現地滞在時間24時間で楽しむ、初めての徳島・鳴門の旅①

2025/09/19 - 2025/09/20

56歳、オヤジの一人旅です。
初めて、徳島県に行きました。
これで、四国コンプリートです。
現地滞在時間はわずか24時間で楽しみます。
１日目は、夕方に徳島に着いて、徳島ラーメンの名店へ。
夜は、阿波おどり会館で有名連の踊りに感動しました。
夜食は、阿波尾鶏です。
２日目は、路線バスで鳴門へ移動して、鳴門の渦潮を船からと橋の上から見学しました。
自然の驚異にこれまた感動しました。
その１日目、徳島到着から、ラーメン、阿波踊り、阿波尾鶏の夕食までの旅行記です。

エリア 徳島市(徳島)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 3.5
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス 船 ANAグループ 徒歩

つい先日、７月の宇和島城、松山城で、現存12天守コンプリート達成しました！
その次の目標として決めたのは、47都道府県制覇。
８月は、宮崎県に行きました。
これで、47都道府県で行ったことない県は２県、和歌山県、徳島県。
てなことで、９月は徳島県に行くことにしました！
旅行日程を決めるのが難しかったんです。
特典航空券が予約できる日、年休が取れる日、鳴門の渦潮が見る日を合わせるのに難儀したんですよ。。。
それが奇跡的に合ったのが、９月19日（金）からの１泊２日でした。
この日は年休を取っていたので、ゆっくりと羽田空港へ行きました。
もちろん、窓側の席をゲットしています。
席についたら、すぐ横では作業中。
ご苦労さまです！

羽田空港 第2旅客ターミナル 空港

13時30分発ＡＮＡ283便で徳島に向けて出発です。
満席でした！
羽田～徳島便は１日３往復（ＡＮＡ）なので、すぐ満席になるんだろうね。
きれいな青空が素敵でした。

羽田空港 第2旅客ターミナル 空港

徳島阿波おどり空港に到着です。
よっしぁ～、これで四国コンプリートです！
実は、50歳を過ぎるまで、四国に来たことはありませんでした。
それが、この５年ほどで、コンプリートです。
香川県には丸亀城、高知県には高知城、愛媛県には宇和島城と松山城、現存12天守のうち４つもあったんだよね。
徳島県には、現存12天守がないから、最後になってしまいました。
ごめんなさい。
みんな大好き顔出しパネルです。
緑色は名物のすだちだね。

徳島阿波おどり空港に到着したのは、15時。
翌日、帰りの飛行機は、15時25分発。
現地滞在時間24時間で、徳島を楽しみます！

徳島阿波おどり空港 空港

もちろんオブジェは、阿波おどりです。
屋外にあったけど、雨が降ったら、びちょびちょになっちゃうよね。
ちょっと悲しいかも。
像の間隔が離れているので、何とも寂しい感じになっている気も。

徳島阿波おどり空港 空港

徳島空港からリムジンバスに乗ること30分で、徳島駅に到着です。
このリムジンバスが驚きの満席でした。
しかも、補助席を全部使用してです。
補助席って、最近中々見ないよねぇ～。
このリムジンバスが満席になると事前にチェックしていたので、飛行機を降りたら猛ダッシュで乗り込みました。
ゆっくりときた人たちは、バスが満席で乗車を断られていました。
あの人たち、どうなったのかなぁ～。
次の飛行機が到着するまで、相当時間があったと思うけど。
おっ、結構、立派な駅じゃないの？
７月に行った松山駅より、めちゃ立派だね。
ＪＲの駅ビル、ホテルが併設されていました。

徳島駅 駅

駅ビルは立派だったけど、改札はちょっと小さかった。
自動改札ではないんだね。
ＪＲ四国の経営は大変だもんね。
先日、四国に整備新幹線を誘致というニュースを見ました。
こういうのを見ると、政治家って、何も考えていないんだなと思いませんか？
そんなの無理に決まっているし、その会合のお金って、どこから出してんの？

徳島駅 駅

ＪＲ四国と言えば、アンパンマンだよね。
高松も高知も松山も、アンパンマンだった。
業務提携が凄すぎるね。
まあ、ＮＨＫの朝ドラのあんぱんは一度も見なかったけどね。

徳島駅 駅

先ずは、腹ごしらえです！
徳島駅から、歩くこと15分で到着です。
結構、距離があったかも。
中華そば　いのたに本店に来ました。
徳島ラーメンの有名店です。
王道観光大好き、観光ガイドに載っているお店大好きです。

いのたに 本店 グルメ・レストラン

16時という中途半端な時間だったけど、店内はほぼ満席に近い感じでした。
人気店なんだなぁ～。
カウンター席のみのお店は何ともシンプル。
長居は無用、ラーメンをさくっといただきましょう。
自動販売機で食券を買うシステムでした。

