インドネシア散歩と乗り鉄　3日目　バンドンから在来線でジャカルタへ

2025/08/21 - 2025/08/21

　1日目　スカルノハッタ空港カプセルホテル→空港鉄道→国立博物館→イスティクラルモスク
　2日目　高速鉄道Whoosh→バンドン→アジアアフリカ会議博物館
☆3日目　バンドン→在来線→ジャカルタ
　4日目　ジャカルタ散歩

往路はタイ経由でインドネシアへ。
もう少し早く決断してたらキャセイの香港経由がコスパがよかったのですが。
復路はANAの特典航空券。ANAの国際線も片道で特典航空券が使用出来るようになってよかった。
タイは乗継だけの予定でしたが、結局2泊。やっぱりタイも楽しい。

昨日は高速鉄道でバンドンへ。
今日は、在来線でジャカルタへ。
在来線は高速鉄道とはまったく違ういい景色が楽しめました。

エリア バンドン(インドネシア)

おはようございます。
ホテルの朝食です。
基本ビュフェ方式。
右の麺はホテルの人が作ってくれました。

チェックアウト。

ホテル前に池が。
最新ではないですがスペースもゆったりしてて快適な宿でした。

アリオン スイーツ ホテル バンドン ホテル

ぶらぶら駅へ向かいます。

気になってけど利用出来なかった乗り物はこれ。
ドアを開け放しで街中を走り回り、歩行者を見かけると声をかけてきます。
すると写真のような感じでお客が乗り込んで行きます。

外国人でも構わず声をかけてきます。
行き先とか経由地とか瞬時にどう判断するんだろ？

面白かったのはギターを弾いて歌う兄ちゃんがステップに腰掛けてるのを見たこと。
ギターと半身は外に出てるんです。
日本のストリートミュージシャンもインドネシアでチャレンジしたらどうか。

バンドン駅北口。
どうも北口の方が長距離切符売り場もあり、メインの印象が。
ただし、でっかいショッピングセンター等は南側になります。

切符はアプリで取りました。
Access by KAIというアプリです。

なにやらこんな女の子が出てきます。
インドネシアっぽくないような…

アプリは英語表示可能。
日本のクレカで支払い可能。

面白いのは一つの都市に複数の駅がある場合、その全てを一気に検索することも出来ること。
東京で例えると、東京駅と新宿駅の双方を発着する東海道の特急の時刻や空席を調べられるイメージです。

駅にこんな装置が立ってます。
予約番号を打ち込むと紙のチケットが印刷されました。

この装置、右上の×を押したら初期画面に戻りました。
PC世代にはむしろそういう設計の方がわかりやすい？

これが切符

まだ時間があります。

地元の食堂に行ってみましょう。
歩き方に載っていた「アンペラ」。
スンダ料理の店とあります。

写真のように惣菜が並んでいて、好きなのを取ると店員が温めてくれます。
歩き方に載ってますが、日本人の感覚だと清潔感はちょっとアレだな～

野菜はサービスらしい。
店員さんがわざわざ持ってきてくれました。

さて乗車。

バンドン駅 駅

■PARAHYANGAN号　バンドン1305→ガンビル1604
プライオリティなる座席を利用します。
エグゼクティブより上です。
rp250K。2300円しないくらい。
往路の高速鉄道と似たような価格帯。決して贅沢じゃない。

電車じゃないよ。ディーゼル機関車牽引の客車列車。
それだけで自分なんかは喜びます。

インドネシア国有鉄道 交通機関

エグゼクティブ

プライオリティ

シートピッチはエグゼクティブと比べて劇的に広いわけじゃない。
座席の横幅は明らかにゆったりしています。

得意げに書いてますが、最初エグゼクティブに行ってしまい、係員に案内してもらったのは内緒。
プライオリティの車両は相当年季が入ってました。自分は気に入りましたが。
一つケチをつけると窓位置が外れでした。これは予想できない。

