2026/09/04 - 2026/09/04
308位(同エリア363件中)
あおばさん
この旅行記のスケジュール
2026/09/04
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車での移動
送迎車 9:00発
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電車での移動
三陸鉄道 久慈行き 鵜住居9:14発→宮古10:25着
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バスでの移動
岩手県北バス 道の駅たろう行き 宮古駅前11:15発→築地二丁目11:20着
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船での移動
宮古市遊覧船うみねこ丸 宮古港13:10発→浄土ヶ浜13:20着
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船での移動
宮古市遊覧船うみねこ丸 浄土ヶ浜14:30発→宮古港15:00着
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バスでの移動
岩手県北バス 宮古駅前行き シートピアなあど15:25発→宮古駅前15:40着
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電車での移動
三陸鉄道 久慈行き 宮古16:15発→久慈17:58着
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電車での移動
JR八戸線 八戸行き 久慈18:17発→本八戸19:53着
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バスでの移動
シルバーフェリーシャトルバス(南部バス)本八戸駅20:50発→フェリーターミナル21:10着
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船での移動
シルバーフェリー シルバーエイト 八戸港22:00発→(船内泊)→苫小牧西港翌朝6:00着
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この旅行記スケジュールを元に
列車と船で最果ての地・知床を目指す旅は、今日が2日目。
釜石・鵜住居から三陸鉄道に揺られて、北海道への船が出る八戸を目指します。
途中、三陸有数の漁港・宮古に立ち寄って、名勝浄土ヶ浜を海と陸から見学する予定です。
なお、この旅の行程全体は以下の通りです。
こちらの旅行記は、②の部分です。
①:9/3(木) 大宮→釜石→鵜住居(泊)
②:9/4(金) 鵜住居→宮古→八戸→シルバーフェリー(船内泊)
③:9/5(土) シルバーフェリー→苫小牧→釧路→鶴居(泊)
④:9/6(日) 鶴居→釧路→ウトロ(泊)
⑤:9/7(月) ウトロ(泊)
⑥:9/8(火) ウトロ→網走→女満別→羽田
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この旅で最初の夜が明けて、朝ごはんをいただきます。
以前下北半島の下風呂温泉で、ものすごく味の濃いお食事をいただいてから、東北のご飯は味が濃いもの、塩辛いもの…というイメージがあったのですが、こちらのお宿は夕飯も朝食も、とっても優しい味付けでした。
三陸と下北の文化の違いか、それともお宿のコンセプトの違いか。
こうやって色んな宿を巡ると、その都度発見があって楽しいです。 -
朝食後、送迎車の発車まで時間があるので、海を見に行くことにしました。
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雨模様の昨日から打って変わって、涼しげな青空が広がります。
雰囲気が全然違いますね。 -
白砂青松とはこのこと。
ちなみに震災前は、松林が途切れている先…画面中央あたりまで、砂浜が続いていたそう。
津波が削り取った砂浜を、一部だけでも工事で復元して今に至るそうです。 -
それにしても、空が広いなぁ。
震災を耐えた松の枝が、伸び伸びと天を目指します。
昨晩、女将さんが「亡くなった従業員が見ているかもしれないから、彼らのためにも宿を続けてきた」と仰っていました。
こうして青空を見上げていると、確かにこの空の向こうに皆さんいるんだろうな、見守ってくれてるんだろうな、と思えてくるから不思議です。 -
さて、一晩お世話になった宿にお別れです。
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三陸鉄道鵜住居駅で送迎車を降りました。
朝9時の送迎車に乗ると、鵜住居9:14発の三陸鉄道久慈行きにちょうど乗り継げて便利です。
列車が来るまでの間、震災後に整備された駅前を見学してみましょう。 -
この駅のシンボルはこちら、巨大ラグビーボール。
駅のすぐ東に、ラグビーワールドカップの会場になった立派なスタジアムがあって、それにちなんでいます。
ボールに描かれてる観音様も、釜石の名所だそう。
昨日、雨で釜石線が遅れなければ、鉄の歴史館へ行く道中で近くを通るはずでしたが…今回はご縁がなかったようです。 -
駅前には、震災で亡くなった方のお名前を刻んだ慰霊碑があります。
そして頭上のコンクリートが示すのが、津波の浸水深。
こうして見ると本当に高いですね…… -
さて、そろそろ駅へ向かいましょう。
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ほどなく、私が乗る久慈行きもやってきました。
黄色い声をあげて賑やかに降りてくる遠足の小学生たちと、交代で乗り込みます。
ところでキミ、なんて呼べばいい?
