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今回はドレスデンからバスタイ橋、ゲルリッツを回ってベルリンまでのザクセン州東部を巡る旅。ガイドブックにもほとんど載っていない国境の町ゲルリッツは、オススメの街です。<br />※2006/1/2 タイトルのみ変更

ドイツ・スイス旅行記2003(2):ザクセン州東部を巡る

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2003/09/04 - 2003/09/11

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今回はドレスデンからバスタイ橋、ゲルリッツを回ってベルリンまでのザクセン州東部を巡る旅。ガイドブックにもほとんど載っていない国境の町ゲルリッツは、オススメの街です。
※2006/1/2 タイトルのみ変更

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  • 9月6日、今日はまずザクセンのスイスのハイライト、バスタイ橋へ向かう。Dresden Hbf 8:05発のS-Bahnに乗車。この区間はプラハへのメインルートで私も2度乗車したが、途中下車は初めて。近郊住宅地を抜けると、エルベ川が寄り添ってくる。約40分で最寄り駅のKurort Rathen着。今日も晴れで、まだ9時前ということもありとても爽やかであった。

    9月6日、今日はまずザクセンのスイスのハイライト、バスタイ橋へ向かう。Dresden Hbf 8:05発のS-Bahnに乗車。この区間はプラハへのメインルートで私も2度乗車したが、途中下車は初めて。近郊住宅地を抜けると、エルベ川が寄り添ってくる。約40分で最寄り駅のKurort Rathen着。今日も晴れで、まだ9時前ということもありとても爽やかであった。

  • 駅前の地図を眺める。バスタイは310mとあった。310mなら近いな…と思ったのであるが、もちろん標高のことである。エルベ川付近は標高100mそこそこのはずなので、約200mくらい登ることになる。

    駅前の地図を眺める。バスタイは310mとあった。310mなら近いな…と思ったのであるが、もちろん標高のことである。エルベ川付近は標高100mそこそこのはずなので、約200mくらい登ることになる。

  • 対岸にはこの渡し舟で向かう。所要時間はわずか2分、生活の足という感じであるが、DBのWebでも検索できる。出航後、向きを変えることなく横に進んでいき、あっという間に対岸に着いた。

    対岸にはこの渡し舟で向かう。所要時間はわずか2分、生活の足という感じであるが、DBのWebでも検索できる。出航後、向きを変えることなく横に進んでいき、あっという間に対岸に着いた。

  • 対岸は旧市街で、みやげ物屋やカフェが川沿いに並んでいた。このあたりは保養地であり、なんとなくスイスという感じもした。

    対岸は旧市街で、みやげ物屋やカフェが川沿いに並んでいた。このあたりは保養地であり、なんとなくスイスという感じもした。

  • 街を抜けると、緑あざやかな登山道を登る。といってもゆるやかなハイキングコースという感じで苦ではないが、気温が上がるにつれて汗が吹き出るようになった。

    街を抜けると、緑あざやかな登山道を登る。といってもゆるやかなハイキングコースという感じで苦ではないが、気温が上がるにつれて汗が吹き出るようになった。

  • 展望台からの眺め。先ほどのKurort Rathenの街が見える。大きくカーブするエルベ川を見下ろす眺めが美しい。

    展望台からの眺め。先ほどのKurort Rathenの街が見える。大きくカーブするエルベ川を見下ろす眺めが美しい。

  • さらに進むと、バスタイ橋が見えてきた。急に観光客が増えてきたが、この先に駐車場があって、バス利用の客は楽々来ることができるはずである。<br />ここまでは普通の道であったが、バスタイ橋周辺は有料であった。あたりは断崖絶壁であり、石橋を作った技術力には驚く。<br />

    さらに進むと、バスタイ橋が見えてきた。急に観光客が増えてきたが、この先に駐車場があって、バス利用の客は楽々来ることができるはずである。
    ここまでは普通の道であったが、バスタイ橋周辺は有料であった。あたりは断崖絶壁であり、石橋を作った技術力には驚く。

