2026/06/26 - 2026/06/26
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今年2026年6月下旬の週末に愛知県犬山市と岐阜県下呂市を2泊3日で一人旅して来ました。
同年3月の静岡県中西部に続き、東海道新幹線を利用してのプライベート旅です。
今回の旅では国宝犬山城と明治村を訪れて日本を代表する文化財を見学し、下呂温泉で『日本三名泉』の一つを楽しんできました。
旅行期間中は台風7号と8号が連続で東海地方に襲来し、旅の1日目と2日目は雨降りの中の旅でしたが無事帰宅することが出来ました。
本編は1日目の愛知県犬山市明治村の旅行記(その2)です。
【表題の画像について】
(左上)京都市電
(右上)蒸気機関車12号
(左下)帝国ホテル中央玄関
(右下)聖ザビエル天主堂
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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この前編は『2026年6月夏の週末二泊一人旅~愛知県犬山、岐阜県下呂①:明治村丸一日探訪記(前編)~』です。
https://4travel.jp/travelogue/12061682
旅の1日目の6月26日(金)の9時30分の開村(園)直後から、貴重な文化財の建物が建ち並ぶ『博物館 明治村』の見学を開始しました。
【この画像の建築物について】
◎名称:東山梨郡役所
◎構造:木造2階建
◎分類:重要文化財
◎建築年:1885(明治18)年
◎解体年:1964(昭和39)年
◎移築年:1965(昭和40)年
◎旧所在地:山梨県山梨市
◎村内所在地:2丁目16番地博物館 明治村 テーマパーク
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『東松家住宅』の見学を終えて時刻は12時30分を過ぎていました。
この辺りで昼食を摂ろうと思い、2丁目の『なごや庵』に来店しました。なごや庵 グルメ・レストラン
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こちらは主にきしめんを提供される飲食店ですが、旅の1日目のお昼は腹持ちする『味噌カツ丼』を頂きました。
お吸い物を付けて税込1,400円です。
お味は普通でしたが、今回の旅の『名古屋めし』1食目です。なごや庵 グルメ・レストラン
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昼食を摂った後に一旦歩いて正門ゲートに戻り、近くのミュージアムショップで『CHARGESPOT』のバッテリーをレンタルしました。
午前中の見学の撮影でスマホの充電量が一気に減ってしまったためです。
明治村は広大で撮影スポットも多く、これは仕方ないですね。博物館 明治村 テーマパーク
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イチオシ
2丁目に戻り見学を再開しました。
なごや庵の近くの『京都七条』駅から旧『京都市電』に乗車しました。
駅(停留所)名はこのそばに建つ『京都七条巡査派出所』(1912(明治45)年建築、登録有形文化財)に由来します(画像には写っていません)博物館 明治村 テーマパーク
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【この画像の鉄道車両について】
◎名称:京都市電2号電車
◎製造年:1910(明治43)~1911(明治44)年頃
1895(明治28)年に日本で初めて路面電車の営業運行を始めた京都で当時実際に走っていた車両です。
乗車前に駅で『SL・市電一日券』大人1,000円を買いましたが、村内移動というよりは乗車体験が目的でした。
電車の速度は時速10km程で現代の感覚からすると非常にゆっくりでしたが、開業当時は人との接触事故が多発したため車両の前後に救助網を取り付ける等の工夫が施されています。博物館 明治村 テーマパーク
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京都七条駅を出発して約3分程で終点の『市電名古屋』駅に到着。
架線から集電する電車のトロリーポールの向きを変える付け替え作業を見学しました。博物館 明治村 テーマパーク
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軌道の終端の車庫で待機する1号電車です。
【この画像の鉄道車両について】
◎名称:京都市電1号電車
◎製造年:1910(明治43)~1911(明治44)年頃博物館 明治村 テーマパーク
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市電名古屋駅から歩いて近くの『SL名古屋』駅に移動すると…
博物館 明治村 テーマパーク
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ホームに3両編成の超レトロな『三等客車』が停車していました。
【この画像の鉄道車両について】
◎名称:三等客車ハフ13(左手前)・ハフ14(右奥)
◎製造年:1912(明治45)年
◎製造所:新宮鉄道
◎名称:三等客車ハフ11(中央)
◎製造年:1908(明治41)年
◎製造所:天野工場博物館 明治村 テーマパーク
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イチオシ