ディーゼル駆動だから「電車」じゃないし、1両ぽっきりで列を成してないから「列車」でもなし、、
「単車」??
それも違うよね…?
(どうしても漢字で表現するなら、多分「気動車」が正しい) -
エンジンと車輪の音を軽快に響かせて、気動車君は津波から復興した街を駆けていきます。
時折、右手に青い海や、河口に設けられた立派な水門が見えました。
今回三陸鉄道に乗って驚いたのが、どの町も川の河口にゴツい水門が建ってることです。
地元の近鉄も海の近くを走ってたけど、長良川河口堰以外で、あんなに大きな水門を見たことはありません。
町という町に、長良川河口堰の幅を縮めたやつ(高さは同程度)があるイメージです。
津波が川から町を襲うのを防ぐために、津波に耐えられる強度の水門を各町に用意した、ということでしょうか。
それくらい、津波が来る前提でできてるんだね、このあたりの町は。 -
1時間ほどの乗車で、宮古駅に到着しました。
運転士さんに運賃を支払って、ロッカーにスーツケースをしまって。
駅前のロータリーからバスに乗って…その前に、ちょっと寄り道です。 -
やってきました、ケーズデンキ宮古店。
今朝、旅館にスマホの充電器を忘れてしまって…
このままだと電池切れで詰むので、この街で調達することにしました。
幸い、ANKER製の高速充電器がセール価格で、お値打ちにゲットできました。
ありがとうケーズデンキ。
駅徒歩圏内にあって本当に助かりました。。。 -
市役所を通って駅に戻ります。
この街も、空が広いなぁ。
気のせいか、東京より空が近い気がします。 -
宮古駅から浄土ヶ浜行きの遊覧船が出る道の駅へは、毎時1本ほどバスが出ています。
でも次のバスは30分後。
調べたところ、この田老行きのバスが近くを通るそうで、乗っていくことにしました。
車内は、いかにも「東北の風雪に耐えてきた」感のある、小さなおばあちゃんたちで満席です。
皆さん、このバスで病院や買い物に通ってるのかな。 -
港にほど近い、築地二丁目バス停で降ります。
画面右奥に水門が見えますが、あの先はもう海です。 -
このあたりは、震災の津波で浸水したエリア。
目の前の更地も、震災前は家が建ってたのかな。 -
道なりに港へ向かうと、立派なゲートが見えてきました。
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道路部分は自動で閉まるんだ。
この先の道の駅に「津波の予報が出たら7分で門が閉まるから、それまでに裏の高台へ逃げて」と注意書きがありました。
ないとは思うけど、心構えはしておかないとね。 -
道路を塞ぐ扉、ものすごく分厚いな…
何トンあるんだこれ。。
これだけの物を動かすのも大変そう。 -
ゲートの先の魚市場食堂で、お昼をいただきます。
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この食堂は、港で働く方向けのお店が観光客向けのメニューも出してる、といった感じ。
11時半を過ぎると、港の皆さんで混みあって相席になりました。
海鮮丼も勿論美味しいけど(写真は宮古トラウトサーモン、マダラ、マグロ入りの宮古丼)、地元の方に混じって食べるのがまた乙なものです。 -
お隣の道の駅・シートピアなあどで、遊覧船のチケットが買えます。
船が出るまでの時間で、道の駅の売店をぶらぶら。
海産コーナーには地元産の立派なホタテが。 -
ドンコ、イナダ、カレイに…奥にはノドグロもいますね。
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さて、船の出航時間が近づいてきました。
写真の真ん中にいる、こじんまりした遊覧船「うみねこ丸」に乗船します。 -
船はゆっくり港を出て、ウミネコと一緒に湾内を進みます。
時々いる茶色の子は若鳥だそうです。
船内でウミネコ用のパンを売っていて、それを投げるとウミネコが華麗にフライングキャッチしていきます。
そういえば5月に行ったイスタンブールのフェリーでも、おっちゃんたちがカモメにパンあげてたっけ。
こっちは巨大モスクも海を渡る吊り橋も見えないけど…カモメの数では全然負けてません(笑) -
大きく左へ舵を切ると、前方に白っぽい岩場が見えてきました。
あの向こうが浄土ヶ浜らしい。 -
濃いエメラルドグリーンの入り江で船を降りて、まずは陸路で浄土ヶ浜へ。
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岩場に穿たれたトンネルを抜けて
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荒々しい岩が露出した海辺を進みます。
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ここの沖の岩、特に凄いな・・・
バンギラスが暴れまくった後、って感じ。
そうそう、看板によるとこのあたり、バンギ…じゃなくて熊が出るそうで。
