2026/03/09 - 2026/03/10
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はなまりんさん
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《京都でまったり旅》の二泊目は、帝国ホテル京都からほど近い、東山にある長楽館。
長楽館は明治時代、たばこで財を成し“煙草王”と呼ばれた実業家 村井吉兵衛氏 により、国内外の賓客をもてなすために建てられた“迎賓館”です。
それからの100有余年、多くの賓客を迎えてきた長楽館は、昭和61年には京都市有形文化財、そして令和6年には、国の重要文化財の指定を受けました。建物のみならず、家具調度品に至るまで、重要な文化的・歴史的価値を持っているのです。
クラシックホテル愛好家のハナが見逃すはずがありません。ただ、決してリーズナブルではないので、これまでなかなか実行に移せなかったのです。でも、うかうかしてると世の中の情勢も自分の事情もどう変わるか分かったものじゃありません。そこでこの際思い切って泊まることにしました。それなりにエクスペンシブな料金ですが、Mちゃんも「OK!なんとかなるさ~~」と、極楽とんぼなお返事。。。
それに、これこれ、この暖炉です! これが実は最後の決め手!!
ね、素敵でしょう??!
- 旅行の満足度
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- タクシー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
一泊目の帝国ホテル京都から遠くはないのですが、荷物があるのでタクシーでやって来ました。
この建物が長楽館。前庭のヒマラヤ杉は、このホテルの象徴のような存在。
素敵な滞在になりそうな予感!!長楽館 宿・ホテル
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特にレセプションカウンターのようなものは見当たりません。通された玄関脇のこの部屋でチェックインをしました。ここは往時、村井翁の書斎だったところだとか。
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豪奢な部屋。たしかシャンデリアはバカラ製。
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暖炉もあります。今はオイルを燃やしているそうです。贅を尽くしたやかたですね。
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ここまでは本館。宿泊棟は別館となります。本館の部屋はレストランやカフェとして使われており、宿泊者用の部屋は隣に建て増しされたもののようです。たった6室ですが。
少し早かったけれど、部屋に案内してもらえました。
これが別館の部屋へ向かうエレベータの入り口。孔雀の派手な装飾に彩られていて、一瞬ぎょっとしますが、売れ筋だったタバコの銘柄で、村井翁のお気に入りでもあったピーコックがお出迎え、というストーリーなんですって。 -
そのクジャク柄のコースター。煙草「ピーコック」のパッケージデザインを蘇らせたもの。カフェで使われていました。
もちろん、お持ち帰り! (^^♪ -
私たちのお部屋、401号室。パノラマパークビューツイン。
6室とも同じような造りだそうです。
円山公園が目の下に見えます。本館とは全然趣が違いますが、広くて快適です。
ベッドの寝心地が抜群でした。かけ布団は、ダウンのようでもあり、もしかしたらシルク混だったかも。 -
家具も並みの家具ではなく、かなり良いものでした。チェアは革張りで座り心地満点。
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部屋のお風呂はジェットバス。
シャワーには、横から湯が噴き出すノズルも付いてます。私たちは使いませんでしたが。
浴室は全体がピカピカツルツル、非の打ちどころのない清潔さ!! -
パジャマ。フリーサイズのゆったり上下。
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クローゼットの木目も味がありますね。
時代を感じさせるインテリアですが、クオリティが高く、部屋の造りは豪奢な雰囲気。 -
アメニティはこんな可愛い袋に入っていました。このままお持ち帰り♪
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なんと言っても一番はこれ! 部屋の暖炉です。
夜になったら火が入ることに。 今からワクワクドキドキ! -
ところで、私たちの部屋の真ん前がクラブルームでした。とってもこじんまりとした設えです。でも、ここに客人がいるのを一度も見たことはありません。長楽館はほぼ毎日満室で、予約を取るのが難しいホテルですが、なにしろ6室しかないので、ゲストの数も限られているからでしょうか?。
クラブルームも豪奢でしたから、独占して楽しめたんじゃないかと後々ちょっぴり後悔。。。 -
豪奢と言えば、こちら本館1階の共用の女子トイレが豪奢でした!
