下イコン博物館
・ボヤナの国立博物館
・アレクサンデル・ネフスキー寺院再訪
・ソフィア寺院
来年(2009年)は他の国を旅行するために未練をなるべく残すまいと、ソフィア2日目の本日は観光エリアをもう一度ゆっくりくまなく回るつもりでした。
ホテルを基点に、午前中は東半分。
そして午後は西半分を考えていたのですが。
アレクサンダル・ネフスキー寺院の地下イコン博物館を見学し終わったあと、「地球の歩き方」を開いてみたら、なんと、明日の日曜日に行こうと思っていた国立歴史博物館が、日・月閉館となっています!
トラキアの黄金宝物のある国立歴史博物館は、ソフィアで楽しみにしていた筆頭です。これに行きそびれてしまったら、悔やまれるでしょう。
国立歴史博物館は不便なところにあります。だから、世界遺産のボナヤ寺院とあわせて、明日1日かけて回るつもりだったのに。
というわけで、予定を変更し、ソフィア大学前でつかまえられるという、直行のミニバス21番を待つことにしました。
ところが、最初の20分は反対側で待っていたとはいえ、1時間待っても目当ての21番バスは一向にやってきません。
ソフィア大学前の反対側の歩道にはバス停もなく、ましてやバス停があっても時刻表もない中、一体、いつまで待てばよいのか、やきもき。
1時間もたってバカらしくなったので、タクシーで行ってしまいました。
帰りはどうすればよいか、なぁんにも考えずに。
ゆっくり見学したかったから、タクシーを待たせる気にはなりませんでしたから。
まさに行きはよいよい、帰りは怖い状態。
でも、ド田舎にいるわけではないので、なんとかなるだろうと根拠のない自信をもって。
そして、いざ帰ろうというときに、やはり途方に暮れました。
ミニバスがいったいどのくらいの頻度で運行しているのか、そもそもどこから乗ればよいかも、分かっていませんでしたから。
国立歴史博物館は、もと共産党の迎賓館を使った、あたりを林にうっそうと囲まれたところにあります。
とりあえず、流しのタクシーがあれば、拾えばいいか、と車通りまで出てみました。付近の地図もなかったので、博物館前の駐車場から出て行った車の去った方向に向かって適当に。
方向音痴の私がよくぞ見つけられました。
いざとなったら、誰か捉まえて道を聞けばいいやと思っていましたけど、閑静な住宅地だったので、人とほとんどすれちがいませんでしたしね。
車通りに出たのはいいものの、空席どころか客を乗せているタクシーすら走っていません。
電話でタクシーを呼べればよいのですが、それにはブルガリア語が話せなければなりません。
これはひょっとしたら、ヒッチハイクだの、博物館の前に停まっていた団体ツアーに泣きついてバスに乗せてもらったりするしかないのかしら。
なんて思っていたら、なんと、大通りに出て10分もしないうちに、ソフィア市内に戻る21番バスをつかまえることができました。
いやぁ、本当に幸運でした───行きは1時間待ってもつかまえられなかったことを思うと。
ちなみに、国立歴史博物館は、実際には無休でした。
それなら今日慌てずとも、当初の予定どおり、明日1日かけてボナヤ教会といっしょに行けば良かったんですよ。
でも、すべて結果オーライ。
結果から言うと2往復することになりますが、ボナヤ教会も翌日にちゃんと行けましたから。
それに、今回の約2週間のブルガリア旅行は、前半は現地ガイドと車付で、一人旅とは名ばかりにラクさせてもらいました。
終わり間際にこんなちょっとした冒険をしたことは、いい思い出になりました。
※メモ
国立博物館の入場料は10.00レヴァ。
行きのタクシー代は6.00レヴァ。
帰りのミニバスの運賃は市内一律1.50レヴァ。
(2008年7月現在、1レヴァ=約0.5ユーロ、1ユーロ=約170円で換算)
※表紙の写真はアレクサンダル・ネフスキー寺院ですので、あしからず。無事に国立歴史博物館からセントラルに戻ってきた後に通りかかった時に撮影しました。
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国立歴史博物館に到着!
切符売り場はこのゲートの手前にあります。
前庭が広々!
