2008/11/21 - 2008/11/30
344位(同エリア1215件中)
lucaさん
貯まったANAマイレージでニューヨーク旅行です。
4日目はワシントンD.C.までニューヨーク・ペンステーション駅からアムトラックで日帰り旅行してきました。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
- 航空会社
- ANA
PR
-
ワシントンへ出発する朝です。
ここのホテルのロビーはそんなに広くなくて、いつも人がくつろいでいるので、早朝は独占です。
クリスマスの飾りつけが綺麗に終わっていました。
6:05、ニューヨーク・ペン・ステーション発のアムトラックに乗るので、5時過ぎにホテルを出てタクシーで駅へ。
歩ける距離ですがまだ真っ暗だし、寒いし・・・
ホテルの前にタクシーがつけていて、ドアマンさんが掃除中でちょっと離れたところにいたので自分でドアを開けて乗りました。
1キロちょっとの距離だと思いますがメーターで5ドル弱。それに1ドルチップを付けて6ドル。
ちなみにニューヨーク滞在中、アメリカ人の運転手のタクシーにはほとんど遭遇せず・・
この日の運転手さんはハッサンさん。インド人でした。 -
前日の旅行記にも少し書きましたが、ニューヨークからワシントンDCまではアムトラックという列車で移動することができます。
今回は日本で事前にチケットを予約・クレジットカードでネット決済し、そのカードで前日に駅で乗車券を発券しました。
予約はこちら↓
http://www.amtrak.com/servlet/ContentServer?pagename=Amtrak/HomePage
旅行する時期や乗車する時間帯、乗るのがリージョナル(各駅)か、アセラ(急行)かで料金がかなり違います。
たとえば私の旅行期間の中で一番安かった日(この日)ですが、
リージョナル・・所要3時間半くらい。値段は72ドル〜103ドル。
アセラ・・・・・所要2時間半くらい。値段は133ドル〜150ドル。
もし日が選べるなら、いくつか日にちを変えて検索してみるとよいかも。
また、曜日だけでなく、時間帯によっても値段が違ってて、250ドルくらいするのも。
座席によってももちろん違い、ファーストクラスだと300ドル以上。
私の場合、この24日だけが通常料金だったようで、22〜23日は週末で高く、25日からはサンクスギビングで移動する人が多いせいか、料金が200ドル以上とやはり高かったので、24日の月曜のチケットを予約しました。
予約の画面ではOne-Way(片道)とround-Trip(往復)とあって、リージョナルとアセラはそれぞれ指定できたんですが、トリプルA(日本のJAF会員さんの割引です!)の10%オフの値段がアセラを指定すると出てきません。
なので結局、片道ずつ別々に決済しました。
リージョナルでAAAの割引適用で2席で129.6ドル。
帰りはスミソニアンが午後5時閉館らしいので、6時のアセラを指定。
こっちは310ドル。
AAAの割引がきかないので、7時台のアセラを指定すると2席266ドルで一番安いのですが、帰りが10時ごろになり、もし遅延があったりするとすごく不安になると思うので、9時前にはNYに到着する便にしました。
割引に関しては、JAFのカードに書いてある3桁のコードと、会員番号で問題なくスルーできました。
困ったのが電話番号の入力です。
国際番号-0を除いた市外局番-ローカル番号と順に入れて問題ないはずなのに、何度やってもはじかれます。
ZIPコードもエラー。
ZIPは空欄にしたら問題なかったのですが、電話番号がどうしてもダメ。
結局何が悪かったかというと、電話のタイプを選ぶところが、
Home、office、cellularなどあったのでHomeかと思って選択していたのが、隠れてたリストボックスの下を見てみるとinternationalの文字が。これでした!!
ここをInternationalに直してやってみると、出来ました!
(ここまでは日本で)
ペンステーションですが、早朝で物騒かな?と思って心配でしたが、駅を利用する人が多いせいか、駅の中は思ったより人がたくさんいます。
駅中のパンやサンドイッチを売るお店はあちこち開いているので朝食のパンとコーヒーを買って、入口でチケットを見せ、アムトラックの乗客専用の待合室へ。
この写真では閉まっていますが、裏側に回ると、チケットをチェックする入口があり、中の待合室に入ることができます。
写真のボードや待合室の中のテレビに出発10分前くらいになると自分の乗る列車番号の一番右にTrack(ホーム)の番号が出ます。
その番号のホームに移動して乗り込みます。
荷物を持った旅行者が自分の列車のTrackナンバーをずっとボードを見ながらたくさん待っていますから、表示が出たとたんに動き出す波に着いていけば、、ま、、確認はしてくださいねっ!
