2度目のバルカン半島は6ヶ国ツアー③ザダル・スプリット・モスタル編

2025/08/18 - 2025/08/18

久しぶりの投稿は、久しぶりの添乗員同行ツアーで2度目のバルカン半島に行ったことがきっかけとなりました。
アルバニアや北マケドニアなど、なかなか行きにくい国を見て楽しんで来たので、写真だけではなく旅行記として残そうと思ったのでした。
とはいえ帰国後に投稿しようかなと思い立ったため、備忘録になる最低限の写真しか撮っておりません。

HIS『クロアチア・スロベニア・バルカン半島　6ヵ国周遊9日間　ターキッシュ　エアラインズ利用　ボスニア・ヘルツェゴビナやモンテネグロ、アルバニア、北マケドニアを含む一筆書きの効率的な行程！』
ターキッシュエアラインズならANAと同じスターアライアンスなのでラウンジも使えるし、マイルもANAに加算出来る…
そして最終日には嬉しいサプライズもありました！
それと、いくつかある南東欧のツアーの中で、このツアーが8つの世界遺産を含む12都市周遊という、盛りだくさんでお値段も他社さんよりは若干お安めでした。
とはいえコロナ後、航空券やホテル代、ツアー料金など本当に高くなりましたね…
いつも航空券とホテルだけで旅行している我が家にとっては、今回は清水の舞台から飛び降りるような額でした…
参加者は羽田から18名と現地合流する1名の計19名です。

この日は計算が間違っていなければ36カ国目のボスニア・ヘルツェゴビナ入国になります！

1日目　8/15(金) 東京(羽田)発　21：45 TK199(約13時間5分)
2日目　8/16(土) イスタンブール着　4:50
　　　　　　　　 イスタンブール発　7:15 TK1061(約2時間15分)
　　　　　　　　リュブリャーナ着　8:30
　　　　　　　　ブレッド湖(聖マリア教会、ブレッド城)～ポストイナ鍾乳洞
　　　　　　　　～オパティア(クロアチア)泊
3日目　8/17(日) 世界遺産プリトヴィッツｴ湖郡国立公園～世界遺産ザダル旧市街地～ザダル(クロアチア)泊
4日目　8/18(月) スプリット(世界遺産ディオクレティアヌス宮殿)～モスタル
　　　　　　　　(ボスニア・ヘルツェゴビナ)世界遺産スターリ・モスト～モ
　　　　　　　　スタル泊
5日目　8/19(火) ドブログニク(クロアチア)世界遺産フランシスコ教会、大聖堂、城壁ウｵーク　ツァブタット泊
6日目　8/20(水) コトル(モンテネグロ)世界遺産トリプン大聖堂～スペンティ　　　　　　　　ステファン～ティラナ(アルバニア)泊
7日目　8/21(木) ティラナ(スカンデルベルグ広場、クロックタワー、マザー
　　　　　　　　テレサ広場)～ベラート(アルバニア)世界遺産ベラート城～オ
　　　　　　　　フリド(北マケドニア)泊
8日目　8/22(金) オフリド(聖ソフィア大聖堂、サミュエル要塞、聖ヨハネカ
　　　　　　　　ネヨ教会)～スコピエ(北マケドニア)石の橋、マケドニア広場
　　　　　　　　～スコピエ空港へ
　　　　　　　　スコピエ発　20:20 TK1006(約1時間40分)
　　　　　　　　イスタンブール着　23:00
9日目　8/23(土) イスタンブール発　2:00 TK188(約11時間20分)
　　　　　　　　東京(羽田)着　19:20

金額はクレジットカード引き落としの時の実際のレートです
EU(スロベニア・クロアチア)及びモンテネグロ　1ユーロ　￥178.757～179.262
ボスニア・ヘルツェゴビナ　兌換マルク(コンバーチブル・マルク) 1BAM ￥91.850～91.915
北マケドニア　1MKD(マケドニア・ディナール)　￥2.9097～2.9104
アルバニア　レクですが使用せず　100レク＝1ユーロで受け取ってくれました

