2026/05/17 - 2026/05/19
16258位(同エリア17135件中)
beachさん
- beachさんTOP
- 旅行記233冊
- クチコミ32件
- Q&A回答13件
- 524,824アクセス
- フォロワー308人
ドイツから2泊3日でパリへ行ってきました。今回は、2027年の夏から改修のため一部休館となる「オペラ・ガルニエ」と、年に一回開催される「パン祭り」をメインにパリの街歩き。2日目には、現地発の日帰りバスツアーでモン・サン=ミッシェルにも行ってきました。
---Reiseplan---
■5/17 パリ(前編:オペラ座・ノートルダム大聖堂・パン祭り)
□5/18 モン・サン=ミッシェル
□5/19 パリ(後編:エッフェル塔・凱旋門・モンマルトル)
▼HOTEL
Paris 2泊「Hôtel Royal Opéra」:213.00 EUR
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
■Sonntag, 17. Mai 2026
Bonsoir!深夜バスに乗って向かう先はフランス。今回は2泊3日でパリ、そしてモン・サン=ミッシェルにも行ってきました。 -
実に26年ぶりのパリ上陸です。当時はどこか肌に合わない感覚があり、それ以来訪れることはありませんでした…。
歳を重ねた今、あの頃と同じ印象を抱くのか、それとも違った景色が見えるのか。そんな思いから再びパリを訪れることにしました。 -
パリは、フランス北部のイル・ド・フランス地域圏に位置する首都で、説明するまでもなく世界有数の観光都市として知られています。
デュッセルドルフからは、高速鉄道(ICE・TGV)で約4時間半。長距離バスでも約6時間ほどです。 -
Paris(Pershing - Porte Maillot)(パリ・ポルト・マイヨ(ペルシング)/ 長距離バスターミナル)
行きは格安バスFlix Bus、帰りは鉄道を利用しました。格安バスの深夜便はあまりおすすめはしませんが、デュッセルドルフからは比較的利用しやすい路線です。
<行き>
■Flix Bus(42,98EUR)
00:40 Düsseldorf ZOB 発
07:15 Paris(Pershing - Port Maillot)着
<帰り>
■ICE(59,50EUR)
17:10 Paris Est 発
22:32 Düsseldorf Hbf 着
※パリのFlixBusの発着ターミナルは主に2箇所あります。路線によって発着場所は異なりますが、治安面を重視するなら「Bercy Seine」よりも「Pershing - Porte Maillot」の方が安心して利用できます。 -
Palais des Congrès(パレ・デ・コングレ)
2024年前後の再整備により近代化が進み、周辺も非常に綺麗なエリアになっています。
バスターミナルの目の前には「Palais des Congrès(複合商業施設)」があり、中にはスーパーや飲食店もあるので、到着後にトイレや軽食を探すのにも困りません。
この施設を通り抜けると、鉄道駅まで近道ができます(徒歩5分程度)。 -
Neuilly-Porte Maillot(ヌイイ=ポルト・マイヨ駅)
こちらの駅もオリンピックに合わせて整備された新しい近郊鉄道駅で、2024年に開業しました。RER E・RER Cが利用でき、パリ中心部へのアクセスも良好。
案内表示もわかりやすく、初めてでも安心して利用できます。 -
先ずは、本日宿泊するホテルがある、オペラ地区まで電車で向かいます。
Neuilly-Porte Maillot - Haussmann Sain-Lazare (乗車時間3分)
新しい駅だからでしょうか…誰もいないし、超キレイでびっくり! -
Haussmann Sain-Lazare(オスマン=サン=ラザール駅)
あっという間に到着。こちらの駅にも人がいない。え?パリって人が沢山いるイメージでしたが。今のところ、スリさえ見当たらない感じですね。明るくて綺麗なので物騒な感じもしません。 -
今回の旅費のまとめ。パリのホテルは高い…。往復の交通費は安い日を狙って抑えました。
モン・サン=ミッシェルは、ヨーロッパ個人旅行手配専門「みゅう」のGWセールを見つけたので即予約。初めて日系の現地発バスツアーを利用してみました。 -
□5/17 - 5/19(2泊)
▼HOTEL
Paris泊「Hotel Royal Opera」★★★:202.00 EUR+観光税
マドレーヌ駅から徒歩数分、オペラ座まで徒歩7分のパリ8区に位置するホテル。言うまでもなく、立地が最高のホテルです。周囲の治安も良かったです。
特に今回は、早朝発のモン・サン=ミッシェルのツアーの集合場所が、オペラ座付近だったのでここに決めました。ホテル ロイヤル オペラ ホテル
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24時間フロントで、荷物預かりも対応してくれます。
館内はエレベーターあり。また、「Madeleine C」というフレンチレストランが併設されており、朝食からディナーまで利用できます。 -
部屋はスタンダード・ダブルルーム。いたって普通の部屋です。立地が売りのホテルだと思います。ミニ冷蔵庫あり。
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清潔感のるバスルーム。バスタブがあるのはポイント高いですね。
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窓の外の景色&周辺の様子はというと、夜も治安の悪さも感じない場所でした。
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特に後日、別の地区を訪れてみると、この界隈の治安の良さや街全体の落ち着いた雰囲気が、あらためて際立って感じられました。
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荷物を預けて街歩きを開始!
