2025/08/08 - 2025/08/16
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RiEさん
旅行4日目(8月11日)、後編。
越後開拓の祖神にして起死回生の神である天香山命を奉祀する“越後一宮 彌彦神社“は「おやひこさま」と親しまれており、創建から2400年以上の歴史を有するとされ神社で日本最古の万葉集にも詠われている。
雨が降りそうで降らない天気はムワッとした湿気を多く含んでいて、風が吹くと不快指数が増し、その後移動した新潟市内の方が晴れ間が見えて過ごしやすかった。
旅行5日目(8月12日)、前編。
全国的に線状降水帯してる影響かシトシト雨が降り続き、暑くも涼しくもない気温で始まった新潟の朝。
午前中は車で“旧小澤家住宅”を訪ね、江戸時代後期から商家として活躍し、明治時代に豪商へと成長した小澤家の店舗兼住宅を見学した。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
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雨がパラっと降ってきたので早めにランチ休憩してから移動。
雲が低い位置まで降りてきていて、肉眼だと周囲も霞がかったように薄っすら白かった。 -
両部型鳥居をしたこの大鳥居は、この型では日本最大のものだそう。
分厚い雲が弥彦山を覆っていて異世界に吸い込まれるような気分になった。 -
車が進むにつれてどんどん雲が濁っていったけど、雨が降る気配はない。
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駐車場は満車で、1台出たら入れ替わりで入るため入庫まで15分かかり、“彌彦神社”の一の鳥居に到着したのが13:00過ぎ。
高さ約6mあり、かつて社殿が朱塗であったと伝わる名残りから朱塗されている。彌彦神社 寺・神社・教会
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石橋を渡ると左側に見えるのが朱塗の玉の橋。
社殿を焼失した明治末以前は拝殿前にあったそうで神様が渡る。 -
ヒグラシの鳴き声が子供の頃の夏を思い起こさせる。
長い参道には背の高い木々が聳えて、空が狭く感じた。 -
1884年項新潟出身の田代虎次郎により考案された、日本初の石油精製装置が展示されていて、現存するのは2基しかないそう。
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手水舎は上部に木蓋が置かれ、筒から細い水が絶え間なく流れていたので柄杓が無くても平気だった。
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二の鳥居を通過。
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参道はもっと空が狭く、びっしり苔むしていたので趣がある。
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1940年に、紀元二千六百年を奉祝して建立された随神門。
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小顔だけどムキッとした逞しい体つきの狛犬。
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万葉の昔より「おやひこさま」と呼ばれ、人々の篤い崇敬を集めていた彌彦神社は朝廷をはじめ、時の幕府・武将からも手厚く庇護されてきた歴史の重みを感じる。
山の日で祝日とはいえ、随神門手前まで続くこの行列に驚かされる。 -
現在の御本殿や拝殿などは明治末の焼失後に5年の歳月をかけて、1915年に再建されたもの。
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この後の予定はHOTELに向かうだけだったから、宝物館も立ち寄ることに。
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気温は28℃だけど、重たい湿気がまとわりつくからジワッと汗が滲む。
エアコンが効いている宝物館に向かっていると左側に…彌彦神社宝物殿 美術館・博物館
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旧本殿址の看板があった。
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拝観料は大人300円で現金のみ。
1階は新潟県出身の芸術家・文化人の作品が展示されていて、2階の目玉は上杉謙信祈願文をはじめ刀身2m24cmの大太刀など見どころが多い。
2階奥の部屋には初代:神武天皇から125代:上皇天皇まで歴代の天皇の肖像画が順に飾られていて時代による正装の違いや、信憑性は怪しいけど顔の系統を見比べたりなど結構面白かった。 -
新潟方面に向かう途中、長谷川屋の店名よりも大きくと書かれた地酒いう文字と、駐車場の盛況っぷりに私の直感が働き「ここ寄ってみよう」と提案したところ、大正解。
幅広い新潟の地酒を取り揃えているし、何よりもスタッフの豊富な知識のお陰でポンポン決まり、自宅に配送する12本と今夜から新潟に3泊するので部屋飲み用1本の日本酒を購入した。 -
17:00に“スーパーホテル新潟”に到着。
1階は駐車場(1泊800円)になっていて、開いていないときは3-5分ほど離れた場所にあるほんぽーと駐車場(24時間600円)を案内される。
詳しい口コミは下記をご覧くださいませ。
https://4travel.jp/dm_hotel_tips/15265818スーパーホテル新潟に泊ったよ by RiEさんスーパーホテル新潟 宿・ホテル
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エレベーターで上がった2階がフロントになっており、エレベーターを出てすぐにパジャマ・枕・アメニティが置かれた棚とシェルフが道を作っているから、狭いし動線も悪くてすぐ混雑した。
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新潟あらいのスーパーホテルよりは明るいけど、こちらも朝食会場が狭い。
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17:00から白ワイン・焼酎・ウィスキー・ジン・ラムなど用意されWelcome Barが始まっていたけど、会場が狭いから部屋に持ち帰る人も多かった。
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デスクがアシンメトリーに斜めにカットされているせいで、テーブルとベッドの間が激狭。
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サニタリーには段差があって歯ブラシだけ置いてあり、こちらはリノベーションされていないから古臭かった。
