2025/10/11 - 2025/10/18
16位(同エリア141件中)
yameさん
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全国区的なメジャーな観光地は無いものの、歴史深い地域だとの情報を得て山西省周遊を計画。
ここの所の旅で味を占めたシートリップの個別オーダーツアーで企画してもらうことに。
当初は10月下旬から11月の上旬で予定していたものの、山西省の大同は内モンゴルに隣接した中国でも北に位置する地。10月下旬では秋を通り越し冬の季節との事で急遽前倒し。
旅して分かったことは、北京や西安、桂林、成都などの有名観光処も良いものの、日本ではあまり知られぬ地なりの味わいもまた良いこと。
また山西省は年配者にはとても優しい所で、観光地の多くが60歳以上無料です。
◆行程【遊山西読歴史8日間】
①10/11(土) 上海⇒太原
https://4travel.jp/travelogue/12011378
②10/12(日) 太原⇒大同
https://4travel.jp/travelogue/12012936
■③10/13(月) 大同(雲岡石窟・大同古城)
④10/14(火) 大同⇒五台山
⑤10/15(水) 五台山⇒太原
⑥10/16(木) 太原⇒吉県
⑦10/17(金) 吉県⇒平遥
⑧10/18(土) 平遥⇒太原⇒上海
◆費用(2人合計)
・シートリップ:14,479元+136元(フライト変更差額)
内訳:ホテル3,898元、専用車6,755元、保険26元、
サービス費320元、フライト3,480元+(136元)
・食事(おやつ類含む):1,978,9元
・観光(ツアー外)カート類:603元
・タクシー:34元
・土産:102,5元
・チップ:200元
総合計:17,533.4
レート:1ドル≒150.6円、1元≒21円(投稿日現在超円安1ドル≒ 156円、1元≒ 22円)
投稿日:2025年11月30日
※上海在住者です
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 旅行の手配内容
- その他
-
10/13(月) 3日目
大同雲岡大酒店 (Datong Yungang Hotel)
汚れたガラス越しからも良い天気が分かります。
7:30 外気温2℃ 最低及び最高気温予報は2℃/19℃ -
8:00 モーニング
中華風ですけど種類豊富の朝食です。
オムレツの代わりにオムレツ風薄焼き卵のロール巻もオーダー出来ます。 -
ツインタワービルに二つのブランドのホテルがありますけど、朝食会場は地下1階にある大きなレストランを共用しています。
地下と言ってもレストラン中央は吹き抜けになってなっている大空間です、そこに水が張ってあり、テーブルが配置されリゾート感があります。
この水景エリア両側にもテーブルが並び、それぞれに料理のコーナーがあります。
どちらもほぼ同じ内容の料理が並びます。 -
各種料理が並びます。
麺コーナーではこの地の名物刀削麺も選べます。
ステーキコーナーもあり、焼きあがると直ぐに無くなる人気です。 -
オムレツ風も刀削麺もステーキも(ステーキはお代わりしました)頂きました。
いつもと同じように食べ過ぎです。満足満足。’ -
9:00 運転手さんが迎えに来て出発。
街中ですけど広い敷地に2棟の高層ビルが建つ立派なホテルです。
外気温度も5℃まで上がってきました。
本日の元々の行程では、大同市博物館に行く予定でした。しかし全国的に博物館は月曜は休館日です。旅行社の手違いで予定に入っていたのを運転手さんが昨日気づき、急遽行先を明日と入れ替えました。
結果的にこの変更が翌日の行程時間的に良い結果になりました。 -
10:00 雲岡石窟
ホテルからは西へ約20Kmの所にありますが、市内が渋滞していた関係で1時間くらいかかりました。
サービスセンター前には車を停めることが出来ず、我々だけ降車し運転手さんは少し離れた駐車場へ。
入場料@150元(60歳以上無料)
イヤホンガイド(日本語あり)30元+買取イヤホン13元 -
市内にこんなに近い所に石窟があるのでしょうか。
本日は晴天に恵まれ気持ちが良いです。 -
石窟群までは少し距離があり、途中には池の中に新しく作ったお寺の様なものがあります。
木彫りの様な仏様が鎮座しています。 -
また大きな大仏殿みたいのがあります。
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10:30 やっと石窟群に到着しました。
東側の最初の石窟から第一窟と番号が付けられ、西側に向けて第二第三と順番に番号が付けられています。雲岡石窟寺院群 寺院・教会
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第一窟
そお大きな窟ではなく、内部には入れません。
敦煌の莫高窟のように窟の入口には扉は設置されていません。
保存状態はそれほど良いものではありません。 -
山を垂直に削って、そこに穴をあけたような窟が並んでいます。
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第3石窟
この窟はかなりの大きさです。灯とりのためか、遠くから仏像の顔を見るためか、屈の上部に穴が開いています。 -
460年に雲崗の石窟寺院の開削が始まり、494年の孝文帝の洛陽遷都までの間建造が行われたとの事ですので、千数百年経っている割には保存状態は凄く良いです。
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先の方には崖に張り付くよう建物が見えます。
その建物に向けて屋根の架かった細い通路が延々と続いています。
ある窟への入場待ちの行列でした。 -
第5窟、第6窟
敦煌の莫高窟のように中心となる屈には前面に建物が建っています。
4層の木造楼閣で1651年に建築されたものだとか。わりと綺麗ですので、その後何度か修復されているのでしょう。
右側の第5窟は公開されていません。保存のためか修復中なのか? -
第6窟
窟の入口部には人があふれかえっています。窟前の楼閣部には仏像や壁画、各種装飾がなされています。 -
窟中央には大きな仏塔が建ち、その正面下段には金色の仏像が鎮座します。
窟内も人であふれかえっていますので、皆さん腕を高く掲げ写真を撮影します。 -
上段にも仏像が配されており、塔の高さは15m。