この時期のヨーロッパは晴れたと思ったら、5分後には大雨になるような気まぐれな天気。滞在3日間すべて雨予報ですが、どこまで晴れ女パワーで太刀打ちできるか…。 -
本日のコース案内。
題して『音楽とパン文化に包まれる1日』
・ルイ14世に仕えた宮廷音楽家リュリのお墓参り
・ショパン最期の家のお宅訪問
・オペラ・ガルニエ(オペラ座)見学
・ノートルダム大聖堂
・年1回開催の「パン祭り」最終日の様子
・パリ最古のパティスリーをご紹介
・伝統のオニオングラタンスープを実食
有名どころよりも、行きたい場所から先に回るスタイル。初日にエッフェル塔を見ないという、自分の性格が出たような偏り観光(笑) -
あいにくの小雨の中での散策開始でしたが、目に映るキラキラのパンに心躍る。
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日曜日の朝は商店が閉まっていることもあり、街はまだ静か。完全に目覚めきっていないパリの雰囲気がまた心地よいです。
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Basilique Notre-Dame-des-Victoires(ノートルダム・デ・ヴィクトワール教会)
パリ中心部にある17世紀に建てられたカトリック教会です。特にルイ13世・ルイ14世の時代のフランス王政と関係が深い宗教施設として知られています。
現在は、観光地というより、地元の人の祈りの場ですが、音楽ファンにとっては聖地扱いの場所です。ノートルダム ド ヴィクトワール教会 寺院・教会
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内部には約37,000枚の奉納板(エクス・ヴォト)があり、「奇跡の教会」としても知られています。
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Jean-Baptiste Lully (1632-1687)
フランス・バロック音楽を築いた作曲家ジャン=バティスト・リュリのお墓。
ルイ14世の宮廷楽長として仕え、宮廷内でも厚い信任を受けて大きな影響力を持っていた人物です。もともとはイタリア出身で、ジョヴァンニ・バッティスタ・ルッリという名前でしたが、1661年にフランス国籍を取得し、以後はフランス音楽界の中心人物として活躍しました。ルイ14世とダンス仲間でマブダチ的な存在。
そうした王との強い結びつきがあったからこそ、リュリはこの教会に埋葬されました。 -
リュリの逸話と言えば、最期はまさかの、床を打ってリズムを取る指揮杖(タクトの原型)で誤って自ら足の甲を傷つけ、その傷が壊疽となり、敗血症になって亡くなるという衝撃的な死因。
リュリの生涯を映像で観たい方には映画「王は踊る」がおすすめです。ショッキングな、足を指揮棒で刺す場面から始まりますよ。 -
フランス革命期には、保護のため一時的にフランス記念物博物館へ移され、その後1817年に教会へ戻されています。それだけリュリが、フランスにとって重要な存在として扱われているということです。
言うまでもなく、その音楽作品も音楽史に大きな足跡を残しています。音楽史では「フランス・オペラの父」と呼ばれることもあり、オペラ・ガルニエへ行くなら、その礎を築いた人物の一人として覚えておくと鑑賞がさらに面白くなります。
彼が作り上げたフランス独自のオペラ文化は、後のフランス音楽やオペラ座の発展につながっていきました。 -
Le chœur décoré par Carle Van Loo(カルル・ヴァン・ローによって装飾された聖歌隊席)
リュリでヒートアップしたので、一旦落ち着きます(笑) -
Chapelle Sainte-Anne(聖アンナ礼拝堂)
中央には、勝利の聖母像。 -
■Basilique Notre-Dame-des-Victoires @Paris
Lesclop 18e siècle
Louis-Alexandre Régnier 1735
Alfred Kern 1973
リュックポジティフ付き(二層構え)の大オルガン。現在のこのオルガンは、フランスのバロック様式・ロマン派様式と、ドイツ・バロック様式の特徴をあわせ持つ音響設計となっています。 -
Place des Victoires(ヴィクトワール広場)
中央には、ルイ14世の勝利を記念して建てられた騎馬像。ヴィクトワール広場 広場・公園
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日曜の早朝、開いている場所と言えば、教会かパン屋さんということで。続いては、朝食を求めて、ファサードからワクワクするパティスリーにやってきました。
