2025/08/19 - 2025/08/31
46位(同エリア54件中)
壱岐照三さん
写真はウイントフック中心部のウイントフック駅にあるトランスナミブミュージアムの看板。ナミビア国営鉄道にあたるトランスナミブは今は貨物中心の鉄道輸送に徹していて、一部の観光列車以外は旅客は扱ってない。
旅程
8月19日 東京→シンガポール(Zipair)
8月20日 シンガポール→アディスアベバ経由→ヨハネスブルク(エチオピア航空)・・・(1/5)
8月21日 ヨハネスブルク→ウイントフック(Airlink)
8月22日 ウイントフック→オシカンゴ(アンゴラ国境)(Intercape・夜行バス)
・・・(2/5)
8月23日 オシカンゴ→サンタ・クララ(ナミビア国境)→ルバンゴ(Huambo Express・バス)
8月24日 ルバンゴ→ベンゲラ(Macon・バス)
8月25日 ベンゲラ→ルアンダ(Macon・夜行バス)
8月26日~29日
ルアンダ
8月29日 ルアンダ→ドーハ(カタール航空)
8月30日 ドーハ→マニラ(カタール航空)
8月31日 マニラ→東京(ジェットスタージャパン)
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
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朝6時30分発の飛行機だったので、ホテルの朝食はパスして空港のラウンジ(どれだったか不明)で朝食。こういう時は助かる。ヨハネスブルク空港にて。
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南アフリカ航空傘下のエアリンクだが、南部アフリカにそこそこの路線網を持っている。全てエンブラエル機で統一していて、最大でもエンブラエルE195の116シート、だが、こういうのも面白いと思う。
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私が乗る4Z120便。ヨハネスブルク空港にて。
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もちろん機内の朝食もいただく。
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ウイントフック空港は予想していたが、かわいい空港である。ここには写ってないが、ドイツからのB737のチャーター機が二機止まっていて、イミグレに行くと、そっちの乗客で混雑していたが、思ったほど時間がかからず入国できた。
さて、ウイントフック市内のホテルまでの足をどうするか・・・少しきょろきょろすると、「タクシー?」と一人の兄ちゃんが寄ってきた。聞くと450NADという。Yango(配車アプリ)で検索をかけると、175NADのオファーが二つ出てくる。「Yangoに比べれば高いんじゃない?」「Yangoを空港から使うのは、6月からイリーガルになっている。うそだと思うなら、あそこのカウンターのお姉さんに聞いてみればいい。」お姉さんに聞くと、もにょもにょ・・・みんな(悪い意味でなく)グルだよね、そもそも、お兄さん、あんたの方がよっぱどイリーガルじゃないの?、と口にしたいのはやめて、400NADでDONE。駐車場に行くと、やっぱ白タクじゃん(ウイントフックのタクシーはアルファベット1文字+3桁の数字が車体に大きく書かれているので、非常に分かりやすい。)、と思いつつ、乗せてもらった。
いいお兄ちゃんで、市内に行く道中の富裕層の家々とか、中国人は主にコンストラクションのため、大勢来ている、等、そこそこ最近情勢を聞きつつのドライブ。日本ではチャイニーズがコンストラクションに関わることは(実質)禁止しているので、ナミビアもそうすればいい、と言っても良かったが、東アジアでの偏見(?)をアフリカに持ち込むこともない、と思ってやめといた。・・・・
グッドドライピンク、ということで、当初言い値の50NADをプラスして渡した。私が泊まった宿のフロントに掲げていた送迎価格にも450NADとあったので、Yangoはともかく、タクシー利用ではこの程度の相場でほぼ間違いないのでは。 -
チェックイン後、街歩きを開始。まずは明日乗るインターケープの乗り場確認も兼ねて、トランスナミブ(ナミビア国営鉄道)のウイントフック駅へ。文化遺産のように扱われているが、私的には現役でいてほしい。中国の力を借りたとしても。・・・写真はウイントフック駅。
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ウイントフック駅。ホームへの跨線橋はそんなに古くない。ウォルビスベイまでは観光列車が走っている、とも言うが。・・・
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ウイントフック駅の駅舎内。この駅はドイツ領時代に作られているが、南アフリカ領になったのは第一次世界大戦のヴェルサイユ条約後なので、南アフリカ領時代の方が長い。「駅前通り」は「Bahnhofstreet」と言うが、シュトラーセでないところがミソ。
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ウイントフック駅の正面。
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ホームには入れるのだが、貨物も含めて、現役っぽい雰囲気がない。ウイントフック駅にて。
