2025/09/10 - 2025/09/22
174位(同エリア293件中)
タブラオさん
敬老の日の週に一人で(ジョージアの一部は友人も合流)コーカサス3ヶ国を回ってきました。元々、昨年の6月に回る予定でしたが、体調不良のため直前キャンセルを余儀なくされました。今回はそのリベンジでしたが、行く前から何か嫌な予感がしていました。今年6月のイスタンブールから不運続きで、7月のモンゴルも悪い流れが続いていました。そんなこともあり、体調管理も万全にし、無理をせずに行こうと思っていました。
で、どうだったかというと、散々な目に遭いました。今回の旅を含め70カ国訪問しましたが、幸いこれまでトラブルらしいトラブルは一度もありませんでした。ところが、今回、これまでに経験したことがなかった、「人生初」のトラブル・アクシデントが続発しました。時系列で挙げていくと、
①財布をなくす
②体調不良で病院のお世話になる
③道路横断違反で罰金を支払う
④飛行機で追加料金を支払う
⑤飛行機に危うく乗れなくなりそうになる
これまでこういったトラブルが一度もなかったのはラッキーだったとしても、これほどのトラブルがこうも続くものか! 更なる不幸の前触れなのか、またはこれで打ち止めなのか? これまで経験出来なかったことを経験出来、勉強になったというか、やはりトラブルには巻き込まれたくないものです。
旅行そのものについては、まあそれなりに楽しめました。特に印象に残っているのが、トビリシの温泉巡りです。豪華な貸切風呂から大衆的や共同浴場まで回り尽くしました。ありがたいことにトビリシの温泉は硫黄泉です。硫黄泉大好きな私にとっては、トビリシは正にパラダイスでした。
何はともあれ、これで訪問国数は70ヶ国になりました。100ヶ国までまだまだですが、まずは80ヶ国を目指して訪問国を増やしていきたいと思います。
1日目 午前中にバクー着。午後からバクー市内を徒歩で観光。バクー泊。
2日目 バスを乗り継ぎ拝火教寺院、ヤナル・ダグへ。財布を紛失&体調不良になる。バクー泊。
3日目 朝方から体調不良も夕方までバクー市内観光。トビリシへ夜便で移動。トビリシ泊。
4日目 終日、トビリシ市内観光。午後、高級貸切風呂で日帰り入浴。トビリシ泊。
5日目 早朝に友人合流。昼前より夕方迄病院受診。別の高級貸切風呂で日帰り入浴。トビリシ泊。
6日目 終日トビリシ観光。ジョージアンダンスショー&ディナーを満喫。トピリシ泊。
7日目 ムツヘタへ日帰り観光。ムツヘタの教会見学。トビリシで道路横断違反で罰金。トピリシ泊
8日目 夕方までトビリシ観光。夜にエレバンに飛行機で移動。エレバン泊。
9日目 終日エレバン観光。エレバン泊。
10日目 終日エレバン観光。夕食後に空港へ。
11日目 早朝便でドーハ・ジャカルタ経由帰国。搭乗直前まで搭乗券発券出来ず大騒ぎ。
⑥はジョージア・トビリシの「病院受診編」です。今回の旅行で初めて海外で病院のお世話になりました。観光情報とは違いますが、私の備忘録として記録しておくものです。
体調が悪化したのは旅行2日目のアゼルバイジャン・バクーでした。頻尿・下腹部痛でキツかったため、医者の卵である息子にLINEで相談したところ
、放置すると重症化する可能性があるため病院で検査をしてもらい、抗生物質を貰った方が良いと言われました。アゼルバイジャンからジョージアへの移動もあり、休み明けの月曜日にトビリシの病院に行ってきました。
で、どうだったかというと、取り敢えず、当日中に検査を終え、抗生物質もゲットすることが出来ました。ただ、検査はなかなかスムーズには行かず、危うく翌日まで延ばされるところでした。海外で病院ともなるとやはり大変です。現地の事情はわからないし、言葉の問題もあります。海外で病気に掛かるものではないと痛感しました。
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9月13日(土)の夜にアゼルバイジャン・バクーからトビリシに移動してきました。症状は和らいでいたものの、気になることもあったため、9月15日(月)にトビリシの泌尿器科に行こうと決めていました。ただ、どの病院に行っていいかわからない。Googleで検索するといくつか泌尿器科は出てくるものの、飛び込みで行って果たして診て貰えるのか? 色々と考えを巡らせる中で、やはり誰かのつてで行くのが一番と思い、9月14日(日)の内に、身近なところでホテルの受付に相談してみることとしました。
写真は、「Hotel Zerta Old Tbilisi」の受付です。本来ならば、9月14日(日)も宿泊のこのホテルにお願いすべきなのですが、それまでの受付のお姉さん・お兄さんとのやり取りから、とても頼ろうとは思えませんでした。 -
「Puris Moedani Boutique Hotel」