さすが旧迎賓館@
ブルガリア旅行で楽しみにしていた一つに、ブルガリア人の祖先トラキア人の黄金遺産がありました。
その黄金のことは、カザンラクにある世界遺産トラキア人の墳墓と合わせて、2007年11月に放映されたTBS「世界不思議発見!」で初めて知りました。
ちょうど、今度(2008年)の海外旅行先はプルガリアと考えていた時期でした。
トラキアの黄金コレクションのある国立歴史博物館は絶対に行こうと決めました。
「国立歴史博物館
紀元前から20世紀にかけてのブルガリアの歴史を、全土から収集したおよそ2万2000点の展示品でたどる国内最大の博物館。以前はソフィア中心部のヴィトシャ通り沿いにあったが、2000年7月にボヤナの旧迎賓館に移転した。展示は先史時代、古代、中世、オスマン朝支配時代、民族復興期と各時代ごとに区分されている。古墳からの発掘品から財宝類、武器、民族衣装、イコンまで多岐にわたるコレクションのなかでも、特に古代トラキアの繁栄を偲ばせる金銀の工芸品はすばらしい。説明の多くがブルガリア語だけ(後略)。」
(「地球の歩き方 '07〜'08年版」より)
この博物館は建物も豪華でした。
まさに社会主義時代の贅沢な建物というかんじで、古くさいところがかえって新鮮だったりします。
ルーマニアの国民の館を思い出しました。さすがにあそこまで大規模でも贅沢でもなかったですが。
関連の旅行記
「2006年ハンガリーとルーマニア旅行第20日目ブカレスト1日目(3):国民の館を見学」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10150146/ -
国立歴史博物館
展示品は、最初の考古学部門から魅惑されました。
いつも私は歴史博物館というと、中世あたりから興味が沸くのですが、今回は比較的テンションの低くなりがちな考古学部門からやられました@
しかも、近現代部門が終わったから終わりでなく、その後も様々な興味深いコレクションが、さながら民俗博物館のようにテーマ別にたくさん展示されていてすばらしかったです。
ラベルがブルガリア語のみのものも多かったですが、考古学部門あたりは見ればなんだかだいたい何か分かりました。
トラキアの独特なヘルメットは印象に残りました。よく磨かれていてピカピカでした。
壁には出土場所や関わりある大パネル写真がかかっていて、これも分かりやすい資料でした。
第三室には、「世界不思議発見!」で紹介された黄金コレクションがずらりとありました。
第三室は中庭が見えるホールで、天井がすばらしかったです。
中庭には、水が枯れていましたが人工の滝や噴水だったと思われるものが見られました。その背景にはヴィトシャ山。一種の借景といえるかな。
第四室はオスマントルコ支配下時代の宝飾や、イコンを含む中世の教会宝物の展示でした。ここにも黄金の品がたくさんで私好みのコレクションがたくさん。
古いキリル文字と現代のキリル文字や、キリルとメトディウスが創案したグラゴール文字のアルファベットが壁に書かれていました。
キリル文字の創案者といわれているキリルとメトディウスですが、実際に彼らが創案したグラゴール文字はキリル文字とは全然、似てませんでした。
3階の近現代史はやや素通りしてしまいました。
ただ、文化や民俗資料の展示は面白かったです。
ソフィア国立オペラの名高いプリマバレリーナと思われるナジャ・ヴィナロヴァ(Nadya Vinarova)や、たぶんブルガリアの歴史的・国民的な俳優と思われるコンスタンティン・カシモフ(Constantine Kissimov)に関する写真や品々の展示があったりするのも興味深かったです。
その後の子供たちの教会などの絵の展示や衣装コレクションはとても興味深く、とても気に入りました。
オスマントルコ時代のブルガリアには当然イスラム教徒に改宗したブルガリア人もいましたが、彼らの衣装はまるでトルコ人のようでした。
祝祭の展示もあり、イースターエッグやイースターのパンのコレクション、クリスマスの飾りつけも面白かったです。
コイン・コレクションはざっとしか見ませんでしたが、コインが円になる前の古いコインが矢じりのような形だったのは興味深かったです。
その後で、トルコ風な昔の生活をしのばせる部屋が再現されている一角がありました。
オスマントルコ支配時代のものかと思ったら、トルコから独立し、庶民の生活レベルでも自由が謳歌できるようになった時代だったというのは意外でした。
