2026/03/08 - 2026/03/09
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はなまりんさん
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3月8日、早春の京都で、3月5日に開業したばかりの「帝国ホテル京都」に泊りました。観光なし、イベント無しの、純粋に泊まるだけの一泊。
最近はまっている《近場でまったり》の、ちょっと足を伸ばした京都編です。
今回、マリン君はお休み。大阪在住の友人Mちゃんとの二人女子会旅となりました。結構エクスペンシブな旅ですが、きっと料金以上の価値があるんだと思います。。。 。。というか、思いたい・・・
ヽ(^o^)丿 ヽ(^o^)丿
※ただ、この3月1日から、京都市は宿泊税を導入したそうで、今回はそれなりの料金なため、1滞在当たり一人4000円の上乗せとなりました。
キイてナイよ~~~ (*ノωノ)
- 旅行の満足度
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- タクシー 新幹線
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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京都駅でMちゃんと合流し、タクシーで東山へ。
タクシーは祇園へ乗り入れ、花見小路を進みます。C国の団体さんはいないようですが、レンタルの着物を着た欧米人や日本人の観光客で混んでいました。運転手さんは慣れた様子で巧みにハンドルをさばきます。さすが、天下の観光地京都のドライバーさんですね!花見小路 名所・史跡
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帝国ホテル京都着。
ここは元々弥栄会館(やさかかいかん)のあった所。祇園らしい風情。
弥栄会館は1936年、祇園の芸子さんや花街の関係者がお金を出し合って建てた観劇場で、祇園のシンボルとして長く親しまれてきた劇場だったそうです。その後、老朽化や耐震構造の不足などから、長い間放置されていましたが、何とかして再建しようという話が持ち上がり、ここで手を挙げたのが帝国ホテル。京都の人たちも、帝国ホテルが来てくれるなら、と、大歓迎だったそうです。
そしてもちろん施工は大林組。もちろんというのは、そもそも、戦前の弥栄会館の設計を手掛けたのは劇場建築の名手と謳われた大林組の木村徳三郎氏。それなら、ここはやはり大林組の出番ですね。 -
お隣は都をどり會舘。
祇園甲部歌舞練場庭園 公園・植物園
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写真正面に練舞場。左手が出来たばかりの帝国ホテル京都。ここは祇園の真ん中です。
実は以前、たまたまテレビで「解体キングダム」という番組を見たことがあります。まさに、この弥栄会館の解体工事を紹介した番組でした。
なんでも、祇園のレガシーの継承を第一義に据え、全部壊してしまうのではなく、できればそのままの意匠を残そうという方向での解体作業でした。具体的には、南面の壁と西面の壁の一部を残して他を解体するというものです。あと、躯体の柱などもそのままに、だったと思います。
は?壁を残すって?! それ、至難の業でしょう?
壁だけ残すなんて出来るわけないやん、というような工事です。壁が壊れちゃったら元も子もないし・・・
それに、すぐ側では観光客で賑わう日常の営みが続けられている中での作業ですし・・・
でも、やっちゃったんですよね?!!! すごいな~~~!
ここ、完成したら絶対泊まりに来ようと決めてました。 -
弥栄会館の定礎。「紀元二千五百九十六年」と書いてあるようです。
う~~む、戦前ですねぇ・・・ 西暦なら1936年という事ですね。 -
建築材料のあれこれについては、ずいぶんこだわりを持って集められたそうです。
弥栄会館に使われたものと同じ産地の石だとか木材だとか。
例えばこの外壁に使われているタイルは、実に10万枚に及ぶそうですが、その中から使える16,000枚はきれいに磨いて再利用し、残りは全く同じ材料で新品を用意したのだとか。実はすべての建築材料が、こんな調子で揃えられたんだそうです。驚きですね!!
余談ですが、古いものでもまだ使える材料を確保することを、建築に携わった職人さんたちは「生け捕りにする」と言ってたとか。 -
玄関真ん中の太い柱も、創建時からの柱がそのまま使われているのだそうです。だいぶくすんで年季が入っているように見えますが、戦前からのものだと知ると、急に美しく思えるから不思議・・・
入り口は、右側が宿泊者専用、左側が一般のお客さん用でした。 -
入り口の、帝国ホテル京都のロゴの前で。
フフフ ついに来ちゃったね! -
フロントです。全55室の、スモールラグジュアリホテルにふさわしい佇まい。
気品のある襖絵が壁を飾ります。杉本博司画伯デザインだそうです。
何から何まで神経が行き届いているというか、センスが光っているというか、ピリリと空気までが引き締まって感じられます。 -
ロビー。奥に小ぶりのラウンジもあります。
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ウエルカムのお茶を頂きながらチェックイン。生菓子は鍵膳のものでした。
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館内の廊下。品格を感じる佇まい。通路といえど、さすがの帝国ホテルです。
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私たちの部屋はグランドプレミアツイン305号室。
ベッドもソファもグッド!気持ちよく過ごせました。
窓の外には、祇園の家々の甍の波が広がっています。 -
冷蔵庫の中の飲料はオールインクルーシブ。つまり、フリー。ミカンジュースがおいしかったなぁ。
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洗面所。ダブルシンクで使いやすく、タオル類もたくさん用意されています。
奥のバスタブはたっぷりとした大きさです。 -
アメニティも高級そうなのがたくさん用意してありました。他にも、引き出しの中に歯ブラシやコットンなど。
愛用の物を持参していたのでほとんど使いませんでしたが。もったいなかったかなぁ・・・ -
さて夕食です。
Mちゃんの希望で、老舗のすっぽん料理店へ出かけました。 人気店らしいので、早めに予約しておいたんです。リーズナブルではありませんが、所謂「冥途の土産」ってことで、、
江戸時代から続く名店「大市 だいいち」です。二条城の少し北、上京区にあります。年代を経て味のある一軒家・・・台風の時、大丈夫なのかな・・・大市 グルメ・レストラン
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畳の間を抜けて奥へ案内されます。
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小さな部屋に通されました。カウンターでもテーブルでもなく、小さいとは言え、床の間付きのお座敷です。
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坪庭を眺めながら
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天井に見とれつつ
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人生初のすっぽん! ドキドキワクワク!
