2025.9 一宮巡詣～尾張・真清田神社、大神神社

2025/09/23 - 2025/09/23

令和7年9月、一宮市にある、尾張国一宮の「真清田神社」と「大神神社」を参拝してきました。真清田神社へは、何度か参拝していますが、大神神社は14年ぶりの参拝です。帰りには、野田屋菓子舗とメナード美術館に寄ってきました。

エリア 一宮(愛知)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 自家用車

朝8時前に自宅（沼津）を出たので、10時過ぎに真清田神社に到着。
こちらには、平成23年1月、平成31年4月と令和5年5月に参拝しています。

神武天皇33年の鎮座と伝わり、平安時代より尾張国の一宮として信仰されている神社。「一宮市」の地名もこの神社が由来となっています。

真清田神社は、一宮市の中心、本通りの正面目抜きにあり、一宮市が、神社を中心として発達した町であることが分かります。 周囲には古来、土塀をめぐらしていました。

当社の鎮座する一宮市は、古くは木曽川の流域に沿っていました。流域は常に文化の形成に大きな役割を果たします。一宮の発展にも、木曽川の恩恵があります。
今でこそ、繊維の街として有名ですが、もともとこの地域は、木曽川の灌漑用水による水田地帯として、清く澄んだ水によって水田を形成していたため、真清田と名付けられたといわれています。

こちらは、手水舎です。この龍は寛永8年（1631）初代尾張藩主・徳川義直公が奉納したものと同型で、本物は宝物館に保管されています。

真清田神社の祭神は天火明命で、太陽を神格化した神様です。仕事運や出世運、開運厄除、子孫繁栄にご利益があるとされています。

真清田神社 寺・神社・教会

真清田神社は、平安時代の『延書式』神名帳にも記載される歴史の古い神社であり、この一帯を開拓した国造尾張氏の祖神である天火明命を祭神としています。

「神馬」 真清田神社の伝説。行動力と決断力と忍耐力を授かる神社と言われているそうです。

境内にある「服織神社」
創建は昭和40年。一宮市が織物産業で栄えたことから機織神を祀ったとのこと

神水舎にも「吐水龍」がありました。龍から流れる水（井戸水）は、平安時代に白河天皇の病を治したと伝えられ、無病息災のご神水として大切にされてきたそうです。

明治天皇が一宮を巡幸された際には、この井戸水で淹れた特別な茶が献上されました。この霊水は持ち帰ることもでき、社務所には、この水をいれる容器が販売されています。

社務所で御朱印を頂きます。

真清田神社の御朱印

服織神社の御朱印

今回は御朱印帳も頂きました。

交通安全ステッカー、お札も頂きました。

一宮市にある野田屋菓子舗へ

野田屋菓子舗 グルメ・レストラン

『いちご大福 』と『さくらさくらの赤飯まんじゅう 』が看板商品です。

全国銘菓加盟店以外で初めて御菓印始めたお店です。

お店のお菓子たち

どら焼きといちご大福を買い、御菓印を頂きました。

愛知県一宮市花池にある大神神社に参拝。住宅街にひっそりある小さな神社ですが、真清田神社の「相殿・対の宮」として奈良時代尾張の国一宮として指定された由緒ある神社です。

手水舎

社伝によると、当地は熱田社（熱田神宮）の荘園（熱田庄）で毎年旧暦7月7日には熱田社に素麺と蓮を奉納したといい、「花池」の地名はその名残とするそうです。

狛犬

尾張を開拓した大和系（三輪族）が大神神社を祀ったことに始まる名神大で、祭神は、大物主神です。

大神神社 (一宮市) 寺・神社・教会

こちらに前回参拝したのは14年前。その時は社務所はなく、大神社の宮司が兼務しておられ、そちらへ伺い御朱印を頂きましたが、立派な社務所ができていました。

御朱印とお札を頂きました。

メナード美術館へ寄りました。メナード美術館は、日本メナード化粧品株式会社の創業者、野々川大介・美寿子夫妻が中心となり、20数年にわたり収集した美術作品を広く一般に公開するため、1987年10月、夫妻の出身地である愛知県小牧市に開館した美術館です。

メナード美術館 美術館・博物館

ルノワールや、モネなどの作品もありましたが、写真撮影は不可でした。
パブロ・ピカソ「静物＝ローソク・パレットと牡牛の頭」1938年
※本館での撮影ではありません。