オスマントルコから独立したら、人々はトルコを思い出させるのを嫌って、すぐに西欧のイスの生活に入ったのかと思ったのは私の勝手な思い込みだったようです。
そこにはカーペットを作る糸つむぎや機織り機が展示されていました。
編んでる途中の展示もあったので、作り方の見当がなんとなくつきました。
最上階は、古代トラキアの二輪戦車の復元がありました。その復元を作るまでの行程の写真や資料も展示されていました。
その次の黒海沿岸地方(ソゾポル)で出土した古代ギリシャの陶器のコレクションも充実していました。特別展のようでした。
大半が黒地に人物の輪郭を赤くして黒の描線で書いた赤絵式の壷でしたが、私の好みの、人物等がシルエットのように描かれている黒絵式のものもありました(黒絵の方が時代的に先で、赤絵の方が圧倒的に自由に描きやすい)。
もう終わりかなと思ったら、バンスコの聖母子生誕教会の木の浮彫りのイコノスタシスや、そのほか教会内部で使われていた様々な木彫りコレクションが続きました。
コピーかなと思ったのですが、今現在バンスコの教会にある方がコピーで、博物館に収蔵されている方がオリジナルかもしれません。
オリジナルがそれ以上傷まないように博物館に保存されることってよくあるから。 -
ソフィアの国立歴史博物館で買ったポストカードより、ブルガリアの黄金宝物
7番が有名な2004年に発見された有名な黄金マスクです。重さは672gもあるそうです。
この黄金マスクをはじめ、4世紀のトラキアの黄金宝物のパナギリシュテ・コレクションが2008〜2009年の日本での巡回展のときにやってきました!
そのハイライトがこのマスクでした。
「よみがえる黄金文明展〜ブルガリアに眠る古代トラキアの秘宝」
公式サイト
http://www.yomigaeru-gold.jp/
2008年9月から2009年7月まで、北海道から始まって日本各地で開催。
「2004年、ブルガリア共和国中央部“バラの谷”と呼ばれるカザンルクの谷で世界を驚かせる歴史的な発掘がありました。「トラキア王の黄金のマスク」の発見です。重さ672gにも及ぶ金を用いた豪華なマスクは世界でも類を見ないもので、21世紀の大発見として世界中で注目をあつめました。では一体このマスクは何のためのものであったのか?またこれほどまでの黄金を惜しげもなく用いたトラキア人とは一体どのような民族であったのか?
トラキア人とは、現在のブルガリアを中心とした地域で活躍した人々で、その実像は長いあいだ謎に包まれてきました。しかし、近年墳墓の発掘が劇的に進み、彼らの文明は古代史に登場した新たな文明として、いま全世界で注目をあつめています。
勇敢な騎馬戦士としてトロイ伝説にも登場するトラキア人は、紀元前3千年ころよりヨーロッパ南東部バルカン半島に広大な勢力を築きます。前5世紀から前3世紀に最盛期を迎え、ギリシア、ペルシアなどさまざまな文明の影響を受けながら、独自の文化を築き上げました。黄金を使ったまばゆくあふれんばかりの作品の数々は、当時の栄華を物語るとともに、その高度な芸術性を示しています。
本展は、21世紀の大発見として日本初公開となる「トラキア王の黄金のマスク」をはじめ、トラキア戦士たちの鎧や兜、そしてブルガリアから見つかった世界最古と言われる黄金製品を含むブルガリア国立博物館群の秘宝170余点を一挙公開します。」
公式サイト「本展の見どころ」より(http://www.yomigaeru-gold.jp/)
2007年11月に「世界不思議発見!」でブルガリアを紹介したのは、この巡回展の前宣伝の意味もあったと思います。
ちなみに、このマスクは、レプリカがソフィアの国立歴史博物館だけでなく、カザンラックの歴史博物館にもありました。
ブルガリアが世界に自慢できる「今世紀最大の発見!」だから、ブルガリア国内のあちこちの歴史博物館でせめてレプリカでも、と展示したくなる気持ちはよく分かります。
でもオリジナルはどこに収蔵されているかしら。
私がブルガリアを旅行した2008年7月は、日本への巡回展のためにもう持ち出された後のようでした。
「このマスクは厚い金の板を打ち伸ばして3mmのフィアラ(酒盃)としたもので、その重さは672gにもなります。このマスクが王権の象徴として重要な役割を果たした可能性は高く、一説によると、このマスクはフィアラからワインを飲もうとし、顔を近づけようとする王の顔であると言われています。王がこのフィアラからワインを飲み干す姿は、客人と廷臣たちには王が通常の人間から黄金の人間に変身するように映り、その姿から王の持つ超自然性と神性を信じたと言われています。」
