2025.10 一宮巡詣～飛騨一宮水無神社～白川郷・高山の旅②

2025/10/11 - 2025/10/11

平成21年から始めた一宮巡り。85社を過ぎた平成29年ぐらいから、1年1社程度となってしまっています。今年（令和7年）は、新規では九州の５社（宇佐神宮、都農神社、西寒多神社、柞原八幡宮、阿蘇神社）を周っていますが、１０年ぶり以上の久々の参拝の一宮も、陸奥・塩竈神社、大和・大神神社、伊賀・敢國神社、尾張・大神神社と参拝しています。今回は、世界遺産・白川郷へ行った後、14年ぶりに飛騨一宮水無神社に参拝してきました。その他、全国東照宮巡りで飛騨東照宮。全国護国神社巡りで飛騨護国神社も参拝してきました。

エリア 飛騨高山・古川(岐阜)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 自家用車

白川郷から高山へ。
まず飛騨一宮水無神社に参拝します。

JR「飛騨一ノ宮駅」より徒歩8分、飛騨国の一宮として古来より飛騨人の心の拠り所とされてきた神社です。

鳥居のところにある狛犬は少し変わっていて、オオカミ（山犬）風です。飛騨地方の神社はオオカミタイプの狛犬が多いそうです。

絵馬殿（旧拝殿）

大原騒動の石碑。
大原騒動は飛騨一円を巻き込み、日本近代史に残る一大農民一揆であり農民哀史でもありました。この一揆の終焉の地になった当神社は農民達の最後の大集会場となり、その鎮圧に向かった捕吏によって神主ともども多大な犠牲をはらいました。

左巻にねじれた檜は枯れていますが、神霊の宿る霊木として信仰されています。

飛騨一ノ宮と崇められてきた古社。現在の社殿は、昭和10年(1935)の再建。島崎藤村の父正樹が宮司を務めた神社でもあります。

社務所前には、顔出パネル（笑）

手水舎

正面には拝殿が見えており、その奥に本殿があります。

飛騨一宮水無神社 寺・神社・教会

水無神として「御年大神」を主神に外十四柱の神々が祀られており、水源と交通の要衝を鎮め実りと収穫を司る「作神様」として信仰を集めています。

回廊の外側を周って行くと、飛騨一宮稲荷社があります。

霊峰白山飛騨側の山麓にひらけた集落、大野郡白川村は合掌造りの里として世界遺産に登録されていますが、その白川村大字長瀬（通称秋町）と同福島の両集落は昭和３２年、御母衣電源開発がはじまり、ダム湖底に沈むことになり、氏子も離散、それぞれの集落にあった氏神白山神社を飛騨国一宮（総座）の地に御遷座、両神社を合祀し白川神社として創建しました。

鳥居横に立つ大杉は、県指定天然記念物となっています。
樹高４５ｍ樹齢８００年の巨木は飛騨の人々を見守って来ました。

こちらで、お札、御朱印、交通安全ステッカーなど頂きました。

飛騨一宮水無神社の御朱印

特製の金の御朱印

奥宮の御朱印

交通安全のステッカー

飛騨一宮水無神社から高山へ向かいますが、途中で飛騨東照宮に参拝。

「飛騨東照宮」は1619年飛騨高山藩3代藩主「金森 重頼（かなもり しげより）」によって高山城中に祀ってあった徳川家康公を現在地に遷座したのが創建といわれています。

飛騨東照宮 寺・神社・教会

金龍神社は高山の町を造った金森長近公その人が祀られている神社です。金龍神社は文化15年（1818）に、第18代の飛騨郡代、芝与市右衛門正盛が金森長近公を称えて飛騨東照宮が移転した跡地に建立したものです。

飛騨東照宮の御朱印①

飛騨東照宮の御朱印②

金龍神社の御朱印

城山公園の北側、高山城三の丸跡に鎮座する神社。西南戦争以降の飛騨出身戦没者の霊、むすびの神・飛騨大神宮、金の神・黄金神社、大工の神・飛騨匠神社、菓子の神・久和司神社がそれぞれ祀られています。

飛騨護国神社 寺・神社・教会

御朱印はこちらの神社を頂けます。

こんな御朱印もありました。

飛騨護国神社の御朱印を頂きました。