ドイツ、オーストリア母娘旅2025（３） レーゲンスブルク1日目後半

2025/09/02 - 2025/09/02

来年就職する娘とは、もうなかなか長期の旅行は行けないかなと思い、ドイツ、オーストリアに行って来ました。娘との海外旅行は、2年前のイタリア旅行以来です。

なぜこの旅先を選んだかというと、私が小学生の時に読んで、それ以来時々マイブームが来ていた、池田理代子さんの漫画「オルフェウスの窓」の舞台であるドイツのレーゲンスブルクに行ってみたいと思ったからです。

レーゲンスブルクに行くのはミュンヘンからが近いようなので、せっかくなので、ウィーンも入れた旅程を試行錯誤しながらたててみました。
4トラでの皆さんの情報などを頼りに、移動の電車なども全て自分でとりました。

自分でアレンジして、電車で国を移動なんて、はたしてうまく行くのでしょうか？
期待と不安での出発となりました。

8/31 羽田発　 NH217
9/1 ミュンヘン空港着
　　　ミュンヘン泊①
9/2 レーゲンスブルクへ移動
　　　レーゲンスブルク泊②
9/3 ウィーンへ移動
　　　ウィーン泊(４泊)③
9/7 ウィーン発
9/8 羽田着 NH206

＊飛行機　往復ANAマイル（２名分）
　エコノミー　115,000マイル
　支払い　175,640円

＊ホテル　hotels .comで予約
　①エデンホテル(ミュンヘン) 36,003円(１泊2名)
　 ②ユーロスターマクシミリアンパークホテル　26,406円(１泊2名)
　③ヒルトンウィーンパーク　197,808円(４泊２名)
　(全て朝食付き)

＊電車　DBアプリから購入
ミュンヘン→レーゲンスブルク
バイエルンチケット2等車　42ユーロ(2名　約7,100円)

レーゲンスブルク→ウィーン
2等車　座席予約あり66.98ユーロ(2名　約11,721円)

ウィーン市内7daysチケット
WienMobilアプリから購入 19.7ユーロx2名

＊eSIM
KLOOk15日間　5GB 987円／1名
その後追加　私1GB.208円　　娘2GB 416円

１ユーロは１７３円くらい

エリア レーゲンスブルク(ドイツ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 3.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 鉄道 飛行機
• 航空会社: ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

レーゲンスブルク1日目前半からの続きです。

9/2（火）午後６時15分
ヴァルハラ神殿からレーゲンスブルク駅前まで５番バスで戻り、マクシミリアン通りを北に向かって大聖堂を目指します。

マクシミリアン通り 散歩・街歩き

サイドの建物を見ながら、カーニバルの日、フリデリーケがモーリッツといたところを、イザークが見つけたのはあんな窓かなぁと妄想を膨らませます。

こっちの窓かなぁ

日本食レストランもありました。

これは何の建物だったか・・
素敵な風景をどんどん撮ったので不明です。

午後６時２５分
大聖堂に着きました。

大聖堂（レーゲンスブルク） 寺院・教会

横の入り口から入ります

この大聖堂、何とも言えない荘厳な雰囲気で素晴らしかったです。

１３～１４世紀に作られたというステンドグラスが、本当に美しかったです。

バイエルン地方で最も重要なゴシック建築の大聖堂だそうです

夕方だったのもあり、人も少なく、声を出すのが憚られるくらいの静けさでした。

地下には歴代司教のお墓でしょうか？

正面から撮ってみました。
右半分は修復中でした。

大きくてカメラに入りきらないくらいです。
今回の旅ではたくさんの教会に行きましたが、ここが一番良かったと娘も言っていました。

大聖堂（レーゲンスブルク） 寺院・教会

大聖堂を出た後、プリンツェスカフェを目指します。

多分これは歴史ある帽子屋さんです

鍵屋のマークでしょうか。
かわいいです。

中世の洋服を着た人歩いて来そうです。

水汲み場？

カフェプリンツェスに着いたのですが、営業が午後６時までで閉まっていました。
明るいのですが、もう午後７時です。
明日来ることにします。

プリンツェス カフェ

カフェプリンツェスの向かいの建物
帝国議会博物館？

旧市庁舎
(帝国議会博物館)
もう閉まっていました

帝国議会博物館 博物館・美術館・ギャラリー

どなたかの銅像
歴史あるものだと思います

ここはドナウ河沿いにあるケプラー通り
そう、カタリーナ・フォン・ブレンネル嬢が住んでいた通りです（オル窓の話です）

ここはケプラー通りにある「ケプラーミュージアム」
娘のリクエストで来てみました。

ケプラーの第三法則で有名なケプラーが住んでいた家です。
ケプラーは1630年にこの家で亡くなったそうです。
私たちがはしゃいでいたケプラー記念碑は、そういう関係で作られたのですね。