塔の4面上下に仏像が彫られています。 -
上段の仏像は金箔が輝いています。
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中央の仏塔もその周りにも、無数の仏像などが彫られています。
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写真左側の壁一面にも数百の像が彫りこまれています。
その壁の上方を良く見ると、、、、 -
左写真の下側に赤い矢印があります。
現地についている矢印で、その方向に視線を移していくと、下から4段目の仏像の脇から光が漏れています。
この壁の反対側に第5窟の壁が有るのだとか。
その壁の一部が崩れていて穴が開ています。壁の厚さはそれほど無いことが分かりますが、ここを掘る技術力の高さに驚かされます。 -
一番人気の?窟だけあって、窟全体に彫り込まれた仏像は見事です。
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皆さん撮影に夢中です。
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素晴らしさに感動し窟を出ます。
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中国観光地定番のアイスを食べながら休憩。25元
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第7窟、第8窟は修復中の様です。
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第9窟(だと思う)
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先ほどの第6窟とは雰囲気が全く違った内部です。
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細かな所まで彫り込まれています。
色も鮮やか。 -
窟の外側も天井高く仏像が彫られています。
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第10窟
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第10窟
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第9窟、第10窟(だと思われる??)
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第11窟
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千佛洞的な無数の仏像が壁一面に彫られています。
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第13窟
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大きな窟が並びます。
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もう何窟だか分からなくなってきました。
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第17窟
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第18窟
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大仏様とハイタッチ
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第20窟
大同石窟の代表写真に良く使われているのがこの大仏です。雲岡石窟寺院群 寺院・教会
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人が少なくなった隙に記念撮影
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大仏のすぐ横まで回廊が続いており、記念撮影のスポットになっています。
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西の外れの方には博物館がありますけど、十分満足したのと時間もたっぷり使ったので戻ることに。
歩ける距離ではありますけど20~30分はかかりそうなので電動カートで戻ることに。@10元
朝ご飯をいっぱい食べているのでランチはとらず、焼餅みたいなものを屋台で購入。2個5元 屋台で焼いたものでは無く、出来合いな物のせいかパサパサで不味い。
お土産のマグネット 10元。
13:30 運転手さんへ連絡し入口部で合流。市内へ向け出発 -
14:00 五龍壁
善化寺山門の真正面に建ちます。
この後行く予定の有名な”九龍壁”ではなく、5体の龍の壁です。 -
善化寺 山門
@50元 60歳以上無料(11月~3月@40元)善化寺 寺院・教会
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三圣殿
大きな社殿です。 -
立派な仏像が鎮座します。
善化寺 寺院・教会
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大雄宝電
一段と大きく立派な社殿です。 -
多くの仏像が並びます。
金箔が張られているようですが、ピカピカし過ぎることなく素朴さを感じる室内です。善化寺 寺院・教会
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境内の木には大きなサンザシの実がたわわに実っています。
大同古城の城壁内にある寺院で、規模的にはそう大きいものではありません。
人が少なかったこともあり、静けさと質素感が良い感じの寺院です。
平面図左下が五龍壁で右斜めに向かって社殿が続きます。
左上の池のある庭園には入場できませんでした。 -
14:40 華厳寺
善化寺から車で数分で到着。
@50元 60歳以上無料(11月~3月 40元)
先ほどとは違いこちらの寺院は多くの観光客が訪れています。 -
先ほどの善化寺より格式がありそうな造り。
華厳寺 寺院・教会
