2026/07/01 - 2026/07/14
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funasanさん
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青空を突き刺すような巨大な尖塔群(写真)、これは凄い!74歳の私も思わず鳥肌が立ちました。昨日に続き、今日は世界遺産「プランバナン寺院」半日観光です。
プランバナンは仏教寺院ではなく、シヴァ神を中心とするヒンドゥー教寺院群です。昨日と同じ日本語ガイドさんの案内で石室や回廊を巡り、ヒンドゥー教の神々と『ラーマーヤナ』の世界に触れます。
さらに近くの仏教寺院セウ寺院へ。約1200年前のジャワに花開いた壮大な宗教文化を体感する一日となりました。
◎ホテル上級会員の世界
https://www.amazon.co.jp/dp/B09GN879DN/
私のホームページに著書紹介、旅行記多数あり。
『第二の人生を豊かに』
http://www.e-funahashi.jp/work/index.htm
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7月9日(木)朝、目を覚ましてカーテンを開けると、朝日に照らされたジョグジャカルタの街が広がっていました。今日も絶好の観光日和、体調も良く、嬉しさがこみ上がってきます。
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午前9時、ホテルの玄関に迎えに来てくれたのは、昨日のボロブドゥール観光でもお世話になったインドネシア人のベテラン女性日本語ガイドさん。今日も私たち夫婦とガイドさん、ドライバーの4人だけのプライベートツアーです。
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昨日と同じガイドさんなので、もうすっかり顔なじみ。車内では観光案内だけでなく、お互いの家族や暮らしなどプライベートな話まで飛び出し、まるで友達とのドライブのようです。そんな楽しいお喋りをしているうちに、プランバナン寺院に到着です。
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入口近くにあった「プランバナン寺院群」の案内図です。中央に今日の主役となる寺院群があり、その北側にはルンブン寺院、ブブラ寺院、さらにセウ寺院まで広がっています。
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さあ、ここから歩いて寺院へ向かいます。まだ午前中なので空気も比較的涼しく、木陰に入ると気持ちがいい。広々とした園内を、今日も頼りになるガイドさんの後についてゆっくり進んでいきます。
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緑豊かな公園のような敷地をさらに奥へ。ところが、この写真では肝心のプランバナン寺院はまだ見えてきません。木々の向こうには、いったいどんな景色が待っているのでしょう。
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森を抜け、視界が開けた瞬間、目の前に巨大な尖塔群が一斉に姿を現しました。
「うわぁ、すごい!」
これは感動ものです。74歳の爺さんも思わず心が震え、本当に鳥肌が立ちました。 -
私は完全に「撮影モード」に突入!ガイドさんの説明も妻のことも忘れて(笑)、勝手に歩き回って写真を撮りまくります。青空を突き刺すようにそびえる石造建築があまりにも美しく、シャッターを切る手が止まりません。
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さらに近づいていくと、遠くから一つの塊のように見えていた寺院群が、大小いくつもの祠堂(しどう:神仏などを祀る建物)から成り立っていることが分かってきます。千年以上も昔に、これほど壮大なものを造った人々――ただただ圧倒されます。
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そして、ついに巨大な主祠堂(しゅしどう)のすぐ下までやって来ました。急な石段を上って内部へ向かう観光客の姿が小さく見えるほどです。
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急な石段を上り、巨大な主祠堂(シヴァ祠堂)の内部へ入ります。堂内はひんやりとして薄暗く、そこに石造の神像が静かに立っていました。シヴァ神を祀るプランバナンの中心「SIWA MAHADEWA(シヴァ・マハーデーヴァ)」です。
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ところで「シヴァ神」とは何?ここからAIさんの助けを借りて解説します。
シヴァ神とはヒンドゥー教を代表する神の1つ。「破壊と再生」を司り、古い世界を終わらせ、新しい世界を生み出す力を象徴する神です。 -
回廊には、古代インドの大叙事詩『ラーマーヤナ』の物語が連続するレリーフとして刻まれています。王族らしき人物、従者、動物などが次々と登場し、文字ではなく彫刻によって物語を伝える――まさに千年前の「石に刻まれた絵巻物」です。
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このレリーフは、主祠堂を巡りながら順番に物語を追えるよう配置されています。ガイドさんの説明を聞きながら歩くと、石の彫刻が一つの物語として動き始めます。
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暗い石室の中に立っていたのは「AGASTYA(アガスティヤ)」像。ヒンドゥー教で尊敬される偉大な聖仙・導師で、ジャワではシヴァ神の「師」として重要視されてきました。
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次の石室に鎮座していたのは、一目で分かる象の頭を持った「GANESHA(ガネーシャ)」神。シヴァ神の息子で、障害を取り除き、知恵や学問を司る神として広く信仰されています。
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古代インドの大叙事詩『ラーマーヤナ』とは……
主人公は王子ラーマと美しい妻シータ。ところがシータは魔王ラーヴァナにさらわれ、物語は彼女を救い出す壮大な冒険へと展開していきます。 -
妻を奪われたラーマは、弟ラクシュマナや猿の将軍ハヌマーンらの力を借りて、シータを探し求めます。神々、人間、猿、魔物などが次々と登場する物語。その場面が、約1200年前の石壁に生き生きと彫り込まれています。
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やがてラーマたちは魔王ラーヴァナの国へ攻め込み、激しい戦いの末、シータを救い出します。善と悪、愛と勇気を描いた『ラーマーヤナ』。物語を詳しく知らない私でも、ガイドさんの説明を聞きながらレリーフを眺めていると、石の彫刻が一つの物語として動き始めるように感じました。
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実はこの物語、約1200年前の遺跡の中だけに眠っているわけではありません。ジョグジャカルタでよく見かける影絵「ワヤン・クリ」でも、ラーマやシータ、ハヌマーンたちは今なお活躍しています。インドから海を渡ってジャワへ伝わった物語が、石のレリーフから影絵へ――形を変えながら現代まで生き続けているのです。
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ここで、ふと疑問が湧きます。
古代インドの物語『ラーマーヤナ』が、なぜ海を隔てたインドネシア・ジャワ島の寺院に刻まれているのでしょう?