ちなみにリージョナルのコーチクラスも、アセラのビジネスクラスも席の指定はありません。自由席です。 -
6:05発NY発のリージョナルの車内。
まだ夜が明けてないので暗いです。
ちなみに11月後半のこの時期、NYでは夜明けは7時半頃、日の入りは夕方4時半ごろだったかな・・・?
出入り口からそう遠くない席を選んで座りました。
もちろん夜の明けて行く朝日を眺めるためには、左側のシートを選んでください♪
シートは大きくてゆったりしています。
テーブルもあり、待合で食べきれなかった朝食をとることもできます。
本を読むための読書灯も有り。
しばらくすると検札が来るのでチケットを見せると、車掌さんが検札済みの札を荷物の棚のところにはさんでいきます。
ということは、一度座った席だと気軽に移動できないのでしょうか?ま、、チケットを見せたらいいんでしょうが・・
そういうわけで、席選びは最初に慎重に。
それと駅で発券した飛行機の搭乗券のような乗車券には左上に自分のサインが必要です。
あらかじめサインしておくと検札がスムーズに。 -
刻々と変わっていく風景を見るのに飽きません。
時間がたくさんある旅行なら、レイルパスを買って、あちこち旅行してみたいなと思いました。 -
車内が少し明るくなってきました。
荷物棚のところに検札済みのお札が挟まれているのが見えますか??
リージョナルの荷物棚はご覧のようにオープンなので眠りこけたらちょっと心配です。 -
朝日がだんだん眩しくなってきました!
-
叔父が以前赴任していたというフィラデルフィアの町並み。
これまで田舎の風景だったのに、いきなり高いビルが現れてちょっと驚きました。 -
フィラデルフィアの駅です。
ここでも降りる人、乗る人がたくさんいました。
大荷物で無い人は通勤かも。
ちなみに車内では放送はありますが、電光表示などのNEXTの表示はなく、自分で降りる駅を確認するために、時刻表を持っていたほうがいいかもしれません。
私は駅で見つけた三つ折りの時刻表で自分の列車番号の止まる駅と時間を確認しながらワシントンDCのユニオン駅を目指しました。
(行きは良かったんですよね・・・帰りは・・・・) -
駅のそばには必ずたくさんの駐車場があります。
やはり駅までは車じゃないと移動できないのでしょうね!!
その駐車場もすごく巨大。たぶん無料(笑)
でも帰って車がボッコボコになってたりしたらイヤですね〜
私の母がアメリカに住んでるときも、父と別々の車で合流しても、車を置いて帰ったりできないから、お酒飲まずにそれぞれ運転して帰りましょうよって言ってたのを思い出しました。 -
行きはちゃんと起きてたので(笑)、無事にワシントンDCのユニオン・ステーションに定刻に着くことができました。
この日はワシントン発の現地ツアーに参加。
もともとニューヨーク発のツアー代金をケチって現地半日ツアー+個人手配のアムトラックにしたんですが、ニューヨーク発にしても同じように自分でアムトラックで移動するようです。
ピックアップですが、駅に迎えにきてくれるのはHISさん.
JTBさんは集合場所のホテルに来てくれとのことだったので時間的に無理でした。
ホテルを通してHISさんにお願いしたまでは良かったのですが、予約内容を確認せずにワシントンまで来てしまい、
「集合場所はたしかタクシー乗り場だったけど・・何時だったっけ??そんでドライバーさんの携帯、控えてくるの忘れたっ!!」
・・・チャレンジャーです・・・
タクシー乗り場に行きましたがそれらしき人も車もいません。
とりあえず携帯で、ニューヨークのHIS支店に電話し、確認してもらうことに。 -
あー。のどかわいたー。
と上の階のフードコートで果物のジュースを飲んでいたらHISさんから電話が。
天井の装飾、素晴らしいですよね・・
申し込んだツアーはこちら↓
http://www.his-usa.com/ja/optional/Optional.aspx?CityCD=WAS
1日観光と半日観光があったのですが、美術館など午後自由に見て回りたかったし、帰りは駅までならそう移動も大変じゃなさそうなので半日観光をお願いしました。
紺色の大きなバンで女性が運転してくるとのこと。
時間はやはり私が間違えていて、10時15分〜30分にとのことでした。
9時半過ぎに駅に着いたので、ちょっと早かったんですね! -
ニューヨークのグランドセントラルに負けないくらい、素晴らしい駅です。
クリスマスの大きなツリーと大きな大きなリースがいくつもかかっていました。
ツアーのガイド兼ドライバーさんは感じの良い女性の方で、この日はなんと私たち二人だけのツアーでした。
NYに引き続き、またもプライベート観光。
ラッキーです。
旅行時期としてはシーズンオフですが、この日のDCはとても天気もよく気温も10度くらい有り、観光には最高でした。 -
私たちだけということでリクエストがあれば・・との提案。
嬉しいっ!!
