2026/04/13 - 2026/04/20
117位(同エリア116件中)
公共交通トラベラーkenさん
- 公共交通トラベラーkenさんTOP
- 旅行記563冊
- クチコミ3908件
- Q&A回答0件
- 1,060,903アクセス
- フォロワー38人
2026年4月13日(月)~4月20日(月)の7泊8日で長崎・佐賀・福岡・大分・熊本の5県にまたがるエリアをじっくりと周遊観光しました。旅行期間が長いので、メジャーな観光スポットからマニアックな珍スポットまで、バラエティに富んだラインナップで行程を組むことができました。旅行記その6は、日田からBRT(バス高速輸送システム)を使って英彦山神宮と岩屋神社の参拝に行きます。福岡の日本三大修験道場である英彦山で修験道の世界を垣間見てから、大岩のくぼみに造られた岩屋神社も参拝します。この日は1日中スピリチュアル世界の住人になった気分で観光しました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ホテルの朝食。パンとサラダとスープ。味は普通。
-
本日は日田彦山線BRTを利用します。この路線はJR九州の日田彦山線が2017年の九州北部豪雨で甚大な被害を受けた後、代替交通としてJR九州バスがBRT(バス・ラピッド・トランジット)を走らせることになったものです。
-
路線の一部は鉄道線路だった場所を利用しています。車窓からの眺めがかなり良いです。
-
今日の目的地は英彦山神宮(ひこさんじんぐう)です。福岡県添田町に位置する、日本三大修験道の一つに数えられる霊山・英彦山(標高約1200m)に鎮座する神社です。険しい修行の場であった歴史から、厄除けや開運のパワースポットとして知られ、名物の魔除け鈴「英彦山がらがら」も有名なんだそうです。
-
彦山駅で下車。そこからワンボックスカーの町バスに乗り換えて英彦山スロープカー駅まで登っていきます。
-
今日は朝から雨が降っていましたが、英彦山に着くと雨はほとんど止んでいました。その代わりあたり一面の霧で視界はほとんど見えません。
英彦山スロープカー 乗り物
-
スロープカーの駅に併設された山伏文化財室で時間をつぶします。
-
ざっと見て終わりにするつもりだったのですが、展示資料がかなり面白そうだったので、ここは後でもう一度訪れてゆっくり見学することにしました。
-
スロープカーがやって来ました。スロープカーはレール上を自走する斜行エレベーター扱いの乗り物で、ケーブルカーはワイヤーで車両を牽引する鉄道(鋼索鉄道)として扱われる違いがあるそうですが、とにかくこれに乗れば英彦山神宮奉幣殿まで連れて行ってもらえます。
-
レールの下を見るときれいな花が満開です。たぶんシャクナゲだと思います。ここは植物園になっているようなので、後で入ってみましょう。
英彦山 自然・景勝地
-
英彦山神宮奉幣殿。
英彦山は、中世以降、修験道の道場「英彦山権現様」として栄えましたが、明治維新の神仏分離令により英彦山神社となり、昭和50年6月24日、天皇陛下の許しを得て、戦後、全国第三番目の「神宮」に改称され、英彦山神宮になっています。主祭神はその昔、鷹の姿をして東よりこの地に現れた稲穂の神、農業神で知られる天忍穂耳命。 -
奉幣殿は修験道時代の霊仙寺の大講堂で、現在の建物は、元和2年(1616年)小倉藩主細川越中忠興によって再建されたものです。桃山建築様式で、以後小倉藩主によって修復されて現在国の重要文化財に指定されています。
-
境内にあった天ノ水分神(龍神)
-
神聖な雰囲気を上手に演出しています。
-
石の鳥居の先に急な階段が続いています。ここから山の上にある中津宮・上宮へと参拝できるのでしょうが、体力・時間共に足りないのでやめておきます。
-
修験の山には天狗がいますね。
-
カワイイ天狗がいっぱい。
-
ちょっとだけ階段を登ります。
-
すぐに英彦山神宮 下津宮があります。中で熱心に拝んでいる人がいたのですぐに立ち去りました。
-
英彦山修験道館
英彦山 自然・景勝地
-
入場料200円。内部は写真撮影禁止でした。英彦山の修験道についての資料が展示されていて面白かったのですが、修験道に興味関心のある人以外は、わざわざ来る必要はないかもしれません。先ほどちょっと覗いた山伏文化財室で十分だと思います。
-
帰りは歩いて降りていきます。
-
