2025/11/13 - 2025/11/13
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noelさん
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令和7年11月13日(木)
紅葉にはまだ早いのですが、休暇をとって鎌倉散策に出かけました。
今回は鎌倉の東側の金沢街道沿線です。
鎌倉駅からバスが出てますが、徒歩で向かいます。
今にも雨になりそうな曇天で、しかも寒い日でしたが、歩くのには最適でした。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- JRローカル 徒歩
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鎌倉駅を10時20分に出発します。
鎌倉駅から杉本寺までは、約26分の予定です。
実際には少し早めに歩いたところ、10時40分には到着しました。
なお、鎌倉駅東口駅より鎌23・24系統の京急バスで約10分です。 -
鎌倉最古のお寺と言われる『杉本寺』です。
金沢街道に面していて、すぐに階段があります。
「十一面杉本観音」ののぼり旗が本堂まで続いています。
かつては鎌倉幕府の成立は1192年と暗記しましたが、1192年は源頼朝が征夷大将軍になった年です。
現在は1185年とされています。
それよりも更に昔のこと、かなり古いお寺です。
ちなみに鎌倉最古の神社は甘縄神社で、和銅3年(710年)に行基が草創しています。 -
伽藍配置図です。
再建予定とあります。 -
仁王門の萱の葺き替えを行っていました。
石段の両脇が苔むしています。 -
仁王門です。
仁王(金剛力士)像が安置されています。
右が阿形です。 -
仁王(金剛力士)像。
こちらは、左で吽形です。 -
目の前には苔むした石段があります。
かなりの歴史が感じられます。
石段の中央付近は隆起しています。
ちなみに、この石段は立ち入り禁止で保護されています。
自然でほっこりと心温まる感じの苔でした。杉本寺 寺・神社・教会
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苔の石段の手前には「大蔵弁財天」があります。
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小さな弁天池がありました。
池の中にも奥まった部分が、まんとなくこの土地特有の櫓のように見えました。 -
本堂には左の横の小径を通って向かいました。
鎌倉時代に杉本城の城主だった斯波家永(しばいえなが)の供養塔のようです。
この杉本寺の裏山一帯は、かつて杉本城という城郭で、南北朝時代の戦場でした。
建武4年(1337年)の戦いで攻め込まれ、わずか17歳で家臣300人とともに戦死しました。 -
かわいいお地蔵様です。
苔むした石の上にあります。 -
本堂の右にあります。
南北朝時代に戦死した家臣たちの供養のための石塔群です。
改めて、鎌倉は戦の地であったことを思い起こされました。 -
鐘楼です。
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観音堂の横にお地蔵様があります。
右端が身代地蔵、残りの6体は六地蔵です。
鎌倉二十四地蔵の1つにも数えられています。 -
鳥居があります。
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杉本観音です。
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苔の石段を階段の上から見た様子です。
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ご本堂です。
堂内には十一面観音像、3体があります。
国または市指定の重要文化財です。
そして、この内1体は行基の作と言われています。 -
この杉本寺は鎌倉幕府が成立する500年も前に、行基が開いたと言われています。
天平6年(734年)に創建されました。
行基は奈良の大仏造営の貢献や貧民救済の社会事業などで知られています。
その後、光明皇后の寄進で本堂が建てられました。 -
少しだけ登った所から見た景色です。
紅葉にはまだ少し早かったようです。
今年は12月頃になるだろうとおっしゃってました。 -
杉本寺の御朱印をいただきました。
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次は杉本寺から報国寺に向かいます。
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華の橋、報国寺、旧華頂宮邸があります。
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こちらが報国寺です。
杉本寺より先です。金沢街道から右に少し入った所にあります。 -
山門です。
杉本寺より、こちらの方が混んでいました。
しかも、ほぼ海外からの方々ばかりでした。 -
美しい玉砂利、そして飛び石など手入れが行き届いています。
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お地蔵様です。
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うっすらと紅を帯びてきてます。
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鐘楼
宝暦7年(1757年)に建てられて、報国寺では一番古い建物です。
茅葺が美しいです。 -