釧路用に持参した熊鈴を、念のため付けて散策しました。 -
遊歩道を北へ歩くこと10分少々、奇岩を望む浜辺に出ました。
ここが浄土ヶ浜です。
…うーん、あんまり「浄土」って雰囲気じゃないなぁ。
荒々しくて、ちょっと冷たい印象の景色。
江戸時代のお坊さんが「さながら浄土の如し」と言ったことから「浄土ヶ浜」になったそうですが…
いやそれとも、お坊さんにとっての浄土って、こういう厳しい世界なんでしょうか。
浄土の本来の意味は「天国」じゃなく「煩悩のない世界」ですから。 -
足下の浜は、砂浜ではなく尖った石でできています。
沖に見える岩が削れて流れてきたのかな。
足下が大粒でゴツゴツしてるのも、景色の荒々しさに拍車をかけています。 -
また熊鈴を鳴らしながら、海沿いの道を戻ります。
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船まで時間があるので、岩場の上の森に分け入ってみましょう。
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森を歩くこと少々、展望台に出ました。
「御台場」とあるように、戊辰戦争の折、ここに宮古湾を守る砲台があったそうです。 -
先ほどの浄土ヶ浜を、上から俯瞰できました。
緑がかった海の色もいいなぁ。 -
岩の大きさと尖り具合が凄まじい。。。
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かつて大砲が睨んでいた、太平洋の水平線。
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そして足下を見下ろせば、見事な断崖絶壁。
この垂直に近い岩場に生える、松の生命力に驚かされます。 -
さて、再びうみねこ丸に乗って、今度は海から浄土ヶ浜へ。
切り立った岬の眺めが壮観ですね。 -
先ほど歩いた浄土ヶ浜が奥に見えます。
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浄土ヶ浜沖の島には、小さなお堂が。
お地蔵さんが祀られているそうです。 -
広々した岩場を波が洗っていきます。
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アルセーヌ・ルパンの奇巌城みたいな岩もありました。
硬い火成岩が波の侵食に耐えて、あの形になったそうです。 -
船のガイドさんが歌う灯台守の唄を聞きながら、宮古港に戻ってきました。
あ、よく見たら「入港ごくろうさまです」って書いてある。 -
さよなら(^^)/~
満腹になった? -
バスが来るまでの間、道の駅でソフトをいただきました。
宮古沖の海洋深層水を使った「海の恵み」フレーバーです。
目の前には東北の道路地図が。
宮古から海岸線を北へ北へたどって…ありました。
「八戸」「シルバーフェリー 八戸~苫小牧」の文字。
こうして見ると、まだまだ遠いなぁ。
時刻は15時すぎ。
これから鉄路で北上して、20時ごろ八戸に着く予定です。 -
小さな電気バスに揺られて、宮古駅に戻ってきました。
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駅前のローソンで、釧路湿原に持参する雨合羽を買ったあと、街を散策してみました。
昔ながらの電気屋や酒屋が並ぶ商店街の空を、大きな大漁旗が飾ります。
そして角を曲がると、細い道沿いにびっしり飲み屋街が。
今はまだお昼だから、匂いも音も大人しいけど…
夜に来たら、出来上がった漁師の皆さんで大賑わいなんだろうな。 -
時刻は16時すぎ。
再び三陸鉄道に乗車して、北を目指します。
宮古駅発車10分前で、ギリギリ窓側に座れました。
さてここから、ほぼ丸1日の大移動が始まります。
先ほど「次は八戸を目指す」と書きましたが、八戸はあくまで中継地。
次の目的地は、北海道は釧路地方の鶴居村です。
鉄道と夜行フェリーを乗り継いで、鶴居には明日の15時40分ごろ到着します。 -
曇り空の下、満席のお客さんを乗せたディーゼルカーが海沿いを駆けていきます。
車窓に見えてきたのは、かつて万里の長城と謳われた田老の大防潮堤。
高さ10mの巨躯をもってしても、東日本大震災の津波を食い止めることはできませんでした。 -
高い鉄橋からは、水平線が見渡せます。
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窓を開けると、かすかに排気のにおいが混じった潮風が吹き込んできました。
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陽が西に傾くころ、久慈の街が見えてきました。
ちなみに久慈市街に入る直前、急ブレーキがかかって「野生動物が飛び出したため、急停車しましたが、衝突しなかったため運転を続行します」とアナウンスがありました。
シカだったのでしょうか、それとも、クマ?
