2026/07/01 - 2026/07/14
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funasanさん
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バンドン駅からヒルトンホテルまでは徒歩10分ほど。「この距離なら歩ける」と考えたのが大誤算でした。車とバイクがあふれる道路、ガタガタの歩道を、重いスーツケースを引いて悪戦苦闘。汗だくになって、ようやくヒルトン・バンドンへ。
ところがホテルに一歩入れば、そこはまるで別世界でした。涼しく静かなロビーを抜け、11階のエグゼクティブラウンジへ向かいます。
まずはゆったりティータイム。そして夕方には、お楽しみのカクテルタイムへ――。バンドン市内の喧騒とヒルトンの静寂。その鮮やかな落差から、今回のホテル滞在記を始めます。
写真:ヒルトンバンドン:エグゼクティブラウンジ
◎ホテル上級会員の世界
https://www.amazon.co.jp/dp/B09GN879DN/
私のホームページに著書紹介、旅行記多数あり。
『第二の人生を豊かに』
http://www.e-funahashi.jp/work/index.htm
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バンドン駅(写真)に到着。今日から2泊する「ヒルトン・バンドン」までは、Googleマップによれば徒歩10分ほど。「この距離ならタクシーに乗るまでもない」と、重いスーツケースを転がして歩くことにしました。ところが、この判断が大誤算でした。
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地図で見ると駅からヒルトンまではすぐそこ。ほぼ一本道で、距離も大したことはありません。日本なら何の問題もない徒歩圏内です。ところが海外旅行では、地図上の「徒歩10分」と実際の徒歩10分はまったく違うことを、このあと身をもって知ることになります。
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駅前に出ると、自動車とバイクが次々に押し寄せ、歩道もデコボコ。暑い中、重いスーツケースを引いて歩くのは予想以上の重労働でした。「素直にタクシーに乗ればよかった……」。わずか10分ほどの距離が、ずいぶん長く感じられました。
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汗をかきながら、ようやくヒルトン・バンドンに到着。そして玄関を一歩入った瞬間、そこはまるで別世界! 外の暑さと喧騒が嘘のように消え、目の前には白を基調とした明るく優雅な空間が広がっていました。何より、冷房の涼しさがありがたい!
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天井が高く、奥まで続く開放的なロビー(写真)。大きなガラス窓から光が差し込み、緑や水を取り入れた造りも涼しげです。つい先ほどまで、デコボコの歩道でスーツケースと格闘していたのが嘘のよう。
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ホテルに到着したのは午後2時頃。まだチェックインには少し早い時間でした。フロント(写真)でヒルトン・ダイヤモンド会員であることを伝えると、スタッフが11階のエグゼクティブラウンジへ案内してくれました。
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エレベーターホールも床が磨き上げられ、清潔感は申し分ありません。ただ、白と黒を基調にしたモダンなデザインは少々無機質な印象を受けます。これは好みの問題ですが、私は少し古風なヨーロピアンスタイルのホテルの方が落ち着きます。
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ヒルトン・バンドンは12階建てで、エグゼクティブラウンジは11階。6階にはレストランとスイミングプール、5階にはスパとフィットネスクラブがあります。
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エグゼクティブラウンジ(写真)に一歩足を踏み入れた瞬間、思わず心の中で「Good! Good! Good!」。落ち着いた木の床、ゆったりしたソファ、そして明るい窓辺。これは私たちの好みです。
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まずは夫婦そろって受付の椅子に座り、ここでチェックイン。満面の笑顔で迎えてくれたスタッフは流暢な英語で、しかもゆっくり丁寧に説明してくれたので、私にもわりとよく理解できました。
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ラウンジの営業時間は12時~21時、コーヒー&紅茶もこの時間帯に利用できます。イブニング・カクテルは17時~19時30分。なお、17時以降は12歳未満の子供は利用できないなど、落ち着いたラウンジ環境への配慮もされています。
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改めてラウンジを見渡すと、想像していた以上に広々としています。大きな窓からバンドンの街を眺められ、テーブル席からソファ席まで十分な余裕があります。さて、チェックインも済んだところで、次のお楽しみはアフタヌーンティータイムです。
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ホテルによって大きな差が出るのが、このアフタヌーンティー。直前に泊まったシェラトングランド・ジャカルタが実に豪華だったので、ヒルトン・バンドンにも期待が膨らみます。写真:ナッツ・ドライフルーツ類
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ところが食材カウンターをのぞいてみると……「あれっ、これだけ?」。小さなチョコレートケーキとイチゴが中心。正直なところ、ちょっと拍子抜けしました。
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フルーツバスケットもありますが…
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一方、紅茶のラインアップはなかなか立派です。Dilmah(ディルマ)の紅茶がずらり。ジャスミン・グリーンティー、ブリリアント・ブレックファスト、セイロン・グリーンティー、ペパーミント、カモミール、アールグレイなど、気分に合わせて選べます。
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そして私にとっての大ヒットが、このコーヒーマシンでした。カフェラテを作ってみると、これが実に濃厚。コーヒーの苦味とミルクのコクがしっかり感じられ、まさに私好みの味です。「これは旨い!」
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現在は糖質制限中なので、豪華なスイーツが山ほど並んでいても困ります(笑)。そこでイチゴを数個と小さなチョコレートケーキを一つだけ。そして、濃厚なカフェラテ。これで十分満足。
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私たちの部屋はラウンジ階と同じフロアーで、大きなベッドが2台並ぶゆったりしたツインルーム。大きな窓からバンドンの街並みを一望できます。明るく開放感があり、まずは満足!
