2026/01/11 - 2026/01/20
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goemonpさん
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一生に一度はこの目で見てみたい遺跡と言えば、ピラミッドを上げる人も多いでしょう。
というわけで、今回のゴエモンの旅行先はエジプトです。
ゴエモン「ミイラがうろつく砂漠の地だね。」
おかしな先入観を持っているガキ文鳥は置いておいて、古代文明とロマンの地エジプトへいざ。
なお今回はツアー参加のためゴエモンの露出は控えめです。
ゴエモン「何でだ~」
Part4では王家の谷でツタンカーメンのミイラとご対面。セティ一世など他のファラオ達のお墓や、ハトシェプスト葬祭殿やメムノンの巨像等を訪れます。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 観光バス 船 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- クラブツーリズム
-
本日は「王家の谷」で、ツタンカーメン王墓のツアー貸切入場に参加するため、早朝にクルーズ船を出発します。
本日の朝食には和食メニューもあり、日本風の玉子焼きをいただいてほっと一息。 -
暗い中バスに乗り込み「王家の谷」へ。
古代のファラオ達が眠っていた峡谷は闇の中に静まり返り、得も言われぬ神秘的な雰囲気を醸し出しています。王家の谷 史跡・遺跡
-
早朝でまだ一般観光客が来ていない時間の独占入場のため、ほとんど人がいません。
ゴエモン「一人だったら怖くて歩けないな。墓の中から包帯巻いたミイラが現れそうだし。」 -
こちらがあの有名なツタンカーメン王墓の入り口です。
テレビでは何度も見たことがありますが、もちろん直に見るのははじめてです。 -
ツタンカーメンは新王国時代の王様で、8-9歳の時に即位し、16-19歳の間(18歳が有力)で亡くなった少年王です。
父はアクエンアテン、母はその妹(エジプトでは親族間の婚姻は普通にあった)あるいはアクエンアテンの正妃ネフェルティティと言われています。
即位時あまりに若かったため、治世の実権は内政は当時の宰相アイ、外政は将軍ホムエルヘプに握られていました。
彼の死後宰相アイがファラオ位を継いだことから、アイによる暗殺説等彼の死因については様々な議論がありましたが、現在はマラリアなどの疾患に加え、もともと虚弱な体質であったことや、足の骨折に伴う後遺症などの複合的な要因で病死したとの説が有力になっているようです。
ゴエモン「ツタンカーメンと言えば『ファラオの呪い』だね。呪われたくないな。どきどき。」 -
ゴエモン「ぎゃー 本物だ。呪われる~。」
若くして亡くなったツタンカーメン王は、今も自らの墓の中で眠っています。彼のミイラはあまり保存状態が良くなかったため、もろすぎてエジプト文明博物館のミイラ室などへの移送には耐えられないと判断されたことからこの場所に留め置かれたのだそうです。
ちなみにゴエモンの信じている『ファラオの呪い』については、マスコミが大げさに騒ぎ立てただけで、実際に発掘後一年以内に亡くなったのは発掘スポンサーのカーナヴォン卿だけだそうです。 -
盗掘にあっていないだけあって、王墓に残された壁画は見事の一言です。
ちなみにツタンカーメンがあまりにも若くして亡くなったことから、墓を準備する暇がなく、母ネフェルティティのために用意されていた墓を流用したという説があり、その説によればこの壁画の奥に隠された部屋があるのだそうです。
ゴエモン「ただし2018年のイタリア調査団のレーダーによる調査では、隠し部屋説は否定されているんだって。それでもいまだに隠し部屋存在説を唱える学者もいるみたいなので、いろいろと謎の多いお墓だね。」 -
玄室左側の壁画。こちらもきれいに残っています。
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玄室の側面には沢山のヒヒが描かれた壁画。
ヒヒは知恵の神トトの変化身の一つであり、死者の守護を司る意味があったのだとか。
ゴエモン「トト神の変化身はトキだけじゃなかったのか。鳥になったりヒヒになったり忙しい神様だな。」 -
そしてこちらがツタンカーメン王が死後約3千年にわたって眠り続けていた柩です。ただしこれは最も外側の石英製の石棺で、内部にさらに三重の柩がありましたが、これらは全て新しくオープンした大エジプト博物館に移されています。
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ツタンカーメン王の墓は思ったよりもこじんまりとしていて、なるほど王の墓としては少々小さすぎるかなとも思いました。
しかし通常であれば大混雑していて壁画などもゆっくり鑑賞することは難しいらしいところ、貸切ツアーのおかげでゆっくり鑑賞できたのはツアー参加の大きなメリットでした。