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Pâtisserie Stohrer (ストレー)
パリ最古のパティスリーで、1730年にルイ15世のパティシエ、ニコラ・ストレーによって創業されました。現在は歴史的遺産にも登録されています。ストレー スイーツ
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豪華な店内装飾は、オペラ・ガルニエを手がけたポール・ボードリーの弟子によってデザインされました。
クロワッサン、パン・オ・ショコラ、クイニーアマンにマカロン、そしてバゲット。バターの香りに包まれた、危険なくらい幸せな夢の世界。
《動画》
https://youtube.com/shorts/2mI7DjiFZY4?si=Xj7JrZEU3e3_5iWE -
瓶詰で売られているのは「Baba au rhum(ババ・オ・ラム)」。ブリオッシュなどの発酵生地に、ラム酒を効かせたシロップを染み込ませたフランスの伝統菓子です。
南イタリアの名物かと思いきや、発祥はフランスで、この「ストレー」が発祥の店とされています。
その後、パリを訪れたナポリ貴族お抱えの料理人によってレシピが持ち帰られ、ナポリの名物にもなったとされています。 -
レジ横に並ぶのは、艶やかなパンたち。こんなに煌びやかなパンを見るのは初めて。
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Croissant:1.60EUR
朝一で焼きたてのクロワッサンをいただきます!外はパリッと香ばしく、中は層がしっかりと重なり、その断面からバターの香りが口いっぱいに広がります。
コスパ良くフランスの食文化を感じたいなら、パン巡りもまた楽しい選択かも。 -
Marché Saint-Eustache-Les Halles(マルシェ・サントゥスタシュ)
モンマルトル通りで日曜日と木曜日に開催されるマルシェ。 -
フランスと言えば、生牡蠣。フランスでは名前に「R」がつく月(9月~4月)が牡蠣の旬とされています。私は生牡蠣NGなのでスルー。
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チーズ。こちらは気になるものばかり。
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Église Saint-Eustache(サントゥスタシュ教会)
16世紀~17世紀にかけて建てられたゴシック様式のカトリック教会。サン トゥスタッシュ教会 寺院・教会
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ノートルダム大聖堂に匹敵するほどの大きな規模を持つ教会です。
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ゴシック様式の高い天井とルネサンス様式の壮麗な装飾が印象的です。ステンドグラスや礼拝堂が並び、荘厳さと静けさが共存する美しい空間が広がっています。
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■Église Saint-Eustache @Paris
Jan van den Heuvel 1989
約8000本のパイプを持つ、フランス最大級のパイプオルガンのひとつ。その圧倒的な規模は、教会内部でもひときわ存在感を放っています。 -
コンソール(演奏台)には5段の鍵盤とペダル鍵盤が備えられ、101ものストップを誇る壮大なオルガンです。
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La chapelle de la Vierge(聖母礼拝堂)
ピガールの聖母子像と、トーマス・クチュールによる絵画。中央に立っている人と比べると、そのスケールの大きさがよく分かります。 -
祈りを捧げるマリア像や伝統的なシャンデリアが美しい。
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再び散策に。パリの街並みに華を添えるのは、間違いなくテラス。それぞれのレストランごとにデザインが異なり、通りの景観を彩っています。
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等身が謎で、どこか行儀の悪さすら感じるクマ。コロナ禍のロックダウン期にカフェを占領し、活躍したクマのような気がします…。
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そうこうしているうちに、束の間の晴れ間が!
