2025/09/10 - 2025/09/22
101位(同エリア252件中)
タブラオさん
敬老の日の週に一人で(ジョージアの一部は友人も合流)コーカサス3ヶ国を回ってきました。元々、昨年の6月に回る予定でしたが、体調不良のため直前キャンセルを余儀なくされました。今回はそのリベンジでしたが、行く前から何か嫌な予感がしていました。今年6月のイスタンブールから不運続きで、7月のモンゴルも悪い流れが続いていました。そんなこともあり、体調管理も万全にし、無理をせずに行こうと思っていました。
で、どうだったかというと、散々な目に遭いました。今回の旅を含め70カ国訪問しましたが、幸いこれまでトラブルらしいトラブルは一度もありませんでした。ところが、今回、これまでに経験したことがなかった、「人生初」のトラブル・アクシデントが続発しました。時系列で挙げていくと、
①財布をなくす
②体調不良で病院のお世話になる
③道路横断違反で罰金を支払う
④飛行機で追加料金を支払う
⑤飛行機に危うく乗れなくなりそうになる
これまでこういったトラブルが一度もなかったのはラッキーだったとしても、これほどのトラブルがこうも続くものか! 更なる不幸の前触れなのか、またはこれで打ち止めなのか? これまで経験出来なかったことを経験出来、勉強になったというか、やはりトラブルには巻き込まれたくないものです。
旅行そのものについては、まあそれなりに楽しめました。特に印象に残っているのが、トビリシの温泉巡りです。豪華な個室風呂から大衆的や共同浴場まで回り尽くしました。ありがたいことにトビリシの温泉は硫黄泉です。硫黄泉大好きな私にとっては、トビリシは正にパラダイスでした。
何はともあれ、これで訪問国数は70ヶ国になりました。100ヶ国までまだまだですが、まずは80ヶ国を目指して訪問国を増やしていきたいと思います。
1日目 午前中にバクー着。午後からバクー市内を徒歩で観光。バクー泊。
2日目 バスを乗り継ぎ拝火教寺院、ヤナル・ダグへ。財布を紛失&体調不良となる。バクー泊。
3日目 朝方から体調不良も昼過ぎまでバクー市内観光。トビリシへ夜便で移動。トビリシ泊。
4日目 終日、トビリシ市内観光。午後個室風呂で日帰り入浴。トビリシ泊。
5日目 早朝に友人合流。昼前より夕方迄クリニック受診。別の個室風呂で日帰り入浴。トビリシ泊。
6日目 終日トビリシ観光。ジョージアンダンスショー&ディナーを満喫。トピリシ泊。
7日目 ムツヘタへ日帰り観光。ムツヘタの教会見学。トビリシで道路横断違反で罰金。トピリシ泊
8日目 夕方までトビリシ観光。夜にエレバンに飛行機で移動。エレバン泊。
9日目 終日エレバン観光。エレバン泊。
10日目 終日エレバン観光。夕食後に空港へ。
11日目 早朝便でドーハ・ジャカルタ経由で帰国。搭乗直前まで搭乗券発券出来ず大騒ぎ。
①は1日目、2日目のバクーの旅行記です。バクーと言えば石油です。一時は世界の石油生産の半分を占めていたのだそうですが、観光という観点からは、正直、見るべきものは多くありませんでした。何もないことは事前にある程度知っていましたが、台風シーズンということもあり、飛行機が飛ばないリスクも勘案しバクーに2泊しました。1日目は普通に過ごしましたが、2日目は最悪の日でした。ヤナル・ダグに行くバスの中で財布を失くしました。それだけでなく、昼過ぎから下腹部痛で心身ともにボロボロでした。
この日の主なイベントは次の通りです;
●バクー市内観光
●拝火教寺院見学
●ヤナル・ダグ見学
●財布を紛失し大騒ぎ
●午後より下腹部痛に苦しむ
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22時30分成田発のEK319便(エミレーツ航空)でドバイまで向かい、ドバイで乗り換えてバクーに行きました。バクーには11時05分に着きました。
