Singapore　りりーに会いたくて　普段着のシンガポール③マレービレッジ界隈でインドネシアの香りにひたる

2010/03/03 - 2010/03/09

「プラナカンの家が見たいんだったらこうしましょう。

まず朝のうちに市場に行って。
この近くにマレー系の市場があるわ。マレー・ビレッジもあるけどショボいのよ。さびれちゃっててねー。

それからプラナカンの家をまわってビーチも近いからちょっと行ってみ見ましょうよ♪」

いそいそと、リリーの気持ちもはずんでいる。

★Singapore　リリーに会いたくて　
　普段着のシンガポール　サイトマ　ップ(table of contents)
　http://4travel.jp/traveler/tougarashibaba/album/10447182/

エリア シンガポール(シンガポール)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス
• 航空会社: JAL

ホテルの前にとめられたリリーの自転車。

ほんとは一緒に自転車でまわりたかったんですけど
写真も撮りたいしねー。
というわけでリリーは暑い中を唐辛子婆につきあってず～っと歩いてくれました。

謝謝！！

さびれたマレー・ビレッジ

なんとのう物悲しげ。

市場はマレー系といっても
売ってるのはチャイニーズ系も沢山いてにぎわっていました。。

楽しそうにお買い物。
ここもチャイニーズ系で

お正月の飾りがあざやか。

これは何ぢゃったかいのー？

もしかしてキンマ？ビートルナッツ？

わっ、テンペだ懐かしい??。

テンペとは大豆を煮て発酵させて固めたもの（だと思います）。
焼いたり揚げたりして食すると香ばしい。

ほんに、アジアは一大大豆食圏よのう。
味噌・醤油・豆腐・油揚げ・がんもどき・納豆・枝豆・ずんだ餅・湯葉・豆乳・黄な粉・ナムル・・・・
ざっと思いつくままに書いてもこんなにある調理法。

ドイツが大昔に日本人の食生活を調べて大豆の調理法を研究したそうですけど
パウダーにしてケーキ作ったりスープにしたりしか思いつかなかったそうで。

わたしゃ最近フランスパンの黄な粉あんサンドにハマっておりますぢゃ。

「シンガポールでもおでんはよく食べられてるのよ。
簡単だから。」

市場の階段の下にどっかと陣取ったこのお二人は
寄付集めなのか物乞いなのか？

市場をでてこの大通りを渡って
いよいよプラナカンの家の方へとまいります。
皆様もこちらへどうぞ。
Singapore リリーに会いたくて　カトン
http://4travel.jp/traveler/tougarashibaba/album/10439433/

ここからは最終日のマレー系ホーカーズセンターです。
同じマレー系ということでこちらに掲載しました。

インドネシアに通算5年も住んでいた唐辛子婆にとって
マレー料理はと～っても懐かしいお味なのです。

で。最後の日にはピーナツソースのたっぷ?りかかったサテ（串焼き肉）を食べたいとやってきたのに
「月曜日はサテはお休みなんだよ。」

ぐ・ぐが～～ん！！

「オタオタはどうだい？」

それもいいわね?。

オタオタとは魚のすり身をスパイスやココナツミルクで混ぜたりして
バナナの葉の包んで焼いたもの。

こちらではチャパティみたいなの焼いてます。

カラチでは被り物をした女性がこのようなお店で働く姿をほとんど見なかったのですんごく物珍しく感じてしまいました。

夫婦で仲よく働いてます。

ワロン・クルアルガ（ファミリーの屋台）

インドネシア語もマレー語もローマ字表記。
書いたとおりに発音すればいいのでとっても簡単なんですけど
唯一の例外がeの発音。

大抵の場合「う」みたいな発音です。
「え」と発音するものがたま～にあるんですけどアクセント記号とかで区別してるわけじゃないので覚えるしかない（汗）

どれもこれも

おいしそうで迷うなあ。

こちらには大臣が訪れたっちゅう写真が貼ってあるし。

結局
パキスタンでよく一緒に食べてた
ビリヤニにした私たちって。。。
でも私たちには思い出深いビリヤニなのです。

外で買っちゃダメだとご主人にキビシく言われていたにもかかわらず
唐辛子婆に感化？されていろんなものを買い食いするようになってたリリー。

そのうちご主人もおいしさに負けて？
ビリヤニだけは自分で買いに行くほどになってたのでした。

いっぱいすぎなので半分こしたチキン・ビリヤニ。

カラチのほど脂っこくなくて超辛くもなくて
あっさりしてておいしかったです。

ここでリリーは偶然にも昔の同僚と再会します。

懐かしさに満ちた表情でおだやかに消息をたずねあう二人。

彼が頼んだのはカチャン・プール。

とろりと煮込んだ豆のポタージュみたいなのにフライドエッグと紫タマネギとトマトがのっててバゲットと一緒にいただきます。

フランス領じゃなかったのに、庶民のフランスパンが腰があって意外とおいしい。

カチャンは豆。プールは英語でしょ？
豆の池という意味なのかしらん？

でもね、彼が書いてくれたメモを読み返してみると
プールはphoolとなっていました。なんていう意味なのかしらね？
もとは中東の料理だそうです。

ちなみに豆はNavy Beansとのことです。海軍の豆って？？

お二人のつもる話がはずんでいるので
席を立ってしばらくあたりを撮ることにしました。

マレー系の食べ物ってバナナの葉に包まれたものがいっぱい♪
お菓子でもおかずでも。

これもバナナの葉に包まれて。

これはもち米の中に
甘辛く煮た小エビがぎっちりとはいったスナック。
と～ってもおいしい。

これも唐辛子婆の大好物オンデオンデ。

ココナツまぶしのモチモチしたおだんごで
中のとろりとした黒砂糖がおいしいの(*^.^*)

「ホーカーズセンターをきれいにして外食を楽しく！」
というキャンペーンポスターです。

けど

効果があがってないところもあり（笑）

こんなポスターもあちこちに。

「ばっちいこと見たら通報しよう。」
ははは。
でもね、シンガポールのすんごいところは
こういうところでも市場でもハエや蚊がいないってことなんです。

お食事がすんでローカルのショッピングセンターにもちょっと寄ってみました。
手芸品屋さんのおばちゃんと話がはずんで。
「日本は物価が高いからねー。ちょっと旅行にってわけにゃーねー。」

あの、日本もデフレが進んでランチなら300円台から食べられますが。
コーヒーも160円から飲めますが。
「そんなこといったってやっぱ高いよね?。」

嗚呼。
昔は日本にも外人観光客がい～っぱいきてたのに。
一度ついた悪名を払拭するのはたいへんですね～。

デフレは格好の観光収入源なはずなのに。

「これはプレゼントを入れるもの。結婚式とかでね。」

太鼓やタンバリンは

宗教グッズのお店にありました。

お数珠です。

「へ〜！イスラム教でもお数珠使うの？」
リリーがびっくりしてお客にたずねました。

「あなたと一緒に歩いたおかげで
ここにいても知らなかったことがどんどんわかるわ。」