本堂です。
銅葺きになっています。 -
建武元年(1334年)に創建されたお寺です。
臨済宗建長寺派で、開山は五山文学を代表する仏乗禅師の天岸慧広です。
仏乗禅師は、中国より招聘された円覚寺の開山無学祖元に師事し、後に中国へ渡って修行した高僧です。
開基は足利家時です。
足利家時を弔うために上杉重兼によって創建されたお寺です。 -
本堂の奥の竹の庭には拝観料が必要です。
これに休耕庵でのお抹茶をプラスしました。
1000円でした。
ちなみに、入口で抹茶のチケットの購入が必要です。
カフェでの支払いはできません。報国寺(竹寺) 寺・神社・教会
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枯山水の庭園です。
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孟宗竹が見事です。流石は竹のお寺です。
最近の旅はSNSなどで情報を得やすく、インバウンドの方々も多いのですが、京都の嵐山の竹林が落書のため、伐採されるというニュースがありました。
ちょっと残念です。狭い竹の小径が風情があって良かったのですが。
こちらは報告寺さんの管理下故、そのようなことはないと思うのですが。 -
このように2000本もあると言われる竹林を巡って行きます。
周囲に人が多いので、人を写さないように撮るのがちょっと大変です。 -
本堂の裏になります。迦葉堂の庭園です。
石仏が並んでいます。
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櫓が見えます。
足利家時と足利持氏の嫡子義久の墓のようです。
鎌倉にはやぐらがたくさんあります。
永享の乱で敗れ、このお寺で自刃しました。 -
迫力ある竹林です。
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この先は「休耕庵」です。
お席は空くまで、少しだけ待ちました。
ちなみに平日で、紅葉もまだ早い時期ですが・・・。 -
お席から見える竹です。
竹林だけでなく苔むしています。 -
お抹茶をいただきます。
休耕庵 竹の庭の茶席 グルメ・レストラン
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干菓子は竹の形になっていました。
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こちらにも石仏がありました。
苔と竹に囲まれています。 -
報国寺の御朱印です。
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報国寺の先まで進みます。
まず、ここまで来る人は私ぐらいでした。 -
旧華頂宮邸です。
昭和4年(1929年)に華頂博信侯爵邸として建てられました。
神奈川県にある戦前の洋風建築としては、鎌倉文学館とともに最大規模の建物です。
外観はハーグティンバーと呼ばれる西洋の民家朝で、極めて整然かつ古典的な意匠となっています。
建物の内部は玄関ホールの小ヴォールドと呼ばれる珍しい天井や洋室にあるマントルピースなどが魅力的な空間を演出しています。旧華頂宮邸 名所・史跡
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この日も数人の庭師の方が、お庭の手入れをされていました。
残念ながら建物の中には入れませんでした。
11月ですが、綺麗な薔薇がい咲いてました。 -
こちらは建物のテラスから庭園を撮った様子です。
中には入れませんが、ここまでは入れました。
左右対称の均等のとれた美です。
フランス式庭園です。こちらでは薔薇や紫陽花など四季折々の花や緑を楽しむことができます。 -
少しだけ窓が開いていましたので、そっと内部を撮らせていただきました。
ギュスタヴ・クールベのような絵画が暖炉の上に飾ってありました。 -
こちらは一条恵観山荘です。
入ろうかどうか考えていると、丁度見終わった方が、お勧めしてくれました。
入場は700円です。一条恵観山荘 名所・史跡
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回廊から見たお庭の様子です。
この山荘は、後水尾天皇の弟である一条恵観が京都に築いて、堀口捨己が鎌倉に移築しました。 -
御幸門
享保14年(1729年)霊元天皇が行幸されました。 -
飛び石の先は、朱塗りの欄干の通路に誘われます。
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茶屋の「茅の間」だったかと思います。
室内は公家らしい雅な趣向が、ちらりと見えます。
実は、この日、山荘内の公開が13時からありました。 -
国指定重要文化財の和風建築と庭園です。
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まだ紅葉には早く、野点傘の赤が映えてます。
庭石や枯山水も京都から移築され、同じようになっています。 -
花手水(流れつくばい)
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茶室「時雨」です。
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丸窓の奥には竹と石塔があります。鏡面反射で更に美しいです。
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床の間の掛け軸とお花
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滑川のせせらぎです。