コースには入っていなかったのですが、ドラマ、「ザ・ホワイトハウス」で出てきた、アーリントン国立墓地にまず行ってもらいました。
中には入れず、柵の外側から見るだけでしたが、少しの間車を停めてもらい、写真を撮らせてもらいました。
元々、南北戦争の戦没者のための墓地として南軍のロバート・E・リー将軍の個人の土地に築かれた墓地だそうですが、その後も戦没者・軍人・軍人以外でもアメリカ合衆国のために尽くした人物も埋葬されるそうです。
ドラマの中でも、ホームレスになっていた朝鮮戦争の退役軍人の死にたまたま立ち会ったトビー・ジーグラー(ホワイトハウス広報部長)が、大統領の名で葬儀の手配をし、アーリントンに葬るシーンが出てきます。埋葬には軍が立ち会っていました。
ちなみに墓石は色々あるようで、元々国立なので管理費用も永年一切無料、墓石も無料らしいのですが、色が違ったり石が違ったりするのはお金を出して特注しているものらしい、とのことでした。 -
合衆国海兵隊記念碑
(Marine Corps War Memorial , USMC War Memorial )
硫黄島の戦いでアメリカ海兵隊の星条旗掲揚の写真を元に作成された、アメリカ海兵隊の戦没者を追悼する記念碑だそうです。
車窓から写真を撮ったんですが、すごく大きく、広い緑の真ん中にあって迫力があります。
しばらく走っていて気付いたのですが、ワシントンDCの広々とした開放感はこの緑の多さと、高い建物が無いせいでしょうか?
ガイドさんによると、建物の高さ、色など規制が数多くあり、NYや東京のようなネオンとは無縁のスッキリした町並みと空の広い開放感のある街並みに、気持ちまでノビノビしてくる感じがしました。 -
リンカーン記念館
(Lincoln Memorial)
アテネのパルテノン神殿と同じような、ギリシャ・ドーリア式の建物。
内部のリンカーン像を守っている36本の柱はリンカーン大統領が亡くなったときの合衆国の州の数だそうです。
アメリカで暗殺によって亡くなった大統領は4人。
リンカーンはその最初の一人です。
ちなみに最後に暗殺された大統領はケネディ大統領です。
中までは車で入れなかったため、近くのポトマック川沿いに車をとめてもらい、歩いて見学に行きました。
降りる前に事前に説明があり、ガイドさんは車で待っていてくれました。
メモリアルへの入り口付近はあっちこっち工事中でした。
ここも来年の就任式へ向けての準備でしょうか? -
リンカーンメモリアルの内部にある、リンカーンの坐像です。
彫刻家ダニエル・チェスター・フレンチ作。
メモリアルの内壁にはリンカーンの言葉が刻まれています。
南側(左側)には、ゲティスバーグ演説
北側(右側)には、第二期大統領就任演説の内容
ゲティスバーグの演説の最後のほう、何行かに、有名な、「人民の、人民による・・」がありましたよ!! -
government of the people, by the people, for the people
うーん。よそのひとの頭に隠れちゃったけど、最後から三行目のとこです! -
ワシントン記念塔(Washington Monument)
リンカーンがいつも見ている景色の正面にあります。
この塔がワシントンD.C.で最も高い建造物だそうです。
たしかに街には高層ビルもなく、空が広々しています。 -
リンカーンメモリアルを見に行く時に車を止めてもらっていたのはアーリントン・メモリアル・ブリッジの見える川沿いでした。
D.Cといえばポトマック河畔の桜並木がすごく有名ですよね。
メモリアルから車ですぐ東側にあるタイダル貯水池に、寄ってもらって、明治の終わりに、東京の尾崎行雄市長から27代のタフト大統領夫人に贈られたという、最初の桜の木を見せてもらいました。
さすがに古くて老朽化している感じですが、枝を見ると花芽がたくさんついてて、来年もたくさん咲きそうです。春にある桜祭りは温暖化の影響でだんだん咲く時期がずれてきて、お祭りの頃にはかなり咲ききって葉がでているというお話も。
最初に贈られた苗木は船での輸送中に害虫にやられ、すべて焼却処分になったそうで、この桜は2度目に贈られたものだそうです。
ちなみにアメリカからお返しに贈られたというハナミズキは今、日本のいろんなお宅に植えられてますよね!
うちにもあります!
