2026/07/23 - 2026/07/23
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キートンさん
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早くもイギリス滞在の最終日となる2日目は、午前中バースを観光します。
バースはその名が示すように、紀元前1世紀にローマ人によって建てられた公衆浴場とともに発展した街。
イングランドでは、ロンドンに次いで訪問者の多い観光地ともいわれます。
午後はいよいよこの旅のメインとなるアイルランドへと飛びます。
アイルランドの玄関口ダブリンでは、1592年にイングランド女王エリザベス1世によって創設され、ダブリンの主要観光地ともなっているトリニティ・カレッジの学内に宿泊します。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩 飛行機
- 航空会社
- ブリティッシュエアウェイズ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
7月23日。
バースYMCAホステルに荷物を預けて7:30頃チェックアウト。
バース市街地を散策。 -
バースYMCAホステルから数分歩くと、円形の緑地を中心とした巨大なロータリーがある。
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そのロータリーを円弧状の建築物が囲んでいる。
18世紀、バースの都市計画に多大な貢献をしたジョン・ウッド親子によって設計された建築物で、ザ・サーカスと呼ばれる。
ロータリーは3つのストリートが交差しているので、3つに分割された約120°の円弧状建築物となっている。 -
ザ・サーカスの中心の緑地は、数本の巨木とそれを囲むように芝生で覆われている。
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ザ・サーカスから西に2~3分歩くと、ロイヤル・クレッセントがある。
ロイヤル・クレッセントの南側は広大な芝生広場となっている。 -
広場の西側の坂道沿いに、勾配に合わせて段々に連続する建築物があった。
こういう建物を見ると欧州に来たと実感する。 -
そして、広場の北側には観光名所にもなっているロイヤル・クレッセント。
クレッセントとは三日月という意味で、緩やかな曲線を描いている。
ロイヤル・クレッセントもジョン・ウッド親子による設計である。 -
イオニア式オーダーの円柱を外壁にデザインしているのが特徴的。
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前面道路より低い地階には庭がありそこに玄関がある感じ。
雨水排水に課題があるので、降水の多い日本ではあまり見かけない。 -
イチオシ
ユニオンジャックのルーフの赤いMINIとの共演。
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街灯の支柱のデザインがおしゃれ。
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ロイヤル・クレッセントの東端にミュージアムになっているナンバーワン・ロイヤル・クレッセントがある。
開館時間は10:00~17:30。 -
南に少し歩いてロイヤル・アベニューに出る。
振り返った花壇の先にロイヤル・クレッセント。 -
働くおじさん。
そうやって窓掃除するのか・・・ -
ロイヤル・クレッセントから15分くらい歩いて、8:20前にパルトニー橋の下流側にあるパレード・ガーデンズに到着。
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パレード・ガーデンズはエイヴォン川に面していて、周りの道路とは高低差がある。
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そして、エイヴォン川の上流にパルトニー橋を見ることができる。
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パレード・ガーデンズの西側には、バース・アビーがある。
アビー(abbey)とは、主に修道院や大修道院の教会堂を意味し、特にカトリックや英国国教会などの修道士・修道女が共同生活を送り礼拝を行う宗教施設を指す。 -
さらにバース・アビーの西側まで周ると、バースがバースである所以ともいえるローマン・バスがある。
ローマン・バスは夏季は9:00オープンでまだ30分近くあった。
その間にスマホでウェブ予約しようと思ったが、上手くいかなかった。 -
チケット売場のあるエントランスのドーム型の天井。
入場料は31ポンド(約7,000円)と観光施設としてはかなりの高額。
オーディオガイドを借りることもできたが、あまり時間が取れないのでパス。 -
バース観光でここははずせないともいえる光景が早速見られる。
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イチオシ
大浴場は中世の間に埋もれてしまったが、19世紀末の発見によって再び日の目を見るに至った。
ローマン バス 建造物
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上部の石の柵には、イギリスと関係の深かったローマ皇帝や総督の像が9体立っている。
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東側にはバース・アビーが見える。
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4世紀頃の公衆浴場全体の模型。
大浴場には当時屋根があった。
大浴場の向こうに聖なる泉、さらに向こうの回廊に囲まれた中に神殿があった。 -
スリス・ミネルヴァ神殿のペディメント(西洋建築における切妻屋根の三角形の壁面)の装飾。
