2025/10/11 - 2025/10/12
452位(同エリア1813件中)
さるおさん
10月の三連休、どこに行こうか。せっかくなので季節的な所がいいな、とすると紅葉か、それも山の上だな。候補は3つ。山形の蔵王、岩手の八幡平、そして黒部アルペンルート。関西から一番近い黒部が第一候補。黒部の事を色々調べている内に、その乗り物の多さに、時刻表や予約状況を確認していくのが面倒になってきた。そんな時見つけたクラブツーリズムの黒部アルペンルートのツアー。三連休初日に我が地元出発で一泊二日のツアー。一泊二日なら三連休の最終日、自宅でゆっくりできる。理想的。というわけで速攻申込ました。
旅行記のタイトルはツアー名そのままです。何故かツアー名に"雪の大谷"と入っていますが、季節外れなので当然"雪の大谷"は見れません。多分年間通じて販売している商品だから"雪の大谷"って入れてるんでしょう。
行程:北安曇郡→扇澤(関電トンネル電気バス)→黒部ダム→黒部湖(黒部ケーブルカー)→黒部平(立山ロープウェイ)→大観峰(立山トンネル電気バス)→室堂(みくりが池・みどりが池)→室堂ターミナル(立山高原バス)→美女平→立山駅→小松→敦賀→新大阪
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ホテル朝食。朝ごはんも美味しい。これから他のホテルを回って扇沢駅に行く。このホテルに不満は無いけど、最後に回ったホテル、別荘地の中に在って、周りがお洒落な別荘ばかりだった。朝の散歩が楽しそうな場所だった。実際泊まったら朝から散歩なんて行かないだろうけど(笑)。
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「扇沢駅」
ここからアルペンルートの旅が始まる。 -
室堂では、約二時間のフリータイム(昼食時間含む)。時間を有効に使いたいので、 直ぐに食べれる物をと、扇沢名物、駅員さんが販売する「信州サーモン笹寿司」を購入。ここの駅員さんの口上は有名。この日も饒舌。"お客さま、本日は非常に混雑をしています。"と真面目な口調で語り掛け、何か大切なお知らせと思わせておいて、最後は"お弁当買ってくださーい"で締めてました(笑)。
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関電トンネル電気バスで16分、「黒部ダム」到着。約40分の自由時間。ダムの全貌が見える展望台もあるが、200段以上の階段を上るらしいので即決で諦めました(笑)。
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天気は快晴。
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この旅行二週間前から、毎日のように天気予報と睨めっこ。ずっと雨マークがついていた。アルペンルートで雨なんて観光じゃなくて苦行になります(笑)。
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ありゃりゃ、晴れちゃたねぇ。室堂は雨らしいけど。でも晴れて良かったわ。
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7年の月日と述べ1,000万人の人手により完成した"世紀の大事業"黒部ダム。毎年6月26日から10月15日までの期間行われる観光放流。
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以前(何十年も前だけど)見た時の方が迫力があった気がすのは気のせい?
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放流により現れた虹。
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「黒部湖駅」まで、えん堤を歩く。「黒部ダム」のえん堤の高さ186m、日本一を誇る。左右のウイングは長さ492m。
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東は後立山、西は立山連峰に囲まれている。
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黒部湖駅を目指して、ゆっくりと"えん堤ウォーク"。200段階段上り下りして展望台に行くには時間が足りないが、ダムのえん堤歩くだけでは、時間が余る(笑)。
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集合時間前に黒部湖駅到着。ここでTCからお知らせ。乗車するケーブルカーが観光客の多さから一台遅いのになったとのこと。集合時間が20分伸びた。プラス20分あったら展望台に行けたかもしれぬ。まあ今更しょうがないが。
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黒部湖駅からケーブルカー。
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5分で「黒部平」到着。
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今の「黒部平」は10年に一度の紅葉ベストシーズンらしい。(by 扇沢駅駅員さん)
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「黒部平」の展望台(パノラマテラス)へ行く。この展望台は、TCお勧め。"是非行ってください"とのこと。
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TCの言葉通り圧巻の景色。これが山の紅葉、赤くはないのだ。何と言うか"黄金の絨毯"が広がっている感じ。写真では、その凄さが伝わらないのが歯痒い。
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雲は多いが晴れた。贅沢は言うまい。
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今回の旅で一番悩んだのは服装。山の麓の立山町は20度、黒部ダム15度、室堂10度。この温度差をいかに埋めるか。黒部ダムまではTシャツにダンガリーシャツで充分だった。黒部平で薄手のヤッケを羽織った。
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TCさん曰く、今日は、一年で一番観光客の多い日らしい。三連休の中日、紅葉・・・。
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確かに各乗り物に長蛇の列。"2列に並んでください!"駅員さんの呼び声、万博を思い出す。
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「黒部平庭園」のロープウェイ乗場直ぐ横の公園。絶景スポット。
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写真を何枚も撮った。でもコレという写真が撮れないのはセンスの問題か。
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ホントは、もっともっと美しいのだよ。
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「大観峰」へ行くロープウエイ。約7分の空中散歩。
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「大観峰」
