2009/09/07 - 2009/09/09
86位(同エリア467件中)
いさをさん
ふと思い立って行ってみる、東南アジア一人旅。
ただ単に一人旅がしたかったというのが動機なので、特にテーマなどナシ。
タイ⇒マレーシア⇒シンガポール⇒マレーシア⇒ブルネイ⇒マレーシアという旅行です。
マレーシア、ボルネオ島からブルネイ・ダルサラーム王国へ。
【 vol.1 タイ・バンコク編】
http://4travel.jp/traveler/isawo2000/album/10657440/
【 vol.2 タイ・アユタヤ編 】
http://4travel.jp/traveler/isawo2000/album/10657462/
【 vol.3 タイ・パタヤ編】
http://4travel.jp/traveler/isawo2000/album/10657468/
【 vol.4 マレーシア・ペナン島〜マレー鉄道編】
http://4travel.jp/traveler/isawo2000/album/10657473/
【 vol.5 マレーシア・クアラルンプール編】
http://4travel.jp/traveler/isawo2000/album/10657610/
【 vol.6 シンガポール編】
http://4travel.jp/traveler/isawo2000/album/10657662/
【 vol.7 マレーシア・ボルネオ島編】
http://4travel.jp/traveler/isawo2000/album/10658005/
【 vol.8 ブルネイ編】
http://4travel.jp/traveler/isawo2000/album/10658025/
【 vol.9 マレーシア〜帰国編】
http://4travel.jp/traveler/isawo2000/album/10658034/
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 交通手段
- 高速・路線バス 船 タクシー 徒歩
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-
2時間遅れのブルネイ航空。
ファーストクラスのトイレは金だという噂もありますが、真相は知りません(笑) だって、40分のフライトだし。そもそもファーストなんか無理だし!
あと、出発前に安全を祈ってコーランが流れるという話だったのですが、こちらも聞こえず・・・。わからなかっただけなのか、それとも2時間遅れで急いでいたのか。でも、そんな2時間ばかり遅れたくらいで、大切な儀式をおろそかにしないような。
コーランがないとないで不安になりましたが(笑)、無事ブルネイ・ダルサラーム王国に到着。
そもそもこのブルネイって国、東南アジアの中ではかなりマイナーですよね。
特徴を挙げると、
1.産油国。天然ガスも豊富で、所得税・住民税がゼロ。
2.マレーシア等と比べると、割と厳格なイスラム国家。
3.国王がシブくてかっこいい。
とにかく1がスゴイです。資源輸入率の高い日本人とは根本的に違う。
貧困層も圧倒的に少なく、テロやクーデターもほぼない。
日本という国は平和指数でいうと世界的に見て異常だと思いますが、
このブルネイもたぶん違う意味で異常なのかもしれません。 -
さて、空港からとりあえずタクシーに乗り、ブルネイ・ホテルへ。
首都・バンダルスリブガワンの中央にあって便利なロケーション。1泊朝食付きで5700円ほどとビミョーな安さの値段通り、ビミョーな宿です(笑) ま、100%立地で選んでるしね。
まあ、ビジネスホテルみたいなものですな。特に居心地が悪いわけではないので、我慢我慢。ホテルを楽しむのは翌日で。
風呂もとりあえずバスタブあり。バスアメニティがなかったような・・・。メリディアンの持ってたので問題はなかったのですけれども。 -
チェックインを済ませ、とりあえずご飯へ。
もう夜なんですけど、バンダルスリブガワンはバンコクやKLとは違い、とても安全な空気。さすがは産油国。シンガポールほど近代的ではなく、街並みはほぼアジアですが、道にゴミとかないおかげでしょう、危険な空気がない・・・
っていうか
人が歩いてないorz
この国の人、ほぼ車移動なんですってね。さすが産油国(笑)ましてこの時間じゃ、ね。 -
ピザ屋とかもありましたが、何かマレーっぽいものな気分だったので、定食屋みたいなところで晩御飯にナシ・チャンプルー。
