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北海道南部の渡島半島。<br />函館と大沼、松前、江差くらいしか見どころがなく、北海道への旅行でも空白地帯になっていました。<br />そこで今回は今まで足を踏み入れたことにない市町村を真冬の2月、1泊2日で一周ドライブしてきました。<br />都会育ちの私にとっては、こういう僻地にも人が住んでいることがある種の感動と驚きでもありました。

冬の渡島半島一周ドライブ①

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2026/02/15 - 2026/02/16

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あおし

あおしさん

北海道南部の渡島半島。
函館と大沼、松前、江差くらいしか見どころがなく、北海道への旅行でも空白地帯になっていました。
そこで今回は今まで足を踏み入れたことにない市町村を真冬の2月、1泊2日で一周ドライブしてきました。
都会育ちの私にとっては、こういう僻地にも人が住んでいることがある種の感動と驚きでもありました。

旅行の満足度
4.0
観光
3.0
ホテル
4.0
交通
4.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
3万円 - 5万円
交通手段
レンタカー
旅行の手配内容
個別手配
  • 函館空港でレンタカーを借りてスタート。<br />まずは函館から渡島半島の日本海側の江差町へ向かいます。<br />渡島半島の日本海側は、檜山振興局という北海道の中の「都道府県」のような地域の振興局所在地の町です。<br />まず函館市から厚沢部町に入りました。

    函館空港でレンタカーを借りてスタート。
    まずは函館から渡島半島の日本海側の江差町へ向かいます。
    渡島半島の日本海側は、檜山振興局という北海道の中の「都道府県」のような地域の振興局所在地の町です。
    まず函館市から厚沢部町に入りました。

    函館空港 空港

  • 「厚沢部町」は「あっさぶちょう」と読みます。<br />北海道の難読町名の1つ。<br />人口約3000人の小さな町です。<br />道の駅に寄って、どこかみどころ(観光地)があるかと確認。<br /><br />

    「厚沢部町」は「あっさぶちょう」と読みます。
    北海道の難読町名の1つ。
    人口約3000人の小さな町です。
    道の駅に寄って、どこかみどころ(観光地)があるかと確認。

    道の駅 あっさぶ 道の駅

  • 特に見どころは無く、郷土資料館が役場の近くにあったので、立ち寄りました。<br />図書館に併設されている郷土資料館で、人口約3000人の小さな町にしては、なかなかきれいな資料館でした。<br />戊申戦争のときに「館城」という城が作られたこと、明治時代以降に人々が移住してきて開拓してきた歴史などを知りました。<br />鉄道も開通しなかった町なので、その開拓は苦難を極めたそうです。

    特に見どころは無く、郷土資料館が役場の近くにあったので、立ち寄りました。
    図書館に併設されている郷土資料館で、人口約3000人の小さな町にしては、なかなかきれいな資料館でした。
    戊申戦争のときに「館城」という城が作られたこと、明治時代以降に人々が移住してきて開拓してきた歴史などを知りました。
    鉄道も開通しなかった町なので、その開拓は苦難を極めたそうです。

    厚沢部町図書館 美術館・博物館

  • 厚沢部町からさらに進んで日本海側の江差町に出ました。<br />道の駅の標識があったので寄ってみたら、なんとも小さな道の駅。<br />公衆トイレと勘違いして通り過ぎてしまったほどです。<br />檜山総合振興局の中心地なので、もっと立派な道の駅でもよさそうですが・・・

    厚沢部町からさらに進んで日本海側の江差町に出ました。
    道の駅の標識があったので寄ってみたら、なんとも小さな道の駅。
    公衆トイレと勘違いして通り過ぎてしまったほどです。
    檜山総合振興局の中心地なので、もっと立派な道の駅でもよさそうですが・・・

    道の駅 江差 道の駅

  • 江差は港町として江戸時代から発展した町でした。<br />港近くには、復元された開陽丸がありました。<br /><br />開陽丸は江戸幕府の当時最新鋭の軍艦です。<br />榎本武揚は、この開陽丸とそのほかの軍船を率いて北海道五稜郭に立てこもり「蝦夷共和国」を名乗り、薩長新政府に抵抗しました。<br />しかし、真冬の江差港に停泊していたときに「頼みの綱」の開陽丸は沈没。<br />これにより榎本軍の新政府に対する軍事的優勢は崩れ、翌年榎本ら「蝦夷共和国」は降伏しました。<br />昔日本テレビの歴史ドラマ「五稜郭」では、里見浩太郎さん演じる榎本が開陽丸の沈没により、「もはや、これまでか・・・」と脱力するシーンがありました。

    江差は港町として江戸時代から発展した町でした。
    港近くには、復元された開陽丸がありました。

    開陽丸は江戸幕府の当時最新鋭の軍艦です。
    榎本武揚は、この開陽丸とそのほかの軍船を率いて北海道五稜郭に立てこもり「蝦夷共和国」を名乗り、薩長新政府に抵抗しました。
    しかし、真冬の江差港に停泊していたときに「頼みの綱」の開陽丸は沈没。
    これにより榎本軍の新政府に対する軍事的優勢は崩れ、翌年榎本ら「蝦夷共和国」は降伏しました。
    昔日本テレビの歴史ドラマ「五稜郭」では、里見浩太郎さん演じる榎本が開陽丸の沈没により、「もはや、これまでか・・・」と脱力するシーンがありました。

