2026/01/26 - 2026/01/29
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Mugieさん
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この旅行記スケジュールを元に
ルアンパバーンで迎えた旅の2日目は、まだ薄暗い早朝から始まりました。
静まり返った暗い街に浮かび上がる鮮やかなオレンジ色の袈裟。
托鉢は初めての経験で、厳かな空気に包まれ、神聖な気持ちになりました。
そのあとは、クアンシーの滝へ向かう現地ツアーに参加。
幾重にも流れ落ちる水の青さは、写真では伝えきれないほど澄んでいて、自然の美しさにただ見とれるばかりでした。
マイナスイオンを浴びて、大らかな時間の流れの中で、心がゆっくりとほどけていきました。
3日目は予定を決めず、街をぶらぶらと散策。
カフェで休んだり、メコン川を眺めたり、猫を追いかけたり。
特別なことはしていないのに、なぜか満たされていく、そんな「のんびり」こそが、ルアンパバーンの魅力なのだと感じました。
<日程>
1/21 成田から空路でバンコクに移動
1/22 バンコク市内観光
1/23 バンコクから空路でウドンターニーへ移動
1/24 早朝、赤い睡蓮の花を観賞、バスでヴィエンチャンへ移動
1/25 高速鉄道でルアンプラバンへ移動、プーシーの丘で夕焼け鑑賞
1/26 現地ツアーでクアンシーの滝など
1/27 ルアンプラバーン市内観光、空路でバンコクへ
1/28 バンコクから成田に帰国
<飛行機>
エアーアジア
成田ーバンコク:31,910円
バンコクーウドンターニー:7,417円
ルアンプラバーンーバンコクー成田:45,314円
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 家族旅行
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
1/26
ルアンパバーンで「必ず体験したいこと」と言えば、やはり托鉢です。
朝早く起きて街へ向かうと、夜明け前の空気はひんやりとしていて、町全体が深い静寂に包まれていました。
歩いていると、猫よりも犬の姿をよく見かけました。 -
お坊さんが通る道には、観光客用にイスが並んでいます。
中国人の団体観光客は郊外のホテルからバンでやってくるようです。 -
私も喜捨するために、竹で編まれたかごに入ったカオニャオというもち米とお菓子のセットを買いました。
ビニールの手袋が1枚ついていて、もち米を小さく丸めてお坊さんが持つ籠に入れます。 -
しばらくすると、オレンジ色の袈裟をまとった僧侶たちが、裸足で静かに列をなして歩いてきました。
歩く速度が速いので、手際よくもち米を丸めないといけません。ルアンパバーンの托鉢 寺院・教会
-
かつて托鉢は、この街の日常の一部だったのでしょう。
けれど観光客の増加と地価の高騰により、古くからの住民は街を離れ、今では外国から訪れた人々が僧侶に喜捨を捧げています。
それでも、誰もが声を発することなく黙々と喜捨を行う光景、心が澄んでいくような、忘れがたいひとときです。ルアンパバーンの托鉢 寺院・教会
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念願の托鉢を体験できて、旅の目的を果たした気分です。
達成感に包まれてホテルに戻ると、辺りは少し明るくなってきました。 -
娘を起こしてホテルで朝ご飯を頂きました。
この日は現地ツアーのパークウー洞窟&クアンシ―滝クルーズに参加です。
Viatorで予約し、1人7,739円でした。
ガイドさんがホテルまで迎えに来てくれたのですが、「ちょっと待ってて」と言われて待っているのと、おもむろにホテルの朝食を勝手に食べ始めたのでびっくりしました。
別のツアーのガイドも、勝手に冷蔵庫から飲み物を取っていったので、ここでは当たり前なのかもしれません。
おおらかですね。 -
まず訪れたのは、少数民族のモン族の村でした。
村人の暮らしを垣間見るのかと思いきや、並んでいたのは色とりどりの民芸品を扱うおみやげ屋さん。
観光が生活の中心になっていることを感じました。
ラオスでは、低地に暮らすラオ族が人口の約半数を占め、彼らは敬虔な仏教徒だそうです。
一方、山間部にはカム族やモン族などの少数民族が暮らし、今でもアニミズム(精霊信仰)を信仰しているそうです。
「ラオス=托鉢=仏教の国」という単純なイメージでは語れない、多様な文化が息づいていることを知りました。 -
民族衣装をまとった、小さな観光大使のような女の子。
モン族の村では、今も一夫多妻の慣習が残り、学校へ通う子どもも多くはないそうです。
女の子は10代で結婚することが珍しくなく、この子の母親も、わが家の大学生の長女と同い年だと聞きました。
すでに3人ほどの子どもを育てているのだとか。
多様性が尊重される時代に、他者の価値観を自分の物差しで測るべきではないと分かってはいるものの、幼い子の未来を思うと、胸の奥に複雑な感情が残りました。 -
続いて、クアンシ―の滝にやってきました。
こちらのゲートから、公園の中に入っていきます。 -
石灰岩が作り出す滝つぼは、光を受けてエメラルドグリーンに輝いていました。