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ベンチがありました。ここで心地良い静寂の中、一休み。
先ほどの報国寺の人の多さとは正反対です。 -
猪目の模様です。
ハートではなく、猪の目の模様です。
昔から魔除けなどに使われていました。 -
紅葉の小径
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ちいさく可愛らしい花手水です。
こんな小さなものにまで心遣いが。 -
お庭の小径です。苔むしていますが、滑らないようになっています。
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石燈籠
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茶寮 京都仁王門の鎌倉別邸
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お席から庭が見えます。
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畳の廊下です。
注文はQRコードから。決済もそのままできます。
海外からのお客様でも、これなら注文が楽です。 -
湯葉や生麩などの御膳です。
3000円でした。 -
お庭と一緒に。
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お菓子も色々ありました。
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入口を入って右のお部屋です。
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さて、次へと向かっています。
ところで、こちらのお店「青海波」というお蕎麦屋さんです。 -
予定では、こちらでランチにしようと思っていました。
「一条恵観山荘」で済ませて正解でした。
こちらは「準備中」となっていました。 -
足利公方邸旧蹟の碑がありました。
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明王院へと向かいます。
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五大堂明王院
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鎌倉幕府の鬼門の方角に当たる十二所に鬼門除けの祈願所として、五大明王を祀っています。
不動明王・大威徳明王・ 軍荼利明王・降三世明王・金剛夜叉明王・・が五大明王です。鎌倉市内で祀られているのは明王院だけです。 -
真言宗泉涌寺派
飯盛山寛喜寺明王院
開山は、定豪(元鶴岡八幡宮別当) -
嘉禎元年(1235年)鎌倉幕府四代将軍 藤原頼経により建立されました。
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撮影は禁止ですので、これだけです。
私だけしかいませんでした。五大堂明王院 寺・神社・教会
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明王院の御朱印です。
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大慈寺跡
建暦二年(1212年)に、源実朝が建てた寺で、新御堂とも言いました。
1214年7月27日に、大がかりな供養が行われ、頼朝の妻の政子と将軍実朝が、格式張って参列したそうです。
たまたま、実家の菩提寺と同名だったため、気になって立ち寄りました。 -
明王院のすぐそばです。
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滑川が流れています。
滑川という名前は134号線の交差点の名前で昔から覚えていました。
朝比奈峠付近を源流としているようです。 -
これが滑川です。
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急に白いものが上から降りて来たと思ったら、鷺でした。
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先ほどの一条恵観山荘です。
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浄妙寺
先ほどは通り過ぎて行きましたが、帰り道に拝観します。 -
浄妙寺の境内の案内図です。
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宗派は臨済宗建長寺派
山号寺号は稲荷山浄妙寺
文治4年(1188年)に建立しました。 -
少しずつ紅葉が進んでいます。
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「花塚」なるものがありました。
花を愛でる気持ちわかります。 -
本堂です。
境内が国の指定史跡となっています。
銅葺きの屋根が立派です。浄妙寺 寺・神社・教会
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源頼朝の伊豆挙兵依頼の重臣の足利義兼が建立しました。
開山は退耕行勇です。
この行勇は源頼朝や政子が帰依した高僧です。
鎌倉五山代五位の禅宗のお寺です。 -
茶室があります。
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枯山水の庭園です。