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ルーヴル美術館(Musée du Louvre)
前回入場しているので、今回はパスです。
モナリザより気になるのは、2025年に発生したナポレオンゆかりの宝飾品など9点(総額約155億円相当)が奪われた強盗事件です。
犯人は逮捕されたものの、奪われた宝飾品の大部分はいまだ見つかっていないそうです…。いろいろと想像が広がる事件ですね。まるで映画のような。ルーヴル美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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Louis Vuitton(ルイ・ヴィトン)
フランスの高級ブランド「ルイ・ヴィトン」。シャンゼリゼ通りの「ルイ・ヴィトンでーす!」というような存在感のある建物よりも、ここヴァンドーム広場にある上品な店構えのほうが、個人的には好みです。 -
Place Vendôme(ヴァンドーム広場)
中心にはナポレオンの記念柱が立っています。シャネルやカルティエなど高級ブランド店が並ぶ中、私が真っ先に向かう場所はというと・・・ヴァンドーム広場 広場・公園
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ということでお宅訪問です!
19世紀初めに活躍した音楽家(作曲、ピアニスト)「フレデリック・ショパン」が最期を迎えた場所(住所:12 Pl. Vendôme)です。
ショパンは、ポーランドのジェラゾヴァ・ヴォラで生まれ、1849年10月17日、当時はロシア大使館として使われていた建物で、ショパンはその一角の中庭に面した中二階の部屋で息を引き取りました。 -
内部は公開されておらず、建物にプレートが残されています。
死の直前、ショパンは祖国ポーランドへの埋葬を望み、その願いを姉に託したとされています。しかし実際には遺体はパリのペール・ラシェーズ墓地に埋葬され、心臓のみがワルシャワの聖十字架教会の柱の内部に納められました。
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ショパンゆかりの地の記事はこちらで取り上げています。
■ポーランド ワルシャワとクラクフを巡る旅
https://4travel.jp/travelogue_group/4614 -
Galerie Vivienne(ギャルリ・ヴィヴィエンヌ)
パリの歴史的アーケード街、ギャルリ・ヴィヴィエンヌ。雨宿りでふと足を踏み入れると、そこには19世紀のパリの面影が静かに広がっていました。ギャラリー ヴィヴィエンヌ ショッピングセンター
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Fragonard(フラゴナール)
ニースでも訪れた、南仏グラース発祥の老舗香水ブランドフラゴナールのパリ店。店内はミュージアム仕様になっているようです。フラゴナール新香水博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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Palais Garnier(ガルニエ宮)
通称「オペラ・ガルニエ」。19世紀に建てられた華麗なオペラハウスです。現在はファサード改修中で、景観を崩さない程度にブランド宣伝中(今はティファニー)。
ちなみに、この時がパリ滞在3日間で最初で最後の晴れ間でした。 -
26年前、高校生だった私が写真に収めた一枚。オペラ座のファサードに施されたバッハの彫刻。バッハへの一途な愛の証。
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●Opéra Garnier(オペラ・ガルニエ)
ナポレオン3世の命により、シャルル・ガルニエが設計した、ネオ・バロック様式の華麗なオペラ劇場です。
■開館時間
毎日:10:00-17:00
※休館日:1月1日、5月1日、および昼間に公演がある日
※リハーサル等で急遽見学不可となる場合あり
■入場料
大人(一般):25EUR
大人(EU居住者):15EUR
※オンライン予約必須
<HP(フランス語・英語)>
https://www.operadeparis.fr/en/visits/palais-garnierオペラガルニエ 劇場・ホール・ショー
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今回「オペラ座」の見学をマストにした理由。
2027年夏から約2年間にわたる大規模な舞台エリアの改修工事が予定されています。館内見学については継続予定ですが、制限がかかる可能性もゼロではないため、見るなら今しかないと思ったのです。
しかも、ヨーロッパの "約2年" は全く信用なりません。そもそもファサードも「何年やってる?」って状態です(笑) -
Le Grand Escalier(グラン・エスカリエ)
まず目に飛び込んでくるのが、「グラン・エスカリエ(大階段)」。その豪華絢爛な空間に、思わず目を奪われます。
当時の貴族たちにとって、ここはまさに晴れ舞台。華やかな衣装に身を包み、一段一段ゆっくりと階段を上りながら、その優雅な姿を人々に披露していました。 -