    開陽丸青少年センター 美術館・博物館

  • 江差までは国鉄→JRの江差線が通じていました。<br />しかし人の流れに合っていなかったことや、高校が沿線になく通学生の利用者もほとんどなく、1日5往復の列車の利用者は数十人ときわめて利用者が少ない路線で、北海道新幹線の開業に先立ち、2014年(平成26年)に廃止されました。<br />立派な駅舎のあった場所には、駅名標と記念柱だけが残り、敷地は公営住宅になっていました。

    江差までは国鉄→JRの江差線が通じていました。
    しかし人の流れに合っていなかったことや、高校が沿線になく通学生の利用者もほとんどなく、1日5往復の列車の利用者は数十人ときわめて利用者が少ない路線で、北海道新幹線の開業に先立ち、2014年(平成26年)に廃止されました。
    立派な駅舎のあった場所には、駅名標と記念柱だけが残り、敷地は公営住宅になっていました。

    江差駅

  • 明治時代の郡役所の建物で唯一残る旧檜山爾志郡役所。<br />現在は江差町の郷土資料館になっています。

    明治時代の郡役所の建物で唯一残る旧檜山爾志郡役所。
    現在は江差町の郷土資料館になっています。

    旧檜山爾志郡役所 名所・史跡

  • この建物の見どころは壁や天井の美しいクロス。<br />明治時代の役所の「豪華さ」が偲ばれます。<br />当時では、ここですんでいる人には、豪華な王宮のように見えたことでしょう。

    この建物の見どころは壁や天井の美しいクロス。
    明治時代の役所の「豪華さ」が偲ばれます。
    当時では、ここですんでいる人には、豪華な王宮のように見えたことでしょう。

  • 廃止された江差線の展示。<br />開陽丸関連の展示は豪華なクロスの壁や天井の部屋にされていたのに対して、こちらはもとは展示室ではなく物置のような小さな部屋にこれだけ。<br />廃止された鉄道について市町村によっては、当時の駅舎などを保存していたり、公園として整備している市町村も多いなか、こんな扱いされているとは、よほど江差線は地元に相手にされていなかったのでしょう。

    廃止された江差線の展示。
    開陽丸関連の展示は豪華なクロスの壁や天井の部屋にされていたのに対して、こちらはもとは展示室ではなく物置のような小さな部屋にこれだけ。
    廃止された鉄道について市町村によっては、当時の駅舎などを保存していたり、公園として整備している市町村も多いなか、こんな扱いされているとは、よほど江差線は地元に相手にされていなかったのでしょう。

  • 江差町から日本海側に沿って北上します。<br />江差町の次は乙部町へ入りました。<br />この町も人口約3000人の過疎の町。<br /><br />この町の見どころは、「シラフラ」。<br />アイヌ語で「白い傾斜地」の意。<br />高さ20mほどの白い断崖が約500mにわたり続いています。<br /><br />無名の観光地でしたが、2023年、北海道函館出身の人気ロックバンド『GLAY』がロケでここで歌ったとかで、ファンの聖地になったとか。

    江差町から日本海側に沿って北上します。
    江差町の次は乙部町へ入りました。
    この町も人口約3000人の過疎の町。

    この町の見どころは、「シラフラ」。
    アイヌ語で「白い傾斜地」の意。
    高さ20mほどの白い断崖が約500mにわたり続いています。

    無名の観光地でしたが、2023年、北海道函館出身の人気ロックバンド『GLAY』がロケでここで歌ったとかで、ファンの聖地になったとか。

    シラフラ眺望スペース 自然・景勝地

  • 乙部町の中心部にも郷土資料館があったので立ち寄りました。<br />縄文時代から人がこの地域には住み始めていたこと、江戸時代はニシン漁でとても栄えたことなどが説明されていました。

    乙部町の中心部にも郷土資料館があったので立ち寄りました。
    縄文時代から人がこの地域には住み始めていたこと、江戸時代はニシン漁でとても栄えたことなどが説明されていました。

    乙部町公民館郷土資料室 美術館・博物館

  • さらに日本海側沿いの国道229号線を北上していたら、館の岬で、この先の道路が崖崩れで通行止め。<br />Uターン市内ですみましたが、う回路は国道から市町村道になり、20キロ近く大回りする羽目になってしまいました。

    さらに日本海側沿いの国道229号線を北上していたら、館の岬で、この先の道路が崖崩れで通行止め。
    Uターン市内ですみましたが、う回路は国道から市町村道になり、20キロ近く大回りする羽目になってしまいました。

    館の岬 自然・景勝地

  • 国道229号線をさらに北上すると、元和港という漁港がありました。<br />江戸時代から大正時代まではニシン漁で栄えたこの漁港も今では細々と続いているそうです。

