2026/05/05 - 2026/05/07
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【旅程】
4月25日(土) 広島ー羽田―シンガポール
4月26日(日) シンガポールーケープタウン(9:25着)
ケープタウン泊①
4月27日(月) ケープタウン泊②
4月28日(火) ケープタウン泊③
4月29日(水) ケープタウン泊④
4月30日(木) ケープタウン泊⑤
5月1日(金) ケープタウン9:45→ヴィクトリアフォールズ12:40
ヴィクトリアフォールズ泊①
5月2日(木) ヴィクトリアフォールズ泊②
チョベ国立公園ツアー
5月3日(日) ヴィクトリアフォールズ泊③
5月4日(月) リビングストンへ移動 リビングストン泊
★5月5日(火) リビングストン13:15→ヨハネスブルグ15:00
ヨハネスブルグ泊①
★5月6日(水) ヨハネスブルグ泊②
ヨハネスブルグ 市内観光ツアー
★5月7日(木) ヨハネスブルグ13:45発
5月8日(金) →シンガポール06:10
シンガポール:7:40→羽田15:45
羽田18:10→広島19:35
2026年南アフリカ一人旅(コロナの前のお宿題)の最後に訪れたのは、前回企画時もここで終了にしようと思っていたヨハネスブルグ。
youtuberが興味本位のタイトルで動画を挙げることの多い、いわくつきの街です。
今回は時間の関係で1日ツアーを組んで、サントン地区に泊るという安全策になりました。
ヒルブロウやアレクサンドラ地区のように、一人歩きどころか車に乗っていても強盗に遭いそうなエリアがあることも事実です。
「世界最凶都市」のようなタイトルで再生回数を稼ぐような動画が氾濫している昨今、実際の感覚では、現地のガイドと一緒のツアーや、特定の地区なら一人でもごく普通に歩ける街だとは感じました。
今回、基本的に街歩きも安全なところのみガイドと一緒に、という行程だったので、実際に一人で歩く方の参考にはならないかもしれません。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- タクシー
- 航空会社
- シンガポール航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ヨハネスブルグ、O・R・タンボ国際空港。乗降客数ではアフリカ大陸1らしく、広々とした、歩く距離の多い空港です。
-
想像以上に巨大な空港のようだ。
-
サントン地区までは、約2300円と少し高いけれどノンストップのGAUTRAIN(ハウトレイン)にしました。
泊る予定のホテルにピックアップの見積をお願いしたら、なんとその3倍は要求されました(#^.^#)
クレカタッチでOK。久しぶりに南アフリカに戻ってくると、改めてキャッシュレス社会だと実感します。 -
綺麗なホームですが、乗客はそれほど多くありません。
やはりお値段高めだからかな。 -
ホームにはセキュリティが巡回しています。治安悪そうな感じはゼロ。
セキュリティの方はかなりフレンドリーでした。 -
到着。結構斬新なフォルムであります。
-
だいたい20分おきくらいで発車の様子。
-
ちなみに車内も警備員が巡回していて、飲食は禁止。
ペットボトルの水を飲んでいるだけでも注意される。 -
天気が悪く、外の様子はあまり見えない。
-
郊外の新興地域といった感じ。
ヨハネスブルグは南アフリカ最大の経済都市と聞いていたので、イメージ通りの街並み。 -
約20分でサントン駅に到着。綺麗で近代的な駅舎。どことなく英国をほうふつとさせる。
-
このサントン地区はローズバンク地区と並んで、ヨハネスブルグの中では治安が宜しいエリアのようで、安心して地上を歩けるらしい(byホテルマネージャーからのメール)。
-
! おっと。
駅舎を出ると危険だから周りには注意してね、という警告文。
まあしかし、ホテルはここから徒歩5分以内だし、まだ日中だから大丈夫だろうと信じてキャリーをカラカラと。 -
サントン駅前。さすがにケープタウンに着いた頃に比べると、誰がどのように危険なのか、周りを多少冷静にみられるようになった・・気がする。
付近に怪しい人影はないが、やや遠方にちょっと不穏な動きをする人物を見つけたので、なるべくその人物を回避するように迂回して歩くことにする。 -
まあ、この辺りは見るからに車が襲撃されたりはしなさそうなエリアなので、安心して歩ける。