D.Cは定額乗り放題のトロリーバスもあって、観光にはそれを使うと安上がりかもしれませんが、日本人のガイドさんから詳しいお話がたくさん聞けて、お願いしてよかったです! -
冬枯れの木立。
秋に来たら紅葉が綺麗だろうなぁ・・・
春は桜が・・・
冬は冬で、趣がある街です。
ガイドさんにDCの治安について尋ねたところ、
「非常に悪い」そうです。
全米の都市の犯罪発生率でいうといつも上位ベスト3に入っているんじゃないかと。
エリアでいうと、国会議事堂から東側は黒人が多く、犯罪が多発しているとのこと。
日本でいう「安全」の考え方でいうと、アメリカの中規模以上の都市で安全に暮らせる街はないのではないかと思っているそうです。 -
財務省(The Treasure Department)
ホワイトハウスは今は外観だけ、バルコニーのある裏側から観光するのですが、そちらに向かって歩くとき、手前(つまり右側)にあります。
この財務省の前に車を検問するゲートがあり、犬がおりてきて車をチェックしていました。
ちなみにグーグルマップにはこうした省庁の名前はでてません。
私が事前にチェックした観光用の地図↓
http://map.mapnetwork.com/destination/dc/ -
念願のホワイトハウス!
ドラマ:ザ・ホワイトハウスが大好きで、結局ここまで来ちゃいました!
副題のTHE WEST WINGが向かって左側で政治の中枢。
右のEAST WINGはボウリング場などの娯楽施設もあり、今も教育関係者や学生などは内部まではいれるそうです。
ホワイトハウスのHPによると、外国人も大使館の斡旋があれば予約をして内部見学が許されるらしいのですが、日本の大使館や外務省に問い合わせたら、日本大使館では旅行者の内部見学ツアーの斡旋はしていないそうです。
ガイドさんに聞けば、米国の上院か下院の議員の紹介状等があれば中に見学に入れるとか・・
帰り道、いろいろ考えると、米国に住む母の友人に、仲介を頼む当てがありました。議員というより、、、モロ、ホワイトハウス関係者が・・・頼めば良かったなぁ・・・ -
国会議事堂前は大統領の就任式典に向けて準備の真っ最中でした。
来年の1月20日。ここでオバマ大統領が誕生します。
ガイドさんに、
「1月20日もいらっしゃる?」
と聞かれたので、
「席があれば」
と答えました(笑)
誰が大統領になっても、本人・家族の身辺に危険は伴うと思いますが、特に黒人の大統領ということで、これからどんな風当たりがあるか、保守的な合衆国のことですから想像はできます。
ドラマの中でも大統領に付いた秘書の青年が黒人だということで、白人至上主義者によって銃弾が向けられ、大統領本人も危険にさらされるシーンがありました。
オバマさんが大統領を1期、もしくは2期無事につとめた後も、寿命をまっとうするまで安全に暮らせることを願っています。 -
つい最近まで美しい紅葉があったことを思わせる落ち葉の道。
やっぱり今度は秋に来たい!
うーん、、でも秋は農繁期で・・忙しい(笑)
やっぱり旅行はサンクスギビングがらみじゃないと・・
マイレージで特典航空券を予約するときに、成田〜ワシントン間のほうが、成田〜ニューヨーク間より予約をとりやすかったので、成田からワシントンに入って1泊とかして、ニューヨークへ列車か国内線で移動してニューヨークから帰るプランにすれば良かったなぁと思います。そしたらニューヨークから日帰りでワシントンへ往復するよりスケジュールも楽で費用もかからないですよね! -
H.I.Sさんの半日観光の最後はスミソニアン博物館群の中のひとつ、航空宇宙博物館。
(The National Air and Space Museum)
スミソニアンはひとつの博物館じゃなく、16の博物館、美術館です。
ほんと、これを日帰りで見にこようって無謀よね・・・
ガイドさんとは1時間半後にもう一度ミート、ということで分かれたのですが、乗り物マニアの私たち夫婦を、ここで放し飼いにしていいのか?という感じ。
案の定、最後はお互い行方不明、となりました・・・
ま、待ち合わせ時間に対しては二人ともチェックしてたんで、入口で時間どおり合流したんですけどね! -
ありえないものその1、ライトフライヤー号。
ライト兄弟の飛行機。現物ですよ!!!
100年以上前のもの。
ワイヤーで翼の制御ができるんですね!!
展示に小さな翼の制御の模型があり、機構がわかるようになってます。自分でいじれるようになってます。
そういえば私の住む広島に、ヒロボーっていう模型ヘリなんかを作る会社(プロジェクトXにも出た!有名な会社)があるんですけど、このライト・フライヤー号の操縦席を再現した操縦シミュレータがその会社の「ライブファクトリー」に設置されてるらしいです。
今度見に行かなきゃ! -
すぐ右に向かうとロケットコーナー。
写真の奥は合衆国とソ連の共同宇宙計画でアポロとソユーズがドッキングのテスト用モジュール。
時間が無いから駆け足だけど、1日あてたっていいくらい!
