2003/09/04 - 2003/09/11
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たまさん
今回はドイツアルプスの白眉、ベルヒテスガーデンを巡る旅。それはそれは静かなケーニヒ湖に響く人と「こだま」の二重奏は、今までに聞いたことのない感動的なものでした。
※2006/3/5 二重奏のビデオを追加しました。
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9月7日、BerlinからのNachtZugは、定刻よりやや遅れて6:45頃にMuenchen Hbfに着いた。本当は6:48発のRegional Expressに乗りたかったのだが、Salzburg方面は端のホームからの発車で間に合わなかった。
次の列車は8:23なので時間がある。そこで市内でも散歩しようと思ったら、今日はS-BahnのHbf-Ostの地下区間が運休らしい。S-Bahnは街のど真ん中を走るので重宝しておりこれは痛いが、しかし日曜とはいえよくこんな大胆なことをしてくれるものだ。それにしてもBerlinに次いでまたも工事運休とはついてない…。 -
駅構内をぶらぶらし、8:23発のSalzburg Hbf行InterCityに乗る。今日はこれから保養地として名高いベルヒテスガーテンへ行く予定である。
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Salzburgにほど近いFreilassingで各駅停車に乗り換え。といっても折り返しInterCiryになるのでInterCiry用の客車で、すでに折り返しの準備が済んでいて乗り間違いではないかと一瞬驚く。
列車はBerchtesgaten Hbf行であるが、途中のBad Reichenhall止まりであり、ここからは代行バスになる。これは予めDBのサイトで知っていたが、ここでも工事運休でホントについていない。駅前から代行バスに乗り込み、Berchtesgatenへ向かう。 -
列車の線路に沿った道をバスは快調に進む。周りは広々とした平原であったが、徐々に山並みが近づいてきた。
Berchtesgaten Hbfに着き、Koenigssee行のバスに乗り換える。ベルヒテスガーテンと言えばヒトラーの別荘で名高いケールシュタインハウスが第一に思い浮かぶが、今日はMuenchenに戻るため時間がなく残念ながらパスし、ケーニヒ湖を訪れることにしている。 -
10分ほど揺られて、Koenigsseeのバス停に着く。バイエルンアルプスの山々がすぐ近くに見えている。今日も快晴で気持ち良い。周りはハイキングに来たと見える観光客でごった返していた。
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みやげ物屋を抜けると、ケーニヒ湖が見えてきた。水の青々さには目を見張る思いだ。船着場にて聖バルトロメ教会までのチケットを購入し、船に乗り込む。船は最奥地のザレートまで行くのだが、今回は時間の関係で途中までしか行くことができず、少し残念だ。
船はあっという間に満員になり、出発した。 -
今日の船はKoenigsee号である。1926年製の古い船だが、電動モーターで走行音が全くない。まるで滑るように動いてゆく。
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船はケーニヒス湖を奥へ進んでいく。ドイツ第2の高さを誇るヴァッツマン山のごつごつとした山肌が見えてきた。船はにぎやかだが、周りは本当に静かだ。まさに手付かずの自然という感じである。
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船内の様子。陽気なガイドが見所を案内する。笑い声が絶えないが私には半分もわからない。とても残念である。
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半ばまで進んだところで、船が止まった。それまでの雰囲気がウソのように、船内は静かになった。いよいよ名物のトランペット演奏の開始である。
ガイドが岩肌に向かってトランペットを演奏し始めた。すると「こだま」が適度な間隔で、はっきりと返ってくる。まるで二重奏のようだ。決して上手とは言えないトランペットであるが、自然を舞台とした二重奏は、今まで聞いた演奏会なんかよりもはるかに感動的であった。
2分ほどの演奏であったが、終了後は拍手の嵐であった。
デジカメでその美しい演奏を録画したが、サイズが9Mもあるので、ここでアップできないのが残念…と思っていたのだが、別サイトにアップすることが出来たので良かったら下記リンクの動画もご覧ください。
⇒http://tamazo.cocolog-nifty.com/video/berchtesgaden.AVI -
約40分ほどで聖バルトロメ教会に着く。今日は残念ながらここで折り返す予定だ。たまねぎ型の屋根が印象的なこの教会。バックの山とのコントラストが綺麗で絵になる教会であったが、近くで見ると普通の教会のようである。
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付近は散歩道になっていて、皆思い思いに過ごしていた。
それにしても本当に静かである。心身ともにリフレッシュできた気分である。 -
教会の周りはちょっとした平地になっている。山々と草の緑、青々とした森の対比がよいコントラストになっていた。
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このあたりは魚料理が名物であり、おいしい匂いも漂わせていたが、残念ながら曇り空になってきたこともあり、帰りの船で後にする。聖バルトロメ教会が水面に写る姿は美しかった。
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帰りは残念ながらトランペットの演奏はない。今度は進行右側の景色を眺める。こちらは左とは対照的に緑豊かだ。大きな滝も見える。
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船着場に戻ってきた。こちらは午前にも増して人が多いが、不思議なことに日本人の姿を全く見ない。このくらい人がいれば誰かしら見かけるはずなのだが、日本人はこのような自然豊かな場所にはあまり来ないのだろうか。
はるか遠くには、今回は見送ったケールシュタインハウスがこちらを見下ろしていた。あちらから見るケーニヒス湖もきっと違った美しさを持っていることであろう。 -
フラワーアートの美しいみやげ物屋を見ながら、帰途に着く。
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Berchtesgaten Hbfで再び代行バスに乗り換える。今日は日帰りでMuenchenに戻る。本当はベルヒテスガーテンなり近隣のザルツブルクに泊まればもっとのんびりできたのだろうが、相変わらずのハードスケジュールにつき、仕方ないところである。
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FreilassingからはRegional Expressに乗り換え。FreilassingはICは止まるがECは止まらない。Salzburgまでのバスもうまく接続しておらず、やむなくの利用である。走ってしまえばなかなか快速ではあるのだが。
REはなかなか混んでいて、Rosenheimを過ぎたあたりからは立ち客も出てきた。
Muenchen Hbfは17:37着。今日の宿泊地へはS-Bahnに乗る予定であるが、今日は運休のためFuessen方面のホームから出る。まさに端から端への移動。18時までに着きたかったので17:40発に乗りたかったのだがもちろん間に合うわけはなかった。 -
今日は郊外のYHに宿泊する。ここは4年前に初めて来て以来何度も泊まったことがある。うまく行けば個室に泊まれるし、いつ来ても賑やかで、日本人も多く情報交換の場ともなっていた。そういうわけで南ドイツ周遊のゲートウェイとしてよく利用していたのだが、バイエルンは26歳までしかYHは泊まれない。そういうわけで無理してミュンヘンへ戻ってきた。
山小屋風のこのYHに泊まるのも、今年がいよいよ最後である(歳がバレるな…)。 -
予約をしていたので、あっさり個室に泊まることができた。しかし今日はいつになく静かである。ドイツ人の団体もいないし日本人も誰一人としていないようだ。最後であるのにちょっと寂しい思いだ。
個室は二段ベットになっている。すぐそばは教会で、鐘の音が心地よい。質素なつくりだがYHであるからこれで十分である。
明日はボーデン湖へ行く予定である。
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