丁度蒸気機関車(SL)を客車に連結する作業が行われていましたので、見学させて頂きました。
【この画像の鉄道車両について】
◎名称:蒸気機関車12号
◎製造年:1874(明治7)年
◎製造所:シャープ・スチュワート社(イギリス)
このSLは1872(明治5)年に日本で初めて開業した新橋~横浜間で運行されていたそうです。博物館 明治村 テーマパーク
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現代の車両と違い連結器は鋼鉄製の鎖で、連結相手の車両のフックに相互に掛ける仕組みです。
連結は手順を間違えば事故に繋がる面倒な作業でした。博物館 明治村 テーマパーク
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SL名古屋駅を出発した列車は時速8~10km程で、ゆっくりと村内を走行しました。
現代の感覚ですと非常に遅いのですが、開業当時はとても速いと人々が驚かれた様です。
約5分程で終点の『SL東京』駅に到着しました。博物館 明治村 テーマパーク
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SL東京駅のある5丁目は明治村最奥の場所です。
ここから正門ゲートに戻るルートで午後の見学を開始しました。
5丁目の代表的な建築物『帝国ホテル中央玄関』を訪れました。
【この画像の建築物について】
◎名称:帝国ホテル中央玄関
◎構造:鉄筋コンクリート造3階建
◎分類:登録有形文化財
◎建築年:1923(大正12)年
◎解体年:1968(昭和43)年
◎移築年:1976(昭和51)年
◎旧所在地:東京都千代田区
◎村内所在地:5丁目67番地
明治期の貴重な建築物を集めた明治村ですが、一部大正期の建築物も移築されていてここがその代表格です。博物館 明治村 テーマパーク
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明治村に移築されたのは玄関とメインロビー、車寄せだけだそうで、池を含む前庭は当時の姿で再現されます。
左右対称のファサードを見て玄関を潜ると、メインロビーは吹き抜けの構造になっています。博物館 明治村 テーマパーク
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アメリカの著名な建築家、フランク・ロイド・ライト(Frank Lloyd Wright)が設計したこの建物は、個性的なデザインが随所に施された一種独特な空間を有する造りです。
博物館 明治村 テーマパーク
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基本鉄筋コンクリート造の建物の部材には、他にも煉瓦や大谷石、そして当時開発された新素材がふんだんに使われています。
因みにこのホテルが開業し落成披露宴が予定されていた1923年9月1日の当日、東京を関東大震災が襲いました。
周辺の建物が軒並み倒壊する中、この建物に被害は殆どなかったそうです。博物館 明治村 テーマパーク
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イチオシ
2階に上がってメインロビーを俯瞰しました。
伝統的な日本建築の他に、煉瓦造りや和洋折衷の擬洋風建築の明治期の建物を見慣れた当時の日本人の目にはさぞかし奇抜に映ったことと思います。
しかしそれは現代に通じる未来を予感させる、斬新な世界観だったのです。博物館 明治村 テーマパーク
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2階に喫茶室があります。
ここで水分補給を兼ねてお茶をすることにしました。帝国ホテル喫茶室 グルメ・レストラン
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アイスコーヒー税込600円を注文し、窓際のカウンター席で外を眺めながら頂きました。
帝国ホテル喫茶室 グルメ・レストラン
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帝国ホテル中央玄関を出て次に向かったのは、『金沢監獄』です。
入口の煉瓦造りの正門が厳しい…
【この画像の建築物について】
◎名称:金沢監獄正門
◎構造:煉瓦造(現在は鉄筋コンクリート造)
◎分類:登録有形文化財
◎建築年:1907(明治40)年
◎解体年:1971(昭和46)年
◎移築年:1977(昭和52)年
◎旧所在地:石川県金沢市
◎村内所在地:5丁目52番地博物館 明治村 テーマパーク
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金沢刑務所が移転する際に、戦前の金沢監獄時代の建物が明治村に移築されました。
移築した建物は正門の他に中央看守所と監房の一部、各1棟です。
【この画像の建築物について】
◎名称:金沢監獄中央看守所(右)・監房(左)
◎構造:木造平屋建
◎分類:登録有形文化財
◎建築年:1907(明治40)年
◎解体年:1971(昭和46)年
◎移築年:1972(昭和47)年
◎旧所在地:石川県金沢市
◎村内所在地:5丁目62番地博物館 明治村 テーマパーク
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八角形の中央看守所の中に入ると、中央に八角形の木造の見張所が設置されています。