スペースシャトルやアポロの情報や写真・動画なんかはNASAのHPから見れます↓
http://www.nasa.gov/
行く前にいっぱい見て勉強して、実際に現物を見ると感動もひとしお!! -
こっちはエアバスの操縦席。
ここらへんからdaとはぐれたんですよね(汗)
首から先だけの展示です。
途中の液晶の大画面では、来年全日空でも導入されるボーイングの新しい機材、787の紹介や、来る時成田で遭遇したA380の映像も。
・・・ごめんなさい。きりがないですね・・・ -
スミソニアンには16もの美術館・博物館があります。
ガイドさんとは航空宇宙博物館で一度拾ってもらい、お好きなところまで送りますよ、と言われ、ちょうどお昼すぎだったので食事したいなと思ったのですが、駅まで戻るとまたこっちまで戻るのも面倒だし、絵が見たい!!と、National Gallery of Artでおろしてもらいました。
最初、食事もそこそこにぶらっと見始めたのですが、いきなりゴッホ・レンブラント・モネ・・
1〜2点でもこんなのが来たら1000円くらい入場料とってテレビで「○○がキターーー」と宣伝しまくるうちの田舎のデパートや美術館とはエライ違いです。
これは体力つけてみなきゃ!!と
「あんまりおいしくないですよ」と言われていた館内のイタリアン・バフェ「GARDEN CAFÉ」でお昼ご飯。
たしかに20ドル近くするわりに、バフェというには?というくらい品数も少なく、大きなテーブルひとつにお料理が10皿も無い。
しかしデザート(1種類)が大好物の苺とグレープのもりあわせにクリーム。
苺ばっかりかき集めては食べ続け、何回お替りに立ったか・・
私たちについてくれたウエイトレスの女性は年配の方で、とっても感じの良い方だったのですが、さあアートを見に行こう!とチェックを頼むと、なぜか奥にひっこんだまま、出てきません。
「倒れてるの??」
と思うくらい、長時間奥に入ったまま・・・
やっと出てきた、と思って会計をもってきたので、カードをはさんでもう一度渡すと、まえよりずっと長い時間待たされ・・
「生きてるの??」
と思うくらい、心配しました。
心配したあげく、カードにはチップのところに最初から金額が書き込まれていて、すっごくイヤな気分に。
サインだけしてお店をでました。
たぶん会計だけで、30分は待ちました。
何なの!
しかもこのバフェがこの後の悲劇の始まり。
張り切って絵を見に出かけたのですが・・ -
平日の月曜ということもあり、これだけの大作が大量にあるナショナル・ギャラリーが人影もまばら。
めちゃくちゃ張り切ったのですが、たぶん前日3時に寝て4時半起き、列車で3時間半でD.C.に来て体がいきなりがっくん、、という感じで電池切れです・・
まだまだ元気なdaは写真を撮りまくっていたのですが私は次の部屋に移動するのも椅子を見つけては休み休み・・
最後はロビーのソファーで気絶です。
あーーー
もったいないことをした・・・・
しかし予定は5時の閉館までここにいて絵を見て、6時のアセラで帰る予定だったので、気分が悪くてもどこでどうしていいかわかりません・・。
とりあえず1階のカフェでコーヒーを飲み、休んでは絵を見て(しつこい)、また休んで・・
カフェも大量に人が入ることを想定して設けられているダダ広い落ち着かない空間なので、まだ早めだけどユニオン駅に戻ることに。
しかしフェルメールだけはしっかりみましたよ〜
なのに写真は無し・・
daのカメラのデータを間違って同じ名前でとりこんじゃったので(涙) -
これは美術館の内部から外を眺めてるところ。
実際は自分はソファーに倒れてます(笑)
というか、我が家では、私がいつものようにおなかがいっぱいになって眠くなっただけではないかという説が・・ -
ナショナル・ギャラリーは正確にはスミソニアンではないそうですが、博物館群のそばにあるので・・。
どこもとにかく無料。写真もOK。
絵を見にきて写真撮ってどうしたいの、と昔は私も思っていましたが、これだけたくさん短い期間にすごい絵を見ると、やはり写真にとって記憶を補助して、
「ああ、ここで見たよね、これを」
とそのときの絵を思い出さないと、とても全部記憶に残すことができません。
ナショナル・ギャラリーは現代美術の新館もあって、地下でつながっていました。両方見て、ほんとならもう少し時間が欲しいとこでした。
駅までは歩いて15分〜20分くらい。 -
途中、またいました、ヤツ(地リス)が・・・
写真ではわかりにくいですが、なんとこいつ、私がカメラを向けると立ち上がり、ファイティングポーズ。
怖くてやっぱりこの距離の写真で、スミマセン。 -
やっとワシントンD.C.のユニオン・ステーションが見えてきました。
大きいから近くに見えるけど結構遠い・・
駅も立派だし、クリスマスの飾りの巨大さに、アメリカにくるたびに驚かされます。
日本に帰るとデパートや街のイルミネーションがすっごくこじんまり見えてしまいます。 -
駅中のカフェとショップ。
結構たくさんお店やカフェがあります。 -
2階にロクシタンのショップ発見!!