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歩くこと5分、着きました、本日のホテル、 Lux Hotel by ONOMOホテル。1泊朝食付きで8000~9000円という、わりとバランスの良い値段のホテルである。
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早速宿に荷物を置いて、一休み。時刻は16:30。今日は観光する予定もないので気楽なものだ。
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なかなか清潔なホテルである。
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17:00、ホテルを出て、ネルソン・マンデラ・スクエアへ向かう。お土産や夕食を物色するのである。
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ネルソン・マンデラ・スクエアの入り口にある、TRUMPSグリルハウス。先輩トラベラーさんからおススメいただいたので、最終日である翌日の夕食を1名で予約しておいた。なかなか人気店らしく、予約がないとテーブルの空きがないこともあるらしいので。
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ここは、人種問わず大人気のステーキハウスのようです。とはいってもヨハネスブルグの中でも治安が良いエリアということで、ヨーロッパ人が多い。
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ということで、ネルソン・マンデラ・スクエアの中に入って、ショップを物色。
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ネルソン・マンデラ・スクエア内は、ケープタウンのヴィクトリア・ワーフと同じくらい、迷路のような造りになっている。
-
地下にあるチェッカーズという店が食品やお土産を買えるそうなので、行ってみます。
-
やはり南アは肉天国。
-
この日は、ネルソン・マンデラ・スクエアのフードコートの中で唯一アルコールを提供してくれるシーフード料理のレストランにて。
このディップソースは前菜だが、なかなかの美味。 -
カリフォルニアロール。もう旅の終盤だが、こういうのが食べられる程度には胃腸は回復したようだ。
-
ムール貝のガーリッククリームソースと、地中海風サラダ。例によって頼みすぎ。
この日は、21時ごろにホテルに帰って就寝。ネルソン・マンデラ・スクエアはホテルとほぼ直結なので、こういう時大変便利です。 -
翌朝、ホテルの朝食はなかなかに豪華である。
-
値段の割に、なかなかどうしてラインナップの豊富な朝食。
-
ヨハネスブルグ滞在はたったの1泊なので、citysightseeingtoursのホップオンホップバス、ヒルブロウツアー、ヨハネスブルグ1日ツアーを見比べた結果、なるべく多くのものを安全に見たいという希望を優先し、1日ツアーにした。
ヒルブロウツアーを選ぶと、ほかのツアーとの兼ね合いが1日では難しいことが多い。
8:00ちょうどにピックアップに来た本日のガイド兼ドライバー、johnさん。
このツアー、おなじみgetyourguideで見つけたのだが、期せずしてプライベートツアーになってしまった(料金同じ)。 -
まずは高級住宅街ホートン・エステートにある、マンデラ元大統領が退任後に住んでいたというマンデラ邸。現在はホテルになっているという。
-
Sanctuary Mandelaというのが現在の名前のようだ。
-
この辺りはガイドのJohnさん曰く、「金持ちしか住めない」エリアということで、ヨハネスブルグの中ではちょっと異質な場所なんだとか。
-
塀が高く、品のいい邸宅が並ぶ。
-
ヨハネスブルグの街並みは通りごとに「~ドライブ」という名称がついている。やはり昔から車社会なのだろう。
ここは、ヨハネスブルグの市街地が一望できるマンロー・ドライブにある見晴台。
はるか遠くにヒルブロウの街並みが見える。 -
凶悪都市の異名が嘘ではないかと思われるくらい、風光明媚なビュースポットです。
*この日はガイドと二人で朝9時ごろに訪問しています。
グーグルマップの口コミでは、「一人で、または日没後に夕日を見に来た地元民や観光客が、銃を突きつけられて強盗被害に遭った」との口コミ多数。
ツアーか、現地の人とグループで行くことをお奨め。 -