この見張所は金沢監獄ではなく、北海道の網走監獄で使われていたものです。博物館 明治村 テーマパーク
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金沢監獄では中央看守所を中心に監房が半円形の放射状に建てられていました。
明治村に移築した監房は一棟だけですので、かつて監房に繋がっていた入口には当時をイメージした幕が下ろされています。博物館 明治村 テーマパーク
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監房に移動すると廊下の両側に独居房が並んでいます。
この建物は金沢監獄に建っていた監房の一部分です。博物館 明治村 テーマパーク
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独居房の一部は扉を開いて室内を見学できる様にされています。
マネキンを使って、当時の囚人の生活を再現していました。
江戸時代の牢屋と違い、明治期以降の監獄・刑務所は囚人の更生を目的の一つとしているため、囚人に対する待遇が改善されたそうです。博物館 明治村 テーマパーク
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お次は『内閣文庫』です。
【この画像の左側の建築物について】
◎名称:内閣文庫
◎構造:鉄筋コンクリート造2階建スレート葺
◎分類:登録有形文化財
◎建築年:1911(明治44)年
◎解体年:1984(昭和59)~1985(昭和60)年
◎移築年:1990年
◎旧所在地:東京都千代田区
◎村内所在地:5丁目59番地
【この画像の右側の建造物について】
◎名称:皇居正門石橋飾電灯
◎構造:青銅鋳造飾電灯
◎分類:登録有形文化財
◎建造年:1888(明治21)年
◎解体年:1986(昭和61)年
◎移設年:1990年
◎旧所在地:東京都千代田区
◎村内所在地:5丁目58番地博物館 明治村 テーマパーク
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明治政府が国立中央図書館として建てた建物で、現在の国立公文書館の前身にあたります。
グレコ・ローマンスタイルのファサードを見て中に入り、スッキリとした佇まいの廊下を進むと…博物館 明治村 テーマパーク
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薄暗い中にライトが灯る展示室がありました。
博物館 明治村 テーマパーク
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ここには明治期から昭和前期にかけて建てられた、国内の近代建築のミニチュアが展示されています。
画像は兵庫県芦屋市にある1924(大正13)年頃に建設された旧『山邑(やまむら)家住宅』、現在のヨドコウ迎賓館です。博物館 明治村 テーマパーク
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薄暗い中に名建築のミニチュアが浮かび上がっていました。
(画像左上)後藤新平邸
(画像右上)迎賓館
(画像左下)東京駅
(画像右下)国会議事堂博物館 明治村 テーマパーク
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一軒一軒見学をしていると時間がかかってしまい、当日の閉村(園)時間までに明治村を周回できるか、この辺りから気にする様になりました。
次に訪れたのは『聖ザビエル天主堂』です。
【この画像の左側の建築物について】
◎名称:聖ザビエル天主堂
◎構造:煉瓦造平屋建(現在は鉄筋コンクリート造)
◎分類:登録有形文化財
◎建築年:1890(明治23)年
◎解体年:1967(昭和42)年
◎移築年:1973(昭和48)年
◎旧所在地:京都市中京区
◎村内所在地:5丁目51番地
京都河原町三条に建っていたカトリックのキリスト教会です。博物館 明治村 テーマパーク
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イチオシ
堂内に入ると身廊と側廊、内陣で構成された典型的なゴシック様式の教会建築です。
祭壇や神像を配置する等現役当時の演出がされていて、とても厳かな雰囲気でした。博物館 明治村 テーマパーク
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明治村に移築した時に鉄筋コンクリート造りに変更されていますが、創建当時は木造煉瓦造だったそうです。
堂内の円柱や交差リブ・ヴォールド形式の天井は移築前と同様にケヤキ材を使用しています。
ステンドグラスは色ガラスに塗料で絵を描き、その上から透明ガラスを重ねて保護しています。博物館 明治村 テーマパーク
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内陣の様子です。
戦国時代にカトリックを日本に伝えたフランシスコ・ザビエルを記念して建てられたこの聖堂は、建築の知識のあるフランス人宣教師が作成した設計書を基にカトリック信者の大阪の大工棟梁が建設したそうです。
ヨーロッパの教会を見たことのない当時の日本人がこの建物を建てる時はかなり苦心したと思います。
ここを訪問した時、内陣前のベンチで欧米系のインバウンドのグループが話しをしていましたが、本国の教会との違いが何か感じられたのでしょうかね…博物館 明治村 テーマパーク