なんだかキラキラしてました。 -
手洗いの吐水口。トイレでこれって凝ってるね!
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鏡。天井が写っていますが、こんなところにもシャンデリア!
トイレなのに・・・ -
窓だって、ステンドグラス! トイレなのに、、、
何もかもが豪奢です。 -
午後のひと時、館内を見て回ることにしました。
案内をしてくれるのは女性スタッフの一人。
階段の踊り場に扁額が掛かっています。この筆は伊藤博文公によるもの。「長楽館」と命名したのも彼。明治時代のお話ですね。
長楽館は村井氏の客を迎えるだけではなく、数々の国の賓客をも迎え、国の迎賓館としての役割も果たして来ました。 -
芳名帳には、名だたる政治家や有名人が名を連ねています。
伊藤博文はもちろん、大隈重信、渋沢栄一、大久保利武等々。李氏朝鮮の王族の名もあるそうです。 -
村井氏の等身大パネルと並んで記念撮影。
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館内にはカフェがいくつもあり、お茶を楽しみに来るお客さんで賑わっています。
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どの部屋も凝った作りです。
設計者のガーディナーは、ルネッサンス・ロココ・ネオクラシック・アールヌーヴォーなどの様式を巧みに盛り込み、独自の世界を創造した、とあります。
正直、言葉は悪いですが、所謂成金趣味のゴテゴテ感を想像していたハナは、見事な美しさに圧倒されました。ごちゃ混ぜではなく、まさに良いとこどり。想像は良い意味で裏切られました!
館全体が夢の国のようです。
ハナの大好きな漫画「ベルサイユの薔薇」の世界もかくやと・・・
オスカル様はどこ???・・・・・ ( ̄▽ ̄) -
上階には、“和”の部屋も設けられています。
でも、この階段を上がれるのは宿泊者のみ。
私たちも案内してもらえました。 -
和室も素敵です。こちらも和洋折衷、窓にはステンドグラスが。
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お~~っ これは豪華な和室です。格天井だけど照明は洋風。しっくり納まっています。
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大正天皇がお泊りになった部屋だとか。
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花頭窓ですね。
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VIP気分で。
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ここからは、ヒマラヤ杉を目の下に。
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階段も素晴らしい! ヨーロッパの貴族の館のようです。
国内でも、クラシックホテルなどでは時折見かけます。いいですね~~。
ハナにとっては胸キュンの、手すりのこの曲線!! -
さりげなく置いてある照明に、おフランスを感じます・・
アールヌーヴォーなのでしょうか・・ -
こちらも、ヨーロッパだわねぇ・・
例の扁額の掛かっている階段です。 -
夕刻、いよいよディナータイムです。
1階のレストラン「ル・シェーヌ」でフレンチのコース。
なんて素敵なレストラン!! -
暖炉には青い火が燃えています。オイルヒーターだそうです。
鏡に映っているシャンデリアが素晴らしいでしょう? 貴重なものらしいです。なかなか上を見上げる習慣のないハナはうっかり写真を撮り損ねましたが、鏡に映ってくれていました! -
これから始まる至福のひと時。どんな料理が出てくるんだろう??・・
食器類はすべて特注品。裏には 長楽館 の文字が。 -
メニュー
-
メニューと照らしても、料理の名前が分かりません。エキュムだのスナケだのって、何語なの?フランス語かな?チンプンカンプンだわぁ、、、、
でも、どれもメッチャ美味しくて、二人思わず顔を見合わせました。
「しまった、こんなに美味しいんなら、量を減らしてなんてお願いするんじゃなかった!」
実は、事前に食事の加減を聴かれ、二人とも小食なので8割の量で、と返事をしていたんです。
ちょっと恥ずかしかったけれど、ウエイターさんを呼んで、普通の量に戻してもらうようお願いしました。それほど美味しかったんです。 -
一つ一つの料理が絶品でした。
どことなく“和”のテイストを感じたので、シェフさんに聞いてみると、和を意識したことはありませんというお返事でした。
でも、出身地の滋賀と京都にこだわっていらっしゃるそうです。材料とか季節感とか。
なるほど・・・ -
橋本シェフ。ここで料理長になってから13年ですって。今43歳。ずいぶんお若くて料理長になられたんですね!!