  • 橋からの眺め。樹海の海の中に岩石が露出するその様はグランドキャニオンのようである(行ったことはないが)。スイスという例えはいまひとつ理解できないのだが、列車からの眺めから全く想像できない景色に、来て良かったと思う。

    橋からの眺め。樹海の海の中に岩石が露出するその様はグランドキャニオンのようである(行ったことはないが)。スイスという例えはいまひとつ理解できないのだが、列車からの眺めから全く想像できない景色に、来て良かったと思う。

  • Kurort Rathenに戻ると、昨年の8月16日の線が引いてあった。恐らく昨年の水害の水位と思われる。結構奥まったところまで水が来ていたようだ。流れがゆるやかなだけに一度水かさが増えると大変なことになるのであろう。<br />10:42発のS-Bahnで、Dresden Hbfに戻る。短い時間であったが充実したひとときであった。

    Kurort Rathenに戻ると、昨年の8月16日の線が引いてあった。恐らく昨年の水害の水位と思われる。結構奥まったところまで水が来ていたようだ。流れがゆるやかなだけに一度水かさが増えると大変なことになるのであろう。
    10:42発のS-Bahnで、Dresden Hbfに戻る。短い時間であったが充実したひとときであった。

  • Dresden Hbf11:51発のInterRegioに乗る。<br />InterRegioは昨年の改正でほぼ全てがInterCityに格上げとなったが、DresdenからWroclawへの国際IRのみがIRのまま残された。ということでどんな客車が来るか期待していたのだが、期待通り青のIR専用客車で嬉しくなった。ただしCafe車はPKP(ポーランド国鉄)であった。<br />ソ連製の無骨な機関車に引かれ、一路Goelitzへ向かう。

    Dresden Hbf11:51発のInterRegioに乗る。
    InterRegioは昨年の改正でほぼ全てがInterCityに格上げとなったが、DresdenからWroclawへの国際IRのみがIRのまま残された。ということでどんな客車が来るか期待していたのだが、期待通り青のIR専用客車で嬉しくなった。ただしCafe車はPKP(ポーランド国鉄)であった。
    ソ連製の無骨な機関車に引かれ、一路Goelitzへ向かう。

  • ザクセン東部の平野を抜け、13:13にGoelitz着。ここはポーランドとの国境の町である。<br />なぜガイドブックにも載っていないこの街にわざわざ来たか?それは3年前に遡る。<br />2000年夏、2度目のドイツ旅行で私は友人とともにドイツからポーランドを周遊した。クラクフからは別行動となり、私はプラハへ行くためドレスデン行の夜行に乗った。ポーランドはとても魅力的で食事もおいしく楽しい所であったが、いかんせん海外3度目の私には英語すらロクに通じず、しかも日程の都合で夜行3連続であった旅行は結構ハードであった。しかも私より海外に強い友人はもういない。<br />というわけでクシェットの中でひとりうつらうつらとしていて、ふと停車した駅が、ゲルリッツであった。見慣れたDBのロゴとドイツ語の駅名版が輝いていた。それはとても安心させるものであった。旧東ドイツに入っただけで15年前ならそうは思わなかったに違いないとはわかっていても、ポーランドとの国境も昔は違っていたとはわかっていても、ただとにかく感動したのである。<br />…というだけの理由で、今回再訪したわけであるが、私の思い入れのある街であるとともに、調べていくとなかなか美しい街であるらしく、期待の訪問であった。<br />古びた駅舎は3年前と変わらず、とても懐かしかった。