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こちらは黄金に輝く仏像です。
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大雄宝殿
中国でも有数の伽藍のひとつといわれ、遼・金代の建物としては現存する最大規模のものといわれている。また、軒高9.5メートルの寄棟造りの屋根におかれた琉璃製の瓦もすばらしい。華厳寺 寺院・教会
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殿内には明代の5体の仏、20本の諸天の塑像があるほか、清代の壁画も保存されている。
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立派な塔が建ちます。
でも新しそうな感じがします。 -
立派な建物が多いものの、何だか新しく建てたものが多くある感じです。
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先ほどの塔の中に入れるようなので見学してみます。
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地下スペースが見学することが出来るのですけど、コンクリート製の建物で成金的な仏像が並ぶ興味を持てない所でした。
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格式は高そうなるも今一つの寺院でした。
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15:45 九龍壁
1393年,幅45.5m高8m厚さ2m
影壁(えいへき)と言うらしい。
寺院などの山門外側真正面に建てられ、目隠しや魔除けのための壁。
@10元 60歳以上無料九龍壁 史跡・遺跡
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それぞれ形の違う龍が陶器のようなタイルで表現されている。
下段には動物の様なタイルがはめ込まれている。 -
裏側は飾り気なしの壁です。
明の太祖朱元璋の第13子朱桂の屋敷の前に建てられた影壁(寺廟や大邸宅の大門の外側に立てられる壁)。邸宅は兵火で破壊され、九龍壁だけが残っている。
中国に現存する九龍壁は三つあり、大同のほかには北京の故宮と北海公園にある。
(旅情中国より引用) -
柵外からの見学は無料。
入場料は10元ですけど、外周部の壁は中が見えるふとっぱら仕様。
我々は元々無料なので入場しましたけど柵外からも壁が良く見えます。 -
左上:九龍壁近くの交差点ロータリーに、四方の道路に向かって立派な門がそれぞれ建ちます。
右上:九龍壁の向かい側には新しく再建したお城の様なものがあります。ここの入場料は特別に高いらしい。
左下:近くには教会も。
右下:別のロータリーには楼閣が建ちます。 -
16:25 先ほどの善化寺の駐車場まで戻り、城壁に上がることに。
当初の予定には含まれていませんでしたけど、こちらの要望で運転手さんが連れて来てくれました。 -
1辺が約1.7Kmの正方形の城壁です。
城壁の上を足漕ぎカートで周れる様です。
平面図上の下側(南側)の城門を登ります。 -
善化寺が見えます。
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南京や西安の城壁のように横幅の広い強固な城壁です。
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門の上には楼閣が建ちます。
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出口看板を頼りに下へ降りたのですけど、城壁に囲まれた閉鎖空間で、どこの門も閉ざされていて出れません。
他にも数組の観光客が出れずにいましたけど、結局出口は無さそうで元来た入口まで戻りました。 -
17:00 ちょっとだけ城壁に登るつもりが長居することに。
善化寺の五龍壁の裏側を見学し出発。 -
17:20 龍聚祥
大同料理で1,2を争う有名店だとか。
車で送ってもらって本日は運転手さんとここでお別れ。
良い運転手さんなのでチップを贈呈。 200元 -
店前のロータリーの真ん中に楼閣が建つ商業エリアの中心みたいです。
早い時間なのに店前には入店待ちの客が多くいます。
店内に入り二人だと告げると数秒待たされものの、直ぐに2階へ上がれとのお告げ。
たまたま2人席が空いたようでラッキーでした。 -
三品オーダーし、丸鶏焼きみたいな半身はスタッフが骨を外して小さくほぐしてくれます。
どれも美味しく頂きました。 -
大同名物の刀削麺と焼売を食べたい所でしたけど、既にお腹は満腹で、それでも焼売を注文します。
アプリを登録すると山西省の名産品の黒酢をプレゼントとの事で、2人で登録し黒酢を2本ゲット。
焼売は昨夜同様にふわふわな柔らかタイプで美味しい。断念した刀削麺は切り出す所だけを見学し我慢。
大同地ビール―と黒酢コーラを興味本位で味見。ビールは美味しいものの、コーラは今一つ、、、、、 -
満足して店を出ると、店の前には大勢の待ち客であふれています。
一旦ホテルへ戻らず早めに来て正解でした。 総額162元
18:45 店の周辺を少し散策することに。 -
近くの広場には楼閣が建ちライトアップされています。
そして先ほどのレストラン前のロータリーもライトアップ。路線バスまでもデコライトアップで走ります。 -
19:10 ネット配車(滴滴DD)でホテルへ戻ります。
DD12.8元
例のドデカイバスタブですけど、昨夜はバスタブの排水栓が壊れていて、ポップアップの栓を絶えず手で押し込んでいないと跳ね上がりお湯がたまりません。仕方なく昨夜は手や足やお尻で押し込みながら入浴しました。そのことを翌朝にフロントへ申し入れて昼間の観光中に修理して頂きました。するとお詫びのカードとバスタブのビニールカバーが置いてありました。不特定多数が使うバスタブを嫌う中国人が居るとの事で、この様なカバーがあるとの事。折角なので体験してみようと思い広げてみましたけど、どうも使い心地が悪そうなので外しました。
風呂上がりにビールを飲み3日目終了。
本日もいっぱい歩きました。19,200歩
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