ご飯と、いくつかあるおかずの中から3つくらいを選ぶんですね。しかし、お店の店員もほかの国だと油断してると騙されそうな感じがありますが、この国はそういう雰囲気がないんですよねぇ。 -
ご飯も食べたし、次は軽く観光、夜の散歩です。
意外なほど綺麗な道をてくてく歩き、向こうに見えている光り輝く建物へ。 -
イチオシ
オマール・アリ・サイフディン・モスク、通称オールド・モスク。
前国王の名を冠した、イスラム教のテンプルです。ブルネイで一番高い建物・・・というか、これ以上高いものは建てちゃダメだそう。
息を呑む美しさ。水面に写る建物と、左に浮かんでいるのは国王の乗っていた船を再現したものだそうで。
しかし・・・何かビームとか発射しそうなミナレット(塔)だなぁ(笑)
さて、夜のモスクも満たし、宿で就寝。 -
翌朝、朝ごはんも予想どおりイマイチ・・・。
まあ、いいです。立地だけで選んでるので、ハナから期待してない。 -
それより昨夜見たオールド・モスクを、もう一度見たくて徒歩で移動。
-
オールド・モスク
-
礼拝堂の中までは入らなかったんですが、それでもやっぱり美しい。何だか天国にいるような(行ったことないけどw)気分で、なんていうか、世界の広さを思い知った感じです。
-
朝のオールドモスク見学を終え、まずは少し腹ごしらえ。旅行中は食べられるときに食べる! が身上。
オールドモスクの隣にあるヤヤサンSHHBコンプレックスという巨大商業施設をうろつき、まだ営業しているところも少なかったので、『Jollibee』というファーストフード店。
東南アジアではメジャーなファーストフード店らしく、あのマクドナルドがいまいち伸びないのもココのせいだとか(笑) -
さて、メシも食ったし、ここからバスに乗り、今度はニューモスクへ向かいます。
バスのNo.は01。ブルネイのバスは分かりやすくて良いです。 -
こちらは先ほどのオールドモスクと違い、伝統的な様式だそう。
確かにややずんぐりしているというか、模様なんかも太くて、モダンとは違う雰囲気に包まれていますね。建築自体はこちらの方が新しくて、現・ボルキア国王が建てられたらしい。 -
しかしヨーロッパの教会でも思いましたが、涼しい。
これだけで神のありがたさを感じられるような気がする(違うw)。 -
ちなみに、クーラーきいてます。
ここら辺はモダン、っていうかエスカレーターだし。 -
失礼ながら、インドというか、タージマハルを想起してしまいます。
よく考えれば、イスラム教が中東で生まれてこの東南アジアまで伝わってるのに、インドはヒンズー教ってのがスゴイ。インドもいつか行ってみたい・・・かな。
さて、バスを降りた場所に戻り、再び01番に乗り込んで街の中心部に戻ります。ちなみに、バス停を示すようなものはないので、手を挙げて乗ります。 -
中心部に戻り、ブルネイに来た目的その3の、カンポン・アイールへ。
ブルネイ川に浮かぶ、世界最大の水上集落です。
3万人以上の人が暮らしているという、信じられないほどの大きさ。確かに、どこまでかわかない程、視界の向こうまで続いてます。よし、ここに行ってみましょう。 -
が、その前に腹ごしらえ(あれ、何回目・・?)。
川のほとりにあるイタリアンレストランで、シーフードピザ。
これ、けっこうイケます。オススメ。パリもち。川を爆走する水上タクシーを見ながらのランチってのも乙なもんです。 -
さて、では水上タクシーに乗って、向こう岸、水上集落まで行きましょう。
レストランの隣にある乗り場(っても階段になってるだけ)から、
値段をドライバー(?)に確認して乗ります。とりあえず向こう岸まで。 -
改めてたどり着いてみると、なかなかすごいですね。
ほんとにこんな巨大な水上集落があるんだ・・・。 -
しかも迷路みたいになってるし。
基本、個人の家なので、ともすると迷子というか、行き止まりに当たります。 -
-
でも、何だろう、この生活感。
人の生きてる感じっていうのかな、すごくあるんです。何かがそこにあるわけではないんですが、歩いててちょっとワクワクする感じ。 -
そうそう、よく誤解を受けますが、
この水上集落は貧困層が住んでるわけではありません。
各家庭には電気はもちろん、TVも普通にありますし、プレステもある(笑)
エアコンも効いててけっこう涼しいみたい。
みんな好きこのんで、ここにいるらしいですね。
陸は暑いから、とかなんでしょうか。 -
ブルネイの有名な観光スポットといえば、
1、ニューモスク
2、オールドモスク
3、カンポンアイール(水上集落)
4、ジュルドンパーク(遊園地)
5、イスタナ・ヌルル・イマン(王宮)
5はラマダン明けの、1年に3日しか入れないので無理。
