29th：韓国縦断・全羅南道6日間の旅（Part11：鉄道移動・セマウル号編）

2006/07/13 - 2006/07/18

6日目の旅行記（最終章）です。


本当は帰国前日にソウル（Seoul）に行き、ソウル観光を使用と考えていたのですが、木浦（モッポ／Mokpo）の方が気候的に過ごしやすかったため、最後の夜も木浦で過ごすことにしました。

そのため、最終日は鉄道で移動するだけで精一杯。でも、ＫＴＸだと早すぎる・・・ということでわざわざセマウル号でソウルへ向かうことにしました。


■韓国（ソウル→木浦）縦断、フリー
■07/13/2006~07/18/2006


■1日目：福岡から大韓航空でソウルへ。観光後ホテルへ。
＜Part1：ソウル編＞
http://4travel.jp/traveler/jyshp/album/10080177/

■2日目：午前中、板門店観光、ソウルからＫＴＸで木浦へ
＜Part2：板門店編＞
http://4travel.jp/traveler/jyshp/album/10081269/
＜Part3：鉄道移動・ＫＴＸ編＞
http://4travel.jp/traveler/jyshp/album/10082296/

■3日目：木浦から麗水へバスで移動
＜Part4：麗水編＞
http://4travel.jp/traveler/jyshp/album/10083668/

■4日目：和順観光後木浦へ
＜Part5：世界遺産・和順支石墓群編＞
http://4travel.jp/traveler/jyshp/album/10089792/
＜Part6：和順・雲住寺編＞
http://4travel.jp/traveler/jyshp/album/10092069/
＜Part7：木浦編＞
http://4travel.jp/traveler/jyshp/album/10099501/

■5日目：木浦から珍島日帰り観光
＜Part8：木浦・市場編＞
http://4travel.jp/traveler/jyshp/album/10133394/
＜Part9:神秘の海割れ・珍島編＞
http://4travel.jp/traveler/jyshp/album/10137349/
＜Part10：木浦夜景編＞
http://4travel.jp/traveler/jyshp/album/10142391/

■6日目：木浦からＫＴＸでソウルへ。ソウルから福岡へ
＜Part11：鉄道移動・セマウル号編＞
http://4travel.jp/traveler/jyshp/album/10161058/



■Photolibrary
http://www.photolibrary.jp/search/in_artist.cgi?p=%a5%bd%a5%a6%a5%eb&o=220&pr=&k=&vp=&vr=&pm=&aid=69

エリア 木浦(韓国)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス タクシー
• 航空会社: 大韓航空

7:45　チェックアウト

最終日の朝です。
仁川から帰ると言うのに、まだ全羅南道の木浦（モッポ／Mokpo）にいます＾＾；

今回泊まった木浦新市街のホテル「アダムとイブ」の廊下です。

日本人旅行者としてはちょっと微妙な感じでしたが、韓国では旅行者にも普通に使われています。

値段の割には部屋も広く、設備も充実、清潔感あふれる室内で満足でした。

本当はここから木浦駅まで歩いて行こうかと思っていたのですが（無謀？）、雨が降っていたので諦めてゆっくり過ごしました。

8:30　雨の木浦駅前

昨日、お世話になった木浦（モッポ／Mokpo）駅前のパン屋さん「クラウン・ベーカリー」です。　この日も食べようかと思ったのですが、連続になってしまうのでやめておきました。

食堂のメニュー

せっかくなので、木浦（モッポ／Mokpo）駅前の韓国一般食堂に入りました。

朝なのであまり食欲もなく・・・何を食べようかとメニューを見て考えます。
しかし、何気にあまりお金がありません＾＾；

ハングルをがんばって読んでみますが、鋳物分かるものはカルグクスくらいかな？

カルグクス

結局、韓国風うどんのようなカルグクス（W4,000）を食べました。
さっぱりしていておいしかったです。

8:55　木浦（モッポ）駅へ

木浦（モッポ／Mokpo）駅前にある「ヨンジャン食堂」です。
ファミマの隣にあってすぐにわかる場所にあります。
立ち食いそば感覚でさっと食べられる庶民的な食堂です。

セマウル号のチケット

木浦（モッポ／Mokpo）発、龍山（ヨンサン／Yongsan）行きのセマウル（Saemaeul）号のチケットです。
9:15発13:48着という4時間半の列車の旅ですが、行きはKTXを利用したので、わざわざセマウル号を選んでみました。
そして、さらに特室（グリーン車）を選んだため、料金はW39,300と言うことで、普通にKTXの一般室に乗ることができるため、窓口では「わざわざ」って感じで聞き直されました＾＾；

