2025/08/14 - 2025/08/15
471位(同エリア1446件中)
こあゆきさん
この旅行記のスケジュール
2025/08/14
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車での移動
5分くらい。 徒歩でも15分くらい。
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そらの広場
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にいがた文化の記憶館
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車での移動
10分くらい
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ホテルイタリア軒 歴史資料室
2025/08/15
-
車での移動
5分くらい
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この旅行記スケジュールを元に
毎年恒例の夫婦ドライブ旅である、2025夏旅。
今年は福島市の実家に顔を出してお墓参りを済ませた後に会津に向かい、その後に新潟を回ってくることにした。
その5は、新潟市にそびえ立つホテル日航新潟をチェックアウトし、新潟市内の博物館を2つ見学。
その後、新潟市内のクラシックホテルであるホテルイタリア軒にチェックイン。ホテルイタリア軒の資料室や、予約していたディナーを楽しみ、創業者やホテルの歴史に想いを寄せた。次の日は新潟市歴史博物館みなとぴあを見学した記録。
その1 「 4回目のリッチモンドホテル福島駅前と回転寿司」
https://4travel.jp/travelogue/11996970
その2「 絶品の田楽と県立博物館と13回目の蕎宿湯神」
https://4travel.jp/travelogue/11998292
その3 「狐の嫁入り屋敷と河畔の宿碧水荘」
https://4travel.jp/travelogue/11998873
その4 「北方文化博物館とホテル日航新潟」
https://4travel.jp/travelogue/11999754
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- じゃらん
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ホテル日航新潟をチェックアウトした後は車で3分くらいのこちらへ。
新潟日報メディアシップという建物。新潟日報 メディアシップ 名所・史跡
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新潟夜景遺産とやらの展望施設に行ってみた。
ホテル日航新潟のばかうけ展望室を見てるから、こちらの展望室を目的に来た訳じゃないんだけど、来てみたら展望施設があったから行ってみることに。 -
最上階へ行くとこんな案内が。
朱鷺メッセとあるのがホテル日航新潟が入るビル。 -
こちらの展望施設、そらの広場から見る景色は新潟市内の街中の風景。
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案内と見比べながら眺めた。
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お、泊まったホテル日航新潟が見える!
残念だったのは、この「空の広場」でイベントがあり、展望スペースが狭められていたこと。
でも、ここが目的地ではなかったから仕方ないねーと、エレベーターで降りて来た。 -
で、本来の目的地はここ、新潟日報メディアシップ5階にある「にいがた文化の記憶館」。
「捕虜になった記者 小柳 胖」展のチラシを北方文化博物館で見ていて、興味がわいて行ってみたのだが、同じフロアに「會津八一記念館」もあって、會津八一って誰?と、こちらも入ってみることに。
會津八一とは新潟の著名な文化人で早稲田大学とかなりの繋がりがあった人らしいが、正直よくわからなかったのが残念。説明ボードを読みまくったし、映像もきちんと見たけど、結局、何をした人?という感じだった。恐らく新潟の人には尊敬の念を持って語られる人なんだろうけど、県外の観光客が見て理解できる展示ではなかった。會津八一の功績を伝えたいのか、彼の作品を見せたいのか、どちらかに絞った方がわかりやすいのにな、と。
一方、本来の目的だった「捕虜になった記者~」の方は凄く良かった。
戦時中、編集局長として戦争推進に協力する新聞を制作していた小柳さんが、召集された後、硫黄島で捕虜になり、ハワイの捕虜収容所で所長ケーリの下で戦争早期終結のために捕虜仲間の記者等とともに対日宣伝ビラを作っていた…という内容の特別展だった。
新潟日報の社長さんだった人の数奇な人生をいろいろな角度から考察されていて、凄く良かったし、勉強になった。
ここで何時間も見入ってしまい、本日の観光これにて終了。
本日の宿泊予定のホテルに向かうことに。新潟市會津八一記念館 美術館・博物館
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新潟日報メディアシップから車で10分かからないくらいのここが、この日のお宿。
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ホテルイタリア軒。
「軒」をそのまま「KEN」としているのがなんだか微笑ましい。 -
シンプルで尚且つちょっとした風格。
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エントランスは門司のプレミアホテルを一瞬思い出させた。
門司プレミアホテルは階段を上がった先がロビーとフロントだったけど、こちらのホテルイタリア軒は、この階段を上がらないで、階段の奥がホテルのフロントだった。ホテルイタリア軒 宿・ホテル
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階段を上がった先はバンケットホールのレセプションという造りなんだろうな。
この右側の通路の奥がホテルのフロントなので、宿泊、レストラン、バンケットホールと、利用する人の流れを分けて考えられているホテルなんだな、と思った。 -
有名なレストランマルコポーロは階段の手前。
ホテルの正面から入ったすぐ左側にある。 -
ホテルに入ってすぐ右側に品よく案内などのチラシが置いてあった。
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蕗谷虹児記念館の案内。
何故これがここに?