流れ落ちる水が白い泡を立てながら、いくつもの段を描いて広がっていきます。クアンシーの滝 滝・河川・湖
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クアンシーの滝には1年を通して訪れることができますが、季節によってその印象はがらりと変わるそうです。
今は水量が減る乾季(11月~5月)なので、エメラルドグリーンの美しい色合いが楽しめ、透明な水に群がる魚を観察することもできます。クアンシーの滝 滝・河川・湖
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雨季(6月~10月)に来ると水量が増えて滝の迫力が増すそうですが、水の色は泥水になってしまうそうです。
クアンシーの滝 滝・河川・湖
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エメラルドグリーンに輝く石灰棚を見て、トルコのパムッカレを思い出しました。
長い年月を経て自然が作り出した美しさです。クアンシーの滝 滝・河川・湖
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滝は確か4つくらいあるので、ハイキングしながら、滝巡りをします。
緑が生い茂る小道を歩いて行くのも気持ちがいいです。 -
一番上の大滝まで登ってきました。
乾季でも水量は豊かで、勢いよく流れ落ちる水が岩肌を白く染めています。
轟音があたり一面に響き渡り、足元まで震えるような迫力です。
静かな森の中に響く滝の音が、まるで生命の鼓動のようでした。クアンシーの滝 滝・河川・湖
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大滝からの帰り道、オレンジ色の袈裟を着たお坊さんを見かけて、「歩く姿も尊い」と思いましたが、近づいていくとスマホを見ながら歩いていました(笑)
僧侶でもSNSとかやるんですかね。
今回のツアーのガイドさんは、少数民族の出身で、教育が受けられるからという理由で幼いころに自ら仏門に入ったそうです。
そこで勉強して英語も学んで、ガイドになるなんてすごいなぁと感心しました。クアンシーの滝 滝・河川・湖
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滝つぼでは泳げるということで、更衣室もあるのですが、この日泳いでいたのは西洋人の若者と、
クアンシーの滝 滝・河川・湖
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犬だけでした(笑)
昔はひっそりした山奥で、のんびり泳いだりする観光客が多かったのかもしれませんが、今では観光客の大半は中国人で写真撮影大会で大賑わいです。クアンシーの滝 滝・河川・湖
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滝の出入り口付近には、NGOが運営するクマの保護センターがあります。
パンダは大熊猫だからクマの仲間なんですね。 -
ラオスで生まれたツキノワグマが保護されているそうです。
お昼寝中で動かないクマ。 -
こちらのクマさんは活発に動いて観光客を楽しませてくれました。
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集合場所でツアー仲間を待ちます。
一体どれほどの年月を生きてきたのだろうと思うほどの大きな木がそびえ、それを囲むようにテントが並んでいます。
地元の人たちが食品を売っていて、活気が漂っていました。 -
肉や魚の串焼きは大きくて豪快です。
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車で移動し、川沿いのオープンレストランでランチをいただきました。
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ビュッフェのメニューも豊富で、コスパのいいツアーです。
たいてい飲み物は別料金だと思いますが、ここはガイドさんがオーナーと交渉してくれて、アルコールもフリーとのことでした。
太っ腹! -
レストランの横にはゾウがいて、サトウキビをあげることができました。
おじさんが、こちらが頼んだわけでもないのに、ゾウにエサをあげている様子を何枚も写真に撮ってくれて、「チップを求められるのかな」と一瞬身構えたのですが、そんな気配はまったくありません。
エサ代も無料で、ただ静かに微笑んでいるだけでした。
ラオスの人たちは寡黙で礼儀正しく、どこか控えめ。
日本人の感覚に通じるものがあり、落ち着きます。 -
昼食後はメコン川クルーズです。
ボートに揺られて、観光地を巡りながらルアンパバーンに帰ります。 -
断崖絶壁の岩肌に小さな洞穴が見えてきましたが、パークウー洞窟に到着です。
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昔はこの洞窟に「聖なる蛇」が住んでいたと信仰されていたそうですが、仏教が伝わると、家族に何かよくないことが起きると厄除けとして仏像をここに置いたそうです。
パクオウ洞窟 洞穴・鍾乳洞