いのたに 本店 グルメ・レストラン

メニューもこれまたシンプル。
ラーメン、肉盛りラーメン、トッピングは、メンマ、生玉子。
あとは、ご飯です。
ここはお腹も空いているし、夕食はちょっと遅くなりそうなので、多めに食べちゃおうかね。
自動販売機で買った食券を提示して、じっと待っていました。
店内には、おびただしい数の有名人のサイン色紙が飾ってありました。
そんなに貼らなくてもいいんじゃないの？っていうくらいにおびただしい数でした。
徳島ラーメンの特徴は、甘辛く煮こまれた豚バラ肉です。
醤油と砂糖で甘辛く煮たバラ肉がトッピングされています。
せっかくなので、肉入で頼んじゃいました。
５分ほどで着丼です。
中華そば肉入中盛生玉子（900円）、ライス小（100円）ですよぉ～。
おぉ～、ビジュアル的にも最高じゃん！

いのたに 本店 グルメ・レストラン

徳島ラーメンには、茶系、白系、黄系があるそうです。
甘辛こってりのスープに豚バラ肉が入っています。
スープは、とんこつ醤油です。
麺は中細ストレート麺です。
丼はやや小さめでした。
ご飯と一緒に食べることが前提なのかしら？
地元っぽい方は、大盛りを食べているみたいでした。
スープは濃厚ですが、しつこくなくて、見た目よりかなりさっぱりしていました。
豚バラ肉は濃いめの味付けなので、生玉子を溶かして食べるとマイルドに。
これって、すき焼きじゃねぇ～。
ライスの上に、生玉子をくぐらした豚バラ肉をバウンドして食べました。
美味しい～！！！
ラーメンすすって、豚バラ肉とライスをバウンドしてパクリ。
こりゃ、旨い！
生玉子をもう１個追加したくなるね。

いのたに 本店 グルメ・レストラン

初めての徳島ラーメンを食べて大満足です。
徒歩でテクテク徳島市内を散歩です。
徳島駅の繁華街とは反対側（北側）にある徳島城跡にやってきました。
徳島城跡に来ました。
ほんと、徳島駅の目の前にあって驚きです。
ていうか、徳島城の敷地に徳島駅を建設したってことね。

徳島城跡 名所・史跡

戦国時代の阿波の国は群雄割拠、要は入れ代わり立ち代わり、お殿様が変わりました。
1582年には、土佐の長宗我部元親に平定されました。
その後、1585年には、豊臣秀吉による四国平定の後は、蜂須賀家政が阿波18万石の領主となりました。
蜂須賀氏は、大坂夏の陣の戦功により、淡路７万石が加増されました。
そっかぁ～、豊臣秀吉に阿波をもらって、20年後には豊臣家を滅ぼして淡路をもらったってことね。
やるじゃん、蜂須賀さん！
蜂須賀氏は、明治維新まで、徳島藩を治めることになります。
何とも温和なお顔の蜂須賀さんでした。

蜂須賀家政銅像 名所・史跡

石垣に使われた石は徳島産の阿波青石と言われる緑色片岩です。
青緑色に輝いているそうです。
う～ん、分からない。。。
城内には、大名庭園もありましたが、閉館時間が迫っていたので、見学しませんでした。
観光客もほぼ皆無でした。

徳島城跡 名所・史跡

徳島駅前のホテルにチェックインです。
ちなみに、徳島県にドーミーインはありません。
この時点で18時、本来なら夕食の時間です。
でも、今日の夕食は21時過ぎです。
私には珍しく、夜の観光に行くんです。
台湾の夜市は大好きですが、夜の観光は興味ない派。
夜景には、正直というより全く興味がありません。
去年、長崎に行ったときも、夜景を見に行かなかったくらいだからね。
ホテルにチェックインして、19時くらいまでダラダラと過ごしました。
今日も暑かったなぁ～、19時30分になった、夜の行動開始！
ホテルから徒歩10分ちょっとで到着しました。
途中、人通りが全くなくて、驚いた。
おぉ～、これは阿波おどりの編笠ですね。
気分が盛り上がって、こりゃいいわい。
ライトアップはもうちょっと工夫して欲しいところかな。

阿波おどり会館 テーマパーク

夜はこちらで観光しますよ！
阿波おどり会館です。
そりゃ、徳島と言えば、阿波おどりだよねぇ～。
建物自体は、特に特徴はないけど。
実はこの時点では、普通に「徳島に来たんだから、普通に阿波おどりを見ておくかぁ～」という感情でした。