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駅前は簡易鉄道博物館のようになっていて、色んな車両を置いてある。ウイントフック駅にて。
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政府の各機関は市内に散らばっていて、かつ、かわいいビルも多い。国防省の建物が案外ぼろっちくて、意外な気がしたのだが、さすがに写真は取れず。私は国防省は軍事施設ではなく、行政施設と思うのだが、そんな説は通じないだろう。
写真は環境林業観光省。この組み合わせは、日本では考えつかない(?)が、ナミビアの風土に合致するのか。・・・ -
OKストアのナミビア版(?)、OK foods。ショップライトグループの傘下とのこと。Independence Ave.店にて。
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私はジャカランダを街路樹にすることに絶対反対派なのだが、よく南アフリカの都市でジャカランタの花がきれい、とか言って花の写真と一緒に載せている人がいるが、どうかしている(?)と思う。当地はちょうど春から夏に向けての季節でジャカランダの樹も葉っぱもなく(!)素顔をむき出しにしているのだが、こんな爪楊枝のようなとげだらけの樹の枝が万が一落ちてきたら、誰が責任を取るのだろう。私はこんな「素顔」を知らず、ボツワナのハボローネでジャカランダの樹(葉っぱが茂っていて良く分からなかった)に突っ込み、大変な目にあったことがある。ウイントフック市内にて。
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有名な独立記念館。この建物の高層部分に資料館・レストランがある。私も平壌に行ったことがあるので、北朝鮮風の建物はすぐに(?)分かる・・・ということで、北朝鮮が設計、建築した建物である。
昭和な私にとっては、それよりも資料館の中で出てくるSWAPO(南西アフリカ人民機構)という言葉が懐かしい。昭和のアイドルに出会ったような感じである。(ちなみに現政権はSWAPOである。念のため。)中学生の頃、スワポーというあだ名の友達がいたが、そのくらいニュース等でもやっていた。独立が1990年なので、まさしく昭和と共に歩んだはず(?)である。
今はSWAPOは政党の1つだが、議会における得票率がだんだん下がってきている。南アフリカのANCは過半数を維持できず、既に連立与党となっている。昭和は遠くなりにけり、か。 -
初代大統領のサム・ヌジョマの像。これも北朝鮮風だが・・・SWAPOの初代議長でもあるが、今年の2月に亡くなった。
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資料館の入口にある絵。しつこく書くのもなんなのだが、北朝鮮風の絵だよねえ。独立記念館にて。
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キャプションに「Wilbard Nakada Tashiya」とあるが、横顔の雰囲気と名前の綴りから、謎の日系人かと思ったのだが・・・Swapoの軍事組織PLANの司令官で、1978年に戦死、とのことだが、日本人とは関係ないらしい。NAKADAとかいう名前があるんだ。・・・ナミビア海軍のウォルスベイにある基地はウィルバード・ナカダ・タシヤ基地、となっている。
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このスイスの石油会社、プーマエナジーというのも知らなかった。そこそこある。
https://pumaenergy.com/country/namibia/
ウイントフックにて。 -
夜ご飯は悩んだのだが、ヒルトンの向かいくらいにあるインディペンデンスアベニュー沿いにある「The Roadhouse Deli & Grill」
入口が怪しく中が広い。・・・ここに限らないが「wrap」というジャンルの料理があり、何かと思ったら写真のようにお肉類をホイル焼きにしたもの。ピールを3杯飲んでいるが、写真にはない。 -
ホテルの部屋のコンセント。左のCタイプはいいのだが、右のB3は持ってきていない。スーパーでも変換プラグが売られているので、混在しているのが混乱の元のような気がするのだが・・・ホテル・ペンション・シュタイナーにて。
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このホテルのテレビはアンテナ線を抜いて、インターネットテレビとして割り切っている。日本国内でも時々あるが、こういうのは、みんな各コンテンツにログイン(アカウントを持っている場合)して観るのだろうか。怖くて(?)ログインはしたことがない。
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朝ごはんは普通のコンチネンタルスタイル。卵料理も一品頼める。
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中庭にはこじんまりとしたプールがある。
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ランドマークのヒルトンホテル。昔は「そんなにブランドホテルが好きなら、アフリカの奥地にあるヒルトンホテルに泊まればいい。」という定番の揶揄(!)があったが、最近は・・・。昔、東京にマリオットが二つしかなかった頃は時々行ってたけど、今は何かというとマリオット(その前はスターウッドだったが)なので、・・・おっと、インディペンデンス・アベニューにて。