公式サイト「本展の見どころ」より(http://www.yomigaeru-gold.jp/) -
ソフィアの国立歴史博物館で買ったポストカード
ブルガリアの黄金宝物
パナギリシュテ村で発見されたので、パナギリシュテ・コレクションと呼ばれています。
村の位置は、私が2008年のブルガリア旅行の日程からはバッサリ外した、黒海沿岸のヴァルナの近くです。
「トラキア黄金文化の最高峰を示すものが、ブルガリア中央部のパナギュリシュテ遺跡から出土したパナギュリシュテ遺宝です。豪華な食卓用食器など様々な黄金製容器9点で構成され、総重量は6kg以上あります。」
公式サイト「本展の見どころ」より(http://www.yomigaeru-gold.jp/) -
ソフィアの国立歴史博物館で買ったポストカードより、ブルガリアの宝物
ロシアだったかオーストリアだったかの王室からの贈り物だという銀器セットもすばらしかったです。
博物館にあったのはあいにくレプリカでしたが、並べられても私には見分けがつきますまい。 -
2009年2月13日に東京・大丸ミュージーアムで鑑賞した「よみがえる黄金文明展」のチラシと半券
黄金マスクやパナギリシュテ・コレクションの写真中心のチラシもなかなか豪華でした。 -
2009年2月13日に東京・大丸ミュージーアムで鑑賞した「よみがえる黄金文明展」のカタログから、古代トラキア人のヘルメットの写真と、企画展オリジナルグッズの黄金マスクのモチーフのチョーカー@
ブルガリア旅行中、ソフィアの国立歴史博物館をはじめとして何箇所かの歴史博物館で目にしてとても印象に残ったトラキア人のヘルメットです。
日本での巡回展にもやってきました。
「死を恐れず勇猛果敢な騎馬戦士としてギリシア人に恐れられたトラキア人は、伝説のトロイ戦争ではトロイの同盟者として、またアレクサンドロス大王の東征の際の貴重な戦力となったと言われています。この兜は、トラキア型またはフリュギア型として知られている、異なる種類の兜の特徴を兼ね備えた代表例です。」
公式サイト「本展の見どころ」より(http://www.yomigaeru-gold.jp/) -
第三室のホールのテラスから眺めたヴィトシャ山と人工の滝の跡
トラキアの黄金があった一番広い第三室のホールは、中庭に出られるようになっていました。
室内からも同じ風景が見られますが、写真は外に出てから撮りました。
展示の写真を撮ろうとしているんじゃないか、なんて、見張ってる館員さんに余計な疑いを持たれたくなかったですから。 -
第三室のホールのテラスから眺めたヴィトシャ山と人工の滝の跡
さっきの写真は望遠で撮りました。
殺風景なまわりを入れたこちらの写真は広角側で。 -
国立歴史博物館の中庭にはガイラルディアの群生
中庭に簡単なカフェがありました。
そこでジュースを注文しながら一休みしがてら、ちょこっと中庭を散歩しました。
鮮やかなガイラルディア(テンニンギク)の群生に惹かれて、写真を撮りました。
そして、博物館の中では写真を撮れないもどかしさを少しだけ解消しました。 -
中庭に、小屋みたいなものとガイラルディア
※ここでは他にも、こんな写真を撮っています。
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/14357872/
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/14357873/
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/14357874/
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/14357875/
関連の旅行記
「2008年ブルガリア・ハイライトその10:花と実り豊かな夏のブルガリア・その2」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10264147/ -
建物の脇から眺めたヴィトシャ山と近郊の家のある景色
博物館を見学し終わり、ポストカードなどの物色も終わった後に撮りました。 -
国立歴史博物館の脇に展示されていた、ロシアのMig戦闘機
戦闘機には詳しくないけれど、こういうのを見るのはワクワクします@
ミーハーで失礼!