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洞窟は川から少し上がったところと、高台と2か所ありますが、全部で4,000体もの仏像が置かれているそうです。
静寂の中に漂う神聖な空気に、思わず息をひそめました。パクオウ洞窟 洞穴・鍾乳洞
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薄暗い洞内には、大小さまざまな仏像が静かに並び、長い年月の祈りが積み重なった空間が広がっています。
ささやかな光が仏像を照らし、人々の信仰の重みを映し出しています。パクオウ洞窟 洞穴・鍾乳洞
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またしばらく船に乗り、やってきたのはバンサンハイ村。
ウィスキービレッジと呼ばれる蒸留所です。 -
ここではお酒の製法を説明し、試飲もさせてくれました。
販売されていたのは、観光地でよく見かける虫入りのお酒(笑) -
ボートに戻ってからは、ビールを片手にサンセットを楽しみます。
ビアラオ以外のビールを初めて見ましたが、検索ででてきませんでした。
ツアーの口コミにビールが飲み放題とありましたが、本当にツアー代に含まれていました。 -
ボートに揺られながら眺めたメコン川の夕日。
ゆっくりと沈んでいく太陽が水面を金色に染め、川の流れも風も、すべてが静かに一日の終わりを告げていました。
みんな時を忘れ、物思いにふけりながら夕陽を眺めています。 -
遠くの山々がゆるやかに影を落とし、マジックアワーの夕日が空を淡いグラデーションに染めていきます。
その光の中をボートが静かに進み、ルアンパバーンの街へ戻ってきました。 -
夕飯はホテルの近くで口コミがよかったBamboo Gardenにやってきました。
住宅街の中にありますが、人気店のようで、常に満席状態でした。
家族経営のお店のようで、お父さんはレジ、娘さんがオーダーを取って、お母さんが調理、おばあちゃんは小さな子供たちを見ている光景が、なんとなくほほえましかったです。 -
昼間けっこうビールを飲んだので、夕飯はフルーツのジュースにしました。
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確か、スープ。
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このお店の人気料理で、ラオスの定番料理であるラープを頼みました。
ひき肉にハーブをあえたお料理で、おいしかったです。
クレジットカードで支払ったら、USドルでの精算だったようで、13.49ドル(2,226円)でした。 -
ホテルに戻ってきたら、プールサイドで晩酌している人たちが多くて、そんな過ごし方もいいな、と思いました。
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1/27
この日は娘も托鉢を見に行くというので、2人で早起きして出かけました。
相変わらず観光客でごった返し、托鉢をしているお坊さんたちを追いかけるスマホの数もすごいです(矢印のところ)。
まるで押し活です。ルアンパバーンの托鉢 寺院・教会
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この辺りで喜捨をしているのは、観光客ではなく地元の人たちのようでした。
まだ薄暗い朝の空気の中、僧侶の列に向かって静かに手を合わせる姿。
それを見ていると、これこそがこの土地に根づいた「本来の托鉢」なのだと感じます。ルアンパバーンの托鉢 寺院・教会
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ホテルに戻って、ゆっくり朝ご飯をいただきました。
この日の夜、飛行機でバンコクを経由して日本に帰ります。
それまでは、街をぶらっとする予定です。 -
ホテルをチェックアウトして、荷物を預かってもらい、空港までのタクシーを予約してから、街に繰り出しました。
市場には物珍しい食品が売っています。 -
ルアンパバーン王宮博物館は、かつて王族が住んでいた建物を利用した博物館です。
ラオスはフランスの植民地でしたが、ルアンパバーンは保護領として形式上の王政を続けていたそうです。王宮博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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博物館には王族の家具や調度品、海外の使節からの贈答品などが飾られていました。
その中には、日本の陶器も含まれていましたが、写真撮影は不可でした。王宮博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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メコン川沿いにはカフェやレストランなどが多く並んでします。
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暑かったので、カフェ休憩。