今思うと、もしここでシカ(仮)を轢いていたら、遅延でJRに乗り継ぎ失敗→八戸で予定のフェリーに乗れない…と連鎖して、旅程が崩壊するところでした。
危なかった危なかった…
一応、翌日の青森→新千歳便と新千歳→釧路便を乗り継げば、夜までには鶴居に着けたらしい。
でもそれだと万単位の追加出費になったので、何事もなくて本当に助かりました。 -
久慈駅に到着したら、三陸鉄道とお別れです。
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そうか、ここはあまちゃんの街だったんだ。
あまちゃん、懐かしいなぁ。
高校生の時分に、同級生があまちゃんを見終えてから自転車をかっ飛ばして登校していたのを思い出します。(本人曰く、電車だと時刻表の都合で間に合わないけどチャリならギリギリ行けた、とのこと)
かくいう私は普通に電車通学していたので、あまちゃんは未履修です… -
ここから八戸までは、JR八戸線に揺られていきます。
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夜8時前、予定通り本八戸駅に着きました。
八戸には新幹線の「八戸駅」もありますが、街の中心はこちら「本」八戸です。
駅南口向かいの洋食店「和風グリル飛鳥」さんで、ディナーをいただくことにしました。 -
ステーキから生姜焼きからロースカツまで、より取り見取りのメニューに目移りしてしまいますが…
色々迷って、店の看板メニューらしき「あすかハンバーグ(特製デミグラスソース)」を注文しました。
出てきたハンバーグは、スパイスがほどよく効いて、そしてとっても柔らかい!!
口の中でどんどんほどけていきます。。。
デミソースが濃すぎないのもいいなぁ。
静岡のさわやかみたいな、肉!脂!!ってハンバーグもいいけれど、こういう老舗にしか出せない味はまた格別です。
この日は私がほぼ最後のお客だったらしく、帰り際に店主のご夫妻と軽く旅の話をして、見送っていただけました。
素敵な時間をありがとうございました!! -
8時50分、本八戸駅にフェリーターミナル行きのバスがやってきました。
ところが、八戸駅から来たバスは既に満席。立ち席も出てました。
私の後ろにも行列ができてるけど、乗れるのか…これ?
バスの奥に止まっているタクシーを見て、あれに乗った方が確実か…とも思いましたが、とりあえず乗り込んでみましょう。
(押し合いへし合い)
(運転手さん「奥に詰めてくださ~い!」)
結論、なんと全員乗れました。
大型路線バスの収容力をなめちゃいけませんね。。。
なぜこのバスがこんなに混んでるかですが、おそらく大きな理由は2つ。
1つ目は、単純に八戸近辺から札幌へ向かう最適解だからでしょう。
三沢空港から札幌行きの飛行機はありますが、到着がお昼過ぎになりますし、お値段も相応にします。
鉄道だと、5時間超かけて青森・函館・長万部を大回りしていくので、あんまり現実的ではありません。
一方のバス+フェリーなら、船で横になって寝てる間に苫小牧に着いて、朝8時台に札幌入りできるそうです。
こうして見ると本当に便利ですね船。
そしてもう一つの理由が、函館~札幌を結ぶ特急北斗の長期運休です。
この旅の前の週だったかな…大雨で室蘭本線が不通になって、ほとんどの特急北斗が運休、一部の便も区間運転+代行バスの運行で、所要時間が2時間ほど延びてしまいました。
このため、陸路で北海道を目指していた私みたいな人間が、特急北斗を使わずに道央入りする手段を探す→シルバーフェリーに行き着く、って流れが少なからずあったと思います。
実際私も、本来は今日洞爺湖畔のペンションに泊まって(景色がよくて料理も美味しそうなとこだったんだけどね…)、明日特急北斗とおおぞらを乗り継いで釧路を目指す予定でした。
それが北斗の運休でおじゃんになって、急遽船内泊にした(合わせて本州側の経由地も秋田から、八戸に出やすい三陸に変更)経緯があります。
ちなみに、泊まる予定だった洞爺湖のペンションはここです↓
https://www7a.biglobe.ne.jp/~p-ohno/
そのうちリベンジしに行こうと思います。 -
超満員のバスを降りて、フェリーターミナルへ。
歯磨きセットと船の絵葉書を購入して、乗船口に向かいます。 -
今晩お世話になる船はこんな感じ。
船名は「シルバーエイト」。
今旅行記を書いてて気づきましたが、「八」戸が母港だからシルバー「エイト」なのかこの船!!