    ザクセン東部の平野を抜け、13:13にGoelitz着。ここはポーランドとの国境の町である。
    なぜガイドブックにも載っていないこの街にわざわざ来たか?それは3年前に遡る。
    2000年夏、2度目のドイツ旅行で私は友人とともにドイツからポーランドを周遊した。クラクフからは別行動となり、私はプラハへ行くためドレスデン行の夜行に乗った。ポーランドはとても魅力的で食事もおいしく楽しい所であったが、いかんせん海外3度目の私には英語すらロクに通じず、しかも日程の都合で夜行3連続であった旅行は結構ハードであった。しかも私より海外に強い友人はもういない。
    というわけでクシェットの中でひとりうつらうつらとしていて、ふと停車した駅が、ゲルリッツであった。見慣れたDBのロゴとドイツ語の駅名版が輝いていた。それはとても安心させるものであった。旧東ドイツに入っただけで15年前ならそうは思わなかったに違いないとはわかっていても、ポーランドとの国境も昔は違っていたとはわかっていても、ただとにかく感動したのである。
    …というだけの理由で、今回再訪したわけであるが、私の思い入れのある街であるとともに、調べていくとなかなか美しい街であるらしく、期待の訪問であった。
    古びた駅舎は3年前と変わらず、とても懐かしかった。

  • とりあえず地図を撮る。ゲルリッツは地球の歩き方にやっとちょっと載るようになったレベルで、とにかく地図すら持っていなかった。こんなときデジカメはとても役に立つ。

    とりあえず地図を撮る。ゲルリッツは地球の歩き方にやっとちょっと載るようになったレベルで、とにかく地図すら持っていなかった。こんなときデジカメはとても役に立つ。

  • 駅前通りを中心部へ進む。路面電車が走っており、東欧でよく見られる形の電車が走っていた。古い街並みであるが、開いている店はあまり多くなく、景気は良くないようである。このあたりまで来るとドイツ統一による波及効果もほとんどないようで、静かな雰囲気は嬉しいがその点はちょっと心配である。

    駅前通りを中心部へ進む。路面電車が走っており、東欧でよく見られる形の電車が走っていた。古い街並みであるが、開いている店はあまり多くなく、景気は良くないようである。このあたりまで来るとドイツ統一による波及効果もほとんどないようで、静かな雰囲気は嬉しいがその点はちょっと心配である。

  • フラウエン教会。14世紀に建てられた歴史ある教会である。<br />このあたりから、かつて織物と商業で名をはせた歴史を垣間見ることのできる美しい建物が見えてくる。

    フラウエン教会。14世紀に建てられた歴史ある教会である。
    このあたりから、かつて織物と商業で名をはせた歴史を垣間見ることのできる美しい建物が見えてくる。

  • ドイツならどこにでもあるKarstadtがここにもあった。しかしこの建物は1913年に建てられたBerliner Kaufhausというデパートを利用しており、初期のデパートスタイルを保つ数少ない建物だそうである。

    ドイツならどこにでもあるKarstadtがここにもあった。しかしこの建物は1913年に建てられたBerliner Kaufhausというデパートを利用しており、初期のデパートスタイルを保つ数少ない建物だそうである。

  • 中世の城壁の跡に囲まれたこの街は見張りの塔がいくつか残り、良いアクセントとなっている。Obermarkt前のReichenbacher Turmは今は博物館となっている。このあたりが街の中心。建物の見事なファサードが見ていて飽きない。

    中世の城壁の跡に囲まれたこの街は見張りの塔がいくつか残り、良いアクセントとなっている。Obermarkt前のReichenbacher Turmは今は博物館となっている。このあたりが街の中心。建物の見事なファサードが見ていて飽きない。