1階ホールから上階へと豪華に伸びる大理石の大階段。訪問者が最初に圧倒される、オペラ座を象徴する"見せ場"のひとつと言えます。
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中央には、燭台を持つブロンズ像。しなやかな曲線美と優美な佇まいが、オペラ座らしい華麗な空間を演出しています。
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大階段の足元に隠れているのは「サラマンダー(火トカゲ)」。
燭台へのガス管をカモフラージュするためにデザインした装飾で、火トカゲが火の中でも生きると信じられていたことから、火災からオペラ座を守る象徴として取り入れられました。 -
グラン・エスカリエを見下ろすように設計されたバルコニー。
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バルコニーは、当時の貴族たちの絶好の観覧席。階段を行き交う人々の装いや振る舞いを眺めながら、互いを品定めする社交の場でもありました。
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特に印象的なのは光の演出。燭台からこぼれる温かな光は、大理石の階段だけでなく、華やかな装いの人々をも美しく照らしていたことでしょう。
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見上げるほどの高い天井に描かれた天井画、贅沢に使われた大理石の柱、そして細部まで施された彫刻。どこに視線を向けても芸術作品にぶつかるような、密度の高さに圧倒されます。
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上階を彩る19世紀の豪華な装飾と、下に写る現代の人々の服装。そのコントラストが、この場所が今も生きた劇場であることを感じさせます。
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当時の貴族たちにとってオペラ座は、オペラを鑑賞する場であると同時に、自らをアピールする社交の舞台でもあったのです。
もしかすると、彼らにとっての主役はオペラではなく、社交そのものだったのかもしれません。 -
Porte des Caryatides(カリアティードの門)
女性像に支えられた古典的な装飾が、劇場空間に重厚な美しさを添えています。左の像は悲劇、右の像は喜劇を象徴しているとされています。 -
La fontaine de la Pythie(ピュティアの泉)
エントランスの階のピュティアの泉。音楽と芸術の神アポロンに捧げられたこの劇場では、ピュティアもアポロンの神託を伝える存在として表現されています。 -
客席へ向かうための華やかな回廊空間。
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入口付近には、作曲家たちの胸像が並び、劇場の格調の高さを感じさせます。
こちらは、フランスのロマン派音楽の作曲家ベルリオーズさん。 -
さて、この「5」の扉は何でしょうか?
そう!オペラ・ガルニエに伝わる『オペラ座の怪人』の"ファントムの指定席"として知られるボックス席です。特に5番ボックスは、作品のモデルになったとされる場所として有名です。
怪人が常に自分用に空けておくよう支配人に要求した伝説の場所。 -
扉には「LOGE DU FANTÔME DE L'OPÉRA(オペラ座の怪人のボックス席)」と書かれたプレートが!
『オペラ座の怪人』を観たことがある人なら、きっと胸が高鳴る瞬間でしょう。 -
もちろん覗きます。
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約2,000席を擁する豪華絢爛な馬蹄形の劇場ホール。
金色の装飾と深紅のビロードが織りなす空間美。深紅のビロードは、光の加減や陰影によって肌の色を明るく見せ、ドレスアップした女性をより美しく引き立てる演出効果もあると言われています。 -
1896年、シャンデリアの一部が天井から"13番"の客席へ落下し死者が出る事故が発生しました。そう、この出来事が、あのガストン・ルルーによる小説『オペラ座の怪人』の象徴的な場面の着想の一つとなったと言われています。
頭の中では、あの音楽が流れますね。パイプオルガンと言えば、バッハの「鼻から牛乳(トッカータとフーガ)」か「オペラ座の怪人」というくらい有名な旋律(笑)
その後「13」という数字は不吉なものとして語られるようになりました。 -
シャガールの天井画「夢の花束」。
14人の音楽家へのオマージュとともに、エッフェル塔やオペラ座、凱旋門などパリの名所が色鮮やかに描かれています。
例えば、赤の部分は、ラヴェル「ダフニスとクロエ」と、ストラヴィンスキー「火の鳥」と、エッフェル塔・・・。
これを一つひとつ説明しても、「あーなるほど!」となる人が2割未満だと思うので、やめておきます(笑)私は安心の8割側です。 -
Grand Foyer(グラン・ホワイエ)
かつてパリ社交界の人々が、オペラやバレエ観劇の合間に華やかな夜を過ごした空間。天井画は、画家ポール・ボードリーによるもので、音楽を含む芸術の世界を神話的に表現した作品が描かれています。 -