プライオリティ

左下にちらりと写ってる兄ちゃんくらいにはくつろげます。

年季の入った車輌であることがわかるでしょうか。

軽食、お菓子、水、謎の飲料つき。
この他温かい紅茶が来ました。

予備知識なしに乗りましたが、在来線は楽しい！
もし鉄道ファンがバンドンを訪れるのなら片道は在来線を利用することをお勧めします。

途中までは昨日フィーダー列車で通った区間。
高速鉄道との接続駅のパダラランを過ぎると急な登り坂に。

写真の下に見えてるのが高速鉄道。
こんな位置関係です。

線路は急カーブ連続。
時速50キロ程度。

車窓

なるほど普通列車の本数が少ないのも分かります。
日本なら18きっぷの難所になるような区間です。

鉄橋だ～！

分かりにくいですが、写真に写ってます。

鉄橋からの眺め。
結構高い。

高原ぽい。

小さな駅を通過。
チカドンドンでいいのかな。なんか楽しい駅名。

ときおり子供が手を振っているのが見えます。
それだけでも和む。

峠を越えたようです。

プルワカルタ駅。
廃車体が積まれています。

日本だとアフォが侵入して部品を盗みそう。

もう1枚。
ちょっと横から。

平野部に入りました。

複々線区間に入り、通勤電車をバンバン追い抜きます。

このあたりである感覚が蘇りました。
上越線や信越線に長距離列車が残っていた頃、上り列車で、群馬や長野の山々を越え、関東平野に入り、大宮を過ぎたときの感覚そのまんまなんです。

だんだんと線路沿いに建物が増えていきます。

…と、日本のアニメ「ワンピース」のあの旗が目に飛び込んできました！

あまりに一瞬のことでうまく写真に撮れませんでしたが。

この頃、この国では政府や権威への反発のシンボルとしてあの旗が使われることがあると伝えられていました。

終点ジャカルタ、ガンビル駅着。
1分程度の遅れだったと思います。

ガンビル駅 駅

プライオリティ車を横から。

ガイドブックにも書かれてますが、長距離列車の起点、終点であるガンビル駅にはなぜか通勤電車は停まりません。

日本で言えば、東京駅を山手線や京浜東北線が通過するようなものです。
写真の右の通勤電車は、特急列車からの下車客がいるホームを颯爽と通過していきます。
※しかも205系なのが笑える。

なぜそんなことをするのでしょう？
混雑緩和？
運賃体系が長距離列車と通勤電車で異なるから？
異国の人の考えることは分かりません。

プライオリティの乗客は、ポーターが荷物をエレベーターまで運んでくれるようです。

改札を出ます。

このガンビル駅、通勤電車が通過するだけでなく、路線バスも便利じゃない気がします。
長距離列車に乗る客はケチらずタクシーを使え、ってことでしょうか。

意地でトランスジャカルタ（バス）で宿は向かいます。
2回乗り換えてハルモニで下車。
トランスジャカルタはバスですが、バス停に改札があり、改札を出なければ新たに運賃を払わずに乗り継ぐことが可能です。
バスの車窓から街を見るのが楽しいってのもあります。

ガンビル駅 駅

今夜と明日の宿　イエロー ホテル ハルモニ ジャカルタ。

※写真は後に夜撮影したもの。

イエロー ホテル ハルモニ ジャカルタ
2泊で約8100円。
この他に翌朝だけ朝食を追加しました。926円。

ホテルの下の方は飲食店が入っています。
そこを通り抜けるか建物の脇を通ってホテルの入り口へ。

こんなイラストが迎えてくれます。

イエロー ホテル ハルモニ ホテル

これは…自分なんなかはインベーダーゲームを連想しちゃいます。

ご覧のとおり、新しいホテルです。
そして明らかに若者向けのデザインがされてます。

共用部のトイレの男女の表示も面白い。

こんな部屋です。

日本だと大人向けじゃないとかガキっぽいとか評されそう。
やはりインドネシアは平均年齢の若い国なんでしょう。

窓からの眺め。
北側です。
ジャカルタ北部はまだ高い建物は少ないです。

夕食は1階のSate Khas Senayanで。
サテ（焼き鳥）料理をメインとしたレストランです。

もう一度客室から。
北側。
遠くのあかりは港でしょうか。

これは廊下からだったか。
いずれにせよ東側の写真。

日本のNHKも映りました。
アニメのチャンネルまでありました。
これはフルーツバスケット。