それにしてもこの墓を最初に発見したハワード・カーター氏の驚きはいかばかりであったことでしょう。イギリスを中心とした世界の熱狂は、エジプト風のアクセサリーの流行やハリウッド映画でのエジプトブームなどを引き起こしたそうですから、ミーハーぶりは今と大して変わりませんね。 -
ツタンカーメンの墓から出てくると、朝焼けの空に気球が浮かんでいました。
ルクソール周辺のエジプト遺跡群の上を飛ぶバルーンツアーがあるのだそうです。ただトルコのカッパドキアみたいに数多の気球が空を埋め尽くすといった感じではなく、ポツポツと飛んでる感じでした。 -
ツタンカーメンの墓の隣にある、ラムセス5/6世の墓。
ツタンカーメンの墓が盗掘を免れた理由の一つとして、この墓の建築作業のために建てられた作業小屋の跡地の下に入口があったから、というのがあるらしいです。
在位中のエジプトは衰退期にあたり、あまり特筆すべき事績はない王様のようですが、ツタンカーメンの墓を守ったというのがこの王の最大の後世への貢献かもしれません。
なおこちらのお墓は装飾が美しく、王家の谷でも人気のお墓の一つらしいので、機会があったら訪問してみてください。(ただし特別料金が必要。一人EGP220--800円弱くらい。-2026年1月現在。) -
入るお墓を自由に選べないのはツアーの悲しいところ。
今回はラムセス3世と9世のお墓に入りました。こちらはラムセス3世のお墓です。古代エジプトにおいて大きな権威を有していた最後のファラオとされていますが、治世中は異民族の侵入や経済的な苦境などいくつもの困難に直面し、最後は王位継承を巡り、妻の一人とその息子に暗殺されてしまうというなかなか悲劇的な運命を辿った王です。 -
とはいえ共通チケットで入れるお墓の中では、壁画の美しさなどからどちらも人気の高いお墓。
ゴエモン「おお、ホルスの壁画だ。なかなかきれいに色も残っているね。」 -
ゴエモン「いろんな神様が並んでいるな。もはやAKB状態で誰が誰だか分からんぞ。」
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神々の上には星々が輝いています。星々は死者の冥界への旅を導く道しるべなのだそうです。
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玄室への長い通廊の脇にはところどころに小部屋がありました。それぞれの小部屋には様々な壁画が描かれています。
ゴエモン「これは牝牛の姿をしているからハトホル神かな?ハトホル神に捧げられたものが置かれていた部屋なのかしら。」 -
死者を導く存在であるアヌビス神の壁画も。
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通廊の途中にある見事な壁画の前にはエジプト人のおっちゃんたちがたむろしていて、写真を撮ってくれようとします。
が、写真を撮ってもらうとチップを要求されるので安易にお願いしないようにしましょう。
ゴエモン「なかなか油断ならんな。」 -
さらに進むといわゆる「死者の書」と呼ばれる、冥界における王の旅路の様子を描いた壁画が現れ興味は尽きません。
ゴエモン「エジプト人は太陽が沈んでまた昇ってくるように、人間も死んだあと冥界における試練をくぐりぬけて、再び生まれ変わると信じていたんだね。途中には魔物がいたり、呪文を知らないと開かない扉などがあってまるでRPGみたいだよ。そうした呪文も忘れないようにこの『死者の書』に書かれているんだって。」 -
ゴエモン「これは王様が冥界の神オシリスに拝礼している様子かな。緑色の顔は再生や復活の象徴なんだって。」
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ゴエモン「この美しい壁画の下にあるのが王の玄室への入り口だよ。柱にはエジプトの神々と王様が描かれていて、これから王様が神々の世界に行くことを示しているそうだよ。」
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王がホルス神やトト神に迎えられ、神々への仲間入りする姿を表しているらしいです。
ゴエモン「神々というか、鳥類への仲間入りだな。」 -
そして玄室につづく入口の上には、オシリス神に迎えられる王の姿が。
このあと王はオシリス神と一体化し、神として崇められることになるのでした。 -
通廊はさらに玄室へと続いていますが、現在は崩壊が進んでいるため観光客は入ることができません。
ゴエモン「残念。」 -
しかし現在ドイツの大学を中心としたチームが復元計画を進めているとのことです。期限は明示されていないようですが、復元が進めば段階的にさらに奥までの公開も考えられているようなので、将来はさらなる神秘の世界にアクセスできるようになるかもしれません。
