2025/12/29 - 2025/12/31
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ノーーウォリーズさん
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中国・北朝鮮・ロシア、日本の近隣国であり何かと政治的なニュースになる3か国が交わる国境地点に行ってきました。日本から見ると絶対近づいてはいけない場所のイメージがありますが、実際に行ってみるとなんて事の無い普通の場所です。3か国国境への観光ツアーは外国人(日本人)も参加可能ですし、国境地点は観光地化されており一部を除いて写真を自由に撮れます。中国公安のパスポートチェックはありますが、観光ビザなら何の問題もなく通行許可されます。
この地域を訪れたもう一つの理由が、長白山(標高2750m、北朝鮮では白頭山)へ登山する事。朝鮮半島最高峰で、北朝鮮では聖山と呼ばれる山を冬に見てみたかったから。長白山へ冬でも日帰りツアーがあり、天候が良ければ登山家でなくても簡単に登頂できます。しかし、今回も神様は私の味方せず。。なお私は中国や北朝鮮の支持者ではなく単純に冒険心からです。まあ政治的状況によってはリスクあるので、他の人にお勧めはできず自己責任ではあります。2か所とも現地観光ツアーに参加してガイドが言う事には従います。
- 旅行の満足度
- 4.0
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12/29 この日は長白山へ行く予定です。中国・北朝鮮との国境にある朝鮮半島最高峰、北朝鮮では白頭山と呼ばれる聖山です。長白山は北緯42度で標高2750mと、日本では富士山や大雪山に相当する冬山です。
しかし中国ではこんな山の頂上近くまで道路があり、冬でも簡単に登頂できるのです。Klookで延吉発の日帰りツアーを予約します。登山ツアーではなく普通の観光ツアーです。しかし登頂は天候が良くて雪が積もっていない条件付きです。冬は晴れる事が多いようですが、気温は日によってマイナス30度、強風が吹いたらとんでもない過酷な場所です。私の冒険心を満たす山で、この旅で一番楽しみにしていました。 -
7時に待ち合わせ場所の延吉駅に来たのは私だけで、WeChatを見たらツアー中止の連絡が。。前日の夜に降雪して山への道路がクローズされた為です。標高低い延吉でも雪が降っています。私の冬山登頂は2023年から4年連続で敗退です(旭岳・アイスランド・白馬・長白山)。冬山登頂で私は本当に運に見放されています。
関連旅行記:
アイスランド氷河探検3 アイスランド最高峰に挑戦は。。絶景の半日登山4選
https://4travel.jp/travelogue/11924372
絶景の白馬で雪山登山とスノボ・日本の政治家達が意外な場所に集結
https://4travel.jp/travelogue/11982004 -
朝鮮系のホテルの壁には、行きたかった長白山(北朝鮮では白頭山)の絵が飾っています。頂上周辺にはカルデラ湖があります。北朝鮮のニュース番組の背景にも度々登場します。白頭山血統という金一家の家系の象徴です。(私は金一家の崇拝者ではありません)
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長白山ツアーが中止になり、時間を持て余すために延吉の街を散歩します。まずは西市場へ。延吉は北朝鮮に近く、中国にいながら朝鮮を感じられる街です。この街には沢山のハングル看板があります。
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ここは朝鮮系の市場で、魚の干物などのつまみが沢山売られています。まるで韓国の様(私は20年程韓国に行っていませんが)。
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朝鮮ならもちろんキムチ、沢山の唐辛子の種類がある様です。
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シーフードも。韓国で最近禁止になったあの肉も、中国のこの市場でまだ売られています。写真は控えますが、解体してない状態なのでかなり生々しい。。
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豚の腸にご飯を詰めたスンデ10元を食べます。残念ながら特に旨いと思えず。またお餅も食べたがこちらも固くて甘味少な目です。西市場での食事は勧められず。
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恐竜博物館。クローズ中。ゲート前の模型だけ撮って退散。
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その隣の南市場。新しい建物で広い駐車場完備だけど鬼城。。
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延吉の中国朝鮮族民族園に入ります。
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園内では朝鮮民族風にコスプレした女性で溢れています。コスプレしていない女性や男性には居心地が悪いです。
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まるでコスプレ会場。年末の平日です。
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本物のチマチョゴリはこんな感じ。中国人が来ているコスプレは似ていて異なる衣装。
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天気は晴れ。最高の天気で長白山に登れるはずだったのに、こんな所で何をしているのか。。
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朝鮮のトーテムポールであるチャンスン。ゆっくり朝鮮文化を見たかったけど、諦めて退散します。