ここでほとんど買ったかも。
なにしろ、ニューヨークの州税8.375%に対し、D.C.は5.75%。
同じものならここで買おうと、結構大量に自分のもの、お土産用と買いました。
ロクシタンはフランスのブランドですけど、1ドル95円くらいの時なんで、20ドル→2000円?っていう感覚。
日本の定価は1.5倍〜クリスマスセールの商品でいうと2倍くらいなんでとってもお得です。 -
まだアメリカに来てハンバーガー食べてないね?と一番奥にあったマクドナルドへ。
いつも不思議に思うけど、アメリカのマクドナルドへくると飲み物はカップを渡され、ドリンクバーで注ぎ放題。
カップの大きさや飲み物の種類は関係ないですよね?
一人でも回し飲みしても関係ないし!
ここでもう食べちゃおうと思っていたら、ゲートがすぐそばだということに気づき、見てみるともう人が並び始めてます。
列車の中で食べることにして列の最後にならびました。
アセラは値段が高いだけあって、誂えたようなスーツを着た身だしなみの良いビジネスマン・ビジネスウーマンが多く、持ってるカバンも良い革・・
一番前に陣取って地べたに座ってた二人組の女の子はちょっと異色でしたが、他は仕事帰りや近郊の実家へサンクスギビングの休暇で早めに帰るんじゃないかっていう感じの大きな荷物の人など。
乗る時間が近づくと後ろに並んだ人の数はすごいことに。 -
歩きながらで写真が上手にとれなかったんですが、ゲートを入って中に進むと、トラック?と自分の乗る車両の番号や発車時刻の出てるボードがあります。
ここでもう一度確認して車両に進みます。 -
なんか朝の車両と全然っ違う!!
こっちにして良かった〜 -
内装も新しく、綺麗です。シートも高級。
予定ではニューヨークまで2時間45分くらいの旅。 -
荷物の棚も飛行機のように扉がついてます。
しかし・・
あまりのシートの気持ちよさと疲れから、ハンバーガー完食した後、また爆睡・・・
なんで食べるとこんなに眠くなるんでしょうか!?
daがいなかったらきっと寝てる間に何もかも盗られてスッカラカンになってます。
この後、「着いたよ!!」と降ろされ、コンタクトが貼りついて目がほとんど開かない状態で駅におりたんですが、だんだん周りが見えるようになってくると、なんだかオカシイ!ってことに気付きました。
しかも時間が少し早い。時刻表より駅に早くつくわけない。
ここはニューヨーク・ペン・ステーションではなく、手前のニュージャージーの、ニューアーク・ペン・ステーションです!!
間違えても無理ないよね・・
アとヨの違いだもん。私が寝なかったら、時刻表と時計を見て違うって気づいたのに・・
とりあえず切符の有人窓口で間違って降りたことをなんとか説明し、ニューヨークまでの切符を買おうとすると、そのまま次のアムトラックが2番トラックから出るからそこに行けと言われました。
あと3分!
でも走ったのに、3分過ぎても10分過ぎても、2番ホームにアムトラックが来ません・・・
そのうち、ホームの表示は来るはずだった列車番号が消え、次の列車はずーっと後。
くすん・・せっかくアセラに乗ったのに・・
リージョナルより遅くなっちゃった。
しょうがない、アムトラックはあきらめ、ホームを変えて、NJトランジットの列車にえいっ!と乗りました。
あー。この切符じゃダメよね。
でもすぐだしいいじゃん。間違えたんだもん。
開き直って強引に検札にアムトラックのチケットを見せて許して、って頼み、
「これは違うよ、ちゃんと今度は買ってよ」
と優しく言われ、ひと安心・・
ようやくペンステに帰り、地下鉄を乗り継いでグランドセントラルまで戻り、ホテルに戻りました。
でも寝る前にメールのチェックしたら、ちょうど連休の明けた日本から仕事の問い合わせのメールが。
質問のメールには添付ファイルで丁寧に図面まで(笑)
面倒だろうに、私が遊んでる間に仕事をいろんな人が代わってやってくれてるみたいで、メールと、最後は国際電話でずっと対応してたらほとんど朝。
ま、原因は私がやらかしてたことの対処だったんですが・・
ニューヨークってちょうど夜中に昼間の日本と仕事できるんですね。夜型の私にはいいかも。
ありがたかったけど、長い一日で疲れた!!