エリア モスタル(ボスニア・ヘルツェゴビナ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 5.0

• 交通手段: 観光バス 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: エイチ・アイ・エス

旅行4日目　8/18
今朝も４時起き…日本でのグーたら生活からは考えられません笑

ホテルの窓から
周りはこんな感じで何にもありません

ホテル ポルト ホテル

ホテルのレストラン

まあまあ美味しく食べました
しかしながら昨日のオパティアのホテルと違いがあり過ぎて…

ホテルの中庭ですが、喫煙所になっていました…

アメリカで言うモーテルのような感じ？

ゲストは私たちのグループとフィリピン人のグループのみでした

この日は出発が9時と遅く、朝食後に歩いてスーパーに行ってみました
Kaufland Zadar-Sinjoretovo
Ul. 4.Gardijske Brigade 69, 23000, Zadar, クロアチア

通りを挟んで向かい側にも大きなスーパーがあります

昨日、チェックインした時に「夜に行くこともできますよ。治安も悪くありません。」と聞いたのですが、街灯も暗く、初めて行くところなので諦めていました
ホテルから10分くらいでしょうか
やはり夕べ出掛けなくて良かったと思いました
ホテルから歩道のある大きな道に出るまでが、街灯も少ない上に、結構スピードを出す車が歩行者のすぐ脇を通ります
木の枝が通りにせり出していて、それを避けると道路の方にはみ出して歩くことになり、こちらは自動車は日本と逆の右側通行なので、とても危ないと思いました

値段は安いと思います
売り場半分は日用生活品でした
魚売り場は冷凍のものしかありません
ちょっといけば海だから？

こちらのスーパーは朝の7：00からオープンしていて、焼きたてのパンを買いに結構朝からお客さんが来ていました
営業時間　7:00～22:00
日曜定休

帰りも途中までは歩道がある道を通って帰ります

次のスプリットまで150キロ
途中のトイレ休憩でバスはRest Stop Krka Westというサービスエリアに止まりました。
この辺はクルカ川と海が合流しています

Rest Stop Krka West その他の店舗

サービスエリア内にある高速のトンネルをくぐれば、また違った景色が見れると聞いて、写真を撮りにVidikovac Krka-Istokまで走りました
遠くに見えるのはスクラディンという小さな町、そしてこのクルカ川をずっと右手奥に遡ればクルカ国立公園へ

スプリットに着きました
以前、ツアーにご一緒した方が、今まで旅行したなかでスプリットが1番良かった、というのを聞いて、どんなところだろうと思っていたのです

スプリットのランドマークの鐘楼

スプリットの史跡群とディオクレティアヌス宮殿 史跡・遺跡

前庭ヴェスティブル
皇帝の私邸の玄関の役割をしていた場所

男声合唱のクラッパ(アカペラのコーラス)が歌い始めました♪

すごく混んでいて…ここで前の方がガイドさんを見失い、それに続くメンバーも一瞬迷子に…
いま、見返してみると、左下に手を挙げてアピールしているガイドさんがいました笑

この辺は、いろいろな様式の建物があって面白いところです、とガイドさん♪

細い路地も素敵です

ここも♪

右手の黒い像はグルグール・ニンスキ像
左足の親指に触れると、幸運が訪れると言われているのでピカピカ

石造りの街の散策もまた楽し

またペリスティルという広場に戻って来ました
何やら当時の衣装を着た方たちによるパフォーマンスが始まるようです

ここでフリータイムです

MSCアルモニア号というエーゲ海クルーズ船が寄港していました

スプリット港 海岸・海

お昼はこちらで
Bolero Restaurant &Weddings

ボレロ レストラン アンド ウェディング その他の料理

サラダ(こちらのトマトはとっても美味しい！)