道すがら、「ヨハネスブルグで一番の名門男子校」という触れ込みでの紹介だったと思うが、聖ヨハネカレッジ。
-
実は、今日のツアーには含まれていない場所なのだが、Johnさんに、一つお願いをすることにした。
短時間でもいいから、ヒルブロウ地区を車窓から見せてくれないか、というもの。
あっけなく了解してくれた。
Johnさんは地元の方だが、ヨハネスブルグについてこう語る。
「20年ほど前は確かに酷かった。1990年代は本当にカオスな街だったよ。
だけど、今は、俺や貴方だって気を付ければ普通に歩ける街だ。
ヒルブロウだってそうだよ」
・・・・確かに、地元民としてはそういう表現になるのだろうが・・ -
ということで、ヒルブロウに近づいてみる。
-
うーん、ケープタウンと同じで、歩いている人がほとんどいないという怖さが先立つ。
-
なんとなく物々しい風景だが、これは普通のあおぞら市だそうだ。
-
ヒルブロウの中心地区。この辺はショップもあって、普通の生活空間のようだ。
それでも、外国人旅行者が足を踏み入れる必要がありそうなエリアには見えない。 -
Johnさんが言う。
「ヒルブロウの最大の問題は、治安じゃない。ゴミなんだ。見てよ、あのゴミの山が、市民の悩みの種なんだ」 -
唯一、彼が「ヨハネスブルグが危険だという噂に信頼性があるなら、ここがその場所の一つだ。ここはハイジャックされたビルの一つだ。安全を考えたら入ってはいけない場所なんだ」と、説明してくれた場所。
-
地元の人にとっては何ということのない場所なのだろうが、やはり部外者は禁止のオーラが漂う。
-
それでも、道行く人に車窓から挨拶をすると、挨拶を返してくれる。
外国人は必要がないのでまず足を踏み入れないエリアなのだろうが、どこにも人の営みというものはあるものだ。 -
Johnさんが教えてくれた、ハイジャックされたというビルその2。
入ったら出て来れない、と冗談半分にいうが、冗談には聞こえない。
「大事なことは、100%安全な街、というのはない、ってことなんだ。
気を付けていれば、どんな町でも安全に歩ける」
平和ボケした日本人には、刺さる言葉ですねぇ('ω')。 -
そのままコンスティテューションヒル人権地区へと昇り、本日第2の目的地へ。
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ファンキーな文字に彩られた、カラフルなエリア。
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ここは、かつての刑務所のあった場所に、憲法裁判所を建てているのだ。
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2011年に、憲法裁判所脇に建設された、「民主主義の炎」。
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中には当時の収監状態をしのばせる寝具なども。
-
何という簡素なトイレ('◇')ゞ
-
ここは囚人を並ばせた広場のようだ。
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ロベン島でも見た拷問器具。拘束してうしろから鞭で叩く器具だったように思う。
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赤茶けた土壁が歴史を物語る。
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キッチンらしい。
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ここは政治犯主体。収容されている人種によって、一日の接種目安栄養素が厳格に管理されているのがオソロシイ。
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見たところ、ロベン島に収容されていたネルソン・マンデラ大統領が、プレトリアにある南アフリカ大学宛に発信した信書のように見える。
-
意外だったのが、ガンディーもここに収容されたことがあるということ。非暴力を徹底して弾圧と戦った闘士ということで共通点が多い二人の展示。
-
この二人の人生がここで交わっていたとは、驚きである。
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事由のために闘った闘士2人の偉業に、思いをはせる。