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (6)
-
- Good life!Happy life!さん 2011/03/27 18:17:09
- はじめまして。
- GW前〜GWにDC&NYへ行く予定なんで、覗いてみました。色々詳しく書かれているので、とても参考になります。とはいえ、海外は1回行っただけ&初一人旅なので、一人だけで大丈夫かなあ?・このルートで十分回れるかな?・・・と思ったりします。
今の所、DCでは初日にダレス空港からバスで行き、(モール近くのホテルにチェックインして?)国会議事堂見学、2日目にワシントン記念塔やリンカーン記念館などを回ってデュポンサークル近くのホテルに泊まる予定ですが、アーリントン国立墓地やペンタゴンへ行く時間があるか問題です。
ナショナル・ギャラリーからユニオン駅まで15分程で行けるとは思ったより近いんですね。地図によって表示される距離が違うので、距離感や要時間が掴みにくいですが、どうやって把握していますか?
それから、DC〜NY間の電車はアセラの方がいいでしょうか?また、リュックを背負ってる乗客はいましたか?
マクド、ドリンク飲み放題・飲み物も関係なしということは、シェイクもOKなんでしょうか?まあ、飲み過ぎると太るし、基本的に現地のお店で食事したいので、マクドやスタバ・Subwayといったお店は緊急時に利用することになるでしょうけど。
また覗かせてみますね。
- lucaさん からの返信 2011/03/28 03:53:24
- コメントありがとうございます!
- こうさんきゅう!さん
GW頃だと気候もいいでしょうし羨ましいです☆
NYはそうでもないですが、現地ガイドさんによるとDCの治安は大変悪いとのこと・・
一人旅でしたら十分気をつけてください!
特にナショナルモールやユニオン駅より東側は歩かないほうがいいとのことでした。
ナショナルモールから駅までの距離ですが、ナショナルモールじたいがとても広いので、場所によっては徒歩だとキツイかもしれません。
ただアップダウンが全く無く、割と歩きやすいのです。
アセラはとってもお勧めですが寝心地が良すぎて・・(笑)
日本の新幹線でいうとアセラはグリーン車っていう感じでした。
値段が買う時期によってまちまちなので早めに買って安く買えるならお勧めです。
リュックの人は日本の女の子だと思いますが順番待ちの一番前に二人で座り込んでた子がたしかリュックでしたが、他はスーツケースやガーメントケースの方が多かったです。
リュックってちょっと海外では色々心配ですが大丈夫ですか?
アーリントン墓地はけっこう離れています。
こちらはおひとりで行くとしたらタクシーでしょうか?
ペンタゴンも行ってみたいですねぇ。
移動に時間をかけなければ回るのは可能かと思います。
しかし美術館・博物館も素晴らしいのでお時間があれば2日は欲しいところです。
時間がなければ現地発ツアーって効率的だし要所を移動ロスなく回ってくださるので観光ポイントを外さないと思います。
- Good life!Happy life!さん からの返信 2011/04/03 12:11:13
- RE: コメントありがとうございます!
- lucaさん、こんにちは。
お返事して下さり、どうもありがとうございます。
現地での空模様や過ごしやすさ・ホテルの値段など、総合的に考慮して決めました。
DC、首都だし世界中から政治家や観光客らが来る所なのに、そうなんですか。1人で観光しているような人は全然いなかったのでしょうか?勿論、ユニオン駅の東の方は行かないです。
GoogleでDCのストリートビューを観た限り、DC中心部は歩き回りやすそうですね。けど、夕方以降はどうなんだろう?
あの広さ位なら楽勝と思いや、見学してるだけでも足が痛くなるでしょうね。必要に応じて、休憩したり地下鉄やサーキュレーターに乗ると思います。
アセラ、そうなんですか。新幹線はあまり乗らないし、早過ぎると車窓から見える景色が楽しめないし、また来た時にでも乗れるので、別にアセラで無くてもいいかなと。
リュックを背負っているだけで目立つとかなら問題ですが、混雑した地下鉄にでも乗ったり人気のない所へ行かなかったら大丈夫だろうし、スーツケースと違い、空港とかで荷物が出てくるのを待つ必要が無いし、バッと移動出来るというのがいいのです。
1日目は空港に予定通りもしくは早目に到着して入国審査がさっさと済めば朝のうちにアーリントン墓地へ行けるかなとか、2日目はワシントン記念館など観て回ってから昼頃にアーリントン墓地へ行ってから夕方にリンカーン記念館へ行く(歩いて渡るつもりですが、どれ位かかるんだろう?)ようにすることも考えています。
見学や行列・休憩などに要する時間や体力など不確定要素もあるので、その時になってみないとわからないですね。
一応2泊しますので、一通り観て回れるだろうし、解説は英文だから読むのに時間がかかってしまいますので、ガイド本でも購入して後で読めば見学に要する時間を短縮出来るだろうし、観れなかった所はまた来た時に観に行けばいいかなと。とはいえ、そう行けないでしょうが。
- lucaさん からの返信 2011/04/08 03:12:57
- 再びお返事です(笑)
- こうさんきゅう!さん
一人で見学されてる方はおられましたよ^^
私は一人旅ってあまりしたことは無いのですが、いつかチャレンジしてみたいです。
でも大きな荷物があるとお化粧室とか、困りませんか?