写真はバクーの空港でe-visaを取っているところです。成田空港のチェックインカウンターで指摘を受けるまでe-visaが必要とは全く認識していませんでした。バクー到着後、急いで発券機に向かいましたので、並ばずに取得出来ましたが、並ぶ可能性もありますので、事前に取得しておいた方が良いと思います。手続き自体、とても簡単でしたし、困ったら係の人が助けてくれました。 -
まずは空港でバクーカードをゲットしました。最初に見つけたバクーカード自販機が、高額紙幣不可のため困り果てていたら、親切な人が別の自販機を教えてくれました。
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「28 MAY」という地下鉄駅の近くでバスを降りました。この駅からホテルの最寄駅であるSahil駅まで1区間でしたが、試しに地下鉄に乗ってみました。Sahil駅からホテルまで約1km歩きました。ちなみに、駅名の「28 MAY」は独立記念館なのだそうです。
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「ELEVEN HOTEL BAKU」
14時00分前でしたがチェックインさせて貰えました。駅からは少し距離がありましたが、繁華街から近くて便利な場所にありました。 -
朝食付きで1泊当たりAZN102(約9,000円)でした。ここで2泊しました。ロケーションもまあまあだし、お部屋も広くて綺麗でしたが、トイレの臭いが気になりました。
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早速、市内観光に出掛けました。上の写真はホテルから近くのファウンテン・スクエアです。特に何かがあるわけではありませんが、ホテルから近いこともあり、この辺りをブラブラしていることが多かった気がします。
下の写真ですが、街頭の広告はMastercardとマクラーレンのコラボ広告なのだそうです。F1開催が翌週ということもあり、あちこちでこの広告を見ました。 -
写真は海沿いの幹線道路です。ここをF1カーが走るのでしょう。スタンドが設置されていて、道はフェンスで囲まれていました。交通規制が敷かれていて、バクー最終日にタクシーで空港に向かう際、この道で大渋滞に巻き込まれ、往生しました。
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町中の太めの道ですが、レースコースになっている道はフェンスに囲まれていました。フェンス内を進んで行くと道が行き止まりになっているところもあり、Googleマップ通りに進むことが出来ず、歩くのに苦労しました。
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「バクー旧市街」
バクー旧市街は城壁に囲まれています。ざっと歩いてみましたが。特に引かれる物もなく、通り過ぎただけでした。 -
右の写真は乙女の望楼です。旧市街の有名な観光スポットです。中に入るとかなりのお金が掛かるようでしたので外から眺めただけでした。それよりも手前のフェンスに掛かっていた絨毯に目が行ってしまいました。
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旧市街をサッと通り過ぎて、海岸沿いまで出ようとしましたが、道路はフェンスに囲まれていてなかなか渡れませんでした。ようやく見つけた地下道を通って海岸沿いに抜けることが出来ました。
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海岸沿いに出ました。目の前にカスピ海が広がっていましたが、全くロマンを感じさせない海(湖)でした。バクーは、カスピ海に面していることもあり、風がとても強くて「風の街」と呼ばれているのだそうです。バクー滞在中は特に風が強かったようで、海岸沿いはとても強い風が吹いていました(風速5~10m以上)。定番の観光メニューである「カスピ海ナイトクルーズ」を楽しみにしていましたが、強風のため滞在していた2日間とも欠航となってしまいました。残念!