    国道229号線をさらに北上すると、元和港という漁港がありました。
    江戸時代から大正時代まではニシン漁で栄えたこの漁港も今では細々と続いているそうです。

    道の駅 ルート229元和台 道の駅

  • さらに国道229号線を北上して熊石というところに到達。<br />平成の大合併までは熊石町という人口約3500人の町でした。<br />2005年(平成17年)に反対側の内浦湾の八雲町に編入されました。<br />熊石から先の日本海側は無人地帯のようで、バス路線もここまで。<br />私も日本海と離れて渡島半島を横断して八雲町中心部へ向かいます。

    さらに国道229号線を北上して熊石というところに到達。
    平成の大合併までは熊石町という人口約3500人の町でした。
    2005年(平成17年)に反対側の内浦湾の八雲町に編入されました。
    熊石から先の日本海側は無人地帯のようで、バス路線もここまで。
    私も日本海と離れて渡島半島を横断して八雲町中心部へ向かいます。

    熊石漁港ふれあい広場 公園・植物園

  • JR函館本線・八雲町。<br />八雲町には離れた場所に北海道新幹線の新八雲駅が開業することになっており、その際にはこの八雲駅は廃止となります。<br />八雲町は人口約1万5千人。<br />八雲駅は八雲町だけではなく、江差町や乙部町など檜山地方からもアクセスする利用者がいるようで、特急列車も停車します。

    JR函館本線・八雲町。
    八雲町には離れた場所に北海道新幹線の新八雲駅が開業することになっており、その際にはこの八雲駅は廃止となります。
    八雲町は人口約1万5千人。
    八雲駅は八雲町だけではなく、江差町や乙部町など檜山地方からもアクセスする利用者がいるようで、特急列車も停車します。

    八雲駅

  • 内浦湾とJR函館本線に沿って国道3号線を北上して、長万部駅へ。<br />長万部駅は倶知安、小樽方面の函館本線、通称「山線」と室蘭、苫小牧方面の室蘭本線、通称「海線」の分岐駅、交通の要衝駅です。<br />駅弁「かにめし」も名物駅弁として知られています。<br />ただし、「かにめし」は駅弁とはいえ駅では販売されておらず、駅前の商店で販売。<br />おそらく駅での販売量はほとんどなく、「駅弁大会」などでの売り上げが大半を占めるのでしょう。

    内浦湾とJR函館本線に沿って国道3号線を北上して、長万部駅へ。
    長万部駅は倶知安、小樽方面の函館本線、通称「山線」と室蘭、苫小牧方面の室蘭本線、通称「海線」の分岐駅、交通の要衝駅です。
    駅弁「かにめし」も名物駅弁として知られています。
    ただし、「かにめし」は駅弁とはいえ駅では販売されておらず、駅前の商店で販売。
    おそらく駅での販売量はほとんどなく、「駅弁大会」などでの売り上げが大半を占めるのでしょう。

    長万部駅

  • 長万部駅から函館本線沿いに北上したところにある二股駅。<br />

    長万部駅から函館本線沿いに北上したところにある二股駅。

    二股駅

  • 2両編成のデイーゼルカーが到着しました。<br />乗降客はなし。<br /><br />利用者はほとんど皆無なので、この3月に廃止になりました。<br />

    2両編成のデイーゼルカーが到着しました。
    乗降客はなし。

    利用者はほとんど皆無なので、この3月に廃止になりました。

  • 駅舎は、昔の貨物車を転用した粗末なものでした。

    駅舎は、昔の貨物車を転用した粗末なものでした。

  • 二股駅周辺。<br />小学校らしき校舎、今は廃校になってるようでしたが、学校があったということは昔は多くの人が住んでいたのでしょう。<br />現在はほとんど人もいなくなってしまい、駅の利用者も限りなく0人になってしまったようです。

    二股駅周辺。
    小学校らしき校舎、今は廃校になってるようでしたが、学校があったということは昔は多くの人が住んでいたのでしょう。
    現在はほとんど人もいなくなってしまい、駅の利用者も限りなく0人になってしまったようです。

  • 二股駅と二股集落から雪で埋まるような細い道を山の方へ向かうと二股ラジウム温泉があります。<br />山奥の秘湯と思っていましたが、案外立派な建物でした。

    二股駅と二股集落から雪で埋まるような細い道を山の方へ向かうと二股ラジウム温泉があります。
    山奥の秘湯と思っていましたが、案外立派な建物でした。

    二股ラジウム温泉 温泉

  • 駐車場にキタキツネが!<br />尻尾がフカフカそう。

    駐車場にキタキツネが!
    尻尾がフカフカそう。

  • この旅館は湯治客がメインだそうで、食事も質素なもの。<br />ほかの宿泊者は10人ほどでしたが、みなさん湯治客でした。

    この旅館は湯治客がメインだそうで、食事も質素なもの。
    ほかの宿泊者は10人ほどでしたが、みなさん湯治客でした。

    二股らじうむ温泉旅館 宿・ホテル

    2月に雪深い中宿泊しました by あおしさん
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