9:00　湖南線（ホナムソン）の終着駅

韓国は日本と違い、好きな時間にホームに入ることができません。
なので、少し早く駅に来すぎてしまい、退屈な時間を送ってしまいました、
時間になって改札が開いたので、ホームに向かいます。
このときは発車数分前。
日本人にはギリギリのように思えます。
木浦（モッポ／Mokpo）は湖南線（ホナムソン／Honam Line）の終着駅です。

木浦駅 駅

ソウル行きのセマウル号

湖南線（ホナムソン／Honam Line）を走るセマウル（Saemaeul）号です。
色はごらんの通り、白と青が基調になっています。
自分の勝手なイメージでは、白と緑だったのですが、こっちの方が新しく見えますね。

木浦駅 駅

セマウル号のプレート

鉄道マニアにはたまらないもの？かもしれません(^.^)
英語も一緒に書いてあるので読めるかと思いますが、木浦（モッポ／Mokpo）からソウル（Seoul）：龍山（ヨンサン／Yongsan）まで行く湖南線（ホナムソン／Honam Line）のセマウル（Saemaeul）号です。

木浦駅 駅

ＫＯＲＡＩＬのロゴ

出発までの時間にホームでうろうろ。
今度は側面に書かれたＫＯＲＡＩＬのロゴです。
デザイン的には日本のＪＲより格好いいような気がします。

木浦駅 駅

普通車（一般室）の車内

まずはセマウル（Saemaeul）号、普通車（一般室）の車内です。
グレーを基調とした２×２シートが並びます。
KTXと違うのは、シートの向きが全部進行方向を向いている点でしょうか？

木浦駅 駅

セマウル号の食堂車

なんとセマウル（Saemaeul）号には食堂車がついています。
まずは偵察に・・・　ソウル（Seoul）までの長旅、やっぱりここを使わない手はないかな？

木浦駅 駅

セマウル号の特室（グリーン車）

さぁ、今度はセマウル（Saemaeul）号の特室（グリーン車）です。
今回、行きに続き帰りも特室を予約しました。
駅で切符を買うときに「ＫＴＸじゃないの？」って言われましたが・・・
料金はKTXの一般室（普通車）とほぼ同じで、時間が1.5倍かかります(^.^;

木浦駅 駅

セマウル号の先頭車両

出発までまだちょっと時間があったので、再びホームに出て反対側の先頭車両まで行ってみました。
セマウル（Saemaeul）号は先頭も最後尾と全く同じ車両のようです。

木浦駅 駅

9:15　そろそろ出発

出発の時間になったので、車内に戻りました。
ここで始めて椅子に座ったのですが、KTXよりも広くて快適。
リクライニングも思いっきりできるし、長旅も楽しめそうです。
車両の通路上には液晶モニターが付いています。

11:05　快適シート

快適なシートのため、だんだんと眠くなってきてしまいました。
少し休んだら食事を市に行くことにしてリラックスします。
特室には途中の駅からもあまり人の出入りがありませんでした。

12:00　食堂車のメニュー

さて、食堂車にやってきました。
誰も食べていない中、テーブルに着くとメニューが出てきました。
ハングルは少し読めるけど、内容がよく分からん・・・(^.^;

コムタン？

結局（何だったっけ？）・・・確かコムタンだったと思うのですが・・・
メニューはすべてできるわけでも無いらしく、しかも所持金も底をつきつつあったので、安めのものにしたのですが、なかなかおいしかったです。

田園風景

湖南線（ホナムソン／Honam Line）は緑の田んぼの中を走っていきます。
本当ならローカル線でゆっくりというのもいいかもしれませんが、なんせ6日間しかない最終日、一路ソウル（Seoul）を目指します。

12:35　増水した川

ここのところずっと天気が悪いらしく、川の水かさも増しているようです。
今回の旅ではずっと曇りだったけど、本降りに出会ったのは強が初めてだったな?

