2026/07/01 - 2026/07/14
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funasanさん
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いわくつきのインドネシア版「新幹線」搭乗記録です。
2023年10月にジャカルタとバンドン間(約140km)に高速鉄道「WHOOSH(ウーシュ)(写真)が開業しました。日本の新幹線の受注がほぼ決まっていたような状況の中、政治の介入で中国に乗っ取られた高速鉄道です。
問題山積の新幹線ですが、乗ってみたら…、素晴らしかった!何も問題ありません。ただし、ジャカルタからたった30分くらいだけです。途中駅で乗り換え、在来線でバンドンまで行かなければなりません。その模様を詳しくレポートします。
◎ホテル上級会員の世界
https://www.amazon.co.jp/dp/B09GN879DN/
私のホームページに著書紹介、旅行記多数あり。
『第二の人生を豊かに』
http://www.e-funahashi.jp/work/index.htm
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今日はジャカルタを離れ、インドネシア初の高速鉄道「Whoosh」に乗ってバンドンへ向かいます。まずはシェラトンホテルから、高速鉄道の始発駅「ハリム駅」までGrabを利用。距離は約17km、渋滞を考慮して30分ほどの予定です。
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Grab料金は、運賃54,500ルピア+高速道路料金16,500ルピア+手数料2,100ルピアで、合計73,100ルピア。日本円なら約700円前後です。30分以上を走ってこの料金ですから、日本のタクシーと比べると驚くほど安い。
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ジャカルタのハリム駅から高速鉄道Whooshに乗り、約30分でパダララン駅へ。ただし高速鉄道はバンドン中心部までは入りません。ここで接続する「Feeder(連絡列車)」に乗り換え、約18分でバンドン駅へ向かいます。ハリム→パダララン→バンドン、合計約1時間の鉄道旅です。
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ハリム駅に到着。まず目に入ったのが、ずらりと並んだ高速鉄道Whooshの自動券売機です。画面を操作して自分でチケットを購入できます。ただし、初めての外国人にはハードルが高いかも?
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自動券売機のほかに、有人のチケットカウンターもあります。こちらの方が安心です。希望する列車が満席になる可能性も考えて、私は日本を出発する前にインターネットで予約しておきました。
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こちらが事前にネット予約(注)しておいたEチケットです。乗車するのは「Whoosh G1027」。ハリム12時25分発、パダララン13時02分着で、所要時間はわずか37分。座席はPremium Economy、2号車の9D・9Fを予約しました。
注:予約サイト
https://www.tiket.com/en-us?currency=JPY -
EチケットにはQRコードが表示されており、基本的にはこれを改札機に読み取らせれば、そのまま乗車できます。私は安心感のため、有人窓口でEチケットのQRコードを見せ、紙のチケットも発券してもらいました。料金は1人325,000ルピア(約3000円)。座席は2号車9D・9Fです。
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ハリム駅の2階には飲食店やショップも並び、ちょっとしたショッピングモールのような雰囲気。2023年に開業した新しい高速鉄道のターミナルだけあって、明るく清潔感があります。
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ここで驚いたのが、乗車前の手荷物検査です。まるで飛行機に搭乗するような厳重さ。大きな荷物はX線検査装置に通し、乗客自身も保安検査を受けます。これは日本とはかなり違った光景です。
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手荷物検査を通過すると、広々とした待合スペースに出ました。カフェやベーカリーなどが並び、列車を待つ時間も楽しめるようになっています。
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インドネシアで展開しているコーヒーチェーン「Kopi Kenangan(コピ・クナンガン)」、駅の中でも本格的なコーヒーを気軽に飲めます。
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メニューを見ると、Americano、Cappuccino、Café Latte、Spanish Latte、Avocado Coffeeなど実に豊富。価格も分かりやすく表示されていました。例えばアメリカーノはサイズによって20,000~32,000ルピア、カフェラテは24,000~41,000ルピア程度。日本円に単純換算すると、おおむね200~400円程度の価格帯です。
高速鉄道に乗る前に、ここでコーヒーを飲みながら一休みするのもよさそうです。 -
さらに目を引いたのが「MAISON FÉERIE」というベーカリー。ショーケースには実にたくさんのパンが並んでいます。
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チョコレートブレッドは17,000ルピア(153円)、
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チョコ・アーモンド・メロンパンは20,000ルピア(180円)「MELON PAN」の文字を見つけると、日本人としてはちょっと嬉しくなります。
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甘いパンばかりではなく、ソーセージやビーフ、チーズを使った総菜パンもあり、列車に乗る前の軽食にも使えそうです。ビーフソーセージブレッドは25,000ルピア(225円)。
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さらにクリームチーズ・デニッシュ28,000ルピア(252円)、ビーフパストラミ&チーズ・クロワッサン30,000ルピア(270円)など、かなり本格的な品揃え。
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こちらは「PORTUGUESE TART」。2個39,000ルピア(351円)です。焼き色のついたカスタードとサクサクしたパイ生地がいかにも美味しそう。
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さらに進むと、今度はかなりボリュームのあるスイーツ系のパンが並んでいました。チョコレートたっぷりの「CHOCOBON」大サイズ(43,000ルピア:387円)小サイズ(33,000ルピア:297円)
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クリームとストロベリーソースを載せた「STRAWBERRY CHEESECAKE」33.000ルピア(297円)
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そして大きな「CINNABON」39,000ルピア(351円)。写真で見てもかなりの大きさです。チョコレート、クリーム、シナモン……。列車を待つ間の甘い誘惑には事欠きません(笑)。
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待合スペースの後ろに高速鉄道「WHOOSH(ウーシュ)の模型が展示されていました。日本の新幹線と同じ感じでgood!