と言いつつ、とりあえず外からだけでも見ておこうと、タクシーで寄りましたが。
4の遊園地は何と夜しか開いてないので時間的に厳しかったので諦めたし、
ほかは全部行ったので、2日目のホテルに向かうことに。 -
15時のチェックインに合わせてタクシーで入ったホテルは、『エンパイアホテル』。
何が基準かはよくわからないのですが、七つ星とも言われているホテルです。日本の皇族や世界の有名人なんかも泊まるところ...というか、もともとはこのブルネイの王族が賓客をもてなすためのものらしい。
七つ星といえば、ドバイの『ブルジュアル・クラブ』が有名ですが、あちらは見学するだけでも5千円くらい払うらしいのですが、こちらは宿泊の素泊まりなら1万円ちょっと。本来ならこういうホテルは数泊しないと・・・なんですが、今回は1泊のみ。
チェックインをするロビーはとても明るい・・というかまぶしっ。 -
ロビーは5階分の吹き抜けアトリウムになってて、大理石と金(!)で出来た豪華な空間。
さすが産油国というか・・・お金の使い方が日本のホテルと違います。 -
1Fには昨日見に行ったモスクのミニチュアが。
-
当然なんだけど、このセレブ(金持ちって意味じゃないよ)が泊まるホテルでは、僕らのような平民は1Fの一番ダメな部屋です(笑)
とはいえ、そこはさすが七つ星ホテル。それでも部屋は立派なもんです。入って右に大きなクロークスペース。確かに、何泊分置けるんだろ、って感じ。 -
部屋も60平米と、かなり広い。しかもクロークたっぷりだから、部屋でスーツケース開けずに済むし。
部屋自体はひとつだから、スイートではないんだけど、この部屋(寝室)を平常に保てる感じが、スイートの魅力なんだろうな。 -
バスルームも広いです。バスタブ以外は総大理石。
バスタブとトイレ、それぞれもかなり広くて、それぞれの中で寝転べそうです(笑)
今日はけっこう歩き回ったので、まずは軽く汗を流してホテル内の散歩に出かけましょう。 -
さて、まずはプールに行きますかね。とりあえずプールを上から見てみましょう。
プールっていうかラグーンです。向こう側に見えるのが海。日本ではありえないスケールにあんぐりです...。ちなみにこのホテル、敷地内にゴルフ場はもちろん、多数のプールにボーリング場、映画館まであるらしいです。 -
さ、ラグーンプールへ行ってみましょ。
こちらのプール、泳ぐことはもちろんなのですが、
カヤックなんかもできます。
まあ、一人で何ですが、せっかくなので人生初カヤック(笑)
しばらく泳いだりカヤックしたり、プールサイドで読書したり...。
何だか、ものすごくホテルライフを満喫、って感じです。
日本でも、沖縄とか行けばこういうホテルあるんでしょうか。ないか(笑) -
日も暮れてきたので、再び散歩。
プールも海とまでは行かないまでもちょっとした池の広さでしたが、このホテルにはもちろん海、プライベートビーチも(たくさん)あります。
当然ですがちゃんと管理されてて綺麗。値段は数千円しか変わらないのに、マレーシアのホテルとは違いますねぇ。 -
これ、我ながらなかなか好きな写真。
岩壁みたいになってるとこなのですが、サンセットを見られるよう、ベンチが置いてあるんですね。
この日はちょっと波が高めでしたが、静かだとすごくいい雰囲気だろうな。ま、僕は一人ですけどね!orz -
さて、いい時間になってきましたし、そろそろ晩御飯、の前にプールサイドのレストランでアペリティフをいただきましょう。
さて、問題はここからです。
ブルネイは酒がない
これがねぇ。けっこう辛い。ブルネイはアジアでは割と厳格なイスラム国家のため、イスラム教徒はお酒禁止だし、外国人も持込制限がかなり厳しい。昔は闇バーみたいなのもあったらしいのですが、いまではほとんどなくなったとか。僕みたいな、せいぜい一杯くらいしか飲まない人でも、飲めないとなると辛いもんです。 -
という訳でなんだかトロピカルなカクテルを。
数組のお客さんと共に、日が完全に沈むまでここでくつろいでいました。ゴルフこそしてないですが、こののんびりとした滞在は、ホテルライフを満喫できてる感じ。
さて、晩御飯に向かいましょうか。七つ星ホテルのメインダイニングです。 -
プール側から見たホテルの建物。
-
ディナーへ向かうことにしましょう。
ここのメインダイニングはフレンチとかではなく、中華料理。アペリティフを楽しんだプールサイドで「ここのレストランに行きたいんだけど」って言うと、「しばらく待ってろ」って。ホテル内を探検しながらのんびり行こうかと思ってたから、道だけ教えてもらえば良かったんだけど、僕の英語がおかしかったかな?
