早春の北海道２泊３日の旅 《その６》アシリベツの滝（日本の滝百選）編

2008/03/21 - 2008/03/21

昨年10月下旬頃、スヌーピーがキャラクターの「ANAスカイホリデー」のスキーツアーのパンフレットを何気なく見ていると、札幌全日空ホテルのスヌーピールームが「宿泊だけでも手配可」と書かれていたので、３月の飛び石連休の日程で衝動的に予約を入れたのがこの旅の始まりでした。
その後、詳細日程を決めて、エアーともう１泊のホテルおよびレンタカーは、マイレージを貯めたいのでJALツアーズで予約しました。

いくつかのハプニングはありましたが、天候にも恵まれて楽しい旅になりました。

《その６》は、札幌市南区・国営滝野すずらん丘陵公園内にある日本の滝百選『アシリベツの滝』とその近くにある『鱒見の滝』編です。
※これで、百選滝は26ヶ所めになりました。

エリア 琴似・発寒中央(北海道)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: レンタカー JALグループ
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

アシリベツの滝がある滝野すずらん丘陵公園までは、札幌市内中心部から約25kmです。
途中、真駒内スケートリンク前を通過。

札幌市内から40分位で、国営・滝野すずらん丘陵公園に着きました。

「渓流口駐車場」に車を駐めます。まだ誰も来ていません。滝も貸切状態かも...。
ここからアシリベツの滝までは徒歩です。

滝に向かって歩き始めようと思ったら、遊歩道には1m以上の残雪がありました。無事にたどり着けるんでしょうか...

駐車場から滝までは約15分と書いてありました。この雪道ならもっとかかるかもしれません。

遊歩道はこんな状態です。

雪が固められていて、クロスカントリーのコースになっていました。おかげで、雪上でも歩きやすかったです。

残雪と渓流...私たちの住む場所ではめったに見ることができない光景です。

駐車場から滝までずっとこんな景色が続きます。
空も抜けるような青で、とても清々しい！！

雪の上のスヌ君。
お尻は冷たいけど、この景色サイコー！！

美しい風景を愛でながら歩いていると、アッという間にアシリベツの滝に着きました。

アシリベツの滝の遠望。
青い空、滝の流れ、残雪、下流の流れ...言葉では表せないほど美しい景色です。

向かって右側の、アシリベツの滝（雄滝）。
落差は約30ｍあるそうです。雪解けのせいで水量は豊富です。
手前の雪が邪魔をして滝壺は見えませんでした。

向かって左側にある雌滝です。

クロカンの折り返し点になっています。
ここより先は、冬季通行止めのため、これ以上滝に近づくことはできません。

最後にもう一度滝の全景を撮って、来た道を戻ることにします。
雪に隠れて見えない部分があったのが残念ですが、周りの風景も含めて、さすがは日本の滝百選に選ばれるだけのことはあります。

同じポイントから下流方向を見たところ。

渓流の水は澄み切っていてキレイ！

次は、同じ公園内にある「鱒見の滝」を目指します。

同じように途中の遊歩道はクロカンのコースになっていました。

鱒見の滝に到着しました。
ここも、クロカンでは折り返し点になっています。

鱒見の滝も予想より立派な滝でした。

鱒見の滝は落差18ｍですが、雪解け水のせいか水量が豊富で数字以上に迫力のある滝でした。

鱒見の滝上部。ちょうど日が当たっていてキラキラとキレイ！！

鱒見の滝の下部分。迫力があります。

左側には無名の滝もありました。

無名ですが、これもなかなか見事な滝です。やはりこの日は水量が豊富だったようですね。

最後に全景を写真に収めて戻ることにします。

さっきの無名滝とその下流の渓流。

この風景、ずっと見ていても飽きませんね。

スヌ君も雪景色が好きなようです（北海道出身なので...）。

雪の上を歩くwife。

滝野すずらん丘陵公園を後にして、次の目的地に向かいます。
雪の上をいっぱい歩いてお腹が空いてきたので、道路沿いで見つけた『鮨処なごやか亭・北野店』という店に入りました。

この店は"当たり"でした。どのネタもとても新鮮で美味しい！
たくさん食べたのですが、特に美味しかったものをご紹介します。

まずは「アオリイカ」。

wifeがオーダーした"石狩汁"。名前の通り、鮭の身入りの具だくさん味噌汁です。身体が温まります。

この"マス"が絶品でした。

「店長のオススメ」とメニューに書かれていた"カニ汁"。カニのだしが効いていてこれも絶品っす！

"ウニ軍艦"....このウニは激ウマです。巻いている海苔もメチャウマ！！

お腹も満たされたところで、旭川方面に向かって走ります。
ご紹介が遅れましたが、今回のレンタカーのホンダ・フィットです。

この旅行記へのコメント （5）

• きーちゃんさん 2012/01/31 18:07:51

  雪どけのアシリベツの滝♪

  JOECOOLさん、こんばんは〜
  
  アシリベツの滝の流れている様子はまだ見たことはありません^_^;
  