ポレンタ(クロアチアではジュガンツィ)とプロデット(魚のトマト煮込み料理)
魚は臭みがあって、残念ながらどちらも苦手なお味でした…
ポレンタは、以前ルーマニアで食べたのですが、ルーマニアではママリガと呼んでいて、とうもろこしを砕いて煮込んだお粥のようなもので、呼び方が違うだけでした

ルーマニア語　ママリガ（mămăligă）
イタリア語　ポレンタ（polenta）
クロアチア語　ジュガンツィ（žganci）
ハンガリー語　プリスカ（puliszka）

約4時間150キロのドライブで国境を通過します

クロアチア出国　NOVA SELA Croatian Border Station
ボスニア・ヘルツェゴビナ入国　Border crossing Bijaca(BiH)
バス内にてパスポート徴収のみ、スタンプあり

モスタルに着きました
バスはCity Center Parkingに駐車します
高い塔は聖ペーター教会
その手前のカフェの壁の無数の穴は…もしかして弾痕？

日本も暑かったようですが、モスタルもスロベニア・クロアチアよりも暑かったです
私たちが着いた前の週は54℃になったとガイドさんから聞いて、一同「え～！」
内陸ですからね…夕方でしたが、焼けるような暑さでした

聖ペーター教会 寺院・教会

ガイドブックで見たような、爆撃されたまま崩れている建物…

バザールに入ります
観光客の姿が今までのクロアチアとは全く違います
スカーフで髪を隠し、くるぶしまでの長いスカートかドレス、そして濃い化粧
雰囲気がガラッと変わりました

モスタル旧市街の古橋地区 旧市街・古い町並み

1992年-1998年独立時の国旗
1992年にユーゴから独立した時は白い背景に国章が描かれたのみのデザインであり（白地に金色い縁取りに青い盾あり、盾の中には左左上から右下にかけて白い帯が斜めに走り、盾め青地には6つの金色の百合を描いたもの）、1998年までの期限付きで採用されたもの

DON’T FORGET’93

スターリ・モストから
ネレトゥヴァ川

スターリモスト橋 建造物

こんなに山に囲まれた美しい街だったのですね

左岸もまた美しい

ネレトヴァ川 滝・河川・湖

だいぶ歩いて来ました
向こうにスターリ・モストが見えます
この丸い石を敷き詰めた道が歩きにくい…

オールドバザール クユンジュルク 市場

コスキ・メフメット・パシナ・ジャーミヤ
1618年に建てられたイスラム寺院
モスリムの信者の方々はお祈りのまえにここで手足などを洗います

この辺で引き返しましょう

コスキ メフメド パシャ モスク 寺院・教会

いまだにこのようなものを売っているのですね

お土産屋さんには何でもあります

暑くてレモンシャーベットを食べました
ユーロ圏ではありませんが、ユーロが使えます
ちなみに通貨はコンバーチブル(兌換)マルク（BAM）、名前は、2002年までドイツマルクと1:1で交換可能であったことからついたとか