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「石窯ガーデンテラス」の看板につられて行ってみます。
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お店がありました。そして営業していました。
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足利直義の墓があるようです。
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撓った竹が美しいです。
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竹林の先には櫓があります。
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足利直義のお墓です。
直義は兄である足利尊氏と対立の末、幽閉され急死(毒殺かも?)しました。
父の足利貞氏の墓もあるようです。 -
浄妙寺は足利氏ゆかりの寺ですので、足利一族のものと思われます。
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こちらの櫓はもっとたくさんです。
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さて、参拝を終えて戻ろうと思いましたが・・・・。
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鎌足稲荷社がこの先にあります。
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急な石段を登って行きます。
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鳥居をくぐって行きます。
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鎌足稲荷神社
藤原鎌足は乳児の頃、稲荷神社から鎌を授けられました。
それ以来、常に御守として身につけ、大神様のご加護を得られました。
大化元年(645年)中大兄皇子らとの協力のもと蘇我入鹿を討って、大願を成就しました。
鎌足は、翌年東国に向かわれ、相模国由井の里に宿泊しました。
その夜、「あなたに鎌を授けて守護してきたが、今や入鹿討伐という宿願をなし遂げたから、授けた鎌を我が地に奉納しなさい」との神告があり、お告げのままに鎌を埋納し、祠を営んでお祀りしたのが、神社の始まりです。 -
お稲荷さまというと、キツネをイメージしますが、キツネは稲荷大神のお使いであって、稲荷大神そのものではありません。
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浄妙寺の御朱印です。
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文覚上人屋敷跡
平安末期から鎌倉初期にかけて活躍した僧侶・文覚上人です。
元々武士の遠藤盛遠と名乗り、源頼朝に挙兵を勧めました。
源頼朝の援助を受けて、江の島に弁財天を勧請しました。
また神護寺の再興などにも尽力した人です。 -
この川は滑川です。
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大御堂橋です。
この橋のたもとにありました。 -
英国アンティーク博物館
若宮大路の東側の駅の近くにあります。
シャーロック・ホームズの像を見て、吃驚しました。
後で調べると、2022年にオープンしたようです。
この間、鎌倉には何度か訪れてますが、反対側を通っていたこともあり、全然知りませんでした。
今度行ってみたいです。
ちなみに、今回はカメラを持参せず、全てiPhoneで撮影したのですが、この時、バッテリーが切れる寸前でした。モバイルバッテリーも携帯してませんでしたので、写真はこの1枚だけです。
最後は寸足らずな旅行記になってしまいました。m(__)m
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この旅行記へのコメント (2)
-
- Tripにこちゃんさん 2025/11/30 06:46:05
- おはようございます。
- noelさま
いつも見て頂き、ありがとうございます。
鎌倉は、むかし仕事で何度も通った場所です。
懐かしく思い出しながら、旅行記を見させて頂きました。
noelさまの行かれた場所は、外から見たことはあっても中に入った事がなく、
興味深く読ませて頂きました。
報国寺の竹林は、その奥に広がる静けさが伝わってきました。
供養塔があちらこちらにあり、印象に残りました。
鎌倉在住の私のお客さまから、沢山の落ち武者の霊を見た話しを思い出しました。
これからも旅行記を、楽しみにしています。
- noelさん からの返信 2025/11/30 10:03:48
- Re: おはようございます。
- Tripにこちゃんさま
私の方こそありがとうございます。
仕事で通られていらしたんですね。
報告寺の竹林は良かったです。
それにしても、落武者の霊のお話納得です、
数々の櫓を見る度に、多くの霊が宿っていそうな感じでした。
ところで、ブダペスト、素敵ですね、
ゆっくりと滞在されて羨ましいです。
YouTubeの動画も静かなドナウの川の流れを感じられました。さすがドナウの真珠です。
私の方こそ今後ともよろしくお願いします。
noel
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