  • Obermarktを歩く。このあたりは観光客も多く、皆思い思いに装飾に輝く建物を撮っていた。

    Obermarktを歩く。このあたりは観光客も多く、皆思い思いに装飾に輝く建物を撮っていた。

  • 三位一体教会(Dreifaltigkeiskirche)。13世紀に建てられた後ゴシック様式のこの建物には、価値ある財宝が多く収められている。

    三位一体教会(Dreifaltigkeiskirche)。13世紀に建てられた後ゴシック様式のこの建物には、価値ある財宝が多く収められている。

  • 1526年に建てられたSchoenhofは、ドイツルネッサンス最古の建物である。鮮やかなオレンジ色が空の色に映える。トナカイの飾りが目をひく。

    1526年に建てられたSchoenhofは、ドイツルネッサンス最古の建物である。鮮やかなオレンジ色が空の色に映える。トナカイの飾りが目をひく。

  • 市庁舎の巻線階段。15世紀に作られた趣きのある優雅な階段である。

    市庁舎の巻線階段。15世紀に作られた趣きのある優雅な階段である。

  • 市街を抜けて、国境のナイセ川にやってきた。といっても、川幅は100mもない。すぐ先がポーランドとは信じられない思いである。それもそのはず「オーデル・ナイセ線」によりここが国境になったのは第二次大戦後のこと。ポーランドはその時国家が西にずれた。つまり対岸がドイツだった時代もあったわけである。島国日本育ちにとっては国境は大きな壁であるが、ヨーロッパの国境を見ると単なる形式上のものであることを実感する。

    市街を抜けて、国境のナイセ川にやってきた。といっても、川幅は100mもない。すぐ先がポーランドとは信じられない思いである。それもそのはず「オーデル・ナイセ線」によりここが国境になったのは第二次大戦後のこと。ポーランドはその時国家が西にずれた。つまり対岸がドイツだった時代もあったわけである。島国日本育ちにとっては国境は大きな壁であるが、ヨーロッパの国境を見ると単なる形式上のものであることを実感する。

  • 今ゲルリッツは対岸のツォゴルツェレックと「文化首都2010年」に立候補しており、両都市でのイベントも多いようである。地図上では国境の橋は町外れの南側にあるのだが、レストランの先に臨時の橋が作られ対岸に行けるようになっていた。往復の料金を払い、ナイセ川の国境を渡ってポーランドへ入る。一応、ちゃんとしたパスポートチェックもあった。<br />ナイセ川の水音が気持ちよい。

    今ゲルリッツは対岸のツォゴルツェレックと「文化首都2010年」に立候補しており、両都市でのイベントも多いようである。地図上では国境の橋は町外れの南側にあるのだが、レストランの先に臨時の橋が作られ対岸に行けるようになっていた。往復の料金を払い、ナイセ川の国境を渡ってポーランドへ入る。一応、ちゃんとしたパスポートチェックもあった。
    ナイセ川の水音が気持ちよい。

  • 対岸からゲルリッツを眺める。別の国であることが信じられないが、看板は懐かしいポーランドのものであった。<br />つい最近、ポーランドはEUに加盟したが、この国境は今はどうなっているのだろうか。

    対岸からゲルリッツを眺める。別の国であることが信じられないが、看板は懐かしいポーランドのものであった。
    つい最近、ポーランドはEUに加盟したが、この国境は今はどうなっているのだろうか。

  • あっという間のゲルリッツ訪問であったが、懐かしさもあってとても満足のいくものであった。<br />今日はベルリンへ向かい、夜行列車に乗る予定である。16:02発の列車でCottbusへ向かう。この区間は別会社のLausitzBahnになっており、ジャーマンレイルパスは使えない。列車はDBの最新ディーゼルカーと色違いであるが、飲み物の車内販売があるなど、独自色があった。<br />

    あっという間のゲルリッツ訪問であったが、懐かしさもあってとても満足のいくものであった。
    今日はベルリンへ向かい、夜行列車に乗る予定である。16:02発の列車でCottbusへ向かう。この区間は別会社のLausitzBahnになっており、ジャーマンレイルパスは使えない。列車はDBの最新ディーゼルカーと色違いであるが、飲み物の車内販売があるなど、独自色があった。

