2025/10/31 - 2025/10/31
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りゅうさん
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白水阿弥陀堂を見たくて福島に3泊4日で旅行。裏磐梯が紅葉の時期ということでこの日程になりました。一日目は会津若松観光です。福岡空港から新潟空港へ入り、空港でレンタカーを借りて隣の福島県へ。喜多方でラーメン食べて、会津若松の飯盛山で白虎隊のお墓に参り、会津さざえ堂を見学、近くの会津武家屋敷に立ち寄った後で、会津若松城を見学しました。1日目は会津若松に宿泊。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- 楽天トラベル
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福島県の観光ですが、福岡からだと福島空港への直行便はないので、まずは新潟空港へ向かいます。
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新潟空港に到着。1時間半のフライトです。レンタカーのカウンターが空港内にあるので、レンタカーを借ります。空港の業務用駐車場から出発する方式。
新潟空港 空港
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新潟空港からは高速も利用して一時間半ほどで会津坂下に到着。喜多方へ向かいます。天気は雨予報ですが、何とか降らずに曇りの状態。磐梯山も雲の中。
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喜多方駅に到着。ここで車停めてお目当ての喜多方ラーメン店へ。やっぱ福島に来たからには喜多方ラーメンを食べないとな。
喜多方駅 駅
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お目当てのラーメン店に駐車場があるか分からない(あるんでしょうけど)ので、念のために駅前の有料駐車場に停めました。駅からは10分ほど歩きます。
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途中、源来軒さんがありました。こちらも候補に入れてたんですが、臨時休業だったんですよね。
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臨時休業かと思ったら閉店のお知らせになっていました。何があったんだろ?残念です。
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さてお目当てのなまえさんに到着。この店名は覚えやすい。駐車場も4台ほどありました。でも路上で駐車待ちしていた車もあったんで、駅前に停めてて良かった。
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こちらは手打ち極太麺がおすすめのお店ということで訪問。店内テーブルは3つ。11時半で一組ほど待たれていました。中で名前を書いて外で待ちます。
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極太手打ちラーメン大盛り700円を頼みました。スープのかなりの美味さにびっくり。え?これラーメンのスープ?年取るとラーメンのスープって飲めないんですが、こちらのスープはあっさりで胃に優しい。
食堂なまえ グルメ・レストラン
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手打ち太麺も美味しかった。700円は安すぎる。評判通りの名店でした。お昼の腹ごしらえも終了したことだし会津若松観光へ。
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喜多方市からは車で30分ほどで会津若松市に到着します。まずは飯盛山へ。白虎隊のお墓と会津さざえ堂があるところ。
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駐車場は最寄りの有料駐車場だと一回1,500円。隣の市営駐車場は砂利ですが、無料です。
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飯盛山全体図。なぜか矢印通りではなく真っすぐ階段を登ってしまいました。矢印通りなら、それほど階段を登らなくて済むのに。
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かなりの階段なんですが、お隣に有料スロープもあります。どちらにしても最後は何段か階段を登る必要がありますが。
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一番上まで登るとこの通りの景色。右の道を進むと会津さざえ堂へ出ますが、まずは飯盛山の白虎隊のお墓にお参りします。
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こちら白虎隊御廟墓所です。御線香を販売されているので、一束購入してお供えしました。
白虎隊の墓 名所・史跡
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会津若松城を見ながら白虎隊士は自刃したわけですが、ここからじゃお城が見えないなと思ったら、この広場はお墓で、白虎隊自刃の地はこちらから進んだところにあります。
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ちょっと進んで階段を降りると白虎隊自刃の地です。ここからだと会津若松城が見えます。かなり遠くの森のようなところがお城。思ったより距離があります。天守閣もかすかに見えるくらい。
白虎隊士自刃の地 名所・史跡