"第2のヴェルサイユ"とも称される、パリでもっとも煌びやかな空間。
《動画》
https://youtube.com/shorts/1lvx4_ox01Q?is=531_iKtGdFVjv6Wt -
豪華な暖炉。なのですが・・・実は一度も実際に火が灯されたことはありません。劇場の火災を極度に恐れたため、実用的ではなく装飾用として作られました。
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こちらの回廊も美しい。
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Bibliothèque-Musée de l'Opéra(オペラ座図書館)
オペラとバレエの歴史資料を収蔵する文化アーカイブです。19世紀以降の作品に関する楽譜、台本、舞台美術、衣装デザインなどが保管されています。 -
背表紙に貼られたト音記号付きの請求記号。これは、この書籍が「楽譜」であることを示しています。
書籍は鉄格子の中に保管されているため、1冊1冊を手に取って見ることはできませんが、かなり興味深い。 -
Édouard DEBAT-PONSAN (1847-1913)
19世紀後半のフランスの画家アンリ=ルシアン・ドゥセの作品。 -
初代天井画(1872年~1964年)、ルヌヴーの「昼と夜のミューズと時間」。
もともと天井にはルヌヴーによる19世紀の天井画が描かれていましたが、1964年、文化政策の一環としてシャガールによる現代的な天井画に刷新されました。 -
オペラの衣装。1987年公演のリュリ作曲によるオペラ「Atys(アティス)」で使用されたもの。当時の様式美を踏まえつつ、舞台上での視覚効果を最大限に引き出すような、大変美しいデザイン。
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装飾性の高い素材や緻密なパターン表現によって、音楽と同様に衣装そのものが作品世界を構成する重要な要素となっているのが分かります。
ちなみに、個人的には最近バロック・オペラを観たく、ドイツでの公演を調査中です。 -
オペラ座のショップ。どれも欲しくなるシャレオツデザイン。
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バレエをやっていたら間違いなく買っていると思います。(やっていないからセーフ)
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これまた、オペラ座の怪人コーナーもかなり惹かれますね。
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感化されやすい私。
2026年11月からケルンで行われる、アンドリュー・ロイド=ウェバー作曲によるミュージカル『オペラ座の怪人』のドイツ初上演(キャメロン・マッキントッシュによる新演出)を観に行くことを誓うのであった。 -
大満足のオペラ座見学を終え、パリで年に一度開催される「パン祭り」へ直行します。
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Square de la Tour Saint-Jacques(サン=ジャックの広場)
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Tour Saint-Jacques(サン=ジャックの塔)
もともとは16世紀に建てられたサン=ジャック・ラ・ブシェリ教会の鐘楼の一部。フランス革命後に教会本体は破壊されましたが、塔だけが残っています。サン ジャックの塔 史跡・遺跡
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Pont Notre-Dame(ノートルダム橋)
ノートルダム橋から見るコンシェルジュリーとセーヌ川。よりも・・・雲行きがやばい。いやーな風が吹いてきています。 -
Cathédrale Notre-Dame(ノートルダム大聖堂)
続いてやってきたのは、ノートルダム大聖堂。「パン祭り」は、ノートルダム大聖堂前の広場で開催されています。 -
Fête du Pain(パン祭り)
毎年5月頃にパリで開催される、フランスのパン文化を祝うイベント「Fête du Pain(パン祭り)」。2026年は、5月8日から17日までということで、本日が最終日です。 -
フランス全国のパン職人(ブーランジェ)が集まり、伝統的なパン作りの技術やフランスの食文化を紹介する祭典です。
また、期間中には、バゲットやクロワッサンの全国コンテストなども開催されます。 -
2026年は30周年ということで、トップレベルのパン職人さんたちによる「パンで作るエッフェル塔」が登場!
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会場では焼きたてのパンの販売や試食、製パン実演などが行われます。
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一流のパン職人が集う機会は滅多にないので、焼きたてのパンを買い求める人々で、会場には長い行列。もちろん、並びます!