と思ったら。 -
蕗谷虹児は子どもの頃、この辺りに住んだことがあり、大人になってからイタリア軒を利用していたとかで、ホテル前に蕗谷虹児詩作の歌碑があるかららしい。
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ロビー。
なんとなく箱根富士屋ホテルのロビーを思い出す。 -
錦鯉もいる!
新潟県には小千谷市があるからね。 -
ホテルのフロント。
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エレベーターホールに創業者の写真が。
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ルームキーは木製の!カードキー。
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アサインされた820号室。
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部屋はこんな並び。
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部屋は普通のツインルームを予約していた。
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入ってすぐにクローゼット。
ハンガーがたくさんで嬉しい。 -
すごい!
バゲージラックが2つある!これ、凄く嬉しい。
大抵1つしかないから、夫婦それぞの荷物の1つは床置きしなくちゃならなくなってしまうから…。
他のホテルでも2つ置いてほしい。
消臭スプレー、使い捨てスリッパ、靴磨き、くつべら等。 -
ダブルサイズのベッド2台。
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客室の窓からの景色。
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この部屋は他の部屋より狭い部屋なのか?
普通窓際にあるだろうカフェテーブルと椅子が、本来ならデスクがあるだろう場所にある。 -
で、デスクはどこかというと、こちら。
ユニットバスルーム側の壁。
普段旅行中はテレビを見ないので、テレビの位置としてはイマイチでも問題ないのだが、このデスクの下に冷蔵庫があるので、飲み物の出し入れに面倒な位置だった。
デスクの椅子も邪魔なので、カフェテーブル側に移動させた。
よくよく考えたら、この部屋。
ハリウッドツインみたいにベッドをくっつけたら使いやすいのに~。そんなふうに思った。
部屋によって室内レイアウトが違うようなので、普通のホテルと同じようなレイアウトの部屋もあるらしいから、この部屋だけでの判断は難しいかも。 -
デスクの上。
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デスクの下にお茶の用意。
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ミニ冷蔵庫。
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バスルームはユニットバスだけど、バスタブは深め。
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シャンプー、コンディショナー、ボディーソープ。
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ドライヤー。
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アメニティ類。
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トイレはウォシュレット。
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部屋にはホテルの歴史展示室の案内もあって。
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ホテルイタリア軒の創業者の本、小説バージョンもあって、一晩で読み切った。
これ、凄く良かった。
小説バージョンだけど、きちんと史実に基づいていて、当時の新潟の様子もよくわかって読みやすかった。 -
こんな本もあったけど、ここまでは読めなかった。
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部屋で一息ついた後に、ホテルの歴史展示室に行ってみることに。
ホテル館内は美術館のように絵画や写真が飾られている。 -
エレベーターで5階へ。
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このホテルは多くのバンケットルームがあるのだが、5階もそんな感じだった。
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歴史展示室に行く途中にあった中世ヨーロッパの甲冑。
ほんとにこんな甲冑を着て戦っていたのかねえ?