ペディメントは4本の円柱に支えられていた。
最初の神殿はケルト人によって建てられ、ローマ神話の女神ミネルウァと同一視されている女神スリスを奉じたものだった。
ペディメントの中央は、ギリシア神話に登場するゴルゴーンの頭である。
ゴルゴーンはふつう女性であるが、なぜかひげに蛇を絡ませ、耳の上に翼を持ち、まゆと濃い口ひげを突き出している。 -
3~4世紀頃のモザイク床。
ヒッポカムポスなどの神話の海獣は浴場で人気のあるデザインだったようである。 -
発掘された石碑や装飾。
当時を再現した映像も何箇所かで見られる。 -
聖なる泉の基礎部や控え壁の石らしい。
その上に見学通路が設置してある。 -
温泉の湧き出し口。
46℃の温水が断層を通じて一日に1,170,000リットルの割合で出てくるといわれる。 -
滑車の原理を体験できる展示。
左の1本のロープより、右の吊りロープの本数を増やして力を分担させることで、小さい力で重い物を持ち上げられる。
その分だけ長い距離ロープを引かなければならないという「仕事の原理」に基づいている。
重機がない時代に巨大な構造物を造るのに必須の技術だったのだろう。 -
大浴場のフロアに出てきた。
温泉は緑色っぽく、見た目は決してきれいとはいえない。
1980年代までは浴場は使用されていたらしいが、感染症などのリスクがあるため現在は入浴禁止となっている。 -
大浴場のフロアにあるジム。
古代から入浴施設にトレーニング施設を併設していたのは、先進性を感じる。 -
温泉を大浴場へと導く水路。
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フリギダリウムと呼ばれる水風呂。
熱い風呂に入った後に入る大きな冷水の浴場。
現在は観光客がコインを投げ入れて願掛けをする場所となっている。 -
聖なる泉。
現在の泉は18世紀に立てられた建物の内部にあり、この建物はジョン・ウッド(父)とジョン・ウッド(子) のふたりによって設計された。 -
ハイポコーストと呼ばれる床暖房システムの床を支えるレンガの柱。
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ハイポコーストの床暖房の仕組みの解説画。
入場料は高額だったが、結構見学できる範囲は広く展示物も豊富で、オーディオガイドを聞きながら見学すれば2時間以上かかりそうな内容だった。 -
10:20頃、ローマン・バスの見学を終了。
南側から見たバース・アビー。 -
バース・アビーの西側にあるファサード。
中央ステンドグラスの両側に、天使が昇降する梯子が見られる。
1499年に司教オリバー・キングが見た夢を表しているという。 -
身廊の高い天井は、ファン・ヴォールトと呼ばれる美しい扇形アーチで覆われている。
バース寺院 寺院・教会
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西側ファサードのステンドグラス。
聖書の最初の5冊の物語を表すもので、1894年に完成した。 -
バース・アビーは、史上初の統一イングランドの王となったエドガー王が993年に載冠式を行った由緒ある教会である。
現在の教会は、ヘンリー8世の修道院解散直前の1499年に建てられた。 -
対面に配置された荘厳な木製椅子。
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東側に位置する礼拝堂。
ステンドグラス以外は意外と地味。 -
天井のヴォールト。
4つの円弧に囲まれた、紋章のある菱形部分が良いアクセントになっている。 -
イチオシ
側廊のステンドグラスと天井のヴォールト。
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南側の翼廊。
イングランド内戦(1642~1651年)で議会のために戦ったウィリアム・ウォラーの最初の妻ジェーン(1633年没)の記念碑がある 。 -
身廊の南側には、こじんまりとしたミュージアムがある。
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バース・アビーの見学を最後にバース観光を終え、バースYMCAホステルで荷物を引き取り、バース・スパ駅で11:43発パディントン行の列車に乗車。
バース スパ駅 駅
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パディントン駅ではホームを間違いかけたものの、ぎりぎり予定していたヒースロー・エクスプレスに乗車できた。
パディントン駅 駅
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ロンドン・ヒースロー空港のターミナル5にあるClub Aspire Lounge を利用した。
プライオリティパスで利用可。 -
世界最大級のハブ空港のラウンジとしては、食事の種類は物足りない感じ。
とはいえ、物価の高い国なので気兼ねなく食事ができるのはありがたい。 -
ダブリン行きBA832便は定刻より少し遅れ離陸。
ウェールズからセントジョージズ海峡へと出ていく。 -
BA832便は、ほぼ定刻の18:00頃にダブリン空港に到着。
ダブリン空港 (DUB) 空港
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ダブリン空港ターミナル2のバス停でダブリン・エクスプレスを待つ。
チケットはバス停付近で購入し、10ユーロだった。 -
ダブリン・エクスプレスは25分程度でオコネル橋近くのバス停に到着。
そこからトリニティ・カレッジの正面玄関まで徒歩10分弱。 -
イチオシ
正面玄関をくぐりフロント・スクエア(前庭)に入ると、中央にカンパニーレと呼ばれる石造りの鐘楼が現れる。
アコモディションのレセプションは左の建物の1階にある。 -
トリニティ・カレッジは1592年にエリザベス1世によって創設された、アイルランド最古の国立大学であり、イギリスとアイルランドにある7つの古代大学の1つである。