のどかな風景

それにしてものどかな光景が続きます。
シートもゆったりとしているので、リラックスで心地よく、眠くなってきました。

12:45　通過駅

セマウル（Saemaeul）号は日本で言う「特急」みたいな列車なので、小さな駅もガンガン飛ばしていきます。
もうずいぶん町中に入ってきたようです。
そろそろソウル（Seoul）も近いのかな？

京畿道（キョンキド）

京畿道（キョンキド／Gyeonggi-do）に入り、ソウル（Seoul）が近づくにつれ、だんだんと街並みが現れるようになってきました。

13:45　汝矣島（ヨイド）のビル群

木浦（モッポ／Mokpo）を出てから4時間半、汝矣島（ヨイド／Yeouido）のビル群が見えてきました。

これで漢江を渡ったらソウル（Seoul）の街中に入ります。
湖南線（ホナムソン／Honam Line）のこのセマウル（Saemaeul）号は龍山（ヨンサン／Yongsan）が終着駅なので、まもなく到着です。

漢江大橋（ハンガンデギョ）からの汝矣島（ヨイド）

漢江大橋（ハンガンデギョ／Hanggang-daegyo）を渡るセマウル号の車内から汝矣島（ヨイド／Yeouido）のビル群を撮ってみました。

先日からの大雨のせいで、ソウル（Seoul）の南側を流れる大河・韓江（ハンガン／Hanggang）の水かさがかなり増しています。

漢江大橋（ハンガンデギョ）から

これも漢江大橋（ハンガンデギョ／Hanggang-daegyo）のちょうど真ん中くらいからの漢江（ハンガン／Hanggang）です。

列車の上から見ても水かさが増しているのが分かります。
川の色は思いっきり茶色でした。

洪水状態の漢江（ハンガン）

ここのところの大雨で漢江（ハンガン／Hanggang）の川岸はこんな感じでした。
堤防の下に生えている木も思いっきり水に沈んでいました。

後は空港に向かうだけなのですが・・・果たして、ソウル（Seoul）中心部は大丈夫なんだろうか？

13:50　終点・龍山（ヨンサン）駅

龍山（ヨンサン／Yongsan）駅に到着しました。
みんなが降りてからゆっくりと車内を後にしました。　
誰もいなくなったセマウル（Saemaeul）号、特室の車内です。

龍山駅 駅

旧型車両？

龍山（ヨンサン／Yongsan）駅に停車していた、旧型車両？のセマウル（Saemaeul）号です。
とは言ってもデザインは同じ感じで、色が黄色と緑といった感じでした。
旧型車両と言うより、旧カラーと言ったところでしょうか？

龍山駅 駅

ムグンファ号？

これは何ですかね？
機関車に車両が引っ張られるような編成です。
これはムグンファ（Mugunghwa）号なんだろうか？

龍山駅 駅

新色のセマウル号

はい、またしても湖南線（ホナムソン／Honam Line）で木浦（モッポ／Mokpo）から乗ってきた、新色のセマウル（Saemaeul）号です。
やっぱり黄色と緑のものより新しさを感じます。

龍山駅 駅

改札システム

日本と違い、出入りの時だけホームを使う感覚なので、一番最後に残るとかんな感じで誰もいなくなってしまいました。
ゲートが閉まると行けないので、そろそろ退散することにします。

龍山駅 駅

14:00　龍山（ヨンサン）駅前

ちょっと時間があったので、雨が降っている中、龍山（ヨンサン／Yongsan）駅の通りまで出てみました。

龍山の駅は2階部分になっているのですが、とりあえず地上部に下りてみました。
龍山駅前の景色です。

龍山駅 駅

雨の龍山（ヨンサン）駅前

これも龍山（ヨンサン／Yongsan）駅前の光景です。　特にここに用はなかったので、すぐに駅に戻りました。


■Photolibrary
http://www.photolibrary.jp/img23/69_48517.html

龍山駅 駅

龍山（ヨンサン）駅の入り口で

龍山（ヨンサン／Yongsan）駅は新しい駅でとてもきれいでした。
改札などは２階の部分にあります。
駅構内へ入る踊り場からの景色です。

龍山駅 駅

14:05　自動券売機

地下鉄の自動券売機です。
これは小銭を持っていないと切符を買うことができません。
龍山（ヨンサン／Yongsan）駅からソウル（Seoul）駅に行くには、地下鉄に乗り換えなければなりません。

龍山駅 駅

ＫＯＲＡＩＬの車両

向かい側のホームに停まっていた列車です。
こちら側のホームとは改札が違うので、近距離・中距離の列車なのでしょうか？

龍山駅 駅

地下鉄でソウルへ

近距離線はきれいな新型車両が走ってました。
ここだけ見たら日本とそんなに違和感がないような気がします。

龍山駅 駅

ムグンファ号

先ほどの向かい側のホームに泊まっていた列車ですが、機関車に接続されていました。
ムグンファ（Mugunghwa）号でしょうか？

龍山駅 駅

14:10　近距離列車

これも向かい側のホームの列車ですが、近距離用の物のようです。
この後はリムジンバスに乗って仁川国際空港へ向かいました。


29th：韓国縦断6日間の旅（全11編）終了

龍山駅 駅