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5丁目から4丁目に移動しました。
ここは庶民の暮らしに関連する建物の展示エリアです。
【この画像の右端の建築物について】
◎名称:半田東(あずま)湯
◎構造:木造平屋一部2階建
◎分類:登録有形文化財
◎建築年:明治末
◎解体年:1971(昭和46)年
◎移築年:1980(昭和55)年
◎旧所在地:愛知県半田市
◎村内所在地:4丁目50番地
【この画像の右から2軒目の建築物について】
◎名称:呉服(くれは)座
◎構造:木造2階建
◎分類:重要文化財
◎建築年:1892(明治25)年
◎解体年:1969(昭和44)年
◎移築年:1971(昭和46)年
◎旧所在地:大阪府池田市
◎村内所在地:4丁目49番地博物館 明治村 テーマパーク
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呉服座に入ってみました。
江戸時代から続く伝統的な芝居小屋の佇まいです。
この様式の劇場は香川県琴平市の旧『金毘羅大芝居』等、国内に数える程しか現存していません。
入口付近での見学でしたが、ここは定時の建物ガイドに参加すると内部を見学できますよ。博物館 明治村 テーマパーク
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イチオシ
続いて訪れたのは伊勢神宮の門前町、伊勢市宇治山田に建っていた『宇治山田郵便局舎』です。
【この画像の建築物について】
◎名称:宇治山田郵便局舎
◎構造:木造平屋建銅板葺
◎分類:重要文化財
◎建築年:1909(明治42)年
◎解体年:1968(昭和43)年
◎移築年:1969(昭和44)年
◎旧所在地:三重県伊勢市
◎村内所在地:4丁目46番地
局舎の正面玄関が円形ホールとなっている、当時としては新しいデザインの建物です。博物館 明治村 テーマパーク
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玄関から中に入ると円形ホールの区画は窓口となっています。
博物館 明治村 テーマパーク
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広い建物内は郵便関係の資料展示室となっています。
近代郵便制度は1871(明治4)年に前島密(ひそか)の立案で東京~京都・大阪間でスタートし、その後全国に展開されました。博物館 明治村 テーマパーク
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1872(明治5)年の郵便ポスト(黒塗柱箱)です。
江戸時代の飛脚制度では信書の到着が確約できない上に料金も高額でしたが、近代郵便では信書の到着日数が確約されて料金もリーズナブルになりました。博物館 明治村 テーマパーク
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こちらは見る機会がかなり少なくなりましたが、現在も観光地で見かける丸形庇付ポストですね。
このタイプは1912(明治45)年から登場したそうです。博物館 明治村 テーマパーク
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どんどん先に進みましょう。
【この画像の建築物について】
◎名称:鉄道寮新橋工場・機械館
◎構造:鉄造平屋建銅板葺
◎分類:登録有形文化財
◎建築年:1872(明治5)年
◎解体年:1967(昭和42)年
◎移築年:1968(昭和43)年
◎旧所在地:東京都品川区
◎村内所在地:4丁目44番地
1872年に初めて鉄道が開業した当時の新橋駅の構内にあった工場の建物で、その後品川区の大井工場に移築されたものです。博物館 明治村 テーマパーク
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午前中の見学で見た『鉄道局新橋工場』の中には明治天皇・昭憲皇太后の御料車が展示されていましたが、こちらは年代物の各種工作・産業機械が展示されています。
明治期の殖産興業政策で当初は海外から輸入、その後国産化された機械の数々です。博物館 明治村 テーマパーク
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【この画像の産業機械について】
◎名称:リング製紡機
◎分類:重要文化財
◎製造年:1893(明治26)年
◎製造所:ブラッド社(イギリス)
紡績の最終工程で使われる、粗紡を撚り合わせて綿糸を製造する機械です。
建築物や美術品は知っていましたが、この分野にも重要文化財があることを初めて知りました。博物館 明治村 テーマパーク
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イチオシ
4丁目から最後の見学予定エリアの3丁目に移動しました。
この時点で16時を過ぎていて、17時の閉村時刻まで1時間を切っていました。
【この画像の建築物について】
◎名称:北里研究所本館・医学館
◎構造:木造2階建スレート葺
◎分類:登録有形文化財
◎建築年:1915(大正4)年
◎解体年:1979(昭和54)年
◎移築年:1980(昭和55)年
◎旧所在地:東京都港区
◎村内所在地:3丁目25番地博物館 明治村 テーマパーク