他の僚船が「シルバープリンセス」とか「シルバーブリーズ」なのに、なんでこの子だけ「エイト」なんだろうって、ずっと引っかかってたんですよね。 -
今夜の船室は、マット敷きの大部屋。
長距離フェリー2回目にして雑魚寝デビューです。
スーツケースやリュックは頭上の棚に収納できるし、寝返りは打てないけど最低限以上の余裕はありました。
あ、上の写真に写ってるユニフォームらしき物体は、ベルーナドームで数年前に配ってた、松井稼頭央監督(当時)のユニフォーム型ブランケットです。
ネタに走ったわけじゃなく、手軽に持ち運べる毛布がこれしかなくて…
この船、貸し毛布は有料(1枚400円)なんですよね。
でも、同室の人が夜にトイレに立ったら、隅っこにユニフォーム姿の松井稼頭央が寝てるわけで…まあまあシュールだったろうなぁ((+_+)) -
さて、そろそろ出港の時刻です。
船尾の甲板に人が集まってきました。 -
コンテナが並ぶ港の灯りを背に、船はゆっくり北の海へ滑り出していきます。
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船内は、普通のビジホってところ。
太平洋フェリーのように、豪華なレストランや劇場がついてる訳じゃないけど、必要十分な設備が揃ってました。 -
自販機にはスナックやパンが並びます。
朝ごはんもおつまみも調達できますね。
もちろん、晩酌用のビールの自販機もありますよ。 -
飲み物が地上とほぼ同じ値段なの、良心的だなぁ。
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船内見学のあとは展望大浴場へ。
この時間だから、窓の外は“漆黒”ですが…湯船でゆったり体を伸ばせるのが助かります。
雑魚寝とはいえ5400円で1泊できて、お風呂まで入れるんだから万々歳です。 -
お風呂上がりに、再び甲板に出てみました。
深夜の下北沖は、9月といえど風が冷たく、体がキュッと締まります。
この感覚を世間じゃ「ととのう」って言うのかな?
離れていく八戸港の灯りを見ながら、この先の旅の平穏を祈りました。
旅はまだまだ、2日目が終わったところ。
明日は苫小牧上陸に始まり、道東は釧路地方まで北海道を列車で横断します。
それでは明日、朝の苫小牧沖でお会いしましょう。
おやすみなさい。
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この旅行記へのコメント (2)
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- ベリーニさん 2026/10/02 11:44:29
- 行きたいと思っている浄土ヶ浜。
- あおばさん、こんにちは(^^)
浄土ヶ浜に行かれたんですね。私も行ってみたいと思っているんです。以前に計画した時には時期が悪くて、船がなかった…
その後も、なかなか、タイミングが合わなくて、未だ訪ねられないでいる地です。
海の中に有る、果ての地の感じ…良いです。
そして、ポツンと見える小さなお堂も良き☆
うみねこ丸に乗って、パンをあげながら…あぁ~☆
1人、感慨に耽ってしまいました。
たくさんの写真を見せて頂きありがとうございます。
北斗は運休だったのですか…でも、プラン変更のフェリーの旅がこれまた良い旅情で…胸にジーンと来ました。
夜の海…そして、朝、起きたら苫小牧なんですね。
(о´∀`о)
- あおばさん からの返信 2026/10/11 22:31:02
- RE: 行きたいと思っている浄土ヶ浜。
- コメントありがとうございました!
写真楽しんでいただけたようで何よりです。
私も三陸は学生の頃から行きたい行きたいと思いつつ…札幌や函館以上に時間的に遠いのもあって、なかなか足が向きませんでした。
でも実際行ってみると、海岸のきれいさは想像以上でした。
宿や魚市場の海鮮も美味しかったですし、ぜひお越しになってください。
私の旅は鶴居村へ続きますが、ベリーニさんも鶴居へ行かれたんですね。(旅行記見つけました)
また旅行記読ませていただきます!
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