なんて思ってると、やがて「お待たせしました」って言うから、お店を出たら、カートがやってきまして。なるほど、ホテル内の移動はこれなのね。
そりゃまあ、広いもんなぁ・・・なんて思いながら5分ほど乗車。チップを渡してまた帰りに、って感じで。
中国料理『Li Gong』はかなり大きな建物で、2Fとかもあるみたい。たぶん団体さんはそちらなんでしょうね。僕は一人なので、もちろん1Fへ(笑)
まあ、ごくフツーのレストランですね。意外と質素。メインダイニングだから、もっと重厚なのを期待してたけど、ヨーロッパナイズされてない中華だとこんなものなのかな? -
海老チリ
-
牛肉の豆鼓炒め
-
海老チャーハン
いや、この中華、旨いです!
中華はあまり数行ってる訳じゃないですが、トップクラス。しかもこれだけ食べて何と66B$(約4,500円)。
どの料理もあっさりしているのに料理の輪郭が明確。久々にいい中華を食べた!という実感のある料理。そもそもお酒がないからあっさりめにできるんですよね。日本の中華って、オッサンがビール飲みながら食う需要が多いからか、「料理とのマリアージュ」ってレベルでなく味が濃いところが多い。
体にも良い食後感で、満腹なのに苦しくない、満足感◎の料理でした。 -
朝食はルームサービスで。
卵料理はオムレツを、ソーセージと。シリアルにパンやらジャムやら。この旅のホテルの朝食はずっとバッフェだったので、こういう落ち着いた朝食は何とも気分がいいですねぇ。 -
食後の飲み物はなぜか東南アジアで人気のミロをチョイス(笑)
バルコニーで飲むミロは一段とおいしいですねぇ。
この後はお風呂に入って眠気をクリーニング。
ホテルで一番至福のときは、この朝風呂な気がする。
さて、チェックアウトしますかー。 -
朝食を食べてひとっ風呂。
一応チェックアウトを済ませたのですが、飛行機まではまだ時間あるし、せっかくですのでランチも食べて行くことに。
ここでフレンチがあれば間違いなくフレンチなんだけどなぁ。せいぜいゴルフコースの方にビストロがあるだけなので、結局、前日のディナーのアペリティフを飲んだ、プールサイドの『パンタイ』へ。
海外に限らず、日本でも「おいしい!」って思えるパスタは少ないんだけど、ここのは雰囲気の良さもあるかもしれないけど、とても美味。ソースのコクとオリーブの苦味の素晴らしいこと! -
お土産に買った、エンパイアホテルのショコラ。
これで確か14ブルネイドル。やすっ。どれも素晴らしい味で、フランスのトップショコラティエにもまったく劣らない。金にあかすっていうのはすごいなぁ...。 -
さて、さすがにホテルを出ましょうか。泊まってた部屋番号を伝え、フロントでタクシーをお願いするとベンツ来た。
車にまったく興味ない僕ですが、いろんな意味で余裕のある空間と
シートの座り心地はやっぱりいいですねぇ♪
何より、海外でタクシーに乗るのって怖いけど、さすがにこのクラスだと安心して乗れますよね。この安心感はお金で買うもの、と思っています♪
さて、最後はマレーシアにもう1泊だけして帰国です。
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