蝶やヤモリ？何か意味があるのでしょう

このお面も意味が…

まだちょっと時間があるので下の河岸まで降りてみました

スターリモスト橋 建造物

この旗の下で集合です

左から「モスタル旧市街の古い橋は2005年に世界遺産に登録されました」と書いてあるユネスコの旗、ボスニア・ヘルツェゴビナの国旗、モスタル市の旗

集合したので夕食会場のホテルまで歩いて移動します

途中、こんな壁画、何でしょう？

着きました
3つ星ホテルVilla Salviaの地下のレストラン

Villa Salvia ホテル

ブレク(ほうれん草入りのパイ)、ピーチジュース
海外のジュースは冷えていないです…
ブレクは温かくて美味しかった♪

チュヴァビ(ミンチ肉焼き)、ポテト、タマネギ、ピタパン
パンは残しましたがそれ以外はほぼ完食！

デザートはフルマジカやハルマシカ、フルマスィッカと呼ばれるシロップケーキ
フィナンシェのメープルシロップ漬けのようで、甘すぎ…

お食事を終えて、バスが置いてある駐車場まで歩いて帰って来ました
壁には無数の弾痕の跡…

モスタルの弾痕 史跡・遺跡

ホテルに着きました

ホテル ブリストル ホテル

ホテルの向かい側
2階は爆撃を受けたまま残されています

チェックインを待っています

ホテル・ブリストル・モスタル
スターリ・モストから2本北の橋のたもとにあるホテル
2つ星ということですが、いやいや、全然良かったですよ♪
なんてったってバルコニーにはテーブルと椅子があって、景色はネレトゥヴァ川とオスマン朝時代の影響が強く残るこの景色ですから！
そしてすぐ下の川沿いのオープンレストランは夜は満席で、雰囲気最高、人気なのが伺えます！

何の問題もありませんでした

この後は、近くのスーパーに皆さんと買い出しに♪
この旅行で物価が安いのはここボスニア・ヘルツェゴビナとモンテネグロだそうです
皆さん、チョコレートなどのお土産を本気買いしてます笑
スーパーの情報を残します
※クレジットカードが使えますが、総額のレシートしか渡されず、明細の方はレジの女性から渡されませんでした
私だけではなく、一緒に行った日本人みんなそうです
全ての商品の金額表示を覚えていたわけではないので、金額の確認が出来ませんでした
もし行かれる際は、明細もいただけるよう「Također, molimo vas da dostavite račun sa detaljima.」と言ってお願いして下さい

Amko komerc - PJ 50 - Supermarket
Alekse Šantića 4b
Mostar 88000
Bosna i Hercegovina

Tel: [phone]

Više(詳細)

Radno vrijeme(営業時間)
Monday
07:00 - 22:00
Tuesday
07:00 - 22:00
Wednesday
07:00 - 22:00
Thursday
07:00 - 22:00
Friday
07:00 - 22:00
Saturday
07:00 - 22:00
Sunday
08:00 - 20:00


入り口近くにはおこじきさんがいたり、通り沿いのレストランは雰囲気が良いのですが、歩道に面した席には若い綺麗な女性が何やら文章を書いたボードを見せて、小銭をもらうまで動きません…

机の上には造花ですがチューリップ
温かい気持ちになりました♪

狭いですが昨日よりはマシ

ベランダの下は…川沿いのオープンレストラン
賑わっていて楽しそう！雰囲気最高、人気なのが伺えます

連日6時起きなので夜は9時、10時には寝ています
日本では考えられない早寝早起きの生活です
寝る時に「まだ旅も半分なんだね～いろいろな人がいて楽しいね。明日は何があるんだろうとワクワクする。自分は世間が狭かったな～って思った。」と同行者
私も同じ気持ちです！

お休みなさい

この旅行記へのコメント （2）

• 砂布巾さん 2025/09/17 10:33:48

  先日は「いいね」ありがとうございました

  　私が訪問して25年余り。町は完全にではありませんが復興、特にスタリモストが往時の姿を見せてくれているのは嬉しい限りです。ただ民族の反目は残っているようで、そこが残念ですね。民族が違うだけであそこまで凄惨な殺し合いをするのは人間の愚かさであり、また実に悲しいことです。

  しんちゃんちかさん からの返信 2025/09/17 21:40:07

  Re: 先日は「いいね」ありがとうございました

  満足に勉強しないで旅行して来ましたが、モスタルはとても気に入りました。
  旧ユーゴスラビアそしてアルバニアは帰国後、どんどんその歴史を知りたいと思うようになり、昔の旅行記を拝見させていただいております。
  あれだけの殺戮があった国々が良く落ち着いてこうして観光客を受け入れられるまでになったと逆に思ったりもしましたが、おっしゃる通り人類は悲しい歴史を繰り返してしまうのには言葉がありません。