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北朝鮮が経営していると言われる柳京飯店は、2025年現在閉鎖中。ホテルの名前が壁にうっすら残っています。延吉で北朝鮮人の出稼ぎ者に会うことは無かったです。代わりに延吉駅前の朝鮮系(北朝鮮ではない)のホテルに泊まりましたが、こちらは本当に人がいない。
中国で安い安いと叫ぶ!世界一安いシャングリラホテル・WeChat初挑戦
https://4travel.jp/travelogue/12031659柳京飯店 ホテル
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夜になって、延世大学周辺の延大網紅壁を見に行きます。中国の辺境の街には見えない煌びやかな光景。
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大学の反対側には、日本の歌舞伎町の様なネオンが溢れています。これが延大網紅壁。こういう看板は日本と韓国にしかないそうです。
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延大網紅壁の下に人はそんなにおらず、店は客で賑わっているのかは不明。写真だけ撮りに来た観光客が圧倒的に多いです。
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人民公園。ここでは毎晩ダンスが披露されるそうですが、冬は寒いからか人は殆どおらず。
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12/30 この日は延吉発の中国・北朝鮮・ロシア3か国国境ツアーに参加。こちらは無事ツアー開催されます。Trip.comのツアーではガイドは英語は話さないけど外国人も参加可能とあります。他に揮春発の現地ツアーや揮春からのタクシーでも3か国国境まで行けるようですが、Trip.comのツアーの方がガイドもいて安心かなと思いこれに参加します。一人で行って万が一拘束・拉致されたら行方不明者になってしまいます。参加者は全員中国人で7名、中国人ばかりのツアーに少し不安はありましたが、皆静かなタイプで外国人が混じっていても気にしていない様子。
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高速SAのトイレ。中国の辺境ですが、もはやニーハオトイレではなく掃除もしており綺麗です。
途中ガイドさんの中国語をGoogle translateで訳しますが、スピーカーの声をうまく拾えず使いものにならず。ガイドとの会話はWeChatのチャット翻訳機能を使います。集合時刻は何時にこことか最低限の連絡のみで、隣にいてもチャットです。 -
この高速道路で北朝鮮との国境の川沿いを通ります。厳重なフェンスが見えて、川の向こうは幻の北朝鮮です。ハロー北朝鮮!
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防川の北朝鮮との国境に橋があり、北朝鮮の入口です。中国人のみ国境のすぐ手前の橋まで歩けるそうです。ツアーゲスト6人は中に入りますが、私は入れずに外で待ちます。左側に立派な国境の建物がありますが、撮影禁止。
ここで警察に私のパスポートをチェックされます。昔の中国ビザのシールを気にしており、ジャーナリストビザと疑われたのかもしれません。これは単なる観光ビザと分かり、先に進むことを許可されます(国境の橋のみ外国人不可)。 -
国境の橋へ行けませんでしたが、内部の地図です。右側にはこれから北朝鮮に向かう人たちが。国境で人の往来はそこそこある様です。手ぶらで気軽に北朝鮮へ渡航してる様ですが、どんな目的なんでしょう。
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土産物屋にはロシアの品物が。中国とロシアは仲良しです。
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これは北朝鮮の紙幣。中国・北朝鮮・ロシア3か国の国旗のバッチを3つもお土産で買ってしまいます。ヤフオクで高く売れるかも。
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続いて、北朝鮮国境沿いの展望スポットへ寄ります。ご覧の様に国境のフェンスのすぐ側で自由に写真が撮れます。
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川向こうの北朝鮮側にも建物が幾つかあります。川は凍結しています。
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観光村に到着。ここで専用バスに乗り換えて先へ進みます。
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防川の国境の地図。観光地化されていて遊園地みたいな観光施設が点在しています。これを見ると北朝鮮も遊園地扱い?警備の厳しい国境のはずですが、韓国・北朝鮮のDNZ国境である板門店と同じ感じでしょうか。
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そして中国側の最奥地に到着。この建物の最上階から中国・北朝鮮・ロシア3か国国境を眺めます。
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中国・北朝鮮・ロシア3か国が繋がっています。真下が中国領、しかし奥に見えるのはロシアと北朝鮮を直接つなぐ鉄道橋。
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拡大します。左から延びる細い白い線が中国とロシアの国境線。奥の見張りの建物は中国領の一番端っこです。左側の平地はすべてロシア領。下に見える歩道は現時点では通行禁止の様です。
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中国・北朝鮮・ロシア3か国の碑。3か国国境のど真ん中にある撮影スポットです。中国では国境の撮影は厳禁ですが、ここは例外的に許されています。
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左の建物は中国領ですが、そのすぐ後ろが国境線でロシア領です。厳重に兵士が外で見張っているという状況ではありません。ただし恐らくカメラでこっちを見ている筈です。今回の旅では大きなカメラは持たずスマホで撮っています。望遠レンズは怪しまれるかも。