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海岸沿いは、日中は人もまばらでした。端から端まで歩いてみましたが、特に見るものもありませんでした。写真の右の建物はクレッセントホテルという新しいホテルなのだそうです。バクーにはこれ以外にも特徴的なデサインの建造物がたくさんありました。
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海岸沿いでは、こんな看板をあちこちで見かけました。下の写真は我らが角田選手です。アゼルバイジャンGPでは堂々6位入賞でした。
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道端で見掛けたクラシックカー。旧ソ連の自動車メーカーGAZ(ゴーリキー自動車工場)が製造していた「GAZ-21 ヴォルガ」という車だそうです。1956年から1970年まで生産されていたのだそうです。まだ現役というのが凄いと思います。
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「フィルザ(Firuza)」
地球の歩き方に載っていたレストランです。とても雰囲気の良いレストランでした。17時30分位に入りましたが、意外と混んでいました。 -
ウェイターのお兄さんおすすめのこの料理にしましたが、塩辛くてお味はイマイチでした。それと、このワインですが、超甘かったです。
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「マド・カフェ」
ここも地球の歩き方に載っていたスイーツのお店です。先にスイーツを選んでからテーブルで食べました。写真中央のお姉さんに手伝ってもらってスイーツを選びました。 -
見た目が美味しそうだった、この3つにしました。どれも濃厚かつ激甘でしたが、私の好みの味でした。全部で17.52(1,500円)でした。なかなかいいお値段でした。
翌日、ヤナル・ダグ行きのバスに乗った時、隣に座った中高生位のお嬢さんと話す機会があったのですが(後述)、アゼルバイジャンのスイーツを食べたと、この写真を見せて言ったところ、上の2つはアゼルバイジャンではなく、トルコのスイーツだと指摘されてしまいました(^^; -
食後、海岸沿いに夜景を見に行きました。写真は繁華街のニザミ通りだったと思いますが、ヨーロッパ風の建物が連なっていていい雰囲気でした。
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「フレームタワー」
海岸沿いを散歩してみました。写真はフレームタワーです。タワーは3本ありますが、タワーの表面はLEDスクリーンで覆われていて、炎の揺らめきやアゼルバイジャン国旗を人が振る姿を写し出していました。 -
昼間より人が多い気がしますが、こんな感じで夜も人がまばらでした。夜間でも体感的には治安は悪くないと感じました。
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翌日の朝食です。種類も多くなく朝食はイマイチでした。コーヒーもインスタントでした。
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翌日は朝から強風&小雨でした。この日は丸一日あったため、拝火教寺院とヤナル・ダグにバスで行くことにしました。拝火教寺院行きのバスもヤナル・ダグ行きのバスも地下鉄のKoroghlu駅からすぐのバスターミナルから出ているため、まずはここに行きました。発車場所が整然と並んでいるわけではなく、お目当てのバスを見つけるのに苦労しました。
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「拝火教寺院」
拝火教、すなわちゾロアスター教です。ここはゾロアスター教の聖地的な存在のようですが、現在では寺院としてではなく、博物館として機能しているのだそうです。
上の写真が拝火教寺院です。中に「永遠の炎」があります。下の写真は入場券売り場、お土産屋他が入る建物です。 -
「永遠の炎」
地下から噴き出した天然ガスで燃え続けている炎を祀ったものです。写真の通り、ただこれだけのものでした。人もまばらでした。 -
「石油掘削機」
地球の歩き方に、拝火教寺院の周囲で石油採掘が行われていると書いてあったため、拝火教寺院で係の若いお兄さんに、地球の歩き方の写真を見せて、どこに行けばこの採掘風景が見られるのか聞いてみました。そうしたら、それははるか彼方にあるもので、この周辺にはないと冷たく言われました。拝火教寺院よりもどちらというと採掘風景の方が興味があったため、ガッカリでしたが、何のことない。バスを降りた辺りでこれを見つけました。 -
更に周辺を歩いてみると、開けたところに出ました。そうしたら、写真の通り、辺り一面に石油採掘風景が広がっていました。
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さて、拝火教寺院までは難なく来れましたが、Koroghlu駅まで戻るのに大変苦労しました。時間も行き先も停留所の位置もGoogleマップとは違っていたため、回りの人やバスの運転手さんに聞きながら、何とかKoroghlu 駅まで辿り着きました。この頃から下腹部に異変を感じるようになっていました。
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何とかKoroghlu駅まで辿り着けたものの、次はヤナル・ダグ行きバスの発着場所が全くわかりませんでした。Googleマップも全く当てにならないため、また色々な人に助けてもらいました。