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『近代日本医学の父』と称される細菌学者、新千円札の肖像画の主の北里柴三郎が設立した伝染病研究所の建物です。
正面玄関から入ると北里博士の胸像がお出迎え。博物館 明治村 テーマパーク
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北里柴三郎は留学先のドイツで1889(明治22)年に破傷風菌の純粋培養に成功し、さらに翌年1890(明治23)年には破傷風菌とジフテリア菌の毒素に対する免疫抗体を治療に応用する『血清療法』を確立しました。
1894(明治27)年には香港でペスト菌を発見しました。博物館 明治村 テーマパーク
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細菌学の権威ですから館内の展示物は顕微鏡等の他、結核やコレラ等の伝染病とその治療法の説明がメインです。
細菌培養の紹介コーナーには、パスツールの『白鳥の首』フラスコが展示されていました。博物館 明治村 テーマパーク
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北里博士の『師』、留学先のドイツ・ベルリン大学のハインリヒ・ヘルマン・ロベルト・コッホ(Heinrich Hermann Robert Koch)博士です。
博物館 明治村 テーマパーク
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彼の業績は枚挙に暇がありません。
博物館 明治村 テーマパーク
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2階に上がると研究室があります。
博物館 明治村 テーマパーク
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2015年にノーベル生理・医学賞を受賞した大村智博士は北里研究所長(現在は退任)や、研究所が設立した北里大学の特別栄誉教授に就任されています。
時代がもう少し後でしたら、北里博士自身がノーベル賞を受賞していたかもしれませんね…博物館 明治村 テーマパーク
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閉村時間が迫っていますので先を急ぎました。
【この画像の建築物について】
◎名称:芝川又右衛門邸
◎構造:木造2階建スペイン瓦葺
◎分類:登録有形文化財
◎建築年:1911(明治44)年
◎解体年:1995年
◎移築年:2007年
◎旧所在地:兵庫県西宮市
◎村内所在地:3丁目68番地
持ち主の芝川又右衛門は大阪船場の唐物商で実業家、そして風流を愛した趣味人でした。
この洋館は大阪郊外の阪神間で余暇を過ごすための別荘だったそうです。芝川又右衛門邸 美術館・博物館
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1995年1月に発生した阪神・淡路大震災でこの建物は大きな被害を受けましたが、年内に解体して明治村に搬入されました。
そして震災後10年にあたる2005年1月に復原工事を開始して、2年半後に完成しました。
こちらは建物ガイドに参加しないと入館出来ないため、外観のみの見学となりました。芝川又右衛門邸 美術館・博物館
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続いて『長崎居留地二十五番館』へ移動しました。
【この画像の建築物について】
◎名称:長崎居留地二十五番館
◎構造:木造平屋建
◎分類:登録有形文化財
◎建築年:1889(明治22)年
◎解体年:1966(昭和41)年
◎移築年:1966(昭和41)年
◎旧所在地:長崎県長崎市
◎村内所在地:3丁目31番地
幕末の1859(安政6)年に開港した長崎に居留地が設けられ、外国人向けの住宅が建設されました。
この建物はその中の一軒で、三菱長崎造船所に勤めていたスコットランド人が住んでいたそうです。博物館 明治村 テーマパーク
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こちらは通常公開されていて、自由に見学出来ます。
ダイニング(画像左上・右上)やリビング(画像左下・右下)をサクッと見学して…博物館 明治村 テーマパーク
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長崎繋がりで館内に設けられている居留地の紹介コーナーや…
博物館 明治村 テーマパーク
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『軍艦島』(端島)の紹介コーナーに…
博物館 明治村 テーマパーク
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長崎造船所の紹介コーナーを大急ぎで撮影して外に出ました。
撮った画像は後でゆっくり眺めることにしました。
明治村探訪記、この後もう少しだけお付き合い下さい。
本編旅行記を最後までご覧いただき、ありがとうございます。
この続きは『2026年6月夏の週末二泊一人旅~愛知県犬山、岐阜県下呂③:明治村品川灯台から入鹿池を眺めて犬山市内のホテルへ~』(仮題)となります。
(※後日投稿、公開予定です)博物館 明治村 テーマパーク
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