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「インドネシアの高速鉄道って、どんなものだろう?」
そんな期待と少しの不安を抱いてハリム駅までやって来ましたが、全く問題ありません。なかなか立派です。 -
いよいよインドネシア初の高速鉄道「Whoosh」に乗車します!
ホームに行くと赤とシルバーの流線形の車体が目の前に現れました。
「おお、これは格好いい!」
鋭く伸びた先頭車両を見ると、いかにも高速鉄道という雰囲気です。Good! -
今回のような周遊旅行では、大きなスーツケースを持っての移動になるので、「荷物をどこに置くのか?」は重要なポイントです。車内には、このように大型スーツケースを収納できる専用スペースが設けられていました。
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私たちが利用したのは、Whooshで最も安い「Premium Economy」クラス。名前にはPremiumと付いていますが、Whooshの中では標準クラスにあたります。座席は通路を挟んで2列+3列の5列配置です。
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こちらが我々が指定した2人掛け座席。青とグレーを基調としたシートで、肘掛けと折り畳み式テーブルも付いています。日本の新幹線と違って大きな窓がgoodです。ジャカルタを離れ、車窓がどのように変化していくのかを見るのも楽しみです。
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通路を挟んだ反対側の3人掛け。座席そのものは豪華というほどではありませんが、短時間の高速鉄道移動なら十分な造り。シートの背も比較的高く、ヘッドレストもしっかりしています。
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車内のトイレものぞいてみました。明るく清潔。便器だけでなく洗面台、大型ミラー、トイレットペーパーなどがコンパクトにまとめられています。「インドネシアの鉄道もここまで来たか」と思わせる近代的な設備でした。
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Whooshの客車は、Premium Economy、Business、First Classの3クラス制になっています。Businessクラスに見学に行ってきました。座席は「2+2列」の4列配置、赤系のシートは横幅が広く、座席間にも余裕があります。さらに上にはFirst Classがあり、既に満席で写真を撮れませんでした。
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座席にはWhooshの車内飲食サービスを紹介するパンフレットが置かれていました。スナック、軽食、飲み物、コーヒーなど、意外に種類が豊富です。
パンフレット下部の車両編成図に驚き!
Whooshは8両編成で、5号車がDining Car(食堂車)になっていることが分かります。乗車時間はたった30分程度、コーヒーを飲む余裕もありません。パスしました。 -
時速300kmを超える高速鉄道Whooshの旅を楽しんでいると、本当にあっという間に乗り換え駅へ到着しました。「もう着いたの?」というのが率直な感想です。ここで高速鉄道を降り、バンドン市内へ向かうローカル列車に乗り換えます。
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初めての駅なので「乗り換えは大丈夫だろうか?」と多少心配していましたが、Whooshから降りた大勢の乗客が同じ方向へ移動していきます。その流れについて歩いていくと、自然にバンドン方面へ向かう列車のホームに到着しました。
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列車が走り出すと、窓の外には赤茶色の瓦屋根が連なる住宅街が見えます。そのすぐ脇をバイクが走り、洗濯物が干され、人々の日常生活が線路の間近まで迫っています。インドネシアの人々の暮らしが手に取るように見える車窓です。
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やがて列車はバンドン駅へ。到着すると、多くの乗客が一斉にホームへ降り立ちました。リュックを背負った若者、スーツケースを引く旅行者、家族連れ――ホームには活気があります。
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そして目に入ってきたのが、昔ながらの鉄道駅、南国らしいヤシの木やきれいに手入れされた植栽、その向こうに瓦屋根を思わせる駅舎が見えます。Good!
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バンドン駅に到着して、まず驚いたことがあります。駅構内の待合スペースの先、それもかなり目立つ一等地に、どこかで見たようなお店がありました。
「HokBen」
「えっ、これって日本の“ほか弁”?」思わず足を止めてしまいました。 -
さらに店内を見て、もっとびっくり。「弁当」の文字が堂々と!
壁には大きな日本語で、「弁当」その横には、「A PIECE OF JAPAN IN EVERY BOX」――すべての箱に、日本のひとかけらを。さらに「100% oishii(おいしい)」の文字まであります。 -
ここは日本ではありません。インドネシア・ジャワ島のバンドン駅です。遠く離れた外国の駅で、これほど堂々と日本語の「弁当」という文字を目にするとは思ってもいませんでした。日本人の私としては、何とも不思議で、同時にちょっとうれしくなります。
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メニューを見ると、「Chicken Teriyaki」「Beef Yakiniku」「Ebi Furai」「Tori no Teba」「Shrimp Roll」など、日本人ならすぐ分かる料理名が並んでいます。なるほど、確かに「BENTO」です。
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AIさんに聞くと、HokBenは、もともと「Hoka Hoka Bento」という名前でインドネシアで誕生した、日本式ファストフードのチェーンということです。日本の「弁当」という食文化をインドネシア側が取り入れ、自分たちの食文化に合わせて育ててきたものらしい。
寿司やラーメンが世界中に広がっていることは知っていましたが、まさか「弁当」までが1つの日本文化としてインドネシアに定着しているとは思いませんでした。しかも、それが観光客向けの日本料理店ではなく、大勢の地元客が行き交うバンドン駅の一等地にある。
遠いインドネシアの駅で見つけた、大きな二文字「弁当」。何だかうれしくなって、思わず何枚も写真を撮ってしまいました。
→ヒルトンバンドンに続く
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