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憲法裁判所を見学させてもらえるかと思ったが、開廷中か何かで難しかった。
-
コンスティテューションヒルは砦になっているので、外周をガイドとともに歩く。
-
白い雲と青い空のコントラスト。
平和な街のようにも見えるのだが、奥にそびえたつあれは、ヒルブロウの真ん中に位置するテレコムタワー。 -
「ほら、君が見たかったのはあれだろう」
Johnさんが指さした先にあるのは、現在は再開発が進み、ツアーで安全に見学できるともいわれる、ポンテタワー。
ヨハネスブルグの象徴として、数々の映画でもアイコンになっているアレです。 -
車はヒルブロウの一画へ。こうしてみると、日中は安心して歩けそうな町にも見えるんだけどなぁ。
-
「ここがCBDだ」とJohnさん。
映画「ツォツィ」を見た方はピンとくるかもしれない。
ヨハネスブルグの危険エリアの一つと言われるパーク駅のようです。 -
何だか物々しい様子で警戒を強めてしまうが、黄色いコスチュームの彼らは立派なセキュリティ。つまり、観光客を犯罪から守ってくれる人たちである。
-
こうしてみると、ほどよく荒廃した感じがほど良く伝わってくる。
-
そうはいってもアフリカの街なのである。
-
「ここは100%安全だ。少し歩こう」といって車を降りて歩くことにしました。
いわゆる金融街と言っていいのか、メインストリートのあたり。
ここは全く不穏な空気も殺伐とした感じもない。 -
ヨハネスブルグのゴールドラッシュ時代の名残を残す町並み。
-
けっこうなタワービルなのに、ゴーストビルなんだそう。
-
つづいてこちらも徒歩で、ガンディー広場。
けっこうオープンなスペースで、建物も新しく人の往来も多いせいか、犯罪の匂いが全くしない。
実際、ヨハネスブルグでは数少ない、一人で歩ける場所だという。 -
それでも、かつては強盗が闊歩する危険なエリアだったようだが、現在は政府や企業の努力もあって、イメージを刷新することができたそうだ。
-
知らない街では、なんとなく、道路の陥没状況やゴミの状態を見ると犯罪発生率が分かりそうな感覚を得られるようになった。
-
カールトンセンターの近くはこのありさまだ。
-
ワンブロック離れると、街の雰囲気は一変する。
-
唐突に、「君は外に飲みに行くのは好きか?」と聞かれた。
「イエス」と答えると、
「では、ここはきっと気に入るよ。次は一人で来たらいい。マボネン・エリアだ」
ということ。 -
CBDの中でも現地デベロッパーが力を入れて再開発をしているエリアだという。
確かに現地人は臆することなく歩いている。 -
高速へ通じる高架を抜ける途中。
ここはドラッグの売人のたまり場だよ、と教えてくれた。 -
「ここは・・・・のための場所だ。ほら、見えるだろう」
写真から察してくださいね('◇')ゞ
旅行客が間違っても足を踏み入れてはいけない場所ということです。 -
ローカルばかりだし、荒んだ空気が漂う。
ここは、あまり徒歩では近寄りたくはない。 -
この道路から高速に出て郊外に向かう。
奥にはツアー用のミニバンが止まる駐車場も。
通行人はほどんどいないここにもセキュリティが立っているあたり、この街でどういうことに気を付けなければいけないか、なんとなく察することができそうだ。 -
高速を通って、ソウェトを目指す。
-
途中、2010年のサッカーワールドカップで使われたFNBスタジアムを遠目から。
-
ソウェトの入り口の標識が。
-
初めて知ったのだが、ソウェト(South west township)はそのランクによって上位~下位まであり、ここはアッパークラスの方が住む居住区のようだ。
-
広々とした野原に、似たような造りの家並みが並ぶ。
-
ソウェトの外に散乱するゴミと、それをあさる家畜たち。なんだか哀しい光景である。
-
ソウェトタワーの名称で呼ばれる旧発電所。
現在はバンジージャンプ台として利用されている名物だとか。 -
本日のソウェトツアーの目的地がこちら。最も低所得の人々が住むソウェトだそう。
-
日用品の料金表だろうか。
-
カフェのような役割も果たしているらしい。
-
電気や水道は通っていない・・・ようだ。
このソウェトで聞いた話として、電線から電気を盗もうとした女性が感電死した事件があったらしい。 -
水汲み、洗濯は当番制のようだ。
-
ここでは現在も黒人のタウンシップが形成され、はるか遠くでは高層ビルがそびえたつ街並みが広がる。この世の常と言ってしまえばそれまでだが、何とも言えない感覚である。