参道の両側に「・・・坊」という看板がたくさん立っています。英彦山に参拝に来た人たちの宿坊だった場所ですね。
-
以前はかなり大きな町だったと思われます。今はとても静かな参道になっています。
-
豪潮の宝篋印塔
江戸時代後期の僧・豪潮律師が1817年(文化14年)に建立した、高さ約8メートルに及ぶ巨大な石造りの塔です。英彦山 自然・景勝地
-
旧亀石坊庭園。
室町時代に中国から帰国した雪舟が、ここ亀石坊に三年間滞在して築いたとされ、雪舟四大庭園の一つに数えられている、とのこと。 -
私には価値がわかりませんでした。
-
スロープカーのレール下に広がる英彦山花園に入ります。先ほど見えていた花は添田町の花「ツクシシャクナゲ」という花らしい。
-
ドウダンツヅジも見ごろでした。
-
スロープカーがやって来ました。
-
かなりきれいな花園でした。入場料大人1人200円は安いですね。
-
先ほど少し覗いた山伏文化財室に戻ってきました。
-
山伏といえばほら貝。
-
十字架やマリア様みたいなものもあります。もともと修験道が仏教(特に密教)や神道、道教、陰陽道などが複雑に融合して成立した日本独自の混淆宗教なので、いろいろな要素を取り入れやすいのかもしれません。
-
容器仏と胎内仏。
-
しっかり抱き合っているのは歓喜天ですね。
-
彦山山伏が配り歩いたと伝わる牛玉宝印。修験道はけっこう面白そうなので、今後も機会あるごとに見学してみたいと思っています。
-
BRT英彦山駅に戻ってきました。
-
駅前に数軒食事処があります。川魚を食べさせてくれるみたいですが、御昼どきで混雑しています。それに少し高そうです。
-
昨日スーパーで買っておいたものを駅で食べることにします。ごぼう煎餅は英彦山の参道途中の土産店で購入したものです。結構美味しかった。
-
バスを待つ間、待合室の掲示板を見ていました。「二又トンネル爆発事故」に関する詳細な解説がありました。
1945年11月、彦山駅から南方500メートルにあった二又トンネル内で旧日本軍の火薬類(約532トン)が突如大爆発を起こした事故。進駐軍の立ち会いのもと火薬の焼却処分が行われた約2時間後、大規模な爆発が発生し、周辺住民や作業員ら約300名が死傷する大惨事となったそうです。 -
バスが来ました。基本的にバス専用道路を走るので、所々に踏切があるのが面白いです。
-
筑前岩屋駅で下車します。
筑前岩屋駅 駅
-
山沿いの静かな集落の道を進みます。
-
岩屋神社 一の鳥居から山に入っていきます。
岩屋神社 寺・神社・教会
-
なかなかの雰囲気です。
-
夏には草木が生い茂って歩くのも大変になりそうですが、4月の今はとても快適な田舎道です。
-
もう一度鳥居をくぐります。
-
岩屋神社は元禄11年(1698年)に福岡藩4代藩主黒田綱政によって建立されました。外殿は「権現岩」と呼ばれる切り立った大岩のくぼみを利用して造られ、背面と左側面には屋根と壁が造られていません。彦山修験道に関係する貴重な建造物として、昭和63年(1988年)に国重要文化財に指定されています。
-
岩屋神社の大公孫樹。神社の境内というよりは山の斜面に沿って神社が張り付いているという感じです。
-
急な階段を登ります。
-
狛犬のお顔がユーモラス
-
この表情をみると「この神社はアタリだ。」とすぐにわかりますね。
-
点在する石像も苔むして歴史を感じさせてくれます。
-
楽しそうです。
-
岩屋の首なし地蔵(千体地蔵・五百羅漢)明治の神仏分離令で壊され谷底に捨てられたりしたものを村民が拾い出して安置したもの。
-
よく見るとあちこちに安置されています。
-
岩屋の馬の首根岩(こうねいわ)と洞門。
大きな一枚岩をタガネで彫ったトンネルです。 -
トンネルを抜けた所にも無数のお地蔵様がいます。
-
岩屋神社本殿に続く鳥居と階段。
-
本殿。
社の後ろには巨大な権現岩がそびえています。岩のくぼみを利用して外殿が作られおり、その中に内殿があります。 -
こもに厚く覆われているのがこの神社の御神体「宝珠石(星の玉)」。
欽明天皇八(547)年、突然光り輝くものが天から岩屋の上に降ってきました。そこでそれを宝珠石と名付けて御神体として神殿を作り安置しました。石そのものを見ると目がつぶれてしまうそうです。 -
本殿の横にも小さな社が並んでいました。不思議な像が置かれています。
-
ここから先さらに尾根伝いに進む道があるようですが、私達には難易度が高そうなのでやめておきます。