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お次のお墓はラムセス9世のお墓です。
ゴエモン「お邪魔しま~す。」 -
ラムセス9世は、先ほどまで見学していた墓の主、ラムセス3世の孫にあたります。ラムセス4~8世までの王様は全員早逝してしまい、王権が安定しなかったこともあってこの期間エジプトの国威は凋落していましたが、ラムセス9世は18年間エジプトを統治し、エジプトの国威を一時的に回復し建設事業などにも力をいれた王様だと言われています。
お墓の構造はごくシンプル。入り口から玄室まで一直線です。 -
ラムセス9世の墓の壁画の見どころは、美しい色彩がきれいに残っていること。
この壁画に描かれているのは羊頭のアメン・ラー神。太陽神ラーと当時のエジプトの首都テーベ(現ルクソール)の守護神アメンが一体化した神で、「神々の王」とも呼ばれ、いろいろな変化身を持っています。
羊の姿をとるアメン・ラーは豊穣や王権の守護といった側面が強調されたもので、王権の弱体化や経済不振による国民生活の不安定化といった課題を抱えていたラムセス9世が生前何をもっとも望んでいたかが分かるような気がします。 -
さらに進むと神々と王が出会う姿が描かれています。
ゴエモン「これはホルス神だね。」 -
ゴエモン「これはイシス神かな?ハトホル神かな?ええい、もう誰でもいいや。」
いい加減なゴエモンでした。 -
さらに奥へ進むと、ラムセス3世のお墓同様、「死者の書」に関する壁画が描かれています。
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これはなんだかよく分かりませんが、ある意味模様的な面白さがありますね。
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ゴエモン「船の上に虫が乗っているぞ。衛生面に問題があるな。」
スカラベ(フンコロガシ)はその丸めたフンを転がすさまが太陽を動かしているようだとして、再生・復活の象徴として崇められました。 -
こちらが最奥の玄室に降りる階段です。
ゴエモン「ダンジョンもどんづまり。いよいよラスボスの登場だ。」
RPGじゃないってば。 -
といっても玄室には柩とかミイラとかあるわけではないのですが、壁画とか天井画とかはなかなか見ごたえのあるものです。
ゴエモン「太ったワニが。」
ワニは王の冥界の旅における危険の象徴で、冥界の湖を守護しており、湖を通るものをチェックしているのだそうです。
ゴエモン「正しい呪文を唱えないとワニに襲われちゃうんだって。」 -
そしてこちらの天井画がラムセス3世のお墓の最大の見どころの一つでしょう。
天空の女神ヌトの体内を太陽神ラーの船が通り、再び生まれるまでの姿を描写しており、王の死後の復活を祈る内容となっています。
ゴエモン「面白かったな。でもそろそろ地上に出たいぞ。お墓にばかり入っているとミイラになっちゃいそうだ。」 -
というわけで外に出てきました。
遠くに見えるピラミッドのような山は、「エル・クルン」と呼ばれ、天然のピラミッドとして古代エジプト人の信仰を集めていたそうです。
ゴエモン「墓を守る女神メルセゲルの住処と信じられていたんだって。残念ながら王の墓は盗掘されまくりで、女神の加護も及ばなかったようだね。」 -
さてツアーはいったん王家の谷を離れ、山の裏側にあるハトシェプスト葬祭殿へ向かいます。
道すがら山の中腹にポツポツ開いている穴は、かつての貴族たちのお墓の跡だそうです。古代エジプト人は、現在のカルナック神殿があるナイル川東岸を「生者の地」、西岸を「死者の地」と区別していたので、西岸側に墓や葬祭殿が多いのです。 -
ハトシェプスト葬祭殿に行くためにはチケットを提示して敷地内に入場後、ご覧のようなカートに乗って近くまで送ってもらいます。
ハトシェプスト女王葬祭殿 山・渓谷
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ゴエモン「やってきたぞ葬祭殿。すごい立派な建物だな。」
葬祭殿の建築主、ハトシェプスト女王は新王国時代BC15世紀の人で、長いエジプト諸王朝の歴史の中でもファラオとして即位したわずか数名の女性達の一人です。
後継の継子にあたるトトメス3世がまだ幼かったことから、王族の強い血統を有し、神官団から強い支持のあったハトシェプストがファラオとして即位しました。しかし単なる中継ぎファラオというわけではなく、政治や建築、宗教などで大きな事績を残した女王で、最も成功した女性ファラオと言われています。
ゴエモン「僕の友達トトメスの継母だったのか。」 -
ハトシェプスト葬祭殿の後背にある崖の途中にぽっかりと開いた穴。
ここはDB320という番号の付いた墳墓で、第21王朝時代に盗掘を恐れた神官団が歴代のファラオのミイラを隠した場所です。