※いままで東欧の歴史/軍事博物館等で撮った戦闘機や武器の写真のある旅行記
「2007年ルーマニア旅行第21日目(1):ブカレストの軍事博物館」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10250770/
「2006年ハンガリーとルーマニア旅行第16日目(2):デアーク広場のハンガリー動乱追悼の展示」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10126638/
「2006年ハンガリーとルーマニア旅行第15日目(9):明日のハンガリー動乱追悼日に向けて」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10124237/
「2006年ハンガリーとルーマニア旅行第3日目(3)ブダペスト:王宮の丘の軍事歴史博物館」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10104709/
「2005年夏のプラハ・ポーランド旅行20日間 その20 ワルシャワ軍事博物館(完)」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10032727/ -
Mig戦闘機の操縦席
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ミサイルの発射口?
-
戦闘機のそばに、何かのときに旗が掲げられるポール?
さっきの、鎧を支えるライオンさんたちの浮彫りがあります。 -
博物館の建物の装飾モチーフにトラキアの出土品
このライオンさんは、大統領官邸の門の装飾モチーフにも使われていました@
関連の写真
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/15862224/
関連の旅行記
「2008年ブルガリア旅行第12日目ソフィア(2):さすが首都らしき風格を感じた街歩き」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10323065/ -
博物館の建物の装飾モチーフ
これもトラキア出土品からモチーフではないかしら。 -
前庭にごろごろ置いてあった遺跡の出土物の1つ
たぶん、ウシのモチーフがある建物の装飾の一部。 -
こちらにもウシのレリーフのある出土品
これも前ごろごろ置いてあった遺跡の出土物の1つです。 -
馬のレリーフのある墓標?
これも前ごろごろ置いてあった遺跡の出土物の1つです。 -
博物館の前にあったレンガ造りの何か
博物館のゲートにも使われている装飾も、出土品のモチーフが使われています。 -
再び、アレンサンドル・ネフスキー寺院、今度は逆光で
逆光で白飛びしそうな空を、光を受けて透き通った木の葉で隠しました。
おかげで、何枚も撮ったこの寺院の写真の中でも、特にお気に入りの写真となりました。
せっかくなので内部もまた見学しました。
1882年から40年かけて、露土戦争で戦死したロシア兵の慰霊のために建てられた比較的新しい寺院だけあって、壁面を埋めるフレスコ画にプリミティブな要素はなく、かなり近代の西洋キリスト絵画風です。
新約・旧約聖書の両方からのエピソードが描かれてあり、思い出しながら眺めるのは楽しかったです。
この寺院のイコノスタシスのイコンの列は2列です。
バルカン半島一という規模のわりに低かったですが、代わりに天井の豪華な装飾がよく見えました。
内部の写真は撮れませんでしたが、買ったポストカードやリーフレットからの内部の写真はこちらです。
1枚目と3枚目がイコノスタシスのある写真で、2枚目が内壁のフレスコ画の写真です。
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/15917537/
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/15917543/
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/15917544/
関連の旅行記
「2008年ブルガリア旅行第12日目ソフィア(3):古代・中世・近代の香りの教会群」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10323066/ -
アレクサンダル・ネフスキー寺院前に市内巡回観光バス
午前中にも撮りました@
こういうのを見ると、お気楽観光客としてはウキウキしてしまいます。
私の写真撮影の邪魔にならない限り(笑)。
アレクサンダル・ネフスキー寺院とこの観光バスを敢えて一緒に撮った写真はこちらです。
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/15917532/
関連の旅行記
「2008年ブルガリア旅行第12日目ソフィア(3):古代・中世・近代の香りの教会群」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10323066/ -
首都ソフィアの名前の由来のソフィア寺院
首都ソフィアの名の由来の寺院は、外見はとっても素朴です。
