Singapore リリーに会いたくて　普段着のシンガポール⑧旧正月の名残りで赤いチャイナ・タウン

2010/03/03 - 2010/03/09

プラナカン博物館をあとにして
リリーと唐辛子婆はチャイナ・タウンへと向かいます。
「まずは腹ごしらえしましょ。おなかすいたでしょ？」

★Singapore　リリーに会いたくて　
　普段着のシンガポール　サイトマ　ップ(table of contents)
　http://4travel.jp/traveler/tougarashibaba/album/10447182/

エリア シンガポール(シンガポール)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス
• 航空会社: JAL

「チャイナ・タウンは私の庭みたいなものよ。
目をつぶっても歩けるわ。」

夜は屋台で賑わうこの通り、昼間はガランとしています。

Peples Park Centreという
ホーカーズ・センターに入りました。

おいしそう、じゅる。

どれもこれもおいしそうにみえる。

つみれいりのクイティオにしました。
おいちい。

でもっ
同じテーブルのこのにーちゃんのも超おいしそう。

「うまいっすよ?」

デザートはデザート通りで。
ここはオープンエアながら冷房がきいています。

ああ、どれにしやうかな～じゅる。

ドリアン入りの甘味！

わたしゃドリアンだ～いすきなんですけどね。
こういうのはなぜだか苦手。
ドリアンキャンディとかアイスとかビスケットとかチップスも苦手。

どうしてなんでしょうかねえ。

おいしそうなんですけどね

ネーミングがなんとなく
八宝菜入りのお粥を連想してしまいません？

でもやっぱり発砲
いやまちがった八宝粥を選んだら
ガバっとかき氷をかけてくれました。

リリーの選んだのはこれですけど
上に乗ってるのが揚げパンきざんだのみたいで
「失敗だった～～（泣）」

で、あらためて緑豆粥を注文。
これは見た目は悪いけどおいしかったです。

同じテーブルのおっちゃんが食べてた

蓮の実入りの甘味。

豚のあぶり肉もおいしそう。

市場をとおって外に出ます。
なんだか若者はどこもおなじですねえ。

日本じゃあまり見たことない種類のおでん種。
ゴーヤとか椎茸とかにつみれを乗せてます。

唐辛子にも。

「明日の夕食はうちに来て。おでんも作ってあげる。」

それからまわったお寺は
シンガポール最古のシアン・ホッケン寺院。
船乗りを守るお寺だそうです。

中国からマレー半島の先まで昔の船での航海は
さぞや大変だったことでせうね。

今ちゃうど司馬遼太郎の「菜の花の沖」を読んでいるので
その航海の大変さがよけいにひしひしと感じられます。

鑑真和尚だって潮にやられて盲目となってしまったくらいだから
南洋の海で目をやられた水夫は多かったことでせう。

ドアにやさしそうな達磨さんみたいな方が。
「おやいらっしゃい、リリーさん、久しぶりだねえ。」

日本からの学生ツアーご到着。

優しそうなお顔。

唐辛子婆もしばしお祈りしました。

この千手観音さまはどなたか
コクリコさんがフランスから戻ったらきいてみやう。

お寺の境内は

おじーちゃんたちの

社交場

「午後の散歩はバテるわねえ。ちょっと休憩しましょ。」
公園の木陰でひとやすみ。

この界隈にもラブリーな

プラナカン

「ほんとうにプラナカンが好きねえ。
私にとっちゃ昔からどこにでもある風景なんだけど。」

レトロな街並みのむこうにみえる
50階建てのまあたらしいコンドミニアム。
リリーの息子一家はもうすぐここに引っ越します。
「狭いけど、通勤に便利だからね。」

「一番下の妹に会っていって。
この歴史的ビルの２階でパートやってるのよ。」

え～仕事中に呼び出していいの？
「ヘーキヘーキ」
さすが７人兄弟の末っ子。妹さんはずいぶん若かったです。

「昔はね、結婚も早かったから出産も早くてね。
それで多産でしょう。
母親と娘が同時期に出産、というケースも稀じゃなかったのよ。」

昼間みたダックのせご飯が目に焼きついていた唐辛子婆は

ホテルの近くで夕ご飯をこれにしました。
甘辛いタレがおいしかったです。

でもっ
昼間見たののほうがもっとおいしそうに見えたぁ。

リリーのはお粥バージョンです。

毎日案内してもらうのは忙しいリリーに申し訳ないから
明日は一人で歩くことにします。

なにせ息子夫婦は幼子二人かかえて共働き。
リリーは週１回、彼らのマンションに出向いて
家事一切引き受けている。

おまけに独身のまま年老いた自分の兄の家の面倒までみているのです。
「孫がかわいくてねえ。私のキングとクイーンだわ。
明日の夜にご対面だわね(*^_^*)」