なんて夫と話した。
こんな甲冑より、日本の戦国時代の鎧の方がよほど実用的だったのでは?と思うのだが。 -
昔のイタリア軒の模型。
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昭和初期のイタリア軒の写真。
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昔のイタリア軒の写真なのだが、日光金谷ホテルの昔の写真と似ている。
その頃の建物ってこんな感じなんだろう。 -
明治14年。
初代のイタリア軒の写真。 -
こちらは大正12年の二代目イタリア軒。
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創業者のピエトロ・ミオラ、イタリア人だそう。
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イタリア人のコックであるピエトロ・ミオラが来日してから日本に住むことになったきっかけ(大怪我をして治療のため残ることになった)、レストランを始めて新潟の鹿鳴館と言われるようになったこと、日本人女性との結婚やその後の人生が説明があった。
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歴史展示室は思ったより小さかったけど、雰囲気はとっても良くて、じっくり見てまわった。
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昔使われていたステンドグラスの照明。
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丁寧に保管されていたんだろう。
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昔のこの辺りの地図。
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さて、夕食は。
せっかくホテルイタリア軒に泊まるのだからと、事前にレストランにディナーの予約を入れていた。
因みにイタリア軒は日本で初めてミートソースを提供したレストラン。創業者ピエトロ・ミオラがイタリアの家庭の味として当時提供したのだとか。
なので、このレストランでミートソースのパスタを…と思ったのだが、朝食ブッフェでも食べられるようなので、夕食はコース料理を予約した。マルコポーロ グルメ・レストラン
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今回、予約したディナーはドリンクフリーなので、何を飲もうかな⁈とわくわくしながらドリンクメニューを眺めた。
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これ、ランチョンマットみたいに置かれているシートなのだが、実は今回予約したディナーのメニューの紹介シートなのだ。
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今回予約したのは、普通のディナーコースではなくて、月替わりの特別メニュー。
「新潟ガストロノミー&ビアフェスタ~120分飲み放題付き~」
“新潟の豊かな食材の恵みを追求した、この夏ならではの特別なフルコース”の言葉に釣られて予約したのだが、新潟のどこのどんな食材を使っているのか、このシートでわかるようになっていて、これを読んでお料理を頂くのが面白かった。 -
先ずは新潟のクラフトビール「胎内高原ビール」で乾杯。
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県産桃と南魚沼産生ハム
マスカルポーネのアクセント
いきなり桃と生ハム!
いきなりかなりの美味しさ! -
越後豊浦牛のビーフシチューのクリームコロッケ仕立て
県産茸のフリット添え
これ、どういうこと⁉︎ 度肝を抜かれた一皿。
クリームコロッケと書いてあったので、クリームコロッケの中身が牛のひき肉が入ったブラウンソースなのかな?と勝手に考えていたのだが、全く違った。
もう、めちゃくちゃ美味しい!
実際はタンシチューのようにほろっと煮込んだ牛肉にマッシュポテトやチーズをかけて焼いて、更にビーフシチューのソースをかけたようなお料理で、かなりボリュームもあった。
茸のフリットもカリッとして口直し的にバランスよく、本当に美味しかった。 -
次はパンとスープがやってきた。
スープの蓋が可愛い。 -
スープは日本海産 海の幸のビスクスープ。
ビスクスープも好物だけど、濃厚で香りが良くて上にのせられた夏野菜もなかなか良かった。 -
パンはこのレストランの名物パンであるらしいイタリアの国旗をオマージュした3色パンだった。
添えられているホイップバターがカジュアルで、出されるお料理の質が素晴らしいだけにちょっとしたギャップがあった。
でも私的には、バターケースに一切れずつカットされて出される冷え冷えのバターより、このホイップバターの方が使いやすくて好きなんだけど。 -
ドリンクを追加オーダー。
次は天然水仕込み 純米酒今代司。
グラスでサーブされた。
レストランスタッフの方々は何を聞いても親切にきちんと答えてくれて素晴らしかった。
お酒のことも丁寧に教えてくれた。 -
佐渡沖スズキのソテー
焼き茄子と玉ねぎのサルサアマトリチャーナ
サルサアマトリチャーナとはなんぞや?