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岩肌も紅葉。
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山は好きだ。自分で登る体力も技術も無いが。
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いつまでも見ていられる景色だが、そろそろ集合場所に行かないと。後ろ髪をひかれる思いだが、それぐらいの方が後に良い思い出となる。
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「大観峰」から「室堂」までは「立山トンネル電気バス」で焼く10分。この10分で、天気は様変わり。
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「室堂」到着。さ・さ・寒い。慌ててジャケット着用。ダウンを着てる人も多し。
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「室堂」で二時間の自由時間。ガスで煙っている。とりあえず「ミクリガ池」まで歩こう。
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「ミクリガ池」。悪天候により、おどろおどろしい雰囲気。
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さて、これからどうしようか。寒いし天気も悪いし・・・。
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「ミクリガ池」近くは人が多いので、比較的観光客の少ない「室堂平」に行ってみる。
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アハハハ、真っ白。
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とりあえずベンチに座り、扇沢駅で購入したサーモンの笹寿司を頂く。美味だが冷たい。胃が冷える。さっき、自販機で温かいお茶を購入しておいて良かった。
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向こうに青空が見える。もしかしたら少しは天気も回復するかも。一縷の望み。
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少し山が見え始めた。時間は、たっぷりある。「立山室堂山荘」まで歩いてみるか。
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徐々に見え始めた山肌。凄いなあ、こんな高山地の景色を登山の苦労も無く体験できるなんてなぁ。
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自然の雄大さに溜息しか出ん。ガスで曇っていても、これだけ感嘆するのだから、快晴の時はどれ程の景色が広がるのだろうか。
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調子づいてきたので、もう少し歩いてみよう。
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こんな山の風景の中に居ると、まるで自分も登山者になった気分。天気は良くないが、気分はご機嫌。
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「ミドリガ池」
透明度が高く周囲の山々が映える池。今日は無理だろうけど。 -
とりあえず「ミドリガ池」まで来て集合時間まであと40分ぐらい。さあそろそろ室堂ターミナルを目指そうかと、右の道に進むか左に行くか悩む。隣に居た本格的登山スタイルのオバサン2人にどっちの道がターミナルに近いか聞いてみた。
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すると予想外の答え。"右に行っても左に行っても、どちらも同じぐらい、一時間ぐらいかかるわねぇ"。えっ、一時間!? それじゃ集合時間に間にあわない!!
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焦るさるお。来た道を慌てて引き返す。何があっても集合時間に遅れるわけには行かぬ。慣れぬ山路を駆け下りる。
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走りながら麗江の玉龍雪山をトレッキングした時のガイドさんの言葉を思い出した。エベレストにも登ったことがあるというガイドさん、"富士山なら駆け足で登れる"と言っていた。そうだ、さるおだって立山なら駆け足でいける!!・・・訳がない。途中で息が上がり座り込む。
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それでも進めばならぬ。ゼーゼー言いながら歩いて顔を上げると、アレ? そこに立山ホテル(室堂ターミナル)が見えてますけど。まだ集合時間までは30分近く。この距離なら余裕で間に合う・・・。身体の力が抜ける。
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後で室堂のマップを見てみると、さるおが歩いた「2つの池と立山圧巻周回コース(室堂ターミナル→室堂平→立山室堂山荘→ミドリガ池→ミクリガ池→室堂ターミナル)は、全体で50分のコース。あのオバサン達は、一周一時間と言いたかったのかもしれない。勘違いしたのは、私の方か。まぁいいや、集合時間にさえ間に合えば(苦笑)。
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「室堂」からは「立山高原バス」で50分かけて「美女平」へ向かう。観光客で大混雑の日、乗客が多すぎて予定のバスには乗れず、予定より一本遅れ二本遅れ、ターミナルで待機。この時間があれば室堂を、ゆっくり散策できたのにね。こればっかりはしょうがなぃ。
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「立山高原バス」の車窓からの写真。運転手さんがバスを停めてガイド。"航空写真"と呼ばれている場所らしい。
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やっと「美女平」到着。
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美女平駅でもケーブルカーを待つ。多くの人が順番待ち。駅のベンチに座れず外で地べたに座って待つ人も。一時間程待って、結局、ケーブルカーではなく、このツアー用にバスを出してもらった。押しまくるスケジュール、焦るTC。
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やっと「立山駅」到着。ここからツアーバスで小松駅までぶっ飛ばす。TC曰く新幹線に間に合うかどうか"ギリギリ"とのこと。夕飯は食べる時間が無いので、SAでパンやお弁当を購入してバスの中で頂く。バス運転手さんのグッジョブにより、どうにか新幹線に間に合った。当然お買い物などしている時間は無い。お蔭で今回の旅の土産は、初日に買った「宇奈月ビール」だけとなりました。
自宅に辿り着いたのは深夜12時。早朝出発の深夜帰宅というキツいスケジュールではあったが、関西の我が地元から一泊二日でアルペンルート行けちゃった!
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