-
このソウェトを案内してくれた男性。
このソウェトを案内してもらっている間、気になることがあった。
一つは居住者と思われる男性。うつろな目で下を向き、終わり際にチップを差し出すと、いかにも「こんだけかよ」という目でひったくるように奪う。
もう一つはこの案内している男性。ソウェトを去る際に、何も渡さずに礼を言って去ろうとするヨーロッパ人女性に、「マダム、俺は時間を使ったんだ。」と暗にチップを要求。
さらに彼は、私が差し出したチップを一瞥すると、ふーっとため息をついて、「君たち観光客は、ホントに南アフリカランドの価値が分かってない。こんなもの、1ドルにも満たないよ」と、鋭い視線を送りながらさらなるチップを要求する。
だが、そういわれると1ドルだってあげたくなくなるのが人というもの。
構造的な生活苦という、置かれた苦境は分かる。
しかし、観光客は自分たちに施しをするのが当たり前、という発想を感じ取ってしまうと、こちらとて途端に萎えてしまう。
ここの観光料金だって、ツアー代金に込みのはずなのだ。
そう考えて、彼の要求は無視することにした。 -
続いての目的地に着いたところ。路上パフォーマー発見。
-
ここは1グループにつき1人、専属のガイドがつくようになっている。
説明が終わると、チップも要求せずに立ち去った。 -
ネルソン・マンデラ元大統領が1963年に逮捕されるまで居住していたというマンデラハウス。当時、実際に使用されていた日用品の展示がある。
-
実際の私人宅なので、驚くほどコンパクトで簡素な造りだ。
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アパルトヘイトが比較的最近のことであったので、マンデラ元大統領の私物といっても、展示物も比較的新しい。
-
ネルソン・マンデラ大統領の2番目の妻で、活動家としても知られるウィニー・マンデラ。
何人もの観光客が同じポーズで記念写真を撮っていく。
なお、ウィニーは元夫と同じようにアパルトヘイトに人生の時間を奪われた時期があったが、ネルソンとは違い、反アパルトヘイト闘争を率いる者の中でも最もラディカルなリーダーとして、殺人、誘拐、リンチを辞さない中核として、声高に白人への闘争を叫びたてた人であったので、敵も多かった。
記念写真を嬉々として撮る人たちは、そのことは情報として持っているのだろうか。 -
「パパ、ゆっくり休んで」ネルソン・マンデラの愛称だったそうである。
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Johnさんは、ランチにおススメの伝統料理の店に連れて行く予定だったようだが、私があまり食欲がないといったこともあり、おススメのファーストフードの店に連れてきてくれた。
-
このあたりは、それほど暴力的な犯罪が起きそうな場所には見えない。
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サンドイッチメインの軽食の店だったが、アボカドチキンサラダというのがあったので迷わずそれにする。
薄味。 -
食べたら、ガイドを探してソウェトをウロウロ。ここもhoponhopバスのルートらしい。
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挨拶をすると、はにかんだ表情を浮かべたが、興味はそそられたのであろう、何度も振り返りながら立ち去る少年であった。
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時刻は13:40。時間が無くなってきたのかガイドが「急ぎ足で見ていくよ」といって連れてきたのがこちら。
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1976年、ソウェトで起きた大規模な暴動で、当時13歳の少年、ヘクター・ピーターソンが警官隊に射殺されるという事件が起きた。その時の通称「ソウェト蜂起」の様子を記録に残した博物館がこちら。
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この子が発砲によって命を奪われたピーターソン少年だ。
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ソウェト蜂起は、アフリカーンス語の強要に反発したソウェトの抵抗運動だった。