答えは「海」にありました。 -
古代からインドと東南アジアの間では、インド洋を舞台に盛んな海上交易が行われていました。商人たちが運んだのは香辛料や布などの商品だけではありません。船とともに、ヒンドゥー教や仏教、サンスクリット文化、そして『ラーマーヤナ』などの物語も海を渡ってきたのです。
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そしてジャワの人々は、それをそのままコピーしたわけではありません。インドから伝わった宗教や物語を、ジャワ独自の文化と融合させ、自分たちのものへと育てていきました。その壮大な結晶の一つが、9世紀のプランバナン寺院です。
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プランバナン寺院をたっぷり見学したところで、再び園内シャトルに乗ります。強烈な日差しの中を歩き回ったので、木陰を走るシャトルはありがたい!
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ほどなく「CANDI SEWU」の看板が見えてきました。ここはセウ寺院。先ほどまで見学していたヒンドゥー教のプランバナン寺院とは異なり、こちらは仏教寺院です。
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遺跡の中へ進むと、中央の大きな主祠堂を取り囲むように、大小の石造建築が並んでいます。入口では、左右の巨大な守護像が私たちを迎えてくれました。その間に立つ妻が小さく見えるほどの迫力。
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セウ寺院の見学を終え、再びシャトルに乗ってプランバナン寺院の入口へ戻ります。この一帯が面白いのは、ヒンドゥー教のプランバナン寺院と、仏教のセウ寺院などがすぐ近くに共存していることです。
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セウ寺院は8世紀、プランバナン寺院は主に9世紀に築かれました。異なる宗教の巨大寺院がこれほど近接して残っていることは、当時のジャワにおける宗教・文化の共存を今に伝えています。
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さらに、興味深いのは、現在のインドネシアは圧倒的にイスラム教徒が多く、イスラム文化の国です。しかし、ジョグジャカルタの文化の地下には何層もの歴史が重なっています。古代ジャワの信仰、その上に仏教とヒンドゥー教、さらに後世のイスラム文化――。新しい宗教が古い文化を完全に消してしまったのではなく、それぞれの時代の文化が地層のように積み重なって、現在のジャワ文化をつくっているのです。
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だからこそ、イスラム教徒が多数を占める現代のジョグジャカルタで、ガムランを聴き、ラーマーヤナの影絵を見て、仏教のボロブドゥールとヒンドゥー教のプランバナンを訪ねる――一見すると不思議な組み合わせが、実は一本の歴史としてつながってくるわけです。プランバナン寺院観光を終え、マリオット・ジョグジャカルタへ帰ってきました。
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今日も南国の日差しの中を歩いて、すっかり汗をかきました。部屋へ戻ると、何はともあれ真っ先にバスルームへ。熱いシャワーで汗をきれいに流し、仕上げは頭上のレインシャワーから冷水をザバーッ! 一気に体をキュッと引き締めると、疲れまで流れていくようで爽快です。
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さっぱりしたところでクラブラウンジへ。連日のアフタヌーンティーでスイーツ三昧、そろそろ体も心も「甘いものはもう結構!」と悲鳴を上げています(笑)。そこで今日は甘いものには手を出さず、サンドイッチなど軽いものを少しずつ。温かい紅茶と一緒に、遅めの軽いランチタイムにしました。
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お腹が満たされると、今度は猛烈に眠くなってきます。朝から世界遺産を歩き回ったのですから、ここは無理をしません。ふかふかのベッドに横になって、しばしお昼寝タイム。観光して、食べて、眠る――個人旅行だからこそできる、私たちシニア夫婦の気ままな旅です。
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ひと眠りすると元気回復! 考えてみれば今日はそれほど長距離を歩いていません。そこでホテルのフィットネスジムへ向かいます。設備はなかなか本格的で、有酸素マシンからダンベル、筋トレマシンまで揃っています。
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旅先だからといって運動はお休みしません。軽く汗を流す程度に、有酸素運動と筋トレをこなしました。
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運動の後は、そのままガーデンプールへ。水に入ってひと泳ぎすると、火照った体が気持ちよくクールダウンします。そして最後はプールサイドのラウンジチェアに寝転がり、何もしない時間を楽しみます。午前中は1200年前の世界遺産、午後はホテルで昼寝、ジム、プール――これぞリゾートホテルの本領発揮です!
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