修行で貯まったマイルで行くCクラスのベルギー、フランス、トルコ、香港の旅④モン・サン・ミシェル編

2018/07/13 - 2018/07/14

ママ友とJALのJGC修行をした3年後の2017年に、再度2人でANAのスターアライアンス・ゴールド修行をしました。副産物として貯まったマイルが切れる前にビジネスクラスでヨーロッパに行って来ました。
ルートはいろいろ迷ったのですが、その当時、ANAが就航していたヨーロッパ6路線のうち、行ったことがないブリュッセルから入ることにしました。
そのあとは、ママ友の行ったことのないフランスへ特急列車タリスで移動。
パリからはターキッシュエアでイスタンブールへ。
イスタンブールからはターキッシュエアで香港へ。
香港から成田はANAで帰国するルートです。
飛行機はオールビジネスクラス、特急列車は1等席と、修行したおかげで12日間の贅沢な旅になりました。
なお、数年前の記録ですので、当時とはホテルやレストランは名前が変わっている場合があります。

2018年
7/7(土) 10:50 成田　NH231 15：50 ブリュッセル　
ヒルトンブリュッセルシティ(現ホテルインディゴ ブリュッセル シティ)3泊
クラウンプラザ ブリュッセル ル パレス(現ダブルツリーbyヒルトンブリュッセルシティ)1泊

7/11(水) 12:30頃 ブリュッセル南駅 タリス Thalys(現ユーロスター) 14:00頃 パリ北駅
オテル オルセ オペラ(現オテル オルセ オペラ BWプレミア コレクション)3泊

7/14(土) 11：05 パリ TK1822 イスタンブール 15:40
ダブルツリーbyヒルトンホテル イスタンブール シルケジ 2泊

7/17(火) 01:35 イスタンブール TK070 17:05 香港
ヒルトンガーデンイン香港旺角 1泊

7/18(水) 14:55 香港 NH810 20:15 成田

為替レート
1ユーロ　＝　131.739～133.857円
1トルコリラ　＝　24.747円
※ リラは、2018年7月13日時点で23.077円でしたが、8月13日には16.053円と、わずか1カ月で7円超も下落しました。米国によるトルコへの経済制裁発動 のためで、トルコショックと呼ばれました→残念！もうちょっとずれていたら(^^;
1香港ドル　＝　14.650円

エリア モンサンミッシェル(フランス)

• 交通手段: 観光バス

7/13(金)
この日は7:30出発のオプショナルツアーで、モン・サン・ミシェルへ行きます
ベルギーに着いてから申し込みました(^^;

ホテルの朝食が間に合わないので日本人のスタッフにご相談したら、少し前にレストランに入れてもらえることに
次の日も早い時間に空港に行くので、同様に早めにレストランに入れるように連絡を入れてもらいました

MIKIトラベル［みゅう］モン・サン・ミシェル1日観光(日本語ガイド、昼食付き)
1人　20660円
集合は昨日、下見に来たギャラリーラファイエット前で、大型バス2台でした

ギャラリー ラファイエット百貨店 (パリ オスマン本店) 百貨店・デパート

パリからモン・サン・ミッシェルへと向かう道中、ノルマンディの田舎村、ポン=レヴェック村に立ち寄りました

ノルマンディ地方らしい木組みの建物が立ち並ぶ可愛い村でした
チーズやシードルが有名ということでしたが、残念ながらバターを持ち帰るのが精一杯で、チーズまで余裕はありませんでした(^^;

マダムとワンちゃん♪

八百屋さんもオシャレ

車窓の向こうに見えて来ました！

時間はもう13時近く
ツアーにはお昼も付いています
場所はL'Hippocampe - Restaurant au Mont Saint-Michel
8 Route du, 50170 Le Mont-Saint-Michel, フランス
le-mont-saint-michel.com
[phone]
現在は休業中のようです

ホテルLe Relais du Roy「ル・ルレ・デュ・ロワ」のレストランです

昼食はモン・サン・ミッシェル名物「オムレツ」の前菜が付いた3コースメニューです
はるか昔、長い厳しい道のりを歩いて巡礼していた巡礼者たちに振舞われたとされたことが起源とされるオムレツです

ホテル ル ルレ デュ ロワ ホテル

オムレット・ド・ラ・メール・プラール（Omelette de la mère Poulard, メール・プラールのオムレツ）
ラ・メール・プラール（プラール母さん）の通称で知られたモン・サン・ミシェルの宿屋の女将アンヌ・ブティオ・プラール（fr:Mère Poulard）によって生み出されたスフレ状のオムレツだそう

ふわふわ～

メインはポーク

追加料金でモンサンミッシェルの周辺で育った子羊の肉の料理、「プレサレ」を申し込んだ方もいました

プレサレとは、プレ（前もって）サレ（塩気がある）という意味で、モンサンミッシェルの周りの潮の干満に伴い、この辺りの草は塩を含んでいて、それを食べて育った子羊たちも最初から塩分を含んでいるそう
なので、ほとんど味つけせずに、もともとの肉の旨みを楽しめるとのことでした

デザートはりんごのタルト

食後は道路向かいの停留所付近のモン・サン・ミシェル・ギャラリーというお土産屋さんやアイスクリームショップ、ベーカリーの入ったレ ギャルリー デュ モン サン ミッシェルで少しフリータイムのあと、シャトルバスでいよいよ島内へ