1881年に正式に発見がアナウンスされましたが、実はそれ以前にアブドゥル・ラスール家という地元の一族が、盗掘目的でこの墓を見つけており、副葬品などを市場に流し始めたことを不審に思った当局がラスール家を問い詰めたところ、この穴の存在を白状したのだそうです。
ゴエモン「ラムセス2世や僕の友達トトメス3世をはじめとする、新王国時代の著名なファラオ達のミイラがずらりと並んでいたらしいよ。どこかに売り飛ばされなくてよかったね。」
やたら友達を強調するな。 -
葬祭殿前にあるホルスと思われる神像。
ゴエモン「いや、文鳥かもしれないぞ。ほら僕にそっくりだし。」 -
ここハトシェプスト葬祭殿では1997年にイスラム過激派組織による観光客を狙った集団殺戮テロ事件がありました。
日本人10人を含む62人が亡くなり、85人が負傷したそうです。
ゴエモン「こんな広くて隠れる場所もないところで自動小銃もって追いかけられたらさぞかし怖かっただろうな。」
現在は入場時の金属探知機によるチェックの他、武装警察の常駐(崖の上にも)、監視カメラなどで厳重に監視されており、安全に観光することができます。 -
最上層の第三テラス入口前の第二テラスにはオシリス神の像が並んでいます。これらはオシリス神の姿をとったハトシェプスト女王その人の像とされていますが、よく見ると髭があって男性の姿をしています。
これは女性であるハトシェプスト女王が王位につくことの正当性を主張するため、当時の男性を前提とした王権の象徴体系を踏襲することで政治的なアピールを行ったものとされているそうです。
ゴエモン「古代において女性が権力を握るにはいろいろ苦労があったんだね。」 -
第三テラスの中。
かつて正面には列柱がならんでいたそうですが、現在はほとんど折れてしまっています。奥にアメン神を祀る聖堂があります。 -
アメン神の聖堂に入ってみましょう。
ここがこの葬祭殿の中でもっとも神聖とされる空間になっています。 -
内部にはハトシェプストがアメン神に供物を捧げる様などの壁画が描かれています。
こちらの壁画は中央の柱のレリーフ上部が剥離してしまって定かでないものの、ヒエログリフが刻まれたヒエログリフ柱であれば、左右の人物が髭と乳房を兼ね備えているように見えるので、ハトシェプスト女王がファラオとして上下エジプトの統一を保っていることをシンボライズした図柄であるかもしれません。 -
そしてこちらが至聖所。
暗くてよく分かりませんが、内部にも細かい壁画がびっしり。 -
第二テラスに戻って、改めてオシリスフォームのハトシェプスト女王の像をよく見てみると、やはり何か目がぱっちりして表情が柔らかい、女性的な印象があります。
ゴエモン「うっすらと色が残っているね。かつては彩色がされていたんだろうね。」 -
その他にもいろいろと面白い壁画やレリーフが。
こちらのレリーフは、牝牛の姿をしたハトホル神の乳をハトシェプスト女王と思われる人が飲んでいるというシーン。
ハトホル神によるハトシェプスト女王への庇護を表しているのだそうです。 -
こちらはハトシェプスト女王最大の事績の一つ、プントという国への遠征と海外貿易の様子を表す壁画。
乳香の木やヒヒなどの動物が交易されていたそうです。 -
そしてこちらアヌビス神殿前の壁画は、かつての色彩をよく残す一画。
ゴエモン「3千年前のものとは思えないなあ。」 -
帰りは葬祭殿前にたむろっているカートに乗って入口へ。
しかしこれが本来無料のはずなのですが、「チップ、チップ」とうるさい。最初は片言の日本語等話してきてフレンドリーなのですが、だんだん金の話しかしなくなり、「世界三大うざい国」の姿を垣間見た思いがしました。
goemonpは乗せてくれたことに対してのお礼はちゃんと言いましたが、もちろんチップはびた一文出さなかったので、運転手はなにやらアラビア語で悪態をついていたようですが、全然わからなかったので良しとしましょう。
ゴエモン「お給料が少ないのでチップがないと生活が苦しいという事情は分かるけど、あまりにもチップ、チップと言われるとうんざりしちゃうよね。」 -
さて、ハトシェプスト女王葬祭殿のあとは、バスに乗って近所の「メムノンの巨象」と呼ばれる石造りの巨象で記念写真。
この像は新王国時代第18王朝のファラオ、アメンホテプ3世が自身の葬祭殿への参道の守護神として自身の像を建築したものだそうですが、肝心の葬祭殿は後の第19王朝のファラオによって取り壊され、その石材は別の葬祭殿を使うのに使われてしまい、今はこの像だけが残っているのだそうです。
ゴエモン「ちなみにアメンホテプ3世は僕の友達トトメス3世のひ孫にあたる人物だよ。」
まだ友達言っているよ。メムノンの巨像 建造物
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さて、我々はOPツアーのセティ1世王墓の見学ツアーを申し込んでいたため、再び「王家の谷」へバスで戻ります。
こちらは途中で見つけた、ルクソール遊覧気球が着地したところ。 -
というわけで再び王家の谷へ戻ってまいりました。
王家の谷 史跡・遺跡