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反対側から見るとこんな感じ。大型テレビにデスク、収納スペースも十分です。木目を多く使ったインテリアで、派手さはありませんが落ち着いて過ごせそうです。
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そして驚いたのがバスルーム。ベッドルームとは大きなガラスで仕切られ、中央には独立型の大きなバスタブ。かなり開放的な造りです。
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バスタブとは別に独立したシャワーブースを完備。大きなレインシャワーもあります。トイレも同じバスルーム内ですが、それぞれガラスで仕切られています。全体として、広さ、眺望、設備とも十分。2泊するには快適そうな部屋です。
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部屋に入って大きなミラーを見ると、思わず足が止まりました。
「Thank you for Being our Diamond Member Mr. Eiji Funahashi」
なんと私の名前まで入れて、カラフルな文字とイラストで丁寧に手書きされています。印刷されたカードではありません。これだけ書くのも結構な手間でしょう。
ダイヤモンド会員とはいえ、ここまで歓迎してもらうと、こちらが恐縮してしまうほど。ホテルスタッフの「ようこそヒルトン・バンドンへ!」という気持ちが伝わってきました。 -
テーブルには、籠にきれいに盛り付けられたウェルカムスイーツが用意されていました。先ほどラウンジのティータイムを見て「食べ物はちょっと寂しいなぁ……」と思ったばかりでしたが、部屋に戻ればこちらが待っていました(笑)。
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11階の客室から眺めるバンドンの街。眼下には鉄道も走っています。今回のヒルトン・バンドンは、1泊35,000ポイント×2泊=70,000ポイントで宿泊しました。ヒルトンポイントは全世界で使えます。
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ポイントを使って客室代を抑えながら、ラウンジでティータイムやカクテルタイムを楽しみ、さらに朝食ビュッフェも無料で頂ける。「ポイント宿泊」と「ダイヤモンド会員特典」の見事な融合です。
写真:6階の屋外プール。 -
ホテル5階にはスパとフィットネスクラブがあります。いかにも高級ホテルのスパらしい静かな雰囲気です。
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スパの奥へ進むと、水盤と石のオブジェを配したモダンな空間が広がります。右側のガラス張りの向こうがフィットネスエリア。
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ジムには大型のトレッドミルがずらり。有酸素運動用のマシンも揃い、ホテルのジムとしては十分な充実ぶり。
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こちらは筋力トレーニングのエリア。各種ウェイトマシンやベンチが並び、スペースにも余裕があります。
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ロッカールームにはシャワー設備に加えてサウナルームも併設されています。でも、実際には、バンドンの街歩きで汗びっしょり。
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5階のフィットネスから階段を一つ上がると、突然視界が開けて大きな屋外プールが現れます。プールサイドも広々として、南国リゾートホテルのような雰囲気。家族連れでかなり賑わっていました。
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驚いたのが、プールサイドに設けられた専用のキッズスペース。滑り台などの遊具も用意されています。「子供を連れて安心して滞在できるホテル」というヒルトンの狙いが、こんなところからも見えてきます。
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そしてプールサイドには、こんな立派なレストランまであります。子供たちはプールやキッズスペースで遊び、大人たちは開放的なレストランで食事やビールを楽しむ――。ホテルの中だけで家族全員が一日楽しめるように造られているのでしょう。
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夕方になり、再び11階のエグゼクティブラウンジへ。昼間のティータイムとは雰囲気が変わり、スタッフも忙しく料理を準備しています。
見知らぬ外国の街で、夕方になってから「さて、今夜はどこで食べよう?」とレストランを探し、歩き回るのは結構疲れます。Grabで出かければ交通費もかかり、当然レストラン代も必要です。 -
その点、ホテルの中、それもエレベーターで11階へ上がるだけで夕食代わりの食事とお酒が楽しめる。これはシニア旅行では想像以上に大きなメリットです。
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まずは、オードブル類から。チーズにアーモンド、ヒマワリの種、カボチャの種など。ドライフルーツやディップ類も並びます。豪華さはありませんが、ワインのお供には十分。特にナッツとチーズがあるのは、糖質を控えている私にはありがたいラインナップです。
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こちらはインドネシア料理。表示には「Dendeng Sambal Ijo」。牛肉を使った料理に、青唐辛子系のサンバルを合わせた一品のようです。隣には一口サイズにきれいに盛り付けられた料理も並び、ラウンジらしく少量ずついろいろ試せます。
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「Homemade Lumpia Udang & Egg Mayo」。
Lumpia(ルンピア)はインドネシアでも親しまれている春巻き。海老と卵を使い、マヨネーズ系のソースを合わせた温かい料理です。一皿ずつ小分けされ、見た目にも工夫されています。 -
スイカ、メロン、パパイヤ、パイナップル、ブドウなど、南国らしい色鮮やかなフルーツが並びます。見事なデコレーションです。左側には小さなデザート類も。
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私が選んだ料理がこちら。牛肉料理を中心に、ハム、チーズ、ナッツ類などを組み合わせました。そして赤ワイン(妻のもの)を一杯。オードブルとしてはこれでいいのですが、イマイチ、メイン料理が…。
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最後は南国フルーツを少しと、カフェラテで締めくくりました。ただし、ジャカルタで宿泊したシェラトンのクラブラウンジのカクテルタイムが、種類・質とも充実していただけに、それと比較するとヒルトン・バンドンは物足りませんでした。
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それでも、知らない街へ夕食を探しに出かける必要がなく、ホテルのラウンジで夫婦ゆっくりワインを飲みながら一日の旅を終えられる。
写真:夜のプール -
料理の豪華さだけでは測れない、この「楽さ」と「安心感」。シニア夫婦の個人旅行では、これがラウンジ最大のメリットなのかもしれません。
写真:夜のロビー・フロント
→ヒルトン バンドン(その2)に続く
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