塩漬けにした豚肉を刻んで入れたトマトソース、みたいなものらしい。
イタリアでは定番でパスタに使うのが一般的らしいが、それをお魚のソテーに。
でも魚とこのソースがよくあっていた。 -
更にハウスワインをオーダー。
お料理が美味しすぎて、お酒も進む。 -
八海山酒造の仕込み水で仕込んだ塩漬けポークロースのグリル
オリエンタルソース
牛ステーキよりポークソテーが大好きなので私なので、豚のグリルは嬉しい!
もちろん柔らかくてさっぱりしていて美味しかった。
このポークロースもスズキのソテーのソースに入っていたお肉も魚沼産のものなんだろうな。
魚沼にはブランド豚がいろいろあるって、今回初めて知った。 -
最後のドリンクはノンアルコールから、甘酒レモネードを選んだ。
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桃のヨーグルトパフェ
アールグレイの香りをつけて
デザートに至るまで本当に美味しいディナーだった。
かなりレベルも高くて、距離が近かったらしょっちゅう通ってしまいそうなくらい。
このホテルに泊まったら、夕食は絶対このレストランマルコポーロで食べた方がいいと強くおススメする。 -
翌朝の朝食はブッフェだった。
新潟の郷土料理もあって、品数は多くはないものの美味しく頂いた。ホテルイタリア軒 宿・ホテル
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シェフが作ってくれたオムレツ。
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新潟の郷土料理に加えて、ミートソースのパスタ。
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目の前で作ってくれる新潟産米のおにぎり!
朝食を頂いてのんびりしてから、ホテルをチェックアウト。
さすがレストランからスタートしたホテルだけに、このレストランで食事するためだけにここに泊まってもいいな、と思えるホテルだった。
宿泊自体も快適だし、新潟市の観光にも便利な場所にある。
駐車場は地下にあって、我が家は今回地下駐車場に停めたけれど、地下駐車場はとにかく古いので(いつの時代からの駐車場なんだろう?と考えるくらい古くて狭い)それなら近くの提携駐車場の方が安心だと思う。(こちらも本当にすぐ近くで、ホテル宿泊者の駐車料金は地下駐車場と同じ)
これ書いてたら、また行きたくなった…。 -
ホテルイタリア軒をチェックアウトして向かったのはここ、新潟市歴史博物館。
新潟の歴史上の建築物を移築して博物館としている。 -
先ずは旧新潟税関。
明治時代、新潟港が国際港として開港し、横浜みたいな賑わいを見せていたそう。
その当時の税関庁舎。 -
海に向かって建てられていたそうで、新潟港に入ってくる外国の船が先ず向かうところだったらしい。
ホテルイタリア軒の客室にあった本の中にも、ピエトロ・ミオラを乗せた船が新潟港に入ってきてここに来た描写がある。 -
中はこんなふうになってた。
右側のパネルにいろいろ説明があった。 -
こんな部屋も。
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廊下は昔の学校みたい。
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こんな展示も。
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タイムマシンがあったら、この様子を見に行きたい…。
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当たり前だけど、この建物がその頃と同じ。
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建築に関しては詳しくないけど、しっかり読む!
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歴史博物館の敷地内には当時を思わせるような川も作られている。
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石庫というらしい。
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旧第四銀行住吉町支店だった建物。
こちらは裏側。
どこから入れるの?と、結局ぐるーっとまわってしまった。 -
第四銀行住吉町支店、正面。
入り口を探したのに、見つけたら工事中で入れなかった…残念。 -
気を取り直して歴史博物館本館へ。
新潟市歴史博物館みなとぴあ 美術館・博物館
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エントランス。
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吹き抜けロビーに受付や売店があった。
常設展、特別展やシアターがあって、我が家あるあるだが、あまりにじっくり見て周りすぎて、結局全部見て回ることができなかった。
よし、また来るぞ! -
歴史博物館からホテル日航新潟や朱鷺メッセが見える。
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フェリーも行き来していた。
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