きっとパリ辺りで修業されたんだろうと思いきや、京都から一歩も出たことはありませんと。
う~~む 腕がいいのねぇ・・・ ((+_+)) 素晴らしい!
(ウエブ掲載許諾済) -
すっかり満腹になって部屋に戻ると、今しもスタッフさんが暖炉の準備を始める所でした。
「3月だと、日によってはかなり暖かい日もあるので、暖炉に火を入れないこともあります。」なんて電話で聞いていました。でも、「どんなに暑くても我慢しますから私たちの部屋には絶対にこの日、暖炉を入れて下さい!!」と必死にお願いしていたんです。その甲斐あって、この仕儀とは相成ったのでした。
ワクワクドキドキ!! -
あ、赤い色が・・
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薪が燃え上がりました!!
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ワ~ワ~ キャ~キャ~ 火が燃えてるよ~~!
すご~~い!! あったかいね♪♪♪
短いですが、動画もあります。暖かさが伝わるでしょうか。
https://youtu.be/WvhZgwSKms8 -
本物の火! 人間を原始の心に戻してくれます・・・
飽かずに眺めて夜が更けました。 炎が大きくなります。 暖かい・・
暖炉いいな~~
部屋に暖炉のある町なかのホテルなんて、聞いたことがありません。
長楽館に泊ってよかった・・ 幸せ・・・ -
窓からの夜景。ネオンだの大きな広告塔だのは見当たりません。
静かな夜の京都。いいな~~
ところで、暖炉のお世話をして下さった方達を始め、長楽館のスタッフさんは皆さんとっても優しくてフレンドリー。京都には何度も来ていますが、ホテルのお姉さんって、こんなに親切だったっけ??
「東男に京女」と言うけれど、本当かも・・・ あ、いや、男性のスタッフさんだって帝国ホテル京都でも長楽館でもみんな物腰柔らかくフレンドリーだよね? 京都にいると、人は優しい気持ちになっちゃうんだろうか・・・
京都マジック??!! ステキ・・・
・・2時間半ほど燃え続けた暖炉の火も消えました。
そろそろ、私たちもお休みの時間です (-_-)zzz -
翌朝は山が白く冠雪していました。京都は寒い所なんですね。
ここからも八坂神社の鳥居が見えます。 -
朝食も昨夜と同じレストランで。テーブルは別の所に用意されていました。
今朝もべルバラの気分♪ -
シンプルなメニューですが、どれも美味しくて完食しました。
橋本シェフ、さすがです! -
長楽館の締めくくりは、午後のアフタヌーンティー。
おフランスなカフェで優雅に頂きます。
長楽館のアフタヌーンティーはとっても人気があるんですって。
ほぼほぼ女性のお客さんで埋まっていました。 -
紅茶はアールグレイに。他のはよく分からないので、、
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もうお腹いっぱい! ごちそうさまでした。
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名残を惜しみつつ、長楽館を後にします。
すぐに、隣の円山公園に出ました。まだ桜は咲いていません。円山公園 公園・植物園
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でも、あの有名な円山公園のしだれ桜のつぼみがもうこんなに膨らんでいます。春はもうすぐそこ。桜満開の京都はどんなにか美しいことでしょう。
またの来訪を心に誓って、京都駅に向かいました。
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