Singapore リリーに会いたくて　普段着のシンガポール⑨　植物園で日本語ガイドツアーを楽しむ　～ミツバチばあやの冒険～

2010/03/03 - 2010/03/09

ボタニック・ガーデンの開園は1859年。江戸時代末期だ＼(◎o◎)／

シンガポール在住邦人の中には毎週末通う方もいらっしゃるとか。
そして充実したボランティア・ガイドの組織もあり。

植物好きとしてはぜひ訪れてみたいところでした。

表紙の花はカラチでも見かけました。
http://4travel.jp/traveler/tougarashibaba/album/10148791/
こちらでやっと名前がわかりました。
サンドペーパー・ヴァイン(Sandpaper Vine)
葉っぱの表面がザラザラしてるからですって。

ボタニック・ガーデンの公式ＨＰ
www.sbg.org.sg
nihongoガイドツアーは第一土曜日10：00から。9：45よりビジターセンターで受付。無料。

★Singapore　リリーに会いたくて　
普段着のシンガポール　サイトマップ(table of contents)
http://4travel.jp/traveler/tougarashibaba/album/10447182/

★Japan　～ミツバチばあやの冒険～　サイトマップ
http://4travel.jp/traveler/tougarashibaba/album/10453406/

エリア シンガポール(シンガポール)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス
• 航空会社: JAL

シンガポールに来てはじめてひとりでおでかけです。

リリーに教えられたとおり7番のバスを待ちます。

歩道橋の多くに植えられてるブーゲンビリア。

２階バスが来たけれども、今日は一階の運転席のそばに座りました。
なぜって次の停留所のアナウンスも掲示もないんです。
うろ覚えの景色だけが頼り。

運転手さんに植物園に着いたら知らせてと頼みました。

乗り換えなしだったので迷うことなく到着。

日本語ガイドツアーの時間よりかなり早くに着きました。
でもものすごく広いと聞いてます。
集合場所のビジターセンターはどこかな？

標識があるので迷いはしないんですけどほ～～んとに広い。
しかも
ビジターセンターは真ん中へん（汗）

間に合うようにたどりつけるか心配になって
熱帯の暑さの中を速足歩きぜっぜっぜ～～。

う?わ、バズーカ砲がみっつも！！
何撮ってるの～？

蝙蝠だそうです。
地べたにどっかと座り込んだにーちゃんが
ほかにもフクロウだとかいろいろ見せてくれました。

すんごいね～！！プロのカメラマンなの？
「いやーただの趣味っすよ。」

やっとたどりついて

まずはお手洗いに。

ビジターセンターは一部工事中なのでトイレはこれでした。

ちゃんと車椅子用のもあり。日本では見たことありません。

現在、日本語ガイドをやってる方は10名ぐらいだそうです。
ツアーは３グループに分かれてスタートしました。

「この植物園は篤姫の時代に開かれました。
この赤い幹の椰子はショウジョウヤシ。
シンガポール植物園のシンボルツリーでロゴマークにもなっています。」

「前首相リー・クアンユーのグリーンシティ計画で
外来種をいっぱい入れました。
シンガポールのコインの裏側はみんな植物なんですよ。」

リー・クアンユーってほんとに素晴らしい首相だぁ。

この～木なんの木気になる木～♪

アメリカねむの木でした。

シンガポールでは中国正月が終って雨が上がると
いろんな花が咲き始めるそうです。

ねむの木の樹上高くに見える養生植物。

「寄生植物との違いは
ねむの木から養分をもらってるわけではないということです。
水分は雨水、養分は自分の枯葉を地面に落とさず腐らせて。」

け、健気だぁ。

油椰子
「パームオイルをとる木です。」

環境に優しいエコ石鹸はこの油椰子から作られるそうです。
最近のエコブームで熱帯雨林を伐採して油椰子を植えるそうで。
緑が保たれるのは同じですけどね・・・。

うわっカメムシだっ！！触ったら大変！
でもなんてきれいな色なんでしょう。

「人面カメムシっていう名前です。」くさいお人や。

ボランティア・ガイドさんは
いろんな木の実や種のサンプルを持ち歩いてて
薬効などの説明をテキパキと。

ナツメグです。

う～わロタンって棘があったんだー！
籐細工にするまでにははかり知れない工程がありますねー。

イチジクの原種？

食べてもおいしくなさそ。でも、かわいい。

広い植物園のあちこちでやってる太極拳

ジャングルの道へとはいっていきます。

不思議なことに蚊がいない。
半パンだったし、虫除けスプレーしていかなかったので
覚悟してたんですけど、一度も刺されなかったのはどうして？

農薬散布してたらカメムシとか蟻が生き残れない筈。
それとも蚊だけを殺す薬があるのかしらん？

いろんな種類のフタバガキの種です。
なんと500種類ぐらいもあるとか。

フタバガキは熱帯にはかならずある木だそうです。
フタバガキは二つの羽根をもった実という意味。

これが何の実なのか忘れてしもて（涙）

種をこんなかわいいアクセサリに。
あ、植物園で拾って作ったんじゃありませんよ。

真っ赤なプルメリア

プルメリアの乳液は
アルカロイド系の毒があるそうです。

「プルメリアの種がこんなだって知ってました？」

あ、これはプルメリアの種ではないようです。

暑いのでメモをとるのも面倒になってしもて。

この黄色い一日花はシンポーエア、だったかな？
これの実が

この赤いの。

無憂樹という名前だそうです。由来は忘れました。
食べると憂さを忘れられるのかしら？

あづい。

永らく副園長をしていたコーナーさんの家。
今はレストラン「au Jardin」となっています。
[e-mail]

「夜のコースは最低でもS＄200だそうです。
ワインがお高いんですって。日曜日のブランチにいかが？」

☆コーナーさん関連でとても興味深いサイトをみつけました。
個人のHPはリンクフリーとなっていても一応お断りのメールをさしあげているのですが、こちらは連絡方法がないため、勝手ながらおことわりせずに掲載させていただきました。

シンガポール植物園を守った日本人
http://washimo-web.jp/Report/Mag-Botanic.htm

「週末の夜によくコンサートがあるのよ。みんな芝生に座って。
と～ってもロマンチックでしょ。無料だし。」
リリーもそういってたコンサート。

明日の夜は中村天平。
えっ？！
中村天平？あの今注目のマッチョなピアニスト？
さういへばこのポスターでもピアノをががぁ?っと押してるみたいな。

いってみよかな。

お、二人だけの結婚式。
快く撮影に応じてくださってありがとう。
お幸せにね。

「サンキュー」

ガイドさんは
1時間半ぐらいの予定でしたが2時間半ぐらいかけて
丁寧に説明してくださって。
とてもベテランで感じよかったです。
ありがとうございました！！

さて、午後はオーキッド・ガーデンへ。
広大な敷地にはジンジャーガーデンとかいろいろあるんですけど
とても一日ではまわれなさそうなので一番行きたいところに絞ります。