2026/01/28 - 2026/01/28
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風神様(龍田神社)は千葉県香取市北部に位置し、利根川を挟んで田園地帯が広がる香取町津宮の右岸に鎮座する神社です。
最寄り駅はJR香取駅、箱に乗車券を入れるだけの無人駅で、大きな空が広がる想像を超える長閑なところでした。
駅から北に200m程歩いた地域公園が風神様(龍田神社)・渕生稲荷神社・御霊宮の鎮座地になります。
- 旅行の満足度
- 3.0
- 観光
- 3.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- JRローカル 徒歩
-
香取神社のアクセスは佐原駅が一番便利ですが、一駅先の香取駅で降車しました。
利根川右岸の田園地帯に包まれた香取町の中心に位置する香取駅。
乗車券を箱に入れるだけの無人駅で、想像していた以上に長閑なところでした。 -
風神様(龍田神社)は千葉県香取市北部に位置し、利根川を挟んで田園地帯が広がる香取町津宮の右岸に鎮座する神社です。
最寄り駅はJR香取駅、箱に乗車券を入れるだけの無人駅で、大きな空が広がる想像を超える長閑なところでした。
駅から北に200m程歩いた地域公園が風神様(龍田神社)・渕生稲荷神社・御霊宮の鎮座地になります。
風神様(龍田神社)が鎮座する公園の眺め。
公園の正式名称は分からないが、Gマップによると風神様(龍田神社)公園と表示される場所で、園内には遊具も置かれています。
こうして公園内に神社が佇む光景は名古屋でも見られますが、二つの鳥居をドーンと構えるこの姿はあまり記憶がない。 -
上の地図は明治とほぼ現在のJR香取駅と風神様(龍田神社)の鎮座地になります。
左の明治時代の地図には鹿島線の敷設前で、現在の鉄路と駅は昭和6年になってからです。
当時は津宮集落と佐原を結ぶ街道が東西に延び、一ノ鳥居が立つ集落から南に参拝道が続き香取神宮を結んでいます。
街道沿いの集落は山手方向に広まりをみせ、鉄道が敷かれたとはいえ、田畑の多くは今も残り、明治時代の面影を色濃く保っているといえます。
風神様(龍田神社)が先か、公園が先かというと良く分からないが、少なくとも地図上に鳥居の印はみられません。
推測ですが、鉄路や駅の建設、利根川河川工事に伴い周辺は相当開かれたはず、公園内に複数の社もあることから、これらによりここに纏められたようにも思えます。 -
公園西側に2体の石像と石標が建てられています。
右側の石塔は月待塔と思われます、全文読み取れませんが十六夜の文字がなんとか読み取れます。
月待塔は名古屋でも郊外で良く見かけますが、十六夜塔は見た記憶はないかも。 -
さて、月待塔の左の二体の石像が分からない。
胡坐と印相を組んでいるように見えます。
左の像の台座に「大日」と刻まれている事も分かりますが、不思議な形の頭部の印象が強く像のイメージが浮かばない、謎の像だ。
これらも周辺からここに移されたものだろうか。 -
東側から公園入口の全景。
朱の鳥居と石鳥居が建てられており、朱の鳥居の先は渕生稲荷神社、石鳥居の先は三つの石の社を祀る風神様(龍田神社)。
月待塔の奥には竹で作られた鳥居を構える御霊宮が祀られています。 -
朱の鳥居の先の渕生稲荷神社本殿。
小さな狛狐が守護する社に祀られる祭神は倉稲魂神と思われる。
当神社の創建について千葉県神社名鑑(1987)・佐原市史(1966)から調べてみたが詳細は分からなかった。
以前は香取神宮正参道の一ノ鳥居が立つ利根川岸右岸付近に鎮座していたものが、明治44年(1911)の河川改修工事に伴いこちらに遷されたらしい。 -
石の鳥居を構える龍田神社社頭。
左手の解説には風神様として親しまれているようだ。 -
風神様(龍田神社)解説。
『香取神宮の末社、”天候の神”・”お百姓の神”と尊ばれた風の神々である、うかのみ玉命、しなつ彦命、しなつ媛命(風神三社)を祭っている。
境内東側に元渕生(ふじき)の利根川岸にあった「渕生稲荷神社」が明治44年の河川改修工事のため当地に合祀された。