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スタンダード銀行やFNBが強い中、頑張っている地場最大手のウイントフック銀行。
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Post st.Mallにあるギベオン隕石(The Gibeon meteorites。本物だし、この展示の仕方でいかがなものか、と思ったが、まあ、あるところにはあるものだ。ウイントフック市内にて。
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Wernhilのショッピングモールにあるスーパーマーケットのmodelを上から見たもの。みなとみらいのOKスーパー本店を思い出した。
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Kenwoodの調理器具、炊飯器・・・またまた謎のブランドだが
https://www.kenwoodworld.com/en-gb
英国の調理器具メーカー。現在はデロンギの傘下、とのこと。 -
Wernhilのショッピングモールの看板。
https://wernhil.com/
ちょっとしたイオンモールくらいの大きさがある。 -
やはり、こういうところの中文は誰に向けて書いてるの、という感じよね。ちなみにウイントフック市内では中国人観光客はもちろん、駐在しているらしい中国人も全く見なかった。駐在している人は車での移動を徹底しているらしい。ちなみにJICAの手引書にもウイントフック市内は徒歩で歩かず、必ず車で移動すること、となっている。ウイントフック市内にて。
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欧州ではよくあるのだが、いわゆる「ゆうちょ銀行」をアフリカで見たのは初めてではないだろうか。写真は本店。
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このように「シュトラーセ」と「アベニュー、ストリート」が混在しているところが面白い。ウイントフック市内にて。
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Slowtownはナミビアの地場コーヒーチェーン。
https://slowtowncoffee.com/
7店舗しかないかわいいチェーンだが、南アフリカ資本のHungry Lionあたりにも対抗できるようになるか。CBD店にて。 -
Slowtownで休憩。
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今日は18時発の夜行バスでアンゴラ国境のオシカンゴ(Oshikango)にインターケープバスで向かう。JICAはアフリカ全土で夜行バスの乗車を禁止しているが、前に乗ったハボローネ→プレトリアの昼行便の様子から、ここだったら大丈夫、と決めた。インターケープはナミビアまでが営業範囲で北限にあたる。
ナミビア市内には、長距離バス乗り場(Mandume通りに面した乗り場)にもインターケープのブースがあるが、乗り場としてはトランスナミブのウイントフック駅前のインターケープの営業所の前から出発する。待合室、切符売り場もあるが、出発時刻表示がないのが玉にキズ。写真は待合室のスマホ充電コーナー。
ここでアジア系のカップルがいたのだが「バスがもうすぐ出るよ」と一言言ったのが最後に聞いた日本語(ケープタウン行きに乗って行った)で、帰路、ドーハに着くまで日本語は聞かなかった。ウイントフック・インターケープ乗り場にて。 -
これが私の乗るバス。この日は(他の日もそうかも知れないが)盛況で3号車まで出た。
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3号車まで出た原因の一つが、アンゴラの学生の団体旅行(サマーキャンプの類ではないだろうか。)が入ってたのがあり、引率の先生がインターケープ職員と色々とやりあっていた。「ティーチャー」と呼ばれていたので、ナミビアではポルトガル語は話さないこと、みたいな取り決めがあったのかも。
写真の左端の白のTシャツの人がその「ティーチャー」で、英語・ポルトガル語がほぼ完ぺきなバイリンガルの人で、インターケープのこれまたやり手姉ちゃんみたいな職員と渡り合っていた。そもそも学生の荷物が多すぎる(超過料金で議論していた)のも原因と思ったが。 -
バスはイリサール製。スイスのシャフハウゼンで出会って以来である。スペインのバスクにあるバス専業メーカー。VWのVolksbusというのもナミビアで初めて見たが、VWのシャーシメーカーとのことで、アフリカとか南米に強いらしい。
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翌0時半ごろ。ツメブ(Tsumeb)のガソリンスタンドで休憩。手前に24時間営業のコンビニがある。ナミビアはメイン道路は舗装もきちんとしていて、インフラが整っている。一般道で120キロという制限速度標識があるのは、若干疑問(?)ではあったが・・・中央道は80キロ制限で100キロ出せるところはない。
この近くに世界最大の隕石「ホバ隕石」がある。何と60トン、とのこと。ツメブまで行けることが分かった(!)ので、次回、考えてみたい。ツメブにて。
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