  • CottbusでRegional Expressに乗り換えるが、今日のベルリンは大規模工事の日で運休が相次いでいる。私の乗った列車も、Berlinを横断するはずが、Koenigs Wusterhausen止まりになった。地図を見るととんでもない外れである。高尾あたりで下ろされた気分だ。<br />仕方なくS-Bahnに乗り換えるが、S-Bahnも工事運休や折り返しが相次いでいて、乗った列車は環状線に入ってしまった。さらに乗り換えて中心部へ向かうが、ただでさえ時間がないのに、観光をする余裕が全くなくなってしまったのは残念であった。

    CottbusでRegional Expressに乗り換えるが、今日のベルリンは大規模工事の日で運休が相次いでいる。私の乗った列車も、Berlinを横断するはずが、Koenigs Wusterhausen止まりになった。地図を見るととんでもない外れである。高尾あたりで下ろされた気分だ。
    仕方なくS-Bahnに乗り換えるが、S-Bahnも工事運休や折り返しが相次いでいて、乗った列車は環状線に入ってしまった。さらに乗り換えて中心部へ向かうが、ただでさえ時間がないのに、観光をする余裕が全くなくなってしまったのは残念であった。

  • ブランデンブルク門に着いたときはすっかり日が暮れてしまっていた。ここに来るのは4年前以来2度目だが、あたりはすっかり新しい建物に囲まれている。そして門自体も綺麗に化粧直しされていた。<br />2006年W杯の宣伝か、巨大なサッカーボールのオブジェがあった。

    ブランデンブルク門に着いたときはすっかり日が暮れてしまっていた。ここに来るのは4年前以来2度目だが、あたりはすっかり新しい建物に囲まれている。そして門自体も綺麗に化粧直しされていた。
    2006年W杯の宣伝か、巨大なサッカーボールのオブジェがあった。

  • 連邦議会は夜遅くまでやっているので、立ち寄ってみたが、噂どおりの長ーい行列に断念した。

    連邦議会は夜遅くまでやっているので、立ち寄ってみたが、噂どおりの長ーい行列に断念した。

  • ということで4年ぶりのベルリンは失意のうちにあっという間に終了し、Ostbahnhof21:30発のNacht Zugで、一路ミュンヘンへ向かう。クシェットの切符は初日にFrankfurt/Mainで購入しておいてある。<br />この区間のNZはタルゴ型客車で、クシェットでありながらJRのB寝台よりも設備が良い。それでいて料金はわずか20EURである。<br />私の乗った区画は下段に人も来ず、快適な一夜をすごすことができた。<br />

    ということで4年ぶりのベルリンは失意のうちにあっという間に終了し、Ostbahnhof21:30発のNacht Zugで、一路ミュンヘンへ向かう。クシェットの切符は初日にFrankfurt/Mainで購入しておいてある。
    この区間のNZはタルゴ型客車で、クシェットでありながらJRのB寝台よりも設備が良い。それでいて料金はわずか20EURである。
    私の乗った区画は下段に人も来ず、快適な一夜をすごすことができた。

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この旅行記へのコメント (4)

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  • utamiumiuさん 2006/03/02 13:14:51
    こんんちは。shinesuniさん の紹介で来ました。ゲルリッツ&バスタイ
    去年、私もバスタイのあるところまでいきました。目的はエルベを船でドレスデンまで帰るというものでした。丁度たまさんがバスタイ橋への林道を撮ったあたりで私も写真を撮りました。その前にバスタイまで2時間と書いてある案内板を見たのですが、私の独語能力では片道なのか往復なのか理解できず片道なら船の時間に間に合わなくなるので諦めました。
    ちょうどお写真の林道あたりで下ってきたドイツ人老カップルに出会い「ヴィーフィール ミヌーテン?」とカタカナ独語で訊きましたら「フィーレン、フィーレン ミヌーテン。ツバイシュトゥンデン」と言われやはり片道なのか往復なのか分かりませんでした。私の足はのろく、普通の人の倍かかりますので往復2時間だったとしても4時間近くなるなー。と諦めて船の時間を待ちました。
    ピルニッツを右に見て新しく輝くフラウエン教会と黒ずんだ街や橋が見えてきた時は結構感動しました。まだまだクレーンがあちこちにたっていましたが。
    今年もバスタイまで行って(できれば橋まで)船旅をしたいと思っています。
    *そうそう、ゲルリッツのほうを本命で見させていただいたのでした。ありがとうございました。