もともとはオランダ人入植者が現地人とコミュニケーションを取るために開発された言葉だったが、こうしてみると、アフリカーンス語(の、「押しつけ」)というのがいかにローカルの人々に疎まれる行為だったのか、当時の写真から伝わってくるというもの。 -
この記念館には意図的にかわからないが四角い窓が設置されていて、ヨハネスブルグ中心部の様子も見えるようになっている。
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再び車で移動し、最後の目的地に向かう。
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アパルトヘイト・ミュージアムである。
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アパルトヘイトは1991年に撤廃されたのだが、それからわずか35年しかたっていない。
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まさに、暴力と弾圧の歴史の展示ばかりである。
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当時、蜂起する民衆の制圧に実際に用いられた重機。
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実際に鎮圧に使用された銃器。
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弾圧・蜂起・鎮圧・和平までの道のりを、広いミュージアムで学ぶ。
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アパルトヘイトが廃止された当時の写真。これは、首都のプレトリアだろうか。
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現代につながる、モダンアートによる展示も屋外に。
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もちろんこれは、現役の入り口・・ではない。
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16時前に現地出発。ちょっと解散が早いかな、と思ったが、ホテルに帰りつくとなかなかいい時間であった。
ガイドのJohnさんにチップを弾んで、最後の観光、終わり。
ガイドに恵まれ、いい1日であった。 -
まずは昨日同様、ネルソン・マンデラ・スクエアのショップライトで、お土産を物色。
南アフリカと言えば、やはりワインを選びたいところ。
しかし、輸送の苦労のわりにクオリティの高いものを安く手に入れることは困難だとわかったので、次回からお土産のアルコール類はボトルワインはやめにして、缶や瓶のローカルビールにしようと決意。 -
それにしても、スイーツの充実っぷりはさすがである。
-
酒売り場はとなりにある。
-
これは日本の「や〇や」でも買えるのだが、現地で見るとやはり欲しくなる。銘酒、アマルーラ。
ちなみに、現地での日本円換算での値段を、ウェブサイトで見られる「や〇や」の通販と比べると、後者の方がわずかに安いことが分かったので、現地購入はしなかった。
2026年の今、たいていの土産もの、特に飲食料品は、よほどのレアものでないかぎりは「日本で買った方が安い」となりがちなわけで(*^▽^*) -
モール内の映画館にも足を運んでみる。
-
さすがに邦画の上映はないみたい('ω')
-
ということで、お待ちかねの夕食タイム。
いつもアドバイスをいただけるベテラントラベラーさんのイチオシのお店だ。
腹の調子は少し持ち直した。昼は軽めに抑えておいた。
満を持して、ビール、肉のコンボに挑む。
まずは前菜、オーストリッチのカルパッチョである。
肉肉しいのに、とろけるようなこの舌触りはどうだろう。 -
そして、メインのヒレステーキである。なんと、この店のヒレステーキの最低注文量は350g(!)である。
私は普段、家でステーキをメインとして食べるときは150~200gなので、ざっと2人前を食べる計算である。 -
ふう(*_*)
何とか完食したが、ヒレとは言えさすがにあの量では胃にもたれる。
そんなときはこちら!
やっぱりありました。
ステーキを食べたらこれを〆に飲まねば、ということで、ドン・ペドロ!