阿波おどり会館 テーマパーク

ちょっと物騒な感じのマネキン人形がありました。
リアル感が何とも微妙。
暗闇で見たら、怖いな。
踊っている人の日焼けが恐怖感を増長しているような。。。

阿波おどり会館 テーマパーク

こちらでは、阿波おどりの公演を開催していて、さらに体験もできるんですよ。
昼間は、11時、14時、15時、16時の４回公演があります。
さらに夜は、有名連による公演となっています。
有名連？
昼は、有名でないってこと？
ここは、グーグル先生の出番です。
有名連とは、阿波おどり振興協会、徳島県阿波踊り協会に加盟している阿波おどり連のことです。
２つの協会、しかも、「おどり」と「踊り」って、何ともきな臭い感じがしますね。
これ以上、調べることは止めにしておきましょう。
とりあえず、夜の部の方がプロフェッショナルってことだよね。
料金は、昼は1300円、夜は1600円、これまた微妙な差だな。。。
こんなステージになっていました。
金曜日の20時、公演スタートです。
写真も動画も撮り放題、YouTubeにもアップし放題、太っ腹ぁ～。

阿波おどり会館 テーマパーク

阿波おどりは、徳島藩藩祖蜂須賀家政が無礼講を許した踊りを起源とする説、鎌倉時代の念仏踊りを起源とする説、戦国時代末期の風流踊りを起源とする説があるそうです。
阿波おどりの起源、踊り方を丁寧に、分かりやすく教えてくれました。
男踊りと女踊りがあるんだね。
恥ずかしながら、全く知りませんでした。

阿波おどり会館 テーマパーク

有名連はたくさんあるんだって。
この日、踊りを披露してくれたのは、菊水連です。
アップテンポな阿波おどりを始めた連なんだとか。
そりゃ、すごいね。

阿波おどり会館 テーマパーク

最初から、美しい女性の踊りで圧倒されました。
手を挙げているだけで、相当の体力がいるよね。
すっとした立ち姿、手の動き、息の合った動き、一瞬で心を奪われました。
ついつい前のめりで見入っちゃいました。
美しい！
きれい！
素敵～！
お顔が見えないところも奥ゆかしい、個人を主張しないところが日本っぽいね。

阿波おどり会館 テーマパーク

小さい女の子の踊りも見事でした。
立ち姿がとても美しい。
体幹を鍛えているんだろうね。
こんな夜遅くまで、本当にありがとう。
素敵な女性になってね、おじさんは応援しているぞ！
たまに、金髪ピアスで踊っている子供とか、駅前広場で大音量を流して踊っている子供とかいるけど、そんなのに比べたら、日本の伝統を守る方が何万倍も素晴らしい。

阿波おどり会館 テーマパーク

男おどりは、みんな自由に動いていました。
そろってもいないし、大騒ぎしているだけみたいで、個人的にはイマイチでした。
途中、ひげダンス（古っ！）の真似をしたり、うちわをグルグル回して飛び跳ねたり。
やたらと大きな声を出して叫んでいたけど。
いやいや、それは、、、

阿波おどり会館 テーマパーク

やっぱり、女踊りは息を合わせて踊っている姿がかっこええぇ～。
後ろに足を蹴り上げる仕草がダイナミックでもあり、かわいくもあり。
惚れてまうやろぉ～と叫びたい。
手拍子を叩いて、ノリノリで見ていました。
それにしても、ダイナミックな動き、繊細な動きがミックスされていて、これはものすごい量の練習の賜物なんだろうね。

阿波おどり会館 テーマパーク

狭いステージで、皆さんが踊ると迫力満点だね。
女性はリズムに合わせて、息がぴったり。
男性は声は大きいけど、バラバラに好き勝手に踊っている。。。
やっぱり、違和感があるな。

阿波おどり会館 テーマパーク

阿波おどりのレクチャーが一通り終わったら、みんなで練習です。
リズム感皆無なので、めちゃ難しい。
最初は、その場に立っての練習です。
うん、うん、これは楽しいぞ！
やっとさぁ～！
やっと、やっとぉ～！
この「やっとさぁ～」は、「やってるかい？」という意味だとか。
返しの「やっと、やっとぉ～」は、「やってるぜ！」なんだって。
ジミー大西さんの「やってる、やってる」ってことなんだね。
この後は、皆さん、ステージに引きずり出されました。
いかん、コミュ障には、つら過ぎる。
絶対に無理だ。
断固拒否です！