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本日から3泊する部屋がある建物。
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トリニティ・カレッジ・キャンパス・アコモデーションは、学生寮を長期休暇の間、観光客向けの宿泊施設としている。
部屋はシングルルームでシャワー・トイレは共用、食事なしで1泊18,500円だった。 -
学生寮なので机や本棚がある。
タオル、ボディーソープ、シャンプーあり。 -
2部屋につきひとつのキッチン、シャワー・トイレという配分だった。
コンロ、オーブンレンジはあるが、なぜか鍋やフライパンが見当たらなかったので、自炊は制限されそう。 -
キッチンの窓の外にはテニスコートがあった。
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共用の洗面・トイレ・シャワー。
共用といっても2部屋の宿泊者しか使わないので、特に問題はない。 -
休憩する暇もなく19:30前に外出。
キャンパスの南側の門から出る時、校内の案内図があった。
アコモディションのレセプションは3、泊まる部屋は16と20の間の建物、「ケルズの書」で有名な図書館は1の場所にある。 -
ダブリンの主要な観光施設は19時にはどこも閉まってしまうのだが、木曜日のみ20:30までオープンしているのがアイルランド国立美術館。
しかも入場無料というからありがたい。
19:40頃に入場。 -
世界的に著名な画家の作品は多くが3階(日本でいう4階)で見られそうだ。
なので、まずは3階へ直行。 -
今回の旅は諸般の事情で準備不足のところがあり、カラヴァッジオの「キリストの捕縛」とフェルメール以外は必見の作品を把握していなかった。
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「手紙を書く婦人と召使」(1670年)ヨハネス・フェルメール
フェルメールが好んで描いた、タペストリとタイル敷きの床、窓、背景の壁にかけられた絵画などが描写されている。
左の窓からの自然光で照らされた人物と室内の構図もお決まりだが、作品が持つ物語性が一人の人物像のみに集中していない3点目の作品なのだという。 -
「手紙を書く男」左と「手紙を読む女」右 (1664~1666年)ハブリエル・メツー
この2作は対となる作品で、ハブリエル・メツーの円熟期の傑作であるとされる。
「手紙を書く男」で書かれた男の手紙を読んでいる女性を描いたのが「手紙を読む女」だというストーリーが想像できる。
生前、ハブリエル・メツーは、ヨハネス・フェルメールよりずっと知られていた著名な画家であったという。 -
「村の学校」(1665年)ヤン・ステーン
オランダ黄金時代の画家で多作でも知られるヤン・ステーンがハールレム滞在時代に制作した絵画である。
ステーンはとりわけ子供の描写にすぐれており、本作では教師に叱られている子供を描いている。 -
このフロアーで最も広いグランド・ギャラリーの様子。
20時頃になると客もまばらでじっくり作品を鑑賞できる。
閉館まじかに入場した者にとっては、じっくりとはいかないが・・・アイルランド国立美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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グランド・ギャラリーの作品の一部。
中央の作品は「ベラモント伯爵の肖像」(1773~1774年)ジョシュア・レノルズ
ジョシュア・レノルズはロココ期のイギリスの画家で、1768年に設立された美術家団体、国立美術学校であるロイヤル・アカデミー・オブ・アーツの初代会長を務めた。 -
「キリストの捕縛」(1602年)ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジオ
長い間、オデッサなどにある複製によってのみ知られ、オリジナル作品は約200年もの間所在不明であった。
1990年にアイルランドのダブリンにあるイエズス会の施設で発見された。
この発見は1993年11月に発表され、アイルランド国立美術館に無期限に貸与されたことで、この美術館の評判を高めた。
キリストがユダの裏切りによって捕縛される場面、ユダの接吻を合図に兵士たちがいっせいになだれ込んできた瞬間が描かれている。
陰影のコントラストが強い作品で、鎧の光沢の表現など非常にリアルである。 -
「聖痕を受ける聖フランチェスコ」(1590~1595年)エル・グレコ
聖痕を受ける聖フランチェスコの主題は中世より受け継がれたもので、イタリアとスペインでは美術作品に頻繁に登場するようになった。
エル・グレコもこの主題を好み、これより前にも同名の作品を残している。 -
閉館15分前になると、スタッフにそろそろ下のフロアーへ移動するように促された。
下りるのに使った階段が良くなかったのか、下のフロアーの展示室には入れず、結局そのまま退館となってしまった。
3階はひと通り見学したつもりだったが、後から思えばグランド・ギャラリー奥の45~48室を見学した記憶がない。
ベラスケス、ゴヤ、ピカソ、フラゴナール、シスレー、モネ、ルーベンスなど、著名な画家の作品が展示されているはずだが、勉強不足で目に留まらなかったのが残念である。 -
スーパーマーケットを検索して、オコネル橋近くのスーパーバリューで食料の買い出し。
支払いがセルフレジのみだったので苦戦したが、スタッフに手伝ってもらって何とか支払い完了。 -
購入した品々。
レジ袋含めて、合計約13ユーロ(約2,500円)。 -
本日の夕食。
ゆで卵は旅行中の貴重なたんぱく源。
生野菜は、持参したマヨネーズが不足気味で味気ない。
明日からは2日連続でダブリン発の日帰りツアーに参加する予定。
朝早いので、早めの就寝とした。
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