2026/04/13 - 2026/04/20
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公共交通トラベラーkenさん
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2026年4月13日(月)~4月20日(月)の7泊8日で長崎・佐賀・福岡・大分・熊本の5県にまたがるエリアをじっくりと周遊観光しました。旅行期間が長いので、メジャーな観光スポットからマニアックな珍スポットまで、バラエティに富んだラインナップで行程を組むことができました。旅行記その7は小鹿田焼(おんたやき)の里を訪れます。日田市の山あい、源栄町(もとえまち)皿山地区で江戸時代中期から始まった焼き物が、現在も機械を使わず手作りで受け継がれています。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 高速・路線バス JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
昨日と同じパン・サラダ・スープの朝食を食べてチェックアウト。本日のメイン観光地は小鹿田焼の里ですが、その前にもう少しだけ日田の観光をしていきます。昨日と同じBRTに乗って北友田駅で下車しました。
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あいにくの雨模様ですが、構わず散策を開始。道路わきの丘に登る石段を上がってみます。
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バスで通ってきた日田往還朝倉街道沿いに片山磨崖種子というスポットがあるはずなのですが、ちょっと間違えたみたいです。
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バス通りに降りて歩道を少し歩くと看板がありました。
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岩壁にかなりの大きさの梵字が彫られているそうなのですが、全然わかりませんでした。
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つづいて友田若八幡神社。街道に面した酒屋の間に参道があります。
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細い参道を抜けて鳥居をくぐるとJRの線路との間に意外と広い境内が広がっています。左手奥には厳島神社も鎮座していると案内看板に書かれていました。
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八幡様は源氏の守護神、一方の厳島神社は平家の守護神です。源平両氏の守護神が同じ境内に祀られているのは大変珍しいことなんだとか。
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参道入り口の酒屋の店先にあった古ぼけたリヤカー。よく見ると正面にレーベンブロイと書かれています。ウィキペディアによると、日本では1983年からアサヒビールがライセンス生産していたが、2018年末に販売を終了したということなので、その時代のものかも。
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岳林永昌禅寺に入ります。建立は、1299年から1342年。後醍醐天皇の綸旨、足利尊氏の支援によって創建された勅願寺です。現在の寺院は江戸時代の1635年(寛永12年)に玉翁和尚らによる再興によるもので、現存する建物はそれ以降のもの。
岳林寺 寺・神社・教会
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総門は安永元年、宇佐八幡の門を模して建造されたもの。「大平興国」の大額は潘世恩(はん せおん、1769年-1854年、清中期-後期の政治家)の筆になるもの。
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なんだかすごくありがたいお寺らしい。
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現在は境内外になっていますが、先ほど見てきた(見てないけど)片山磨崖仏、この後訪れる吹上台地の東にある吹上神社の観世音菩薩像(吹上観音)も岳林寺のものだったそうです。
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勅使門もありました。
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この先が本堂ですかね。
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建物自体はそれほど面白くなかった。
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檀家さんが清掃活動らしきことをしていましたので、奥に入るのはやめておきました。
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境内には日田市立郷土史料館があります。岳林寺文書や岳林寺絵図などを収蔵し、一般公開しているとのこと。無料なので入ってみましょう。
日田市立郷土史料館 美術館・博物館
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立派な釈迦三尊像が鎮座しています。
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木造十六羅漢象
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寒山拾得図。無料にしては展示資料がかなり充実していました。
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岳林寺のものだったという吹上山観音堂はおそらくこの崖の上にあります。
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登り口を探しながら崖下を歩きます。
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なかなか見つかりません。
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やっと見つかりました。
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崖をくりぬいたトンネルの横にある吹上地蔵尊が目印。
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看板の地図によるとこの辺り一帯は吹上公園として整備されています。神社も観音堂も地蔵堂も混在しているので、神仏混淆時代の名残りですね。
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日田観光のメインエリアからはかなり距離があるので観光客の姿は皆無です。
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霊水がありました。ちょっと飲んでおきます。
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岩と岩の隙間に細い道が続いています。
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朝降っていた雨はもう止んでいます。旅先で寺社仏閣巡りをすると、こういうことが度々あります。これは私たちが神仏から歓迎されているからです。ありがたいことです。
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下の道からは全く見えなかった岩陰の参道を進みます。
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なんだかとんでもない山奥に来てしまったような錯覚に襲われます。
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鳥居が見えてきました。
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別に山奥に来たわけではないことを確認します。
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弘法大師堂。
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弘法大師様がいらっしゃいます。