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旅行5日目(8月12日)、前編。
HOTELから20分離れた場所にある“旧小澤家住宅”に到着したのが9:40。
早めに着いたお陰で斜め向かいの専用無料駐車場が空いていてよかった。
外観は大きく見えないけど上大川前通に面する敷地(約1600平方m)の中に、主屋や土蔵などの建物(延床面積約860平方m)があり、敷地の南側には思案小路に沿うように主屋・道具蔵が並ぶ。旧小澤家住宅 名所・史跡
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米穀商や廻船事業を運航して経営を拡大し、みなとまち新潟を支えた商家の豪奢な住宅を見学できる旧小澤家住宅は2002年に新潟市に寄贈され、修繕した後に2011年に資料館としてオープンした。
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観覧券は大人:260円で現金のみ対応、住宅内の見どころをまとめた案内図を貸してもらえる。
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<通り土間>
入口から真っすぐ伸びる通路を進むと、敷地の南側の思案小路に沿って主屋と道具蔵が並んでいて、主屋から道具蔵へと続くこの通り土間は新潟町家らしい雰囲気が感じられる。 -
主屋に上がる前に通り土間を端まで歩いて、現在は休憩コーナーになっている板の間を通り過ぎると…
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カーブを曲がってもまだ通り土間が続いていて驚いた。
各地の廻船問屋だった住宅を見学しているけど、通り土間は基本的に荷物や商品を運搬するためなので一直線なのが通例なのに、L字に遠くまで続いていた。 -
<道具蔵>
生活道具や商売道具を収納する道具蔵として使われていた蔵で、住宅内から蔵にアクセスできるの雪深い地域ならではの工夫が見られる。 -
現在は展示スペースとして活用されていて、覗いてみると桜井進一氏撮影の「新潟むかし写真展」が開催されていた。
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本来なら道具蔵と離れ座敷の間の通路から明治40年代の作庭とされる庭園に出られるけど、あいにくの雨天のため解放されていないから窓越しに覗くよう案内が出ていた。
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その代わり貸室としてなら利用できる、通常は非公開エリアの離れ座敷が見学できたので靴を脱いで中へ。
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全面ガラスの渡り廊下越しに、雨にしっとり濡れて艶やかな緑が迫り来るようで美しい。
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室内に入ってみると…
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<離れ座敷>
手前6畳間・奥8畳間の2間続きになっていた。
館内案内図によると離れ座敷は独立した部屋で、今通ってきた薄暗い通路の反対側には家財蔵に続く通路があり、想像を超える広さなのだと改めて実感した。 -
<座敷>
通り土間を戻って、受付横の最初の部屋。
視線を真っすぐ向けると仏壇が置かれた仏間に繋がるけど、先に向かって左の部屋へ。 -
<茶ノ間>
茶の間からは庭がしっかり見えて明るい日差しが入り込み、接客や家族団欒の場として利用された。 -
<次ノ間・寝間>
徐々に生活の空間になっていき、奥の寝間は完全プライベート空間。
案内図によると寝間とつながる通路と部屋があるけど、事務所として利用されているため非公開になっている。 -
寝間の窓は懐かしいネジ式の鍵で、すりガラスの模様が2種類用いられているのが興味深い。
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寝間入り口付近にある板張りは次の間と仏間に繋がっている。
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<仏間>
旧小澤家住宅を切り盛りした先祖代々の肖像画と写真が飾られた仏間には、見慣れない盆提灯が吊り下げられていた。 -
切り紙で造られた模様は小澤家の家紋なのだそう。
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仏間を通り過ぎて板張りを進むと、頭上注意の案内の位置から主屋から新座敷へと切り替わる。
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<藤ノ間>
大事な客人をもてなすために増築された新座敷。
かつては畳の上にカーペットを敷いて応接セットが並べられていたそう。 -
この部屋の目玉は吉田茂の書「學 而 時 習 之」。
この位置の写真だとわかりやすいけ、向かって左は庭園で反対側にも板張りがあり、浴室や洗面と繋がっていて両側からアクセスできる。 -
<百合ノ間>
離れ座敷と並ぶような位置にあるこの部屋も2間続きで、振り返ると… -
壁など遮るものがない状態で美しい庭が大パノラマで楽しめるようになっており、庭を愛でるための部屋と呼んでも過言じゃない。
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雨で濡れた濃厚な緑が物憂げだった。
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藤ノ間から仏間方向を眺めると、モサモサ生い茂る藤の葉が庇のようにも見えた。
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新座敷の板張りはコの字型になっていて浴室や洗面がこのようにまとめられており、通路には簀の子が敷いてあった。
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次ノ間と休憩コーナーは壁で塞がれているけど、板張りを歩けば靴を履かずに行ける。
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<つし2階>
休憩コーナーにある梯子階段の上はつし2階と呼ばれる部屋で、内部は非公開だから見上げてみると荷物が積み込まれていた。
旧小澤家住宅は外から見ると2階建てだけど公開されているのは1階部分のみで、家族が使う階段も見当たらなかったから恐らく非公開エリアにあるはず。
この後はHOTELに車を置いて、徒歩で1767年創業の“今代司酒造”の酒造見学ツアーに参加した後、ランチを挟んで新潟駅構内にある“ぽんしゅ館 唎き酒番所 新潟驛店”で飲み比べする予定。
続きは05へ。
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