米国のカフェでアメリカ人の女の子にトイレに行くから荷物を見ていてって言われたことがありますが、私が悪い人だったらどうするんでしょう(笑)
たしかに荷物を出てくるのを待つのは大変ですが、機内持ち込みの荷物にはリュックと言っても大きさ制限があるでしょうからご注意ください。
特に近年、厳しいです。
昔はエコノミーで30キロのスーツケースを預けたり、かなり大きいキャリーを機内に持ち込んだりしても何も言われませんでしたが、今はきっちり超過分を請求されるようですし、機内用の荷物も、大きい荷物を持って搭乗口にいると係員が駆け寄って荷物を測ったりしてるのを見たことがあります。
(おそらく手荷物預かりに変更される)
それと荷物の管理です。
前にツアーで旅行した時にバスから降ろしてホテルに預けた荷物が部屋に運ばれるまでに盗難にあった人がいましたが、その人の荷物はスーツケースじゃなかったんです。
スーツケースは頑丈なんでちょっとやそっとじゃ開きませんが、ナイフで開くバッグは特に注意が必要と思います。
公共の乗り物に乗っても、後ろに人が立たないように位置取りしてください。
お気をつけて良い旅を♪
- Good life!Happy life!さん からの返信 2011/04/13 21:09:29
- お返事、どうもありがとうございます。
- lucaさん、こんばんは。
一人旅されている人は多かったのでしょうか?
出来たら、一人旅しない方がいいと思いますよ。1人だけだと何かと不安があるし、ホテル代も高くなって損だし、ホントは誰かと行きたかったです。
お化粧室の件、リュックなら背負って入れるし、例えスーツケースでも床が余程汚れていない限り、そのまま運べるのでは?!
日本人だから信頼出来ると思ってくれたのでしょう?下手すると麻薬とかが入っている可能性もありますから、そういう時は困りますね。
機内持ち込み、そうみたいですね。けど、某日系航空会社の場合、4月から緩和されたようですが?!
バスから降ろして部屋に運ばれるまでに盗難に遭うなんてことがあるんですね。スーツケースでも盗まれる可能性があると思うのですが。ホテルの入り口〜ロビー辺りに怪しい人がいる可能性があるんですね。どうやって見分けるのだろう?それとも、カバンを運ぶ人が誰かとグルで?
DCでの移動はダラス空港発の市バス・観光バス・地下鉄、NYでは地下鉄・主なバス・LIRR&エアラインでJFK空港へ移動する予定です。サンキュレーターは1ドルと安いけど、地元の人というかちょっと・・な人が乗る可能性が高いようだし、観光バスの方が基本的に観光客が大勢乗ってて安心かなと思っているのですが。
- lucaさん からの返信 2011/04/19 01:26:31
- お返事おそくなりました!
- こうさんきゅう!さん
ひとり旅は行きたいところへ自由に行けていいなぁと思います。
家族でも趣味嗜好が微妙に違う時がありますし、一度は行ってみたいのですが行ったら行ったで色々不安になるんでしょうね。
あまり注意して見てなかったので申し訳ないのですが時々は一人で旅行されてる方をみかけたとおもいます。
JFKからの移動は私の場合は今回車をチャーターしましたが、エアトレインからLIRRや地下鉄に乗り継ぐのは荷物さえ多くなければそれほど大変じゃないかなと思いました。
うちの場合は冬の旅なのでとにかく荷物が多いんです。
マイレージ利用のビジネス席なので重量制限はなんとかクリアできますが、エコノミーだったら大変だと思います。
前にお話ししたお荷物を盗まれたのは、犯人は女性で、バスから降ろした荷物を部屋に運ぼうとしてたベルボーイに
「この団体をケアしてるものだ」
と声をかけて、荷物を持ち去ったのです。
新婚旅行の方でそれまで撮った写真のフィルムもたくさん入っていたので気の毒でした。。
やはりスーツケースは開けにくいから布製?バッグが狙われたとのことでした。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
lucaさんの関連旅行記
ワシントンD.C.(アメリカ) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
6
41