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吹上神社。
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その隣に吹上山観音堂があります。裏手に西国三十三ヶ所観音が祀られているようです。
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ガラス張りなのでよくわかりませんでした。
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吹上観音堂。中は見られないようです。
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味わい深い彫刻です。
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吹上神社の軒下にしゃちほこがありました。その横には監視カメラがあって私の動きに合わせてジーッ、ジーッと動いていました。
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下に降りてきました。インバウンドで混雑する観光地に嫌気がさした日本人におすすめの穴場スポットでした。
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永山布政所跡。近世日田の代官所跡です。幕府領(天領)である豊後国日田、玖珠、大分郡を管轄していたそうです。
永山布政所跡碑 名所・史跡
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永山城跡に向かいます。
月隈公園 名所・史跡
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お城の歴史についてはあまり興味がないのでパス。お堀の周りにきれいなツツジが咲いていました。橋の上から水面をのぞくとブラックバスが泳いでいました。
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鳥居をくぐって階段を上ります。ここは月隈山といって日田三丘(日隈・月隈・星隈)のうち一つに数えられています。
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日田月隈横穴墓群。山肌に約30基の横穴墓群があり、古墳時代にこの一帯に勢力を有していた豪族、日下部氏ゆかりのものと考えられています。
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太平洋戦争時にはこの山には軍の特殊地下壕や防空壕が建造されており、一部の横穴墓がそのまま壕として利用されたそうです。
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江戸時代後期、この地に金毘羅社を建築するために工事した際に横穴墓から出土した多数の人骨をまとめて埋葬したと伝わる「帰安碑」。
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月隈神社。お城にあった神社なので非常にありがたい神社なのでしょう。
主祭神は大宮売神(おおみやのめのかみ)、猿田彦神、武甕土神、経津主神
、天児屋根命、比売神、崇徳天皇とたくさんいらっしゃいます。 -
この丘の上からは先日観光した豆田の街並みが見下ろせます。
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山頂付近の本丸跡に川石を用いた丸石の野面積みの石垣と算木積みの隅を持つ石垣が残っているそうですが、どれがその石垣なのか私には判別できませんでした。
丘の上の東屋で昨日買ったお菓子をたべてから、この近くのバス停から小鹿田焼の里に移動します。 -
『大分県日田市北部に位置する「小鹿田焼の里(おんたやきのさと)」は、無形文化財「小鹿田焼」の里。清流沿いの登り窯、陶土をつく唐臼の音、急斜面の広がる石積みの棚田等など。足を運べば、素朴な焼き物と、古き日本の良き姿に触れることが出来ます。』という宣伝文句通り、バスを降りるとすぐに唐臼のガッタン・ガッタンという音が響いてきます。
小鹿田の里 名所・史跡
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小鹿田焼陶芸館に入ります。
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小鹿田焼(おんたやき)は、大分県日田市の山あい(小鹿田皿山地区)で約300年間続く伝統的な陶器です。一子相伝の技法が国の重要無形文化財に指定されており、「飛び鉋(とびかんな)」や「刷毛目(はけめ)」といった幾何学的な模様が特徴です。一子相伝というのがカッコイイですね。
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川の水流を利用したおおがかりな唐臼が集落にいくつもあります。巨大な鹿威しのように大きな音が響いていました。
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登り窯
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今でも現役で使用しています。
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唐臼で土を搗いて細かくしています。
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川から引き込んだ水が臼の腕部分にたまっていきます。
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バシャーン。
飽きずにいつまででも見ていられそうです。 -
観光客用の施設などはほとんど整備されていませんが、この風景だけで完璧な観光資源になっています。
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大正から昭和初期に柳宗悦らと、日本の民芸運動を推進したイギリス人陶芸家のバーナード・リーチは、1954(昭和29)年に小鹿田に3週間滞在しました。民芸とは、「民衆的工芸」の略語で、無名の職人による日常の生活道具(うつわや家具、染織物など)の中に美を見出す概念なんだそうですが、今ではすっかり価値が認められた美術品のように扱われていますね。
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焼き物を買う趣味はないので、この風景を堪能して小鹿田焼の里観光はおしまい。再びバスで日田に戻ります。
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日田駅前にある寳屋本店でお昼にします。
寶屋 本店 グルメ・レストラン
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店内はかなり混雑していましたが、広いのですぐに座れました。厨房も広くて注文した料理もすぐに出てきました。
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川魚定食。鯉のあらい、鯉こく、湯引き、ハヤの甘露煮。
久しぶりに川魚をたくさん食べました。どれも大変美味でした。 -
ちゃんぽん。このお店のちゃんぽんもすごく美味しかったです。リンガーハットよりもかなり美味しい。
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2泊した日田ともこれでお別れです。最後は駅構内の進撃の巨人パネルを眺めて列車を待ちます。
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たしかマンガもアニメもすでに終了していたと思いますが、まだまだ集客力はあるみたいです。
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博多に移動します。
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本日の宿はルートイン。駅から少し離れていますが、その分少し安いです。
博多駅からは少し離れています。 by 公共交通トラベラーkenさんホテルルートイン博多駅南 宿・ホテル
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ホテルの隣がスーパーなのでそこで弁当などを買いました。結構美味しかったです。
明日はいよいよ旅行最終日です。大浴場「旅人の湯」で疲れを癒して早めに寝ました。
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