川の泥水色は微妙ですが、のんびりとした空気は心地がいいです。
対岸を結ぶ渡し舟が何度も行き来するのを、ぼーっと眺めていました。 -
ここメコンサンセットビューレストランでは、ASEAN首脳会議に訪れた際にオバマ大統領がココナッツジュースを飲んだそうです。
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メコン川沿いには、センスのよい家々が並んでいます。
青い壁や木の窓枠が印象的で、並ぶ植木鉢もおしゃれです。
古い建物を丁寧に手入れしながら暮らす姿が目に浮かます。 -
ブーゲンビリアに彩られたおうち。
昨日ツアーであった人が、ルアンパバーンはベトナムのホイアンに似ていると言ってましたが、この景色は近いものがあります。 -
ホイアンに比べるとやや地味ですが、観光客が少なくて、落ち着きます。
古い木造の建物と花の色合いが見事に調和していて、南国らしい穏やかな時間が流れています。 -
細い路地に、歴史を感じる家々。
歩くだけで心がほどけていくような、そんな癒しの風景です。 -
木漏れ日の下、色とりどりの飾りが風に揺れていました。
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ランチは雰囲気が良さそうなAlamea Restaurantに入りました。
コロニアルな建物で、スタッフのサービスもとてもよく、優雅な時間を過ごせました。 -
リバーサイドで眺めも良く、サンセットの時は人気のようです。
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ただ、お値段はラオスとは思えない価格で、私はスープ、娘も何か軽食を頼んだのですが、飲み物と合わせて、784kキープ(6,026円)でした。
懐には優しくありません。 -
最後にやってきたのは、ラオス全土でも随一の美しさを誇ると言われるワット・シェントーンです。
地面に向かって流れるように曲線を描く屋根はルアンパバーン様式だそうです。ワット シェントーン 建造物
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煌びやかな黄金の龍が施されているのは、1960年にシーサンウォン王の葬儀に使われた霊柩車です。
ワット シェントーン 建造物
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本堂を正面から見ています。
屋根の曲線が優美です。ワット シェントーン 建造物
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黄金に輝くご本尊。
ワット シェントーン 建造物
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象嵌細工の柱や天井も美しいです。
金箔と黒漆のコントラストが美しく、光が差し込むたびに模様がきらめき、空間全体が静かな輝きに包まれます。ワット シェントーン 建造物
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本堂の外壁に描かれた大きな木は、「生命の樹(Tree of Life)」と呼ばれています。
枝を広げる木は、生命の循環と調和を表し、根元には動物や人々の姿が描かれています。
美しい装飾で紡がれた信仰と芸術の調和です。ワット シェントーン 建造物
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特筆すべきは寝釈迦仏が安置されている赤堂の外壁。
ワット シェントーン 建造物
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赤い漆の上に施されたモザイクが、陽の光を受けてきらめき、青や緑、金のガラス片が織りなす色彩の調和が見事です。
近づいて見ると、一つひとつの細工が人々の暮らしや祈りの場面を描いており、まるで物語が壁の中で静かに息づいているようです。
職人技が光る、美しいお寺でした。
これでルアンパバーンの街歩きも終了です。ワット シェントーン 建造物
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歩き疲れたので、ホテルまで三輪タクシーで帰ります。
ラオスではサムローと呼ぶそうです。
風を切りながら、ルアンパバーンの街を目に焼き付けます。 -
街中から空港までは4キロほど、15分くらいでつきます。
鉄道駅と違い、空港までの道はきれいに舗装誰ていました。 -
空港に着くと、ちょうど夕日が山の陰に入るところでした。
ルアンパバーンは盆地でどこを見ても遠くに山並みが広がり、きれいでした。 -
バンコク行きの飛行機が遅れてしまいましたが、小さな空港で売店が少ないうえに、夜は次々と閉まり、暇でした。
-
制限エリア内を自由に行き来する猫。
誰も気にせず、誰も追い払いません。
ここでは時間もルールも、少しだけ柔らかくなるみたいです。
そんなのんびりが、ラオスのいちばんの贅沢だと思いました。
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