9月15日(月)から宿泊予定でしたが、予約時のメールでのやり取りがとてもテキパキとしていて好印象であったため、このホテルに病院の紹介をお願いすることにしました。9月14日(日)の午前中にこのホテルに行ってきました。 -
受付のお姉さんに事情を説明し、宿泊は翌日からではあるが、泌尿器科を紹介して欲しい旨を正直に伝えました。そうしたら、最初から親身に対応してくれ、何と知り合いの泌尿器科医を紹介してくれました! Todua Clinicにいるからと、病院の電話番号と泌尿器科医の名前を書いてくれました。そして一番下にはお姉さんの名前も書いてくれました! ここまでしてくれるのかと感激したのを今でも覚えています。ここのホテルにお願いして大正解でした。お姉さん、本当にありがとう。
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9月15日(月)です。この日は、朝方、前日まで泊まっていたHotel Zerta Old TbilisiからPuris Moedani Boutique Hotelに移動しチェックインをしました。チェックイン後、9時30分過ぎに病院に向かいました。
写真は、病院の最寄駅のStation Square駅です。駅を出たら露店が広がっていて驚きました。 -
「Todua Clinic」
想像以上に新しい病院でした。10時40分前に着きました。Station Square駅から露店街を歩いて10分弱でした。 -
Todua Clinicの1階受付です。まずはここに行きました。泌尿器科を受診したいと言うと、2階の受付に行って、Registration をしろと言われました。思ったよりも空いていてラッキーでした。
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2階の受付です。ここでホテルで書いて貰ったポストイットを見せつつ、泌尿器科の○○先生に診てもらいたいとお願いしましたが、○○先生は、今はここで働いていないとのことでした。(○○先生はいないから)他の病院に行けと言いたげでしたが、そこは踏ん張って他の泌尿器科のドクターに診て貰うことになりました。
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無事にRegistration を済ませ、2階受付で135GEL(約7,500円) を言われるがままに支払いました。
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泌尿器科のドクターの診察室は2階受付のすぐ橫にあって、運良く誰も待っていなかったため、すぐに診察室に案内されました。
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下腹部痛があり頻尿であるため抗生物質が欲しいと伝えたところ、ドクターからまずは検査をするように言われ、写真の書類を渡されました。最初に同じ2階で超音波検査をし、次は3階で尿検査・血液検査をするように言われました。3時間後にまた来るように言われ、超音波検査の受付を案内されました。ここまではとても順調でしたが…
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2階の超音波検査で超音波検査代金の150GEL(約8,300円)を支払い、写真の領収書を貰いました。受付の写真は残っていませんが、この超音波検査の受付は最悪でした。
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超音波検査代金を支払うととも、この番号票を受け取りました。受け取ったのは11時03分でした。
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特にどこで何をしろとの説明もありませんでした。写真のソファーでモニターの番号を確認していましたが、番号の体系がさっぱりわからない。慣れない外国人が不安そうな顔をして待ってるのは一目瞭然でしたが、奇異な目で見られることはあっても誰も声を掛けてくれませんでした。
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暫く待っていても呼ばれる気配がなかったため、11時27分になり、超音波検査の受付に順番はいつ頃来るか聞きに行きました。そうしたら、対応したお姉さん、怒った顔で1458の番号票を取り上げ、また新しい番号票を取れとのこと! どうも既に番号が表示されていて、私がそれに気付かなかったようでした。普通、既に呼ばれたなら、その番号はずっとモニターに表示されていそうなものですが、仕組みがよくわかりません。その上、怒られて、また最初から並び直せってどういうこと?