    たま

    たまさん からの返信 2006/03/05 15:12:00
    RE: こんんちは。shinesuniさん の紹介で来ました。ゲルリッツ&バスタイ
    ページ拝見しました。ドイツを端から端まで旅されていたのはとてもうらやましいです。マイナウは結婚式を挙げたところでしてとても懐かしく思いました。
    私はバスタイ⇒ゲルリッツ⇒ベルリンを1日で通る超強引なスケジュールだったので、列車の時間も決まっておりものすごく早足で登っていきました。なので今思い返すと2時間かからずにバスタイまで往復していたわけですが、本当はもっともっとゆっくり歩いて、バスタイものんびり休みながら過ごすのがベストだったなあと思っております。
    バスタイは橋のあるところもいいのですが、エルベ川を見下ろす景色、それから意外にふもともよかったなあと思います。私は逆に列車でしかエルベ川を見たことがないので、今度は船に乗って、川沿いの景色や近づくドレスデンの街並みをじっくり眺めたいなと思います。
  • shinesuniさん 2006/02/26 07:11:29
    この付近は今...
    たまさん初めまして、shinesuniと申します。
    今ここには無事橋が架かり(徒歩専用)益々旅がしやすくなりました。
    橋が架かるまでの両側の街のいざこざはかなりなものだったとか..。

    歩き方で92年度版旧東ドイツ(絶版)というのがありましたが、
    その中にゲルリッツはかなり詳しく書かれていました。
    いまですとロンリープラネットのドイツ(日本語バージョン)に
    写真はありませんがそれなりにガイドされています。

    ★ポーランド国境のライブカメラ
    http://www.altstadtbruecke.de/

    私もドイツからポーランドに行くとき、最初の半日位は後悔するのですが、
    すぐ慣れて安い物価とポーランドの少しうらぶれた感じを楽しむようになります。

    PS 私の旅行記にこの旅行記のリンク貼らせて頂きました。
    ご了承下さい。
    http://4travel.jp/traveler/shinesuni/album/10054257/

    たま

    たまさん からの返信 2006/03/05 15:04:40
    RE: この付近は今...
    はじめまして。
    なかなか現地の昼間にライブカメラを見る時間がなくて、ご返事が遅れました。
    ようやく昼の現地を見たのですが、すごいですね!仮の橋を見た自分にとってはとても感慨深いです。国境となってから相当経ちますのでいろんな問題があろうとは思いますが、この橋をきっかけにより交流を深めてほしいなと思います。

    90年代初頭の地球の歩き方は西ヨーロッパ版しか見たことがなかったので、東ドイツ版にしっかり載っていたというのは驚きです。今はザクセン3都市まとめて1ページしか載ってないですが、訪問した限りはもっと細かく載って然るべき都市だなと思いました。なお3年前はロンプラの日本語版がなかったので英語版と、ゲルリッツ市のHPを打ち出して持って行きました。

    ポーランドはビザ不要になった頃、Frankfurt(Oder)から同じように橋を渡ったとき、それからアウシュビッツまで遠征したときと今回ゲルリッツからはみ出したときと3回行ったことがあるのですが、現地でポーランド語を見るとあまりに何もわからずとても心細く思うのですが、戻ってくるととても印象深く、また行ってみたくなる不思議な国だなと思います。2度目にゲルリッツを通ったときは本文中に書いたとおりすごくほっとしたのを覚えてみますが、かといってその前のポーランドはすごく充実した2日間で行ってよかったなと思っています。
    またポーランドと国境を接するドイツの街もとても魅力的ですよね。ゲルリッツもそうですが、Frankfurt(Oder)もとっても楽しい街でした。またこのエリアに行ってみたいと思います。

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