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さて白虎隊のお墓をお参りした後は、会津若松で一番見たかった建造物、会津さざえ堂へ向かいます。
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まず進むと宇賀神堂があります。こちら白虎隊十九士の霊像が祀られている神社になります。
宇賀神堂 寺・神社・教会
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おお~!こちらが会津さざえ堂!これは凄い!正式名称は「円通三匝堂(えんつうさんそうどう)」といいます。
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さざえ堂というのは江戸末期に流行った仏堂で、階段と廊下がらせん状になっていて、上りと下りを別々のルートで上り下り出来る建物です。
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江戸末期建造のさざえ堂はいくつか現存してますが、大抵は正面から見ると四面体で、らせん構造がはっきりと分かる外見を有する建物は会津さざえ堂だけです。
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多分、世界的にもここくらいじゃないかな?こんな構造体を持つ建物は。拝観料を払うと正面から中を見学できます。こんな感じので螺旋の通路になっています。
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あれ?仏堂なんで三十三観音が安置されているかと思ったら、安置されていない?と思って調べてみると、明治時代に廃寺になったんだそうです。
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堂内にあった三十三観音像は他所へ移され、代わりに「皇朝二十四孝」の額が取りつけられているんだとか。
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会津さざえ堂は三層構造です。ここが一番上の天井。六角形になっています。垂木の配置が六角形に見事なバランスで合わせてあります。
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こちらから下りていきます。らせん構造で上がりとは上下関係にある別ルートの下り廊下です。なので上がってくる人と下ってくる人がすれ違うことはありません。
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上りは建物の正面から、そのまま三層の上まで上がり、下りは建物の裏側に出ます。
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後ろから出て正面へと戻る廊下。壁板も垂直ではなく、わずかに傾斜しているのが分かります。
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いやあ、本当に素晴らしい建造物でした。会津さざえ堂は国の重要文化財に指定されていますが、これだけ唯一無二の建造物だとそのうち国宝に指定されてもおかしくないのでは?
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さざえ堂前の階段を降りると戸ノ口堰の洞穴があります。自然の洞窟かと思ったら、会津盆地へ猪苗代湖から水を引く為に造られた堰なんだそうです。
戸ノ口堰洞穴 名所・史跡
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猪苗代湖戸ノ口原の戦いで敗れた白虎隊士が鶴ヶ城を目指してこの洞穴を通り、飯盛山へと抜けてきたんだとか。いや、猪苗代湖からここまでってものすごい距離ですよ。
戸ノ口堰洞穴 名所・史跡
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暗闇の中を何時間も行軍して、このさざえ堂を見ながら飯盛山へ登って行ったんでしょうね。
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戸ノ口堰の洞穴からは駐車場に戻るんですが、その前に旧滝沢本陣へ。本陣まで3分という看板があります。この前の通りが白河街道で、猪苗代へ抜ける道が江戸時代は通っていました。
旧滝沢本陣 名所・史跡
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戊辰戦争中、白虎隊も白河街道に面する滝沢本陣から出陣しました。しかし猪苗代方面で勝利した官軍は白河街道から滝沢本陣を突破して会津若松城へ進みました。
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なので、この本陣も攻撃にさらされ、あちこちに刀傷や弾痕が残っています。この旧滝沢本陣は国の重要文化財に指定されています。
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縁側から楽しめる日本庭園もありました。
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本陣を見学した後は、また飯盛山へ戻ってきました。せっかくなので白虎隊記念館へ。
白虎隊記念館 美術館・博物館
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中は撮影禁止ですが、1階と2階が展示フロアになっていて、戊辰戦争や生き残った白虎隊士のその後などが展示されています。
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見学を終えて最初に登った石段へ。これでぐるりと一周して来たことになります。
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飯盛山の次は会津武家屋敷へ。あれ?なんでお城からこんな離れたところに武家屋敷が?