営業時間内なら入れるようですが、もう閉まっていました。

ケプラー通り
カタリーナ嬢はこんな家に住んでいたかも・・
ケプラーも歩いたはず・・
母娘で違うことを考えながら歩きます。

ケプラー通りを石橋の方へ歩きます。

左手に見える門のような建物の向こうが石橋です！
この風景もいろいろな方のブログで見たので、既視感があります。

まずは石橋の手前でアイスクリームを買います。
現金のみで、とてもにこやかな店員さんでした。

石橋の上でアイスを食べます。
大きくて美味しかった～

ちょうど西日が沈んでいきます。
幻想的な美しさでした。

そして石橋から見る大聖堂
本当に美しくてため息でした

石橋 (レーゲン) 建造物

そしてこの石橋途中にある中州。
中洲といえば・・
そう、クラウスが釣りをしていたところです！（またオル窓に戻ります）

せっかくなので、釣りをするクラウスを見つけるユリウスのふりもさせていただきました。

そして階段といえば…

クラウスのところに行こうとして階段を踏み外して、クラウスに受け止めてもらう・・
きっとこのシーンが好きな方も多いと思われる胸キュンポイントです。

階段は石橋から直接中洲に降りるのはなくて、少し横道に入ったところにありました。

本当にすみません！
階段から落ちるユリウスもやってみました。
下にクラウスはいませんが・・

小さくてわかりづらいですが、左下に釣りをするクラウスのふりをしてくれている娘がいます。

この中洲からの景色は絵画のように美しかったです。
オル窓ごっこも楽しいですが、この景色はオル窓抜きでも本当に感動しました。

川面に映る大聖堂と石橋が…
レーゲンスブルクは本当に美しい街です

娘が連れて来た（ちいかわ）も一応登場

ひとしきり中洲で遊んだ後、橋を渡ってみます。

こちらはシュタットアムホーフといって、この辺りも世界遺産になっており、かわいい街並みが続いています。
ちょうど夕食どきで、レストランは賑わっていました。

レーゲンスブルクの旧市街とシュタットアムホーフ 旧市街・古い町並み

橋を渡って右に行ったところに音楽学校あります。
池田先生はここから音楽学校設定のインスピレーションを得られたのでしょうか。

石橋を渡って又旧市街へ戻ります。

リード無しのワンちゃんも
ちゃんとご主人様の後を歩いて行きます。

石橋を渡っていると、ちょうど夜８時、大聖堂の鐘が鳴り始めました。

月が見える夕暮れの空の下、憧れのレーゲンスブルクの石橋の上で鳴り響く教会の鐘の音を聞けたことは、心が洗われるような素晴らしい体験でした。

いつかこんな日が来るんだよと、レーゲンスブルクに行くことを諦めていた小学生の自分に教えてあげたい気分でした。

石橋 (レーゲン) 建造物

夜８時、ドナウ河の向こうにゆっくり日が沈んでいきました。

橋からまっすぐの突き当たりに、有名な壁画ゴリアテハウスがありました

ゴリアテハウス 散歩・街歩き

途中にあったビショフスホフ
大司教の館を改造した歴史あるホテル＆レストランのようです

ホテル ビッショフスホフ アム ドム ホテル

ここはローマ時代の要塞の一部が残る有名なポルタ・プラエトリア

カーニバルの時、仮面をつけたヴィルクリヒ先生に連れ去られたユリウスをクラウスが助けに来たところと思われます。

ポルタ プラエトリア 史跡・遺跡

ポルタプラエトリアの説明も掲示されていました。

暗くなって来たので、ホテルに帰りながら、夕飯を食べるところを探そうと思います。

風情のあるアーチ

夜の大聖堂も素敵です。
ライトアップされていたようです。

大聖堂（レーゲンスブルク） 寺院・教会

前を歩くカップル
女性の金髪が綺麗で、見惚れてしまいました。

もちろん頭の中では、ユリウスとクラウスに変換して、妄想していました…笑

レーゲンスブルクの街は、店じまいが早く、午後8時過ぎ、道すがら開いているお店が、あまりありません。

そこでマクシミリアンホテルの敷地内にある、こちらのイタリアンレストランPuro-Regensburg に入りました。

私はぺぺローンチーノとビール、娘はトマトソースパスタとお水。
ドイツに来たのに、これが初めてのビールです。
冷えてて美味しかったです。

パスタは各１１.５ユーロ、ビール4.9ユーロ、水6.9ユーロ、計３４.８ユーロでした。

食後、お水を買いにレーゲンスブルク駅に来ました。

レーゲンスブルク中央駅 駅

明日のウィーン行きの電車のホームの場所を確認して、2階のコンビニでお水を買いました。
炭酸入りを買わないよう、ネットで調べました。

駅内のスーパーも行ってみます。

野菜や果物

珍しくてつい写真を撮ってしまいました
ここでは紙コップだけ購入

ホテルで電気ケトルを借りたのですが、熱い飲み物を入れられるコップが無かったため。でも、結局ケトルは使いませんでした。

このあと気付いたのですが、マクシミリアンホテルのロビーにはコーヒーメーカーや紅茶、お菓子が置いてあり、お部屋に持って行けるようになっていました。

マクシミリアンホテルに戻って来ました。
駅からはすぐです。

正面が夕飯を食べたレストラン。

このあと部屋に戻り、明日14時25分発のウィーン行き電車に乗るまでの予定を考え、迷ったのですがトゥルン&タクシス城の10:30～の見学ツアーに行ってみる事にして、ネットから予約しました。

部屋の窓からはライトアップした大聖堂も少し見えました。レーゲンスブルクにいる事に興奮しながらも、12時頃就寝しました。

この日の11,801歩
幸せな1日でした♪

ユーロスターズ パーク ホテル マクシミリアン ホテル