右の写真は新しく取った番号票です。結局、順番が回って来たのが12時10分。検査が終わったのは12時20分でした。ここで大幅に時間をロスしてしまいました。 -
右は超音波検査室です。検査そのものは日本の超音波検査と変わらずでした。左は貰った検査結果です。
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次に3階の尿検査に行きました。番号票を12時25分に受け取り順番を待ちました。12時37分に呼ばれましたが、何と尿検査は12時00分に受付を終了しているから明日また来いと! 流石に受け入れられないため、ドクターから検査を終わらせるように言われているからと食らい付くも、埒が明かない。そのためドクターに言うと言い放って2階のドクターの部屋に駆け込みました。
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運が良いことにドクターは診療中でもなく、部屋に一人でいました。事情を説明し、尿検査、血液検査をして貰えるように受付に言って欲しいとお願いしたところ、直ちに電話で話を付けてくれました! たまたまドクターがいたのと、ドクターが協力的だったのは本当にラッキーでした。
12時45分に3階受付に戻り、結局、12時51分に尿検査の受付をしてくれました。写真はこの時に支払った尿検査代45GEL(約2,500円)の領収書です。 -
右は尿検査用のカップです。左は専用トイレの鍵です。尿検査を終え、13時05分に3階受付に戻りました。
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そして最後に血液検査ですが、これも3階受付で暫く待てと言われ待っていたら、また放置されました。流石に遅いと思い、強く言ったら対応してくれましたが、ここは強く言わないと動かないようです。
上の写真は血液検査の時に渡された書類です。血液検査後に回収されました。なぜか血液検査代は請求されませんでした。 -
検査が全て終わり、13時50分頃に泌尿器科のドクターのところに一旦戻りましたが、検査の結果が全て出るのは16時00分だから、16時00分にまた来るように言われました。
写真は、Todua ClinicからStation Square 周辺まで広がるマーケットです。時間潰しのため、病院や駅の回りを散策してきました。 -
地下鉄のStation Square 駅の近くにあるトビリシ中央駅です。トビリシからエレバン行きの夜行電車がありますが、ここから出ているようです。
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ランチ代わりにアイスクリームを食べました。
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パン屋が1ヵ所に集まっていました。どれも美味しそうでした。
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何の気なしに周辺を歩き回りましたが、この辺りは、「トビリシ中央市場」と言われ、トビリシのディープスポットとして観光案内でも紹介されている地域だったようです。暇潰しの時間に観光も出来てラッキーでした。
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ちょっとヤバそうな雰囲気の階段でしたが、時間もあることだし、どんどん突き進みました。
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行くところもなくなったため、15時30分位に病院に戻り、部屋の前で待っていましたが、16時00分前に部屋に通されました。結果は予想通り膀胱炎とのことでした。軽いものであるため心配する必要はないと言われ、とてもホッとしたのを今でも覚えています。
写真は診断書です。保険会社に提出する必要があるため英語の診断書をお願いしましたが、ジョージアの法律上、ジョージア語以外での診断書は出せないと言われました。 -
右が処方箋で左が簡単な英訳です。ジョージア語で貰った書類はもちろん理解出来ませんが、Googleの翻訳機能を使えば簡単に内容を知ることが出来ます。便利な世の中になったものです。
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薬局は、病院の1階にありました。ほぼ待つことなく薬をゲットできました。
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ゲットした抗生物質です。11.95GEL(約660円)ですので安いです。結局、受付代、超音波検査代、尿検査代、薬代の合計で341.95GEL(約19,000円)でした。ドクターには支払いませんでした。検査と薬代込みでこの金額ですので、日本と比べても安い気がします。ちなみに、支払った分の領収書画像を保険会社(ソニー損保)に送りましたが、保険金はとてもスムーズに支払われました。
何とか当日中に薬をゲット出来ましたが、とても疲れました。やはり海外で病院のお世話にはなりたくないものです。
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