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ブースに並ぶ美味しそうなパン。胃袋が大きかったら全部食べてみたい。
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クロワッサンは1.5ユーロ、パン・オ・ショコラは1.8ユーロ、バゲットも5ユーロ前後と手頃な価格。これなら、大量に買いする人の気持ちもよくわかります。
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パン・オ・ショコラの美しい艶と、香ばしく焼き上げられた表面に思わず目を奪われる。これに決めた。
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Pain au chocolat:1.80EUR
言うまでもなく、めちゃ美味しい。しかもチョコも美味しい。個人的には、クロワッサン以上に感動しました。
ちなみに会場にはイートインスペースはありません。普段であれば、ベンチや花壇の縁に腰掛けて焼きたてのパンを頬張るのでしょうが、この後ブースもぶっ飛びそうな大嵐に見舞われます…。 -
Cathédrale Notre-Dame(ノートルダム大聖堂)
850年以上の歴史を持つパリの象徴ノートルダム大聖堂。
2019年の大火災から5年間の修復を経て、再びその美しい姿を取り戻しました。
ふと、ノートルダム大聖堂を見ると、思い浮かぶのは『ノートルダム・ド・パリ』の鐘つき男カジモド。この物語の人気が、老朽化していた大聖堂を救ったとも言われています。ノートルダム大聖堂 寺院・教会
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2019年、私はすでにドイツに住んでいました。ニュースでノートルダム大聖堂の火災を目にしたときの衝撃は今でも忘れられません。実際に修復を終えた大聖堂を訪れることができ、感慨深い気持ちになりました。
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ノートルダム大聖堂といえば、この美しいバラ窓。
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ゴシック建築を代表する円形のステンドグラスで、聖書の物語やキリスト教の象徴が色鮮やかに描かれています。
その緻密さは圧倒的で、肉眼で細部を追うには限界があります。 -
内陣に施された聖書の物語を描いた彩色彫刻。火災を生き延び、その後の大規模な修復と洗浄を経て、かつての美しさを取り戻しています。
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大火災の後、新たに設置された「La Couronne d’épines(いばらの冠)」の聖遺物箱。
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■Cathédrale Notre-Dame @Paris
Thierry 1733
Clicquot 1783
Cavaillé-Coll 1868
Boisseau?Cattiaux 1992/2014
ノートルダム大聖堂の大オルガンは、18世紀の楽器を基礎に、19世紀にアリスティド・カヴァイエ=コルが再構築した名器。約8,000本のパイプを備え、フランスを代表する歴史的オルガンとして知られています。 -
運良く16時からのオルガンコンサートに居合わせる事ができ、その素晴らしい音色を聴くことができました。演奏者が見えるモニターも設置されています。
《動画》
https://youtube.com/shorts/IYwGkcBeBlE?is=g7wADcAxj9GjDgUv -
Au Pied de Cochon(オ・ピエ・ド・コション)
さて、少し早いのですが夕食にしたいと思います。本日は、1947年創業の老舗ブラッスリー「Au Pied de Cochon」に来ました。
かつて店の目の前にあった「レ・アール市場」で働く人々のために誕生した24時間営業のブラッスリー。「眠らないブラッスリー」「明かりが消えないブラッスリー」としてパリの人々に親しまれてきました。オ ピエ ド コション フレンチ
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店内はクラシックなパリのブラッスリーらしい雰囲気で、赤を基調とした内装やレトロな装飾が印象的。
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名物は店名にもなっている豚足料理「ピエ・ド・コション」ですが、私のお目当ては、レ・アール市場の歴史を受け継ぐオニオングラタンスープ。
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Soupe à l’oignon gratinée des Halles:11.50EUR
「レ・アールのオニオングラタンスープ」。
レ・アール市場で働く人々の夜食として親しまれてきた伝統料理。たっぷりのチーズがのった熱々のスープです。 -
本場の味に感動!大満足のボリュームで、デザートまでいけませんでした…。今日1日パンをよく食べた。
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Galeries Lafayette Haussmann(ギャラリー・ラファイエット)
最後に立ち寄ったのは、パリの老舗デパート「ギャラリー・ラファイエット」。芸術とラグジュアリーが重なる、パリならではの特別空間です。
各フロアは「銀座のデパート?」と思うほど親しみやすく、良い意味で外国感が薄く、個人的にはどこか懐かしさすら感じる雰囲気でした。ギャラリー ラファイエット百貨店 (パリ オスマン本店) 百貨店・デパート
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雨が降っていたこともあり、翌日のモン・サン=ミッシェルに備えて、早めにホテルへ戻りました。
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本日のお買い物!旅先で集めている名物モチーフのキッチンクロス。パリで見つけたデザインは、ずばり「パン」。即買い(4.50ユーロ)。
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Opéra Garnier @Paris, France 17.5.2026
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26年ぶりのパリ。
やっぱり大恋愛には発展しない相手だと確信したものの、歳月を隔てての再会は、それでも悪くなかったと思える歳になりました。
次回、後半に続く。それではまた、À bientôt : )
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