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広いバスターミナル内を歩き回り、何とかお目当てのバスを見つけることが出来ました。写真は乗車したバスです。
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ヤナル・ダグ行きのバスの内部です。なぜバスの内部の写真なんかを載せているかというと、このバス内で財布を失くしたからです! バスに乗る際にバクーカードでバス代を支払っていますので、バスに乗る時には財布はあったのです。バスを降りて次のバスに乗った時に財布がないことを気付いたため、間違いなくこのバス内で失くしたものと思われます。
その間、横に中高生の思われるお嬢さんが途中から座っていました。バスに乗る時にヤナル・ダグ行きであることを運転手さんに確認しましたが、車内にある行き先を表示するボードにヤナル・ダグがないため不安に思っていました。そのため若い人が隣に座ったため、英語も通じるだろうと思い、聞いてみました。そうしたら、このバスはヤナル・ダグには行かない、すぐにバスを降りてタクシーで行った方がいいとハッキリ言われました! 流石に、そんなことはないだろう、仮にそうだとしてもすぐにバスを降りてもタクシーは拾えないしと思い、暫くGoogleマップでバスの行方を確認することにしました。その間、このお嬢さんとたわいもない話をしていましたが、Googleマップ上ではヤナル・ダグに向かっていました。結局、このお嬢さんは途中で降りて行きましたが、通常、私は財布をリュックの奥底に入れるし、仮にお嬢さんが私のリュックに手を入れたのだとしたら流石に気が付くし、そんなことをするような子にはとても思えないし…。恐らく、バクーカードを出した時に財布をどこかに置いたままにしたとか、リュックに入れたつもりが入ってなく、床に落としてしまったとか、それくらいしか原因は考え付きませんでした。 -
結局、バスはヤナル・ダグ付近まで順調に進み、ヤナル・ダグまであとちょっとのところで終点となりました。写真はそのバスの終点です。ここからヤナル・ダグへは少し歩くだけですが、ヤナル・ダグに行きたいとバス内で回りの人にも話していたこともあり、親切なおばちゃんが、ちょうど終点で停まっていたバスがヤナル・ダグにも停まるバスだから、これに乗れと言われ、言われるがまま、そのバスに一緒に乗り込みました。そして、バス代を払う時に財布がないことに気付いたのですが、結局、バス代はそのおばちゃんに払ってもらいました(ToT)
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バス内でリュック内etc.を必死で探しましたが、財布は見つかりませんでした。ないと気付いた時には血の気が引くのを感じました。とうとうこの日が来たか!と。ただ、その後は案外冷静でした。財布の中に入っていたのは、クレジットカード1枚、デビットカード2枚(内1枚はWiseカード)と現金(多分5,000円くらい)だけでしたので、カードの利用停止さえ上手く行けばそれほど出血は大きくないとすぐに気付いたため、必要以上に悲観的になることはありませんでした。
幸い、予備のクレジットカードも持参していたため、ヤナル・ダグの入場券は問題なくクレジットカードで購入できました。 -
「ヤナル・ダグ」
「燃える山」として有名なヤナル・ダグだそうですが、燃えていたのはたったこれだけでした。写真だとサイズはわかりませんが、薪レペルでした! それよりも財布を失くして観光気分など吹き飛んでいましたので、写真を撮ってすぐにここを離れました。 -
さて、ヤナル・ダグからの帰りですが、これも苦労しました。ヤナル・ダグの受付のお姉さんからは、ヤナル・ダグを出たところにバス停があって、地下鉄駅まで行くとのことでした。ところがバスはなかなか来ませんでした。上の写真はそのバス停からの景色ですが、何もない殺風景なところで強風に煽られながらバスを待ちました。それとバクーカードを失くしていたため、バス代が払えない。これについてはヤナル・ダグの受付のお姉さんから、持っている小銭(小銭は小銭入れに残っていた)を他の乗客に渡して、その人にカードで払って貰うのがいいと言われ、そうしようとしましたが、お願いした乗客の方からはお金は要らないと言われ、結局、無賃乗車しました。
ホテルに戻ってすぐにクレジットカード会社とデビットカードの発行会社にカード紛失の連絡を入れ、再発行手続きまで行いました。Wiseカードはアプリ上でカード凍結手続きを行い、同時に再発行手続きも行いました。
財布をなくして感じたのは、カードは何とかなるということでした。カード以外の余分な物は財布に入れないということと、カードを失くしても支払手段が途絶えないよう予備のカードを別に持っておくことが重要だと感じました。 -
「カフェ・アラズ」
ホテルで手続きを済ませた後、夕食を食べに行きました。このレストランも地球の歩き方に載っていたお店です。下腹部痛が昼過ぎから始まり、レストランに入った時にも痛みはありましたが、アルコールを飲めば痛みも消えるだろうと根拠もなく考え、ワインを2杯飲んでしまいました。 -
上は「プロフ」という、定番のアゼルバイジャン料理です。バクー風のピラフですが、お味は、正直、イマイチでした。下は野菜サラダです。
ワインが良くなかったわけではないと思いますが、ホテルに戻ってから下腹部痛は悪化し、頻尿状態に。翌朝には更にひどい状態になりました。
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