メニューは鍋一択です。仲居さんがよそってくれる手元を、食い入るように見つめます・・ お酒も少し頂きました。 -
お通しの小さい骨付きのすっぽんの煮物に続いて鍋の登場です。
・・あら、美味しいね・・('ω') 先入観がひっくり返りました!
臭みなど、全くありません。奇麗な水で養殖されているのでしょう。
本命の鍋は、肉とスープに取り分けられて、二回出ます。部位が少しずつ違うのだそうです。野菜類は一切ありません。すっぽんのみ。
とっても美味しかったです~~! ビックリ (≧▽≦)! -
締めは雑炊、というかおじや。真っ黄色な卵が鮮やか。有精卵ですって。
おもちも入っていました。 -
ふ~う、お腹いっぱい! 満足じゃ~! (*^▽^*)
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ホテルに戻ってから、腹ごなしのために当初の予定にはなかった温水プールを楽しむことにしました。水着も貸してもらえます。長さが21mと、あまり大きくはないプールですが、貸し切り状態だったので、誰に遠慮することもなくプールを満喫できました。
プール横の大きな石も、貴重なものなのだそうです。 -
プールの隣にはジャグジー付きの小さなプールがありました。こちらも温水。お風呂みたいでいい気持ち。
ホテルでまったり、進行中! -
翌朝のご飯。
「川上」という料亭のシェフがこのホテルのために作る朝食です。
(ウエブ掲載許諾済) -
メニューとしては極々普通ですが、一つ一つのクオリティが高く、本物の日本の朝ごはんだ、と、思わずつぶやいてしまいました。
美味しかった! ごちそう様! -
料理長の 今城浩二(いまじょうこうじ)氏と川上氏のツーショット。
帝国ホテル京都の方たちは皆さん、とてもフレンドリー!
(ウエブ掲載許諾済) -
この方は支配人の大瀬氏。
私たちのために、館内ツアーを買って出て下さいました。
(ウエブ掲載許諾済) -
主に建築材料と工法についての説明でした。
なるほど、充分な手間と暇とお金をかけて作られたホテルなんですね!!
説明を聞かなければ、なかなか分からないことです。
ありがとうございました。 -
外壁のテラコッタ。弥栄会館のシンボルであり、今は帝国ホテル京都のシンボルでもあります。
従業員の皆さんの襟には、これを形どった胸章が輝いていました。私たちも頂いたのですが、まさか着ける訳にもいかず、、、 -
しかし、、、
ロビーやレストランの真ん中にこんな柱がデンと立っています。
なんでも、弥栄会館の構造躯体そのものの柱を残し、表面を新しい石材で覆ってあるのだそうです。何とかいう立派な石を運んだとか。大谷石とか田皆石とか・・
結構、威圧感があります。
支配人さんのお話はよく分かりましたが、柱と言い壁と言い、この威圧感が半端ないなぁという雰囲気です。このホテル、建物ファーストで客は二の次かしらん、なんてちょっとひがみたくもなっちゃいます。でも、フランク・ロイド・ライト以来の帝国ホテルとしての遺伝子を引き継ぎつつ、弥栄会館の趣も損なってはいけないなんて、めちゃくちゃ難題ですよね?! その建築の苦労を考えれば、少々の威圧感も歴史遺産として納得できるというものですね。。。 -
フロント横の奥まった所に小さい神社がありました。弥栄会館にあったのを移築したんだそうです。
また、京都に来ることが出来ますように・・・
お賽銭もあげずにお祈りしました。。。 -
この後、特別な配慮で、屋上のルーフトップバーに案内して下さいました。本来の営業期間はまだ先なのですが、今日は天気も良く暖かい日差しがあるし、開業一週間以内でもあることだからと、チェックアウトの時間を過ぎているにも拘らず、ゆっくりお過ごし下さいと言って頂きました。
丸い傘のようなものは暖房機です。 -
カクテルを飲みながら上機嫌! Mちゃんは下戸なのでジュースで乾杯!
素晴らしい眺めです。京都の町を一望! -
なるほどここは美観地区なんですね。低層の家々が京都らしい景観を見せています。
現在、建築物の高さ制限は12mなので、新築ならば12mを越えられない筈です。それではとてもホテルとしては営業が難しい。なので、高さについては地元住民と3年の月日をかけて協議し、弥栄会館の元の高さ=31.5mでホテルとして再健すると決まったのだそうです。弥栄会館の元の姿の復元だって可能になったんですね。 -
八坂神社の鳥居が見えています。
お天気さえ良ければ、ルーフトップバーは最高です! -
部屋のカードキー。木製です。杉板かな?
情報を抜いた上で、お土産にと下さいました。記念になりますね。 -
帝国ホテル京都の一泊の滞在も終ってしまいました。タクシーで次の宿に向かいます。
近くにいたスタッフさん達が総出でお見送りをして下さいました。
開業間もない新進の老舗ホテルの意気込みを感じます。
山積する難題をクリアしての帝国ホテル京都の開業! 国の登録有形文化財!!
外資系なんかに負けないで頑張ってね!!!
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