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セティ1世王墓は現在「王家の谷」で一般に公開されている王墓の中では最大級のもので、保存状態もよいことから追加料金が必要なお墓となっています。(EGP2,000=約7千円と現在王家の谷で公開されているお墓としては最も高額。)
OPツアー料金はもっとお高いのですが、どうせ二度とエジプトに来ることもないだろうしということで、思い切って参加することにしました。 -
さていよいよセティ1世の王墓に突入です。ちなみにセティ1世はあの有名なラムセス2世の父親で、ラムセス2世治世時におけるエジプト繁栄の基礎を築いた王とされています。
ゴエモン「わくわく。」 -
入り口にはラー・ホルアクティの絵が描かれています。
墓の最初の部分には、ラー神の様々な姿や、ラー神と王が一体化していく様が描かれています。 -
ラー神と化した王は、太陽の船に乗って冥界を通過していきます。
その過程での蛇等の様々な障害を、神の助けを受けて乗り越えていくさまが描写されています。 -
精巧なレリーフと、色彩が良く残されていて見ごたえがあります。
ゴエモン「彫り込むんじゃなくて、浮き彫りにするのはすごく手間がかかりそうだね。」 -
冥界での長い旅を終え、神々に迎えられる王。
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ゴエモン「ホルスやオシリスに出迎えられているね。神々の仲間入りだ。」
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お次の「井戸室」と呼ばれる部屋の天井には満天の星。
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この部屋の柱にはホルスをはじめとした、さまざまな神々の姿が描かれています。
奥に眠る王を、悪から守る魔除けとしての意味を持つエリアだそうです。 -
脇にある部屋には着色がされていない壁画が描かれていました。
これらは未完成のものだったのでしょうか。それとも修復中のものなのでしょうか。 -
では魔除けの部屋を抜けてさらに奥へ降りていきましょう。
ゴエモン「どきどき。」 -
通路の側面にあるのは、王が冥界への旅にあたって必要となる途中の扉を開けたりするための呪文、襲い来る試練とそれに対する神々の加護について記述した「死者の書」と呼ばれる文書が刻まれています。
ゴエモン「基本的な壁画の内容はどのお墓もよく似ているんだね。」 -
冥界の旅の様子。
ゴエモン「蛇だらけだな。小鳥にとって再生への道は厳しそうだ。」 -
太陽の船に乗って再生を目指す王の姿が極彩色で描写されていました。
ゴエモン「これほどきれいな彩色が残っているとはさすがに料金が高いだけあるなあ。」 -
そしてピラードホールと呼ばれる一般観光客が入れる最終到達点。
壁画、天井画ともに美しく、しばし見とれるほどの素晴らしさでした。 -
天井にはラムセス9世墓同様、王の再生を願って天空の女神ヌトと太陽の船が描かれています。
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玄室へ続く通路。
この下にある玄室にも美しい天空図や壁画が残されているらしいですが、残念ながら遺跡の保存と修復作業のため、一般には非公開でした。
ゴエモン「ここまででも十分な内容だよ。もうお腹いっぱいだ。」 -
特に美しく残されている天空図。
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壁の絵画類も極めて繊細で、これまでの王墓のものとは一線を画します。
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ゴエモン「周囲にはいくつか小部屋もあって、こちらも壁画で一杯だよ。」
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ゴエモン「こっちの部屋には何があるのかな?ぎゃあ、小鳥の天敵ヘビだ。助けて~。」
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というわけでファラオと共に冥界の旅を終え、やっと地上に戻ってきました。
ゴエモン「ほっ」 -
セティ1世王墓見学を終えて船に帰還。
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船室に戻ると客室スタッフのいたずらが。
ゴエモン「ぎゃー、ヘビの次はサルか。襲われる~。」
ということで王家の谷の見学は終了。
Part5ではルクソール神殿やカルナック神殿など、ルクソール周辺の著名な神殿群を回ります。
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