あまりに素朴で、写真はとても撮りづらかったです。
しかし帰国後、時間がたつと、その場では写真は上手くいかないと思っても、写真がないよりは、やはりずっとイイですね。
記憶も薄れるので、だんだんと、悪くない写真に思えてきました。
「聖ソフィア寺院
6世紀に、ユスティニアヌス帝が建てた教会。ビザンツ様式とロマネスク様式の初期キリスト教会堂で、首都ソフィアの名はここに由来する。オスマン朝の支配下にあった時代には、イスラム寺院として使用されていた。ブルガリアの栄枯盛衰を見守ってきた。その後、地震などで建物は破壊され、現在のものは、1900年以降になって復元されたもの。」
(「地球の歩き方 '07〜'08年版」より) -
聖ソフィア寺院前の無名戦士の墓
※ここでは他にも、寺院の前にいたライオン像の写真を撮っています。
ライオンはブルガリアの象徴ですが……私は日本橋三越の前のライオン(あるいはロンドン・トラファルガー広場のライオン?)を思い出してしまいました@
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/14362562/
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/14362563/
関連の旅行記
「2008年ブルガリア・ハイライトその11:ソフィアの街角の彫刻」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10264435/ -
首都ソフィアの入口側から
建物の内部もレンガの白と赤の横縞がむき出しで、古代の教会のようでした。
天井はかなり高く、構造は三廊式。
週末は結婚式のラッシュなのか、夕方6時半頃から教会が閉まる7時まで、3組も行われました。
いや、その間ずっと教会の中にいたわけでなく、すぐ隣の公園で休んでいたせいです。
出てくるカップルが参列者に囲まれて記念撮影して去っていくのを見ていました@ -
聖ソフィア寺院で結婚式を挙げたカップルたち
教会見学がてら、このカップルの結婚式も見学させてもらいました。
2階からは、ぞくぞくするほど美しい女声ソプラノのアカペラが響き渡っていて、しびれました。まさに天上の調べでした。
式はとても興味深かったです。
司祭さまは、聖書の一部を読み上げた後、昔のロシア皇帝がかぶっていたような帽子型で金の刺繍があり真ん中に赤のベルベットがあるすばらしい冠を取り出し、新郎・新婦のおでこに当てた後、2人に冠にキスをさせました。
その後、新郎・新婦の後ろにいた付き添いの男女のうち男性を新郎・新婦の前に立たせ、2つの冠を待たせて腕を何度も交差させました。
それから司祭さまが冠を受け取り、新婚カップルに被せていました。
これっていわば三三九度のブルガリア正教版!? -
もう1組の新婚カップル
こちらのカップルの花嫁さんは白いドレスを着ていませんでしたが、一番幸せそうなカップルで、お花をもっているので分かりました。 -
再び、レストラン「バイ・ゲンチョー(Bai Gencho)」で夕食
一昨日のソフィア初日、「地球の歩き方」を頼りに、ブルガリア料理を出すここで夕食を取りました。
しかし、メインディッシュの選択に失敗してしまいました。
なにが失敗したかというと、こちら。
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/14288329/
ケバブ1本ってメインディッシュとはいえないですよー。
というわけで、リベンジです。
そして、この晩、ここで食べた料理の写真
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/14288341/
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/14288342/
関連の旅行記
「2008年ブルガリア・ハイライトその5:ブルガリアで食べたもの・その2」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10261054/
※一昨日(2日前)に夕食を食べたときのバイ・ゲンチョーの写真
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/15862229/
関連の旅行記
「2008年ブルガリア旅行第12日目ソフィア(2):さすが首都らしき風格を感じた街歩き」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10323065/
そして夕食後、ホテルまで歩いて帰ったのですが、途中、再びアレクサンダル・ネフスキー寺院のそばに通りかかったとき、周辺の彫刻に急に興味が沸いて、写真を撮って帰りました。
帰国後にフォートラベルで旅行記を作成するときに「ソフィアの街角の彫刻」というハイライト集を作る素材としてもいいなと思いながら@
関連の旅行記
「2008年ブルガリア・ハイライトその11:ソフィアの街角の彫刻」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10264435/
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