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川の向こうは北朝鮮領。小さな集落となっています。
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Google Mapの3か国国境地点。赤丸の場所まで到達出来て、中国の端まであと数百メートルまで寄れます。
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この建物は小さな博物館もあります。中国とロシアが国境を協議している様子。
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昔はこんな小さな碑だけが国境にあったようです。
さて専用バスに乗って戻ろうとすると、なんと銃を持った兵士20人位が途中で乗り込んできます。いままで緊張感は感じなかったのですが、この瞬間からここは国境の軍事地区であることを実感します。息を殺すように静かにして5分間ほど兵士とバスに同乗します。兵士なのに何故観光バスに乗る。。 -
ランチです。ツアー料金に含まれますが、朝鮮料理やロシア料理でないのは残念。他の中国人は直箸で食べていて、ここではこれが普通の様です。7人分にしては大量で、半分以上残してしまいます。これも中国の文化なのでしょう。
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帰りは高速道路ではなく、北朝鮮国境沿いの道路を走ります。国境の川沿いにはずっとフェンスが。それ程大きな川ではなく凍結しているので、遠い昔なら脱北者もいたのでしょうが。
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北朝鮮・ロシア国境の揮春まで高速鉄道が開通しており、国境のすぐ傍を通っています。北朝鮮がその気になれば1年後に北朝鮮へ高速鉄道の乗り入れも準備できています。
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国境沿いの北朝鮮の集落を見かけます。
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北朝鮮の集落。一見するとそれほど貧しい感じはなく、普通の建物です。電気があるのかは不明。
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中国側のインフラは整っていますが、北朝鮮側は殆どなにもありません。半年前もアフガン国境で幻の国の集落の様子を見ました。
アフガン国境に聳えるワハーン回廊を四駆で激走 またもトラブル!?
https://4travel.jp/travelogue/12020610 -
図們に到着。ここからも対岸の北朝鮮が見られます。北朝鮮側もそこそこ大きな町ナムヤンがあります。川向こうに人の気配はありません。もちろん自家用車なども走っていません。
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川の中州は北朝鮮領なので、もう目の前が北朝鮮です。ここにはフェンスはありません、ハイテクで国境を監視しているのでしょう。中国人のみ国境の橋を50mほど歩き国境線のすぐ手前まで行けます(外国人不可)。
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図們の鉄道橋。有名な撮影スポットで沢山の人が写真撮ってます。中国の国境や橋は機密扱いですが、ここは例外的に撮影許可されている様です。線路はさびており鉄道は走っていないのでしょう。近くの丘から北朝鮮を見渡せるのですが、ツアーはそこには行かず延吉へ帰ります。日帰りツアーで防川と図們の北朝鮮国境地帯を無事に見て周りました。
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12/31 この日の午後にハルビンへ向かうので、延吉の半日市内観光です。朝6時に駅前からバスに乗って東方水上市場へ。ここは朝の食べ歩きで有名です。凍った川を渡って市場へ到着します。
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朝6時とは思えない程の人混み、朝食目当てに早起きして来ています。
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日本と同じような餅つき。明日は日本の正月です。
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タコの切り身など、色々な食を楽しみます。どれも1000円以下でお安いです。空腹で来て腹一杯食べましょう。
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魚やカニの干物などをお持ち帰ります。(写真の海産物はそのまま食べられません)
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高速鉄道で延吉を離れる前に、延吉西駅の近くの朝鮮族博物館へ寄ります。大きくて立派な建物で入場無料です。
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朝鮮族・満州族・漢族の結婚式の再現。
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北朝鮮が分割された経緯を中国目線で説明されています。美国(アメリカ)から守ったと。まあ私の中国語力では殆ど理解できませんでしたが。定番の抗日の展示も充実しています。
延吉に2日半滞在して朝鮮文化を楽しみました。残念ながら私はあまり韓国に詳しくないので、韓国の朝鮮文化と比較できず同じに見えてしまうのですが、韓国に詳しい人なら色々な違いを感じるでしょう。中国・北朝鮮・ロシア3か国国境も行ける時に行けて良い体験となります。
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