ステーキにドン・ペドロ。
刺身に日本酒、焼酎にぶり大根ぐらい、鉄板の組み合わせだと思われます。 -
翌朝。今日は13時45分にヨハネスブルグを発つので、11時前には空港につきたいところ。
チェックアウトして、時間の潰し方を考える。 -
といっても、遠出できるような時間があるわけでもない。
そこで、買い逃したお土産を物色しがてら、マンデラスクエアに図書館が併設されていたので行ってみることにした。 -
さすがはサントン地区。図書館も広々としていて快適である。
-
日本人も数多く滞在・駐在するこの街。日本語の書籍もたくさん。
-
少しだけ勉強してみるフリをすることにした。日本の見知らぬ土地でもそうなのだけど、図書館とスーパーマーケットは、その土地の人の生活が垣間見えるから好きなのだ。
-
30分ほどするとやることもなくなってきたので、ネルソン・マンデラ・スクエアに戻ることにした。
-
このお店、Out of Africaは南アフリカ土産の鉄板といってもいいセレクトショップだが、どうにも「ザ・アフリカ」といった感じのコテコテの定番土産ばかりなので、見るだけにする。
-
タイミングが悪く、10:30発のを逃してしまった。
次便は10:50。 -
10:30になったので、そろそろ空港に向かおうか、ということでサントン駅に徒歩で向かう。
他人の車の窓ガラスを覗き込みながらガラスを叩いて何かたかろうとする人もいる。
が、この街で本当に危険な目にあるのは、こういう人によるものではないのだろう。 -
ともあれ、駅の外をスーツケースを引いて歩けるというのは、ヨハネスブルグではやはり安全な場所であるということなのだろう。
-
【追記】
電車を待っている間、外務省の「旅れじ」からのメールで、私が旅行している期間と同じ期間中に、サントン地区北部のクラメールヴィル、サントン地区西部のアレクサンドラ地区(こちらはスラム街があることで有名)で、邦人が乗ったタクシーが、武装強盗被害に遭ったという情報をゲット。
今回ツアーで回ったような場所は人の流れもあるので心配ないと思いますが、郊外やCBDの一人歩きはなるべく避けた方がよいというのが本当みたいです。
ひとまず、サントン地区は全く安心して歩けるエリアであったということで。 -
さようなら、ヨハネスブルグ。次にこの街を訪れるとき、もっといろいろな場所が安心して歩ける街になっているのだろうか。
-
こうしてみると、木々も美しく「凶悪都市」なんていう雰囲気は全く感じ取れない。
-
11:20、チェックインも終わり、保安検査を抜けて、ラウンジでゆっくりできる時間が取れそうである。
-
今回、Out of Africaは、いたるところで見た。
いかにも大量生産されているような民芸品が多かったので、特に何も買わなかったけれど、品ぞろえが良いのでおススメではある。 -
まあ、こういう人形なんかです。
-
ヨハネスブルグの空港にはプライオリティパスが利用できるラウンジが3つある。
今回はそのうちの一つ、Budvest premier loungeを利用させてもらうことにした。 -
フードを持ち出す人が多いのだろう。「持ち出し厳禁」の掲示。
-
ラッピングされたサンドイッチ類など豊富。ライトミールが中心ではあるけれど・・
-
このラウンジで一番うれしかったのは、インスタントラーメンを見つけたことである( ;∀;)
-
ヨハネスブルグからシンガポールへ飛び立つ便。
さすがにここでは日本人の乗客の数もかなりの数に上る。 -
時間的にはランチとディナーの中間?
今回は帰国便で胃腸がようやく完全快方に向かうという、哀しい結末であった。 -
おそらく朝食である。
-
今回のシンガポール乗り継ぎは1時間30分。
到着はもちろん予定時刻とほぼ寸分たがわず。
やはり、ラウンジに行ってビールをいただく時間などはなく。 -
トイレに行って観葉植物で癒されていたら終わった。
-
定刻前の7:30にボーディング。SQの定時運行は本当に感心する。
これから約半日かけて、家に帰ります。 -
機内食で分かる「アジアが近づく」という奴。
今回は特にひどくお腹を壊してしまったので、アジア風の味付けは本当にありがたい。 -
羽田空港についたら、
「ハンマーさんハンマーさん!(^^)!」
声をかけられてびっくりした。
リビングストンのホテルで、一緒にヴィクトリアの滝に行った日本人の女性二人組だ!
世界は狭いですね。
またどこかで会いましょう、とあいさつを交わして荷物をピックアップ。 -
これにて、6年越しの宿題だった南アフリカ一人旅はひとまず完結。
次にアフリカ大陸に行けるのがいつになるか分からないが、今回の日程でもナミブ砂漠やグレートジンバブエ遺跡、クルーガー国立公園は心残りの見どころ。
ケニアやタンザニアにも絶対に生きているうちに足を運んでみたいと思います。
(おしまい)
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