  この日は同じようにスッキリ晴れていいお天気でしたね！
  
  同じような風景の写真があってうれしくなりました(^^)v
  
  今度は春5月くらいの桜の時期に行ってみようと思っています。
  桜の木もたくさんあって、なかなか綺麗だそうです♪
  
  「なごやか亭」「花まる」どちらの回転寿司も地元でも人気の美味しいお寿司屋さんです(#^.^#)
  
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　きーちゃん

  JOECOOLさん からの返信 2012/02/01 01:17:50

  RE: 雪どけのアシリベツの滝♪

  きーちゃんさん、こんばんは！
  コメントありがとうございました♪
  
  
  > アシリベツの滝の流れている様子はまだ見たことはありません^_^;
  > この日は同じようにスッキリ晴れていいお天気でしたね！
  > 同じような風景の写真があってうれしくなりました(^^)v
  
  この旅行の時はずっと晴天で、北海道の空の青さを実感した旅行でもありました！
  クロカンのコースを歩いて滝にアプローイしたのはココが最初で最後です。
  でもやっぱり、滝壷まですっきりと見てみたいので、私も再訪したいと思っています。
  
  
  > 今度は春5月くらいの桜の時期に行ってみようと思っています。
  > 桜の木もたくさんあって、なかなか綺麗だそうです♪
  
  “桜と滝”…素敵な構図ですね〜。
  ぜひぜひ春のアシリベツの滝の写真が見たいです♪
  
  
  > 「なごやか亭」「花まる」どちらの回転寿司も地元でも人気の美味しいお寿司屋さんです(#^.^#)
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
  「花まる」で食べた時は衝撃的でした！
  値段が安いのにネタは激ウマ、「こんな店が大阪にあったら毎週でも通うだろうなあ...」
  きーちゃんさんがいつも行かれるという「とっぴー」にも今度行ってみたいです。
  ああ、ウニやイカをたべた〜い！
  
  by JOECOOL

• ツーリスト今中さん 2008/03/29 10:55:08

  スヌーピーが取り持つ？滝とのご縁！

  素敵な早春のアシリベツの滝をありがとうございます。
  
  今冬は厳冬期なら結氷していたのではないでしょうか。
  以前は毎年結氷していたと聞きましたが昨今の温暖化で、、、。
  
  私は通算10年位は札幌に住んでいたのですが
  若い頃で仕事が忙しくて近郊の自然をあまり
  楽しめませんでした（今は道東の自然満喫）
  
  同じ道内でも札幌は仕事で行く程度になってしまいましたので
  JOECOOLさんの旅行記で楽しませて頂きました。
  
  一票投じて失礼します。

  JOECOOLさん からの返信 2008/03/29 12:38:32

  書き込みありがとうございます

  こんにちは！
  書き込み＆投票、ありがとうございました。
  とても励みになります。
  
  札幌近郊にこんなに自然がいっぱいの素晴らしい場所があるとは、さすがに北海道だなぁという印象でした。
  
  残雪のために滝の下部分は見えず、近付くのも危険だったので、遠めからの遠望になってしまいましたが、素晴らしい滝を満喫することができました。
  
  機会があったら、他の季節のアシリベツの滝も見てみたいと思います。
  
  by JOECOOL

  ツーリスト今中さん からの返信 2008/03/29 21:09:23

  札幌の自然

  札幌は190万（近くなりました）都市ですが
  結構、自然が残っています。
  
  藻岩山も市民の手軽なハイキングの場所ですが
  「藻岩山原始林」として残っていますし
  「大倉山ジャンプ競技場」の裏手（リフト又は階段で上がったスタート地点の後ろ側）も鬱蒼たる森です。
  手稲山も変化に富んだ登山が楽しめます。
  円山も手軽ですが信仰の場と頂上はいっぱしの岩場で
  そこから190万都市札幌の景観が望めます。
  
  北大構内にも開拓の頃の面影を残す大木があったり
  北大植物園にも大木がそのまま残っています。
  
  定山渓方面だとそこそこの山々（本格的登山も可）
  があるんですよ。
  
  残念ながら私はそう気付いた時には
  札幌を離れる日が近づいていて
  あまり知らないというのが本当なのですけれど。
  
  また、是非ちょっと違った札幌を楽しみにおいで下さい。