レ ギャルリー デュ モン サン ミッシェル スーパー・コンビニ

着きました^_^

モンサンミッシェルとその湾 史跡・遺跡

オムレツの発祥のお店　ラ・メール・プラール

ラ メール プラール (レストラン) フレンチ

観光客向けにデモンストレーション兼ねて調理しているようで、最初遠慮して撮っていたら、ガイドさんがもっとお店に寄って撮って全然大丈夫ですよ～と

細い階段を登ります

修道院が見えてきました

モンサンミッシェル修道院 寺院・教会

お墓がありました
左端に見えるのはサン・ピエール教会

サン ピエール教会 寺院・教会

先ほどのオムレツのプラールおばさんもここで眠っているそう

翻訳掛けてみました

修道院

1300年の歴史　3階建て20室

年間を通して日中の見学が可能です。修道院内を散策してみませんか？

夜間見学：ご自分のペースで散策できます。

Chr

夏の夜は、ご自分のペースで修道院内を散策できます。特別料金が適用されます。

Eチケット

GNUMENTS NATION

2018 モン・サン＝ミッシェル修道院

修道士と修道女

塔の先端には大天使ミカエルが輝いています

修道院の西側に設けられたテラスは、付属教会の正面に広がります

修道院の紋章
フルール・ド・リスとホタテ貝
フレール・ド・リスはアヤメ（アイリス）の花を様式化した意匠を指すそう
フランス王家の紋章
ホタテ貝は巡礼の象徴

天井には木が使われています
最上階にある教会部分を軽くするために木を使ったそう

モンサンミッシェル修道院 付属教会 (聖堂) 寺院・教会

15－16世紀の内陣
天井が高く、光を取り込むための窓が付けられていますが、これは、ゴシック建築の特徴だそう

見えにくいですが大天使ミカエル像
ミカエルは、最後の審判の時に死者の魂を天秤にかける役割を持つとされています
そのため、ミカエル像は天秤を携えているそう

旧約聖書のアダムとイブは、神様との約束を破り、エデンの園を追放されてしまう場面です

回廊の手前の中庭では、巡礼者の治療に使う薬草が栽培されていました

アーチの部分もその上の装飾も手が込んでいてとっても綺麗

修道士たちが食事を取っていた食堂
天井も先ほどと同じく木で出来ています
食事中は私語は一切禁止されるベネディクト戒律的要請によって、瞑想や読書も食堂で行っていたそうです
それどころか、食事中も説教してを聞きながら、なので隠れてゼスチャーでコミュニケーションをしていたそう

モンサンミッシェル修道院 食事室 寺院・教会

大天使ミカエルがオベール司教の頭に指を刺し、「この岩山に聖堂を建てよ」と命じたという、モン・サン・ミッシェル建設の伝説を表すレリーフです

伝説によると、アヴランシュの司教であったオベールは、夢の中で大天使ミカエルから「この岩山に聖堂を建てなさい」とのお告げを3度受けました
最初の2度のお告げをオベールが悪魔のいたずらだと思って信じなかったため、3度目に大天使ミカエルはしびれを切らしてオベールの頭に指を突き刺し、強く命じたとされています
翌朝、オベールは自分の頭に穴が開いていることに気づき、初めてお告げが本物だと確信しました
オベール司教はミカエルが指示した場所に小さな聖堂を建てました
その後、モン・サン・ミッシェルは修道院として大きく発展し、19世紀には現在の姿とほぼ同じになりました

サン・マルタン礼拝堂
天井まで石組みで高さは9m
破壊や崩壊から免れ、11世紀完成当時の姿をとどめる貴重な場所

大車輪
修道院が牢獄として使われていた頃、食べ物を上階に運ぶために設置されました
また、増改築する際、外から資材や荷物を運び入れるために利用されていたそうです
車輪の中に人が入り、車輪を回すことで、上部のロープを引っ張って荷物を引き上げる仕組みです

モンサンミッシェル修道院 大車輪 寺院・教会

ステファヌスのチャペル　聖エティエンヌ礼拝堂
遺体安置所として使われていたこの空間には、ピエタ像（処刑され十字架から降ろされたキリストを抱く聖母マリアの像）があります
キリストの頭がないのは破損でしょうか

モンサンミッシェル修道院 聖エティエンヌのチャペル 寺院・教会

この階段は南北を繋いでおり、西のテラスの下に位置します
ロマネスク様式の教会の中心となる通路になります
階段の途中には未公開の礼拝堂もあるそう

お若い方が多かったツアーでした
日本人ガイドさんは、フランス語がペラペラ！

モンサンミッシェル修道院 太柱の礼拝堂 寺院・教会

モン・サン・ミシェルからパリまで4時間半ほど掛かりますが、バスの中で熟睡！というか爆睡(笑)
乗り物の中で、あんなに深くて心地よい眠りは、思い出してもあの時ぐらいかなぁ…と思えるような快適なバスの旅でした(*^^*)

パリで最後の夕食は人気のこちらのお店
21時半くらいでホテルから750mあるけど、疲れてなかったのだろうか？(笑)

ビストロ ビクトワール フレンチ

2人とも軽めにサラダを注文

時間が遅かったから待たなかったと思うけれど、普段は行列するお店のようです
東南アジア系の店員さんがいたので話しかけてみたら、両親がベトナム人で幼い頃にフランスに移民としてやって来た、と話してくれました
席のスペースは狭めで気取らないお店なので、またパリへ行く時は必ず行きたい！

私はサーモンのサラダ
自家製マヨネーズドレッシングが美味しかった♪

ママ友は砂肝とフォアグラのサラダ、生ハム入り♪