-
修験者の道という感じです。
-
横から見た本殿。後ろの岩がのしかかっているようです。
-
岩屋の針の耳と梵字岩。
岩の割れ目が針の耳と呼ばれており、親不孝者が通ると上から石が落ちるといわれています。修験道では一度仮に死んで仏となって生まれることを目標としていました。この針の耳は女性性器を象徴していて、山伏たちはこの隙間をくぐり、母胎内に一度回帰し、仏となって生まれ変わることを象徴的に演じていたんだとか。
私も無事にくぐれたので、仏となることができました。
左側の梵字岩には役行者が彫った梵字があるそうですが、岩肌にシダが生えていてよくわかりませんでした。 -
境内社の熊野神社。
彦山は平安時代に京都の新熊野社の荘園として後白河法皇によって寄進され、以降、熊野修験道の影響下に入りました。
天狗が蹴って穴をあけたという熊野岩に立てかけた懸造りの社殿です。 -
上まで登ってみました。
-
写真を撮っていいものかどうか、よくわかりませんが、石が三つ祠に入って祀られていました。
-
中世にはもっと大きな社殿が懸けられていたと考えられているそうです。
-
さらに山道を進むと苔で滑りそうな急な階段がありました。真ん中に鎖があるので、それを持って登れということでしょうが、そこまで危険な角度ではなかったです。
-
ところどころ滑りそうな場所もありました。
-
階段を登りきると大日社が見えてきました。
-
社殿上部の岩は疱瘡岩と言います。明治以前は行基作といわれる大日如来像があり、疱瘡守護の霊仏として信仰されていそうです。
帰りの下り階段はちょっと危なかったので、鎖を持って降りさせてもらいました。 -
山道の途中にもお地蔵様やお不動様の石像が立っています。山全体が境内ということですね。
-
これは恵比須様かな。
-
筑前岩屋駅まで戻ってきました。駅前に釈迦岳湧水の水くみ場があります。空のペットボトルに水を入れて持ち帰ります。この湧水は日田彦山線釈迦岳トンネル工事で断ち切られた水脈が釈迦岳にしみ込み、ミネラルたっぷりの湧水として湧き出したそうです。
-
バスがやってきました。これで日田まで戻ります。
-
この路線は車窓からの風景が本当にきれいです。あまり儲かっていそうもない路線なので、廃線になる前に乗れてよかった。
-
鉄道時代の駅のプラットホームが残っています。
-
日田駅に戻ってきました。今日はホテルのそばにあった唐揚げ屋でお弁当を購入しました。
-
唐揚げ弁当は大変美味でした。唐揚げ屋でサービスの揚げ玉がもらえたのでカップ麺も買ってしまいました。ついでに安売りのデザートも買って、今日も炭水化物過剰摂取の晩餐です。
-
明日もちゃんとした昼食を食べる時間がなさそうなのでお菓子も買っておきました。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
2026年4月13日~20日 北部九州周遊旅行
-
前の旅行記
【北部九州エリア大周遊旅行8日間 その5】日田市豆田町重伝建エリア観光
2026/04/13~
日田
-
次の旅行記
【北部九州エリア大周遊旅行8日間 その7】小鹿田焼の里
2026/04/13~
日田
-
【北部九州エリア大周遊旅行8日間 その1】軍港佐世保のまち散策
2026/04/13~
佐世保
-
【北部九州エリア大周遊旅行8日間 その2】日本最後の炭鉱「池島」で炭鉱体験ツアー
2026/04/13~
長崎市
-
【北部九州エリア大周遊旅行8日間 その3】城下町佐賀を散策
2026/04/13~
佐賀市
-
【北部九州エリア大周遊旅行8日間 その4】日田と杖立温泉
2026/04/13~
黒川温泉・杖立温泉
-
【北部九州エリア大周遊旅行8日間 その5】日田市豆田町重伝建エリア観光
2026/04/13~
日田
-
【北部九州エリア大周遊旅行8日間 その6】英彦山神宮・岩屋神社
2026/04/13~
田川・嘉麻
-
【北部九州エリア大周遊旅行8日間 その7】小鹿田焼の里
2026/04/13~
日田
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
田川・嘉麻(福岡) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 2026年4月13日~20日 北部九州周遊旅行
0
84