阿波おどり会館 テーマパーク

踊る阿呆にって、言っているけど、無理だよぉ～。
そもそも、踊っている姿が動画で撮影されているし。
万が一、動画を公開されて、会社にバレたらえらいこっちゃ。
金曜日に会社を休んで、阿波おどりしているとかバレたら、めちゃいじられるよね（泣）
断固拒否です！
やっと、やっとぉ～じゃなくて、えらいやっちゃ、えらいやっちゃ、よいよいよいってか。
最後に、男性１人、女性１人が表彰されました。
男性は、オーストラリア人の少年、とても控えめで可愛かったです。
もう１人の女性が最悪でした。
いい年したおばさんでしたが、コメントを求められたら、「徳島の観光協会に勤めていて、研修に来ています。数日間ここに通って練習していました」って。
お前、身内かよ～ムキーいい年ぶっこいて、何してくれてんだぁ～（心の声）
会場の雰囲気が急にドン引きになりました。
嫌だねぇ～、こういうデリカシーのない、承認欲求の強い年寄りって。。。

阿波おどり会館 テーマパーク

阿波おどり体験、滅多にできないですよね。
いい経験ができたなぁ～。
女性陣の踊りの美しさ、思い出してもうっとりしちゃう（変質者ではありません）。

阿波おどり会館 テーマパーク

公演が終わったのは、20時50分です。
お腹空いたぁ～（泣）
徳島グルメでピンとくるものが実はありませんでした。。。
お昼（というか夕方）に、徳島ラーメンを食べちゃったしなぁ～。
21時で夕食難民になりたくはなかったので、ホテル近くの居酒屋を予約しておきました。
阿波おどり会館からダッシュで居酒屋へレッツラゴー。
徒歩10分くらいで到着、徳島駅の目の前です。
一鴻　徳島駅前店に到着です。
「いっこう」と読みます。
カウンター席にご案内いただきました。
ありがたいね。

一鴻 徳島駅前店 グルメ・レストラン

メニューは、事前にリサーチ済です。
でも、一応、メニューをじっくりと拝見しましょうね。
これこれ、今日のメインはこれですな。
親鶏もあったけど、柔らかいひな鶏を選ぶよねぇ～。

一鴻 徳島駅前店 グルメ・レストラン

先ずはビールといきましょう。
それでは、徳島の夜、四国コンプリートに乾杯です。
阿波おどり（正確には、阿波おどりの女踊り）で興奮した気持ちをクールダウン。

一鴻 徳島駅前店 グルメ・レストラン

お通しの料金は取られませんでした、良心的なお店だね。
すだちブリの刺身（1380円）です。
すだちをエサに配合して育った養殖のブリなんだって。
分厚いお刺身が６切れもありました。
脂っぽくなくて、さっぱりしたブリでした。
すだちを食べているだけに、ビタミンＥが多く含まれているんだって。

一鴻 徳島駅前店 グルメ・レストラン

旅に出たら、野菜不足になりがち叫び
ベジファーストを実践です。
徳島産トマトスライス（370円）です。
冷たくて美味しい。
阿波おどりで興奮した身体を冷たいトマトが癒してくれました。
ほんのり甘くて、美味しいトマトだったなぁ～。
ちょっと、細切りにし過ぎな気もするけどね。

一鴻 徳島駅前店 グルメ・レストラン

メインは、やっぱり阿波尾鶏にするっきゃないね。
親鳥とひな鳥、柔らかいひな鳥にしました。
骨付き阿波尾鶏（1528円）です。
徳島県産の最高級の鶏肉なんだって！
めちゃくちゃ、脂が跳ねてる。
結構なボリューム、300グラム以上はあるみたい。
かぶりつくもよしみたいですが、事前にカットしてもらいました。
秘伝のスパイスががっつりと効いています。
皮はパリパリで塩気、スパイスが強めでした。
お肉は相当分厚いですが、こちらはプリプリで柔らかい。
塩気は強くなく、むしろ薄味に感じるくらい。

一鴻 徳島駅前店 グルメ・レストラン

こりゃ、ビールに合うわい。
美味しい～！
ビールをあっという間に飲み干しちゃった。
２杯目、行ってみよおぉ～！
盛りすぎ！すだちサワー（680円）です。
おいおい、確かにこれは。。。
数えたら、すだち４個分が入っていました。
とても爽やかで美味しかった。
酸味はそれほど強くありませんでしたよ。
脂まみれになった口の中がさっぱりんこん。
かぼすもいいけど、すだちもね（何のこっちゃ）。

一鴻 徳島駅前店 グルメ・レストラン

途中、すだちを絞って、味変したりして。
骨に残ったお肉も、もちろんいただきました。
骨、関節周りのお肉って、美味しいよねぇ～。
量が多いかなと思ったけど、一気食いです。
以前、高松で食べた骨付鳥も美味しかったなぁ～。
８月に行った宮崎では、チキン南蛮、地鶏の炭火焼も美味しかったなぁ～。

これで、徳島初日は終わりで～す！

一鴻 徳島駅前店 グルメ・レストラン