会津武家屋敷 美術館・博物館
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と思ったら武家屋敷の復元施設でした。武家屋敷ミュージアムなんだそうです。こちらは会津藩家老西郷頼母の屋敷を再現したもの。
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西郷頼母屋敷の裏には土蔵の形をした資料館もあります。中は撮影禁止。
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土蔵の見学後は西郷頼母屋敷を見学しました。かなり広い部分が再現されています。
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こちらは御成の間。家老の西郷頼母が殿様をお迎えしたシーンが再現されています。
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本物の西郷屋敷は会津若松城のすぐ北側の追手町にあったそうです。
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頼母屋敷を見学した後は、園内を散策しました。こちらは旧中畑陣屋です。陣屋は当時の役所みたいなもの。ただ中には上がれません。外からのみ見学。
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こちらは福島県西白河郡矢吹町にあった陣屋を移設したもので、江戸末期建造。外から書院造のお座敷が見学できました。
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後はお土産屋さんを見て、会津武家屋敷の観光は終了。レストランもありました。
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本日の最後は会津若松城の見学へ。案内図の一番下に西出丸駐車場があります。
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西出丸からはこの道を進んで本丸の天守閣へ。さすが会津藩。石垣が立派。
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天守閣が見えてきました。昭和40年に再建された天守閣で、再建から60周年なんだそうです。
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いやあ大きい。中は5階建ての若松城天守閣郷土博物館となっています。
鶴ヶ城 (若松城、鶴ヶ城城址公園) 名所・史跡
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真っ赤なあかべぇと天守閣。こちらの階段を登ると天守閣への入り口があります。
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1階と2階の展示コーナーは撮影禁止です。ほとんど戊辰戦争の展示でした。ここに黒川城を建てて本拠地とした蘆名家の展示はほとんどなし。
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やっぱり会津若松城のイメージって戊辰戦争なんですね。3階と4階はパネル展示になっていて、撮影可能です。
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5階は展望室になっています。5階建ての建物にしてはエレベーターがないので、足腰が弱い方は大変かも。
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こちらが猪苗代方面の景色。
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こちらが南側の景色。この櫓は続き櫓です。天守閣から続いているので続き櫓。一番端にあるのが、飯干櫓。続き櫓にミュージアムショップがあります。
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天守閣から下りて続き櫓へ。ミュージアムショップで皆さん帰っちゃいますが、さらに先の飯干櫓まで行けます。ちょっとスリッパに履き替えて靴を持っていく必要がありますが・・・。
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飯干櫓からの天守閣。続き櫓の部屋には復元された櫓の建築方法などが紹介されていました。
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続き櫓と天守閣。飯干櫓からは石垣の上に出るので本丸広場に降りて撮影。
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本丸広場には天守閣への入場チケットで入れる茶室もあります。茶室麟閣というそうです。
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ここは蒲生氏郷が建てたそうです。千利休の息子を会津若松に匿った際に建てたんだとか。
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こちらが茶室麟閣です。茶室が右側にあり、左側の部屋は書院造の鎖の間になっています。
茶室麟閣 グルメ・レストラン
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茶室は外からの見学だけですが、園内にはテント付きの茶席があって、抹茶もいただけるそうです(注文は16時まで)。
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茶室の見学を終えて天守閣前の本丸広場へ。広場にかつては大きな御殿があったんですね。
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さて天守閣の入場は17時まで。駐車場も18時までなので、天守閣を後にしてぐるりと城跡を見学します。
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まずは北出丸へ向かいます。この北出丸から本丸への道は椿坂というそうです。このあたり、石垣の石が大きくて見事。
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北出丸をお堀を見ながら西出丸へ進みます。車道なんですが道がちょっと狭い。
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お城の木々もところどころ紅葉が見られます。右の石垣が西出丸。このあたりで雨が降ってきたため、慌てて車に戻り宿泊先のホテルへ。
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宿泊は中町フジグランドホテル。駅からはちょっと離れていますが、夕食に行きたかったお店の近く。
屋根付きアーケードの近く by りゅうさん中町フジグランドホテル 宿・ホテル
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さて会津若松に来たら食べたかったわっぱめしを頂くために田季野さんへ。人気店とのことで一人だし大丈夫かな?と心配でしたが快く予約を受けてくれました。
田季野 グルメ・レストラン
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欲張り輪箱飯というセットを頂きました。これで3,000円しないんですよね。カニ、サケ、イクラたっぷり入って美味しかった。
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建物がまた素晴らしい。この大土間を見ながら食事できる二階席もあります。
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ホテルで今日買ったお土産を整理して1日目は終了。こちらは創業800年って謳い文句につられて会津若松城で買った五郎兵衛飴。
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