また昭和44年には、鹿島線開通による香取駅の拡張工事のため、香取駅南側にあった「御霊宮」を境内西側に遷した。風神様には五社が祀られている。』とある。 -
鳥居右の手水鉢はもはやプランターと化していた。
銘を探してみたが分からなかった。 -
龍田神社の三社。
小さな竹の鳥居が立てられ、その先に石の社が三社祀られている。
左後方に石碑がありましたが碑文を見忘れました。 -
風神三社を祀るとあるが、中央の社には赤い鳥居もみられるので、こちらが宇迦之御魂神と仮定しても、左右の二社はどれがどれやら分からない。
龍田神社について千葉県神社名鑑(1987)には記載はみられず、佐原市史(1966)に「香取神宮 元末社 竜田神社 級津彦津神、級津姫命神、倉稲魂神」と記され、元末社とある。
香取神宮小史(1933)に目を通したところ摂末社に「龍田神社 級津彦津神、級津姫命神、倉稲魂神」として記されており、其々龍の表記こそ違うが同じ内容のものです。
ただ、佐原市史には「元末社」と記されており、昭和初期以降は境内摂社ではないのかもしれない。 -
解説にある「御霊宮」。
こちらも竹製の鳥居が立てられ、その先に石の社が祀られています。
以前は香取駅南側にあったが、鉄路開通により昭和44年(1969)に園内西側に遷されたもの。
書籍から祭神や創建に繋がる記述を探してみましたが見つからなかった。 -
境内西側から御霊宮、龍田神社、渕生稲荷神社の眺め。
神々に見守られながら、遊具が置かれた園内で子供らが遊ぶのだろう。
かつては舟で津宮に上陸し、鳥居をくぐり香取神宮へ向かう参拝者で活気づいた町も、車で訪れることが多くなり、津宮から歩いて詣でる物好きは少なくなったのではないだろうか。
鹿取市津宮『風神様(龍田神社)・渕生稲荷神社・御霊宮』
創建 / 三社とも不明
風神様祭神 / 級津彦津神、級津姫命神、倉稲魂神
参拝日 / 2026/01/28
所在地 / ?千葉県香取市津宮712 -
風神様(龍田神社)から100mほど直進し国道356号線の三叉路を左に進み、香取神宮一ノ鳥居に向かう。
国道から一本北に入り、集落の中を左方向に歩いた方が、国道を通過する車両に怖い思いをしないかもしれない。 -
国道沿いを、500mほど西に向かった先の交差点が「香取神宮一ノ鳥居」。
右を眺めれば、利根川堤防の先に木造鳥居の笠木と貫だけが頭を出しています。 -
堤防に向かう。
二段になった法面に階段が作られ、小段に与謝野晶子歌碑(左)と常夜燈が立てられています。 -
左の歌碑は明治34年に与謝野晶子が当地津宮を訪れ、投宿した宿で「かきつばた 香取の神の津の宮の 宿屋にのぼる 板の仮橋」詠んだ歌が刻まれている。
-
右の常夜灯は、津宮河岸の常夜燈と呼ばれる。
香取神宮・鹿島神宮・息栖神社の三社詣りの講の人々により、往事の利根川を行き交う船の目印、航路の安全を祈願し明和6年(1769)に香取神宮に寄進されたもので、宝珠の先端までの高さは2.8mほどの燈籠です。(香取市指定文化財)。 -
堤防の天端に立つと、一ノ鳥居(浜鳥居)と利根川の穏やかな流れが広がる。
往古は鳥居が利根川の水中に建っていたとされ、現在の鳥居は平成14年に再建されたものだという。
今では静かな風景が広がっているが、かつては三社詣りの参詣客を乗せた舟がここに着き、表参道として賑わっていたのだろう。
さらに時代を遡れば、香取神宮の祭神・経津主大神は、この津宮浜鳥居河岸から上陸されたと伝えられている。
約800年の歴史を持ち、12年に一度行われる香取神宮の「式年神幸祭」では、経津主大神が東国を平定した様子を模し、平安時代さながらの装束をまとった氏子たちが色鮮やかな御座舟でここに乗り付け、香取神宮まで巡行するという。
香取神宮へのスタートはここからが始まります。
神社までは